旅日記 ~「名鉄乗り回しの旅 2019」その8・黄昏時の豊川線~
(前回「名鉄乗り回しの旅 2018その7・台風12号と小牧線」からのつづきーっ!)
(「その1」はこちら)
2017年9月10・11日の2日間で名鉄(名古屋鉄道)全路線を乗破してやろうと企てたが無知で無謀過ぎて達成出来ず、2018年7月に再チャレンジし、2019年1月の再々チャレンジでやっと完乗出来たおハナシ。
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2019年1月13日、愛知県の東の入口「豊橋(とよはし)」駅西口にあるイタリア料理屋「HELP」に飲みに行くついでに、「今回で名鉄を完乗させてやるっ★」と強い意志を持って行動を開始した。
名鉄の未乗区間は以下のとおり。
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やぢるしの線ーーーーーっ★↓
■…豊川線
■…三河線(碧南方面)
■…三河線(猿投方面)・豊田線
これらの他に「■築港線」もあるが、この路線は1日に数往復しか走らない、港湾工業地帯勤務の方向けのダイヤになっているので、「ついで」で回るには非常に難しい。
(この線をメインにプランを立てなければ無理)
関東で言えばJR鶴見線の「大川(おおかわ)」駅、関西で言えばJR和田岬線の「和田岬(わだみさき)」駅と同じ存在。
今回は1人旅で、お宿はいつもの豊橋駅前の「東横イン」なので楽勝だ♪
豊橋駅は、地図の右下の終点だよん。
…ってなワケで、毎度毎度の「東京(とうきょう)」駅。
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毎度の「こだま」ちゃぁぁぁぁ~~~~ん★
東横インのチェックイン開始時間が16時なので、それに合わせて東海道新幹線に乗っている。
大抵は「こだま659号」に乗っているのだが、今回は「HELP」での待ち合わせ時間に余裕があったので、30分遅い「こだま661号」ちゃんに乗り込んだ。
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古ぅぅぅぅぅーーーーーーい★
今や古めかしさも感じるようになってきた、3色LEDの表示器。
…そう、この列車は引退が近い「700系」という車両だ。
お顔がカモノハシみたいなぷりちーなヤツね♪
車内はこんな感じ。
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とぉーーーーかい★
座席の色が薄い青色なので、JR東海の編成だ。
JR西日本の編成は、座席が紺色でシックなのよん♪
アナウンス前のメロディも「いい日旅立ち」で、旅情タップリなのだ★
(西日本に向かうのに「♪雪解け~間近の~北の空~に向か~い~」という歌詞は考えないでおこう)
いつもどおりに「2号車12番A席」に座る。
ほぼオラの指定席だなや。(笑)
列車は走り出し、1つ目の「品川(しながわ)」駅を発車した。
すると、ほどなく…
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横須賀線が横ッスか★
並行して走る横須賀線が最高速でヒーヒー言って走っている横を、シンカンセン様は涼しい顔をしてさらに高速で追い越して行く。
横須賀線を追い抜くと、すぐに…
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たまりばーーーーーーーっ★
東京都と神奈川県の境目を流れる「多摩川(たまがわ)」だ。
左が東京都の大田区で、右が神奈川県川崎市の武蔵小杉。
「小田原(おだわら)」駅を過ぎて相模湾と伊豆の島々を眺めた後は、夕日がマヴすぃのでカーテンを半分下ろしてマッタリ。
静岡県の景色はスルーしよう。(笑)
そして、愛知県に入って数分で豊橋駅に到着。
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いつもの夕日の光景~~~~ぃ★
この時間のこのホームって、夕日がキレイで好きなんだよね♪
さて、ただ今16時8分。
待ち合わせが18時なので、1時間半ほどフリータイムがある。
…ほな、今日のうちに行っておきまひょかぁ~~~♪
…ってなワケで、まずはすぐ近くにある豊川線を制覇することにした。
まずは新幹線の改札口を出て、在来線の改札口に移動してSuicaで入場。
(JR線と名鉄線は同じホームから発着している)
名鉄線のホームへ降りる。
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(2017年9月撮影)
夕方は初めてかもぉ~~~~★
ちょうど特急列車が発車するタイミングだったので、急いで乗車。
周りのみんなと同じく、指定席の特別車を通り抜け、一般車内へ移動。
降りる駅は、次に停まる「国府(こう)」駅。
すぐに着いてしまうので、立ったまま乗車。
そしてすぐに着きやしたぜ、ダンナ。
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初めて降りたぜぇ~~~~~い★
何度も通過しているが、降りるのは初めてだ。
一応、お約束のアングルで1枚。
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コォーーーーーーーーーっ★
アルファベットの表記が「KO」の2文字しかないのが、昔から気になっていたのよ★
さて、乗り換えだ。
奥に見えている赤い列車かと思いきや、その手前のホームに名古屋方面からの直通列車がやって来るとのこと。
なので、ホームを移動しておとなしく待つ。
ほどなくやって来た、「豊川稲荷(とよかわいなり)」行きの列車に乗り込む。
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クロスシートGET★
名鉄って、どんな各駅停車の車両でもクロスシートがある可能性が高いので好き
座って待っていると、隣に座っていたおばちゃん達の落ち着かない様子が見えた。
そしてオラに「この列車は豊川稲荷に行きます?」と質問して来た。
「はい♪」と答えると安心して笑顔になった。
…東京から今来たばかりの観光客に訊くなよ。(笑)
オラ、世界中のどこに行っても地元民と間違われて、かなりの高確率で質問される。
やれやれ。
そして列車は発車した。
終点の豊川稲荷駅までは4駅(7.2Km)しかないので、プチ旅行~♪
本線を離れて左にカーブすると、景色が開けた。
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たんぼまつりぢゃーーーーーーい★
この一帯は田畑が多く、秋になると一面が金色に光る
夕方にこのエリアを乗るのがシアワセなのよ
(JR線でもキレイな光景が見られる)
反対側の車窓も…
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イイねぇ~~~~♪
静かなまったりとした最高の時間だ★
ほどなく、住宅地に入った。
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さっきと景色が違ぁ~~~~~~う★
どこにでもあるような、ごく一般的な住宅地の光景だ。
列車はちょこまかと各駅に停まる。
全線単線だが、高架駅あり、ホームが1本しかない駅あり、すれ違い可能駅あり…と、全て違う造りになっていて面白い♪
終点の1つ前の「稲荷口(いなりぐち)」駅で、上下列車のすれ違いをした。
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みぢかい~~~~~★
線内折り返し列車は2両か4両編成で走っている。
こちらの直通列車は6両なので、輸送力(混雑率)がかなり違う。
そして、発車後すぐに左に大きくカーブし、曲がり切ると終点の豊川稲荷駅だ。
終点に到着ぅ~♪
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おひさぁ~~~~~~★
奥に見えているホームはJR飯田線の「豊川(とよかわ)」駅で、何度か通り過ぎた事がある。
このままくるっと後ろに振り返ると…
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広ぉ~~~~~い★
屋根が無いせいか、ホームが広く感じる。
夕日がキレイになってきたねぇ~~~
では、改札に行こう。
再び振り返って、ホームを歩く。
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…そうだ、正月だ。(笑)
まだ初詣の期間なんだよねぇ~。
駅名のとおり、すぐ近くに神社の「豊川稲荷」があり、この地域の一大初詣スポットだ。
うなぎが有名で、門前町にはうなぎ屋が多数ある。
…おっ、16時45分か。
豊橋駅までの戻り方を考えなければ、ヘタをすると間に合わなくなるぞ…。
名鉄で今来た道を戻るのは、ちょいとリスキーだなや。
…ここは保険を掛けて、JRで戻ろう。
実は、豊橋から豊川へは、JR線で来たほうが近くて早くて安いのだ★(笑)
だから豊川線に乗ったことが無かったんだよぉぉぉぉぉぉ~~~ん★
そうと決まったら、JRのホームへと急ごう。
その前に、お約束の1枚をば。
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豊川線、制覇っ★
これで完璧だ
そうそう、今乗って来た列車のお顔も撮っておこうね。
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楽しかったよぉぉぉぉ~~~~ん★
クロスシートのキミで良かったよ。うん、うん♪
ありがとね
改札を出て、駅舎を撮影。
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これで今日の目的は達成~~~~~~ぃ★
さぁさぁ、JR線だっ★
ダイヤが判らないので、いつ列車が来るかドキドキものなのよ。
(運転本数が少ないので)
この位置から、そのまま左に向くと…
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めのまえぇーーーーーーっ★
すぐ目の前にJRの駅舎がある。
(丸いお屋根ね)
ちなみに、さらに左を向くと…
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さんどーーーーーーーぅ★
豊川稲荷への参道がある。
黄色いコンビニ(ミニストップ)の先を左折してね♪
階段を上がってJRの改札に入ると、すぐに豊橋行きの列車が来ることが判明。
…これはラッキー
ホームに降りて列車を待つ。
ほどなく来た列車(313系)に乗り込む。
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これで安心
間違いなく、待ち合わせの時間には間に合うぞ♪
(その前にお宿にチェックインしないといけないので、少し早めに戻らないとね)
最近の飯田線の車両はボックスシート車と転換クロスシート車がほとんどなので、短距離でも車窓の旅が楽しめる。
上手い具合に、ボックスシートの良い席をGET★
豊橋までまったりと夕日を眺めよう♪
列車はすぐに発車。
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また来るよぉぉぉぉぉ~~~~ん★
人生で2度目の豊川だった。
1回目は、ちゃんとお稲荷さんにお参りしたよん♪
今度は名鉄線を見る番だ。
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バイバイキ~~~~~~ン★
今まで乗って来た列車が、まだ停まっていた。
そうそう、この豊川駅には鉄ちゃんには堪らないスポットがあるのだ★
豊川駅の先(北側)でJR線から線路が分岐し、延々と住宅地を抜けて工場に吸い込まれている。
その工場は「日本車輌製造 豊川製作所」と言い、通称「日車豊川」と呼ばれている。
ここで電車の新造や改造が行われ、年に数回ほど日本各地へ貨物列車として輸送される。
線路は豊川駅から分岐しているのだが、工場の所在地は名鉄の「諏訪町(すわちょう)」駅が近い。
ちなみに、工場の隣は陸自の駐屯地なので、カメラを持って変にウロウロしていると…
話を戻そう。
名鉄線とバイバイキンした後は、車窓の景色を楽しむ。
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…おっ、これは間に合うんでないかぇ★
ナイスタイミングで、日没の瞬間に間に合いそうだ♪
JR線だと豊橋まで5駅しかないので、可能性は充分あるぞ。
住宅地を抜け、さっき乗っていた名鉄本線と合流する地点まで来たら、景色が開けて…
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おぉ、いぇい★
水田が光っているように見えるが、実はソーラーパネル。(笑)
でも、キレイだから良しとしよう♪
そしてすぐに、豊川放水路の鉄橋を渡る。
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イイねぇ~~~~~♪
鉄橋を境に、色のグラデーションが美しい
鉄橋を渡ると、飯田線の市街地の秘境駅「下地(しもじ)」駅に停車。
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シンカンセーーーーーーーン★
ちょうど新幹線が通過していたので、タイミングを合わせて撮ってみた。
我ながらグッジョヴ
ちなみに、この下地駅と次の「船町(ふなまち)」駅は街の中にあるのに停車する列車が少ないのだ。
名鉄の列車は全て通過し、横を走るJR東海道線にはホームそのものが無く、JR飯田線も豊川以遠に行く長距離列車は通過する。
停まる列車を待っているくらいなら、自分で車を運転して豊橋に行ったほうが早いという現実がある。
故に、乗降している人を見ると、超ローカル線と同様に学生とお年寄りが多い。
その、お隣の船町駅は、こんな感じ。
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これまたナイスタイミング★
ちょうど対向列車も停車してドアを開いている最中だった。
ここに停車中の列車って、初めて見たかもぉ~。
そして、数分で豊橋駅に到着。
ただいま~~~~~♪
ただ今、17時20分ちょい前。
超絶なタイミングで全てが上手く間に合った
どれかの列車が1本遅かったら、18時ギリギリになっただろう…
さぁ、お宿にチェックインだ★
改札を出て、通い慣れた駅前のデッキを歩く。
もうお日様は引っ込んぢゃったね…
数分で東横インに到着ぅ~。
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(翌朝に撮影)
今夜もよろしくね
チェックインを済ませ、お部屋に入る。
窓から外を眺めてみると…
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あれ?でぢゃぶ???
前回の2018年の台風12号で停電祭りになった時に見た光景とソックリなのだ。
この日記を書くために、去年の写真を見てみると…
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(2018年7月29日撮影)
まったくおんなじーーーーーーーぃ★
…あ、同じ部屋だ。(笑)
右にある階段の側板が無くなっているくらいの違いで、あとは全く一緒。
…今日は停電になるなよ。
そして17時50分。
HELPに総攻撃ぢゃーーーーーーーっ★
いそいそとお宿を出て、目の前のJR線の陸橋を渡り、西口のバラック街(「189(わんぱく)通り」と言う)へと行く。
そして来ました、HELPちゃんに
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(2017年3月11日撮影)
レーベンブロイ、空にしちゃるぞーーーーーっ★
ナゼに今回も来たのかというと、ドイツ・ミュンヘンの名ビール「レーベンブロイ」の樽生が、メーカー(アサヒ)取り扱い終了になって飲めなくなってしまうからだ。
「樽がお店に残っているうちに飲みに来なさーい」とお声が掛かっていたので、急遽豊橋詣でを決めたのだ。
新年のご挨拶がてら、カンパーーーーーイ
あぁ、シ・ア・ワ・セ
無事に地元のお姉さまとも合流し、お話し三昧。
今宵の一品は、コレ。
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うらぺぺーーーーーーっ★
これは裏メニューの「●●の●●●●●ー●」だ。
(裏なので教えなーい)
いつもどおり、閉店時間まで飲んだくれてお宿に戻りましたとさぁ~。
いやぁ~~~、今日は楽しかった♪
さぁ、明日の完乗に備えて、寝るべ、寝るべぇ~~~~~★
(つづくーっ!)
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