▼シルクロード一人旅

2019年5月 6日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その34:トルファン・ウイグル民家とぶどう~

前回「その33:トルファン・交河故城」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日も写真が多いので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月19日(水):ウルトラ快晴

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

炎天下の「交河故城(こうがこじょう)」を堪能したので、お次の「カレーズ楽園」へ行こう

今日の観光ルートは以下のとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3401
(2017年のグーグルマップより)
からまで移動だよぉぉぉぉ~~~~ん

…お宿(トルファン賓館)
…火焔山(かえんざん)
…吐峪溝(千仏洞)
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
…艾丁湖(アイディン湖)
…高昌故城
…アスターナ古墳群
…ベゼクリク千仏洞
…交河故城
…カレーズ楽園
…葡萄溝
…蘇公塔

結果的には、と巡った。

今はにいて、へ向かうところ。

ズノンさんのタクシーに乗り込み、出発しんこーぅ

走り出して10分もしないうちに、緑の無い荒野に不思議な建物が並んでいるのが目に入った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3402
廃墟の団地

巨大な爆弾で周囲が一掃された団地の跡地のようだ…

なぁ~~~んてね

実は、すでにこの建物が何なのかを一昨日の「火焔山(かえんざん)」の近くで知ったので、ズノンさんに「写真を撮りたい」と言ったら停まってくれた。
えっこんなのを撮るの???」と笑われたけどね。
(「外国人にとってはこれも大事な観光スポットなんだよ」と言い返したけどぉ~

これはぶどうを干す「乾燥室」なのだ

我々が口にする美味しい干しぶどうはウイグルの一大名産品で、各地でこのような建物を目にすることが出来る。

周囲を見回すと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3403
やっぱり団地だ…

最近の日本だったら「ぶどうの丘団地」とか名付けそう

日干しレンガを積み上げて造る時に空気の通る穴を無数に開けてあるので、遠くから見ると団地のように見えるのだ。

不毛の地のように見えるけど、後ろに振り返るとこのとおり。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3404
はじっこーーーーーーーぅ

ここが緑地帯の端っこなのだ。

水気が無くて畑が作れない場所だから、乾燥させるにはベストな場所だよね

建物をアップで。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3405
人が住むにも快適そう

日本だと、夏の「海の家」に近い感覚の快適さっぽい。
プライベート(目隠し)の確保さえ出来れば、この地ではこれで充分だ

中には木の棒や棚があって、そこにぶどうを引っ掛けたり載せたりして自然乾燥させる。
滅多に雨が降らないので、何もしなくてもモウマンタイ(無問題)
(あまりの暑さで、野良犬や鳥や野生動物もいないしね

入口には鍵が掛けてるので、中には入れず。
…っていうか、地元の農家の建物だから、むやみに近付かないようにしておいた。

最後に、今乗っているタクシーとのコラボで1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3406
良い記念になったぞ

では、先に進もう。

ぶどうの丘団地(笑)の中を、そろそろと通り抜ける。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3407
いっぱぁーーーーーーーいっ

本当に巨大な団地だ…。

轍(わだち)の跡を見ても、車通りは結構あるように見える。
収穫期は、トラックや三輪オート等がたくさん走るのだろう。

走り出して10分ほどしたところで、ズノンさんが「ちょっと寄り道するね」と言って、脇道に入って農家がポツポツと建つ畑の中へと進みだした。
そして、1軒の家の前で車を停めた。

車を降りて「こっちへおいで」と言うので、後ろを付いて行くと…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3408
畑だねぇ…

トルファンにしては緑がまぶしく、オアシスのようだ

そして、少し進んだ所でズノンさんが畑の中にしゃがんだ。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3409
何してるのぉ~~~~

こっちに来て」と言うので、近付いてみる。

ほら」と言われたので、覗いてみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3410
ぶだうさぁぁぁぁぁ~~~~~ん

おぉブドウ畑だったのかっ

日本だと、山梨とかで見るブドウ棚はもっと背が高かったので、気が付かなかった。

このうちの1つをもいで、オラに手渡してくれた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3411
お見事ぉぉぉぉぉぉ~~~~ぅ

これは確か「馬奶子(マーナイズ)」と言うマスカットの仲間だったと思う。
馬奶子はウイグルの特産の品種で、意味は「馬のおっぱい
少し細長い形状が、馬の乳首に似ていることから名付けられたそうで。

食べてみて」と言うので早速試食

…ってか、勝手に摘み取ってイイの???

訊いてみたら、「うん、僕の畑だから」だって

あなた、タクシーの運転手さんでしょ???
どうやら、家族でぶどう農家もしているらしい。

では、いっただっきまぁ~~~~~っす

もぐもぐ。

…おっ、さわやかな甘さ

この灼熱の地では、究極に癒される甘さと水分だ
(酸味は少ない)

ズノンさん、出来の良いぶどうをいくつか摘み取って今来た道を戻り始め、車を停めた家の前までやって来た。

そして、玄関から中に入って、土間のような屋根の無い空間に通された。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3412
おぢゃましまぁ~す…

オラが「えっ一般の家ぢゃん…」と不思議そうな顔をしていたら、ズノンさんが一言「ここが僕の家

まぢッスかぁぁぁぁぁーーーーーーーっ

知り合ってまだ数日の外国人を、自宅に入れちゃうの~~~~~っ!?
どきどき

目の前には、小さな女の子と母らしき若い女性がいた。
ウイグル語は解らないので、一応中国語で「ニーハオ」と挨拶をする。
言葉は通じなくても、お互いに笑顔でご挨拶は上手く出来た

そろそろお昼時なので、食事の準備でも始めるのだろうか、ママは青菜の下ごしらえをしていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3413
ぶどうだよぉ~~~~~

ズノンさんが女の子にさっき摘み取ったぶどうを食べさせようとするも、初めて見るオラのことが気になって仕方がないご様子

ズノンさんに訊いたら「姪っ子だよ」とのこと。
(確か…そうだったと思う
なので、このママさんは、ズノンさんのきょうだいか兄弟の奥さんであろう。

イスラム社会では、親戚でもない男女が会話するのを禁止している国もあるので、中国とは言え一応様子見でズノンさんをメインに話しかけた。
(それ以前に、言葉が通じないのでママさんとは会話が出来ないけどね

この家の写真を撮ってもいい」とズノンさんに訊いたら「どうぞ、どうぞ」と。
では、遠慮なく
(左側は家族の部屋なので、中には入らず)

まずは、右奥に見えているキッチン…と言うか調理場を。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3414
昔ながらぁ~~~~~

日本でも、昭和中期までは当たり前に見られた光景だ。
コンロの燃料は石炭かな

水道は引いてないようなので、近くの井戸水を汲み置きしているのだろうか…。

土間の奥まで行って、家の裏側を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3415
緑が豊富ぅぅぅぅぅ~~~~

これだけ草木が生えていれば、お昼時でもそれほど暑くなく過ごせるだろう。
砂漠のような乾燥地帯では、日なたと日陰の温度差は激しいのだ

…あれホースからが流れ出ている。

これは、どこかに水道があるようだね。
(飲めるかどうかは判らないけどぉ~)
それとも、用水路の水かな

この辺だけ「水の匂い」がする
雨の多い日本にいると、当たり前過ぎて気付かない人も多いだろうね。

最後に、倉庫のような、ぶどうの乾燥室のような小屋も覗いてみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3416
何もない…

今は使っていない状態らしく、地面には空き缶らしきモノが散乱しているだけだった。
ズノンさんが「この部屋は汚いからあまり撮らないで…」と苦笑いしていたような…

さて、そろそろ移動を再開しますか

ズノンさんも、我が家でのんびり出来たので表情が嬉しそうだ。

車に乗り込もう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その34・トルファン・ウイグル民家とぶどう-3417
おじゃましましたぁ~~~~

20分ほど滞在していたね。

車に乗り込んだら、ズノンさんが「どうだった」と訊きいて来たので、「これはツアーでは決して観られない、最高の観光スポットだっ」と言ったら満足顔だった。
家が広くていいよねぇ~」と言ったら「確かに日本の家よりは広いと言われるけど、周りにはなぁ~~~~んにも無いよ」と笑いながら返事が返って来た。

確かに、かろうじて電気と水が来ているだけで、周囲には村の売店すら建っていない。
現在の日本人の感覚からすれば「毎日がキャンプ」に近い生活だねぇ…。
50年くらい前までは、日本でも当たり前だった生活様式だけどね)

…ほな、今度は本当に「カレーズ楽園」へ、れっつらごぉぉぉぉ~~~~う

(つづき「その35」はこちらーっ!)

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2019年4月29日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その33:トルファン・交河故城~

前回「その32:トルファン・ベゼクリク千仏洞」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日も写真が多いので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月19日(水):ウルトラ快晴

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

おはよう

今日は待望の「交河故城(こうがこじょう)」へ行く日だ。

NHK「シルクロード」と「新・シルクロード」の両方を観て、行きたくてしょうがなかったのだ
交河故城とは昔の城塞都市で、川に囲まれた高台(崖)の上に造られた。
TVで観ただけでは規模も迫力も解らないので、実際にこの目で観てみるしかないっしょ

さて、今日の観光ルートは以下のとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3301
(2017年のグーグルマップより)
からまで移動だよぉぉぉぉ~~~~ん

…お宿(トルファン賓館)
…火焔山(かえんざん)
…吐峪溝(千仏洞)
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
…艾丁湖(アイディン湖)
…高昌故城
…アスターナ古墳群
…ベゼクリク千仏洞
…交河故城
…カレーズ楽園
…葡萄溝
…蘇公塔

結果的には、と巡った。

支度をして、お宿を出る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3302
今日は雲1つナイや…

そして、目の前のブドウ棚の道(高昌南路)でズノンさんのタクシーに乗り込む。

…半分マイカーになってきたな。(笑)

今日はそれほど長距離ではないので、ズノンさんも気楽そうだ。
(距離感は帰国後に知ったが…)

さぁ、出発だ

今日も時速0Kmでカッ飛ばしますわよぉぉぉぉぉ~~~~ん

まずは、一番遠くて一番観たかった交河故城へ。
比較的緑に囲まれた中を進んで行く。

すると、わずか数分で「最初の観光スポットね」と言ってタクシーを止めた。

車を降りて目の前を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3303
おぉ、いぇい

薄緑色が鮮やかなモスク(イスラム教の礼拝所(寺院))があった。

このモスクは「カズハン・モスク」と言うようで、トルファンで最大だとか。
確かに、モスクの前も大きな街道からずっと広場になっている。

尖塔が6本も並んであるのは珍しいらしい。
(通常は建物の四隅に4本

近寄って見上げてみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3304
三日月がいっぱいぃぃぃぃぃ~~~~っ

尖塔とドームの上に、イスラムの象徴である三日月の飾りがある。
そして、グーゼンに本物の三日月も中央に出ていたので「これはっ」と思って激写した次第。

再び車に乗り込み、出発。

ほどなく、10分ほどでアッサリと交河故城に到着ぅ~
(カズハンモスクは、後で地図を観たらここまでの1/3くらいの距離にあったようだ)
今日は移動時間が短いね

まずは、管理棟でチケットを買おう。

ズノンさんは、今日も「ここで待っている」とのことなので、1人でテコテコ歩きだす。

すると目の前に…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3305
くるっぽぉぉぉぉぉ~~~~う

スレンダーで美しい白い鳩さんがっ

仏教国(高昌国)の遺跡なので、すぐ近くの都市「庫車(クチャ)」出身の高僧「鳩摩羅什(くまらじゅう)」を想像してしまった。
(「色即是空」や「極楽」という言葉を作った、と~っても偉いお方(元は王子様))

これは縁起がイイかもぉ~~~~~

ありがたや(ー人ー)

小さな川が流れていて橋が2本架かっていたので、1枚撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3306
キラキラぁ~~~~~

砂漠地帯では貴重な川だ。
これだけ水量があるので、周囲の緑も濃い。

手前の小さな橋を渡ると、目の前に大きな案内図が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3307
よこなが~~~~~~~ぁ

東京都並みに横に長いッス。

今いるのは、右端の川が合流している所。
ご覧の通りに、防衛上、川に挟まれた高台の上に町が作られた。

文字が書いてあるので、近寄って見てみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3308
ぢゃぱーーーーーーーーん

白い文字は「交河故城遺址保存保護投資援助単位」…つまり「交河故城遺跡を保存・保護するために資金援助してくれた団体」と書かれている。
下の黒い文字は「連合国教科文組織・日本政府・中国国家文物局・新疆維吾尓自治区文化庁」…つまり「ユネスコ・日本政府・中国国家文物局・新疆(しんきょう)ウイグル自治区文化庁」と書かれている。

そうだよ、日本も援助しているんだよ

仏教が日本にまでやって来れたのは、この故城があったおかげだからね。
そして、鳩摩羅什や三蔵法師等の尊い僧侶達もね。

ありがたや(ー人ー)

管理棟に行き、チケットを買う。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3309
一面の雪ぃぃぃぃぃーーーーっ

何気に、雪景色って超貴重なんでないの???

入場料は40元(約550円)。
まぁまぁのお値段だね。

では、一番端っこの入口に向かおう。
(城塞都市なので、大きな入口(城門跡)はここしかない)

入口に立って、記念に1枚。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3310
わくわく、どきどき

イヤでも気分は盛り上がる

おっしゃー登るでぇ~~~~~~

目の前の坂道を登ると、広大な平地が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3311
これこれ

TVで観たのと同じだ

そして、奥のほうを見ると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3312
めいんすとりーーーーーと

当時のメインストリートであろう、広い道が。

ちなみに、この都市は、両側の建物は石材を積み上げたのではなく、地面を掘って道路を造ったのだ。
なので、建物のテッペンが昔のこの高台の地面だったという事。
その証拠に、建物の壁面に同じ地層(断層)のシマ模様が延々と続いて見える。

これだけの道を、全て手作業で堀るって……

周囲を見回すと、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3313
スゴいねぇ~~~~~~

やっぱり、TVで観た通りにスゴい所だっ

奥へ進もう。

炎天下を黙々と歩く。
ほとんど日影が無いので、汗もびっしょりだ。
(…と言っても、乾燥し切っているのですぐに乾く

人の姿もほとんど無く、無人の廃墟を歩いている感じ…

途中で、日本人の若い女子2人とすれ違った。
日本語が聞こえたので、思わず「あーっ日本人だーーーーーっ」と叫んでしまった。(笑)

そしたら、「日本の方ですか真っ黒なのでウイグル人かと思いましたぁ~」だって。

トルファンに来てからの初めての日本人、しかも女子だったので嬉しくなってしまった。
ずっとズノンさんとその仲間と話していただけだからねぇ~。

簡単に話を済ませて、バイバイキン
(立ち止まっていたら日差しで死ぬ…

城塞の端っこに来たので、外を観てみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3314
ガッキーーーーーーーーっ

見事な崖だ。

これでは、敵も攻め込むのは難しかったであろう…

下は川なので、緑が豊かに茂っている。

川の対岸(南西側)を観てみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3315
あっちもガッキーーーーーーっ

つまり、これだけ川が地面を削ったという証拠。

自然の力はスゴいねぇ~~~~

ここがちょうど現在の緑地帯の端っこなので、この先は不毛の褐色の大地しか見えない。
(背中側の端っこは、緑がいっぱいある。後ほどお写真で

こんがりトーストになる寸前のカラダをずるずると動かして歩いていると、左右の建物に穴っぽこがあるのが目に入った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3316
うえるかむ・まい・ほーーーーむ

これが当時の住居だそうで。

アップで観てみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3317
地層がクッキリ

地面を掘って造った町なので、部屋も当然地面の下だ。

当時は水も豊富で緑豊かな土地だったと思われるので、この地下方式のほうが地面(天井や壁)に雨水が染み込んで涼しくて快適だったのでは…と思う。

少し高い場所に出たので、町の全景を撮ってみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3318
ぐらんどきゃにおーーーーーーーん

ここまで乾燥していると、人工のグランドキャニオンに見えなくもナイ…
今立っている場所が、本来のこの高台の地上だったのであろう。

奥まで進んで行くと、居住地から仏教寺院のエリアに入ったようだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3319
お寺の遺跡が見えるねぇ…

当時はきらびやかなお寺だったんだろうなぁ~

そして、奥の正面に大きな塀が現れた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3320
何かデカいぞぉぉぉぉ~~~~~ぅ

ここは大きなお寺か、国王の宮殿だったのでは???

近寄ってみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3321
とんぺーーーーーーーい

東北仏寺(トンペイぶつじ)」と言う、中心的なお寺だったようだ。
復元作業をしているっぽい。

突然、無音の世界の中に聞き慣れた爆音が近付いて来た。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3322
じふーーーーーーーーぅ

オート三輪の「時風」号だっ

トルファンでは屋根が無いのが標準みたいね

このオニイサンも、復元作業の作業員なのだろう。
バタバタバタ…」とエンジン音を響かせて、遺跡の近くで停まった。

また静寂が訪れた。

先へ進もう。

作業現場の横を通り過ぎて一番奥まで来ると、目の前にランドマーク的な存在が…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3323
トゥーーーーーーーーッス

漢字の「」の形をした塔が、ポツンと1つ…

手前の解説文を読むと、「塔林(とうりん)」と言い、ここには101もの仏塔(ストゥーパ)が建っていたそうで。
…で、この塔が中心的な大塔らしい。
建造は、少なくとも西暦1640年以前であるとのこと。

これで交河故城を縦断したぞ

この先は道が無いので、入口に引き返そう。
帰りは違う道でね

まずは、居住地区まで今来た道を戻る。

そして、左奥へ続く道を選んで歩き始める。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3324
おっ、日陰ちゃん

久々の貴重な日陰だよぉぉぉぉぉ~~~~ん

オラ、調子に乗って帽子等の日焼け対策を一切していなかったので、さすがにヘロヘロになってきた。
熱中症にならないように、ここからはなるべく日陰を歩こう。

このエリアは、地層がクッキリ現れているね

行きとは反対側の城塞の端っこ(北東側)に出た。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3325
緑がいっぱいぃぃぃぃ~~~~

こちらは、川向うに緑の高台が奥まで続いている。

…おっ、ここにも小さな城門があったようだね。

テコテコ歩いていると、展望台らしき場所に出たので、登ってみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3326
イイ眺めぇぇぇぇぇ~~~~~

でも、完全なる「不毛の廃墟」と化してしまっている。
繁栄していた当時は、キレイな光景だったんだろうなぁ…

右端の塔が、さっきの東北仏寺のようだ。
入口は、左端のもっと先ね。

ココまで来たら、やっと人とすれ違うようになった。
今ぐらいの時間からツアー客達がやって来るようだ。
オラはタクシーだったから、着くのが少し早かったんだね

解説板を見ると、この辺は官庁街だったようだ。
そのせいか、建物の1つ1つの規模が大きい感じがする。

この故城には珍しく、四角く整備された広場のような場所があったので、降りてみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3327
オフィスビルーーーーーーぅ

現代のオフィスビルのような造りだねぇ~。
左右の穴っぽこは、部屋であろう。

覗いてみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その33・トルファン・交河故城-3328
奥が深ぁぁぁぁーーーーーい

お役所の事務室だったのかな
他にも色々な空間があった。

さて、これで大雑把に1周したぞ。
時計を見たら11時半
(北京時間だよ。新疆時間だと9時半

えーーーーっ1時間以上も炎天下を歩いていたのぉーーーっ!?

これは危険だ
さっさとタクシーに戻ろう。
(これが新疆時間で13時くらいだと、まぢで干からびて死ぬでー

テコテコ歩いて坂を下って地上に出ると、ズノンさんがのんびりと待っていた。

再び合流して次の目的地へ行くことに。

その前に、売店で水分補給ぢゃーーーーーーーーい

すでに、いくら飲んでも汗をかかない状態に。
かいてもすぐに蒸発するので、顔や服が濡れない。

砂漠地帯ではカラダの水分管理にご注意あれーーーーーーぃ

…ほな、お次の「カレーズ楽園」へ、れっつらごぉぉぉぉ~~~~う

つづき「その34」はこちらーっ!

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2017年11月 2日 (木)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その32:トルファン・ベゼクリク千仏洞~

前回「その31」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日も写真が多いので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月18日(火):ド快晴

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

さぁさぁ、今日の観光ポイントは距離が離れているので、サクサク行こう

お次はココっす。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3201
(2017年のグーグルマップより)
からまで移動だよぉぉぉぉ~~~~ん

…お宿(トルファン賓館)
?…火焔山(かえんざん)
…吐峪溝(千仏洞)
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
…艾丁湖(アイディン湖)
…高昌故城
…アスターナ古墳群
…ベゼクリク千仏洞

2017年の今になって位置関係を把握して思った。

って火焔山のすぐ後ろぢゃねーか。(ーー;)

…ま、いっか。(笑)
昨日は朝から移動開始出来ていれば、も一緒に回ったんだろうなぁ…

ではの「ベゼクリク千仏洞(柏孜克里克千佛洞:???????? ????? ???????)」に向けて出発ぅ~~~

…と、その前に。

今いる高昌故城のすぐ近くに「アスターナ古墳群(阿斯塔那古墓群)」という遺跡もある。

ズノンさんが古墳群の前まで「ココも観るかい」と訊いて来た。
さっきと同じような感じかしたし、さらに何もナイような雰囲気が漂っている…。
ズノンさんもあまりお勧めして来なかったので「車内から見るだけでイイや」と伝える。

…ってなワケで、そのままベゼクリク千仏洞へGo~~~~~ぅ

再び火焔山の近くをゴーカイに通過。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3202
(2006年撮影)
エリンギさぁ~~~~~ん

何度もへろへろエリンギさんにご挨拶ぅ~~~

昨日と同じく、またもや火焔山横の火星エリアに突入。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3203
(2006年撮影)
今日もワイルドだ

途中から昨日とは違う道に入ったので、見える景色も新鮮だ

道は意外とクネクネしている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3204
(2006年撮影)
ココアの山ぁ~~~~~

上からソリで滑ってみたくなる光景だ

目の前のカーブを曲がったら、景色が開けた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3205
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

道が無ければ完全に火星だね

正面の丸い山の右の裾野に来た所で、車が停まった。
どうやらココがベゼクリク千仏洞のようだ…

またもやズノンさんが「のんびり観ておいで~」と言うので、お言葉に甘えて1人テコテコと見学に

入口でチケット(20元:約270円)を買う。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3206
(2006年撮影)
これも立派ぁ~~~~

高昌故城のチケットと同じデザインだね。

中に入って、さっき車から見えた丸い山を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3207
(2006年撮影)
あれ真ん中が凹んでるのね

わずかだが、山頂付近が少し削れているように見える。
単純な丸い山ぢゃなかったんだねぇ~。

クルッと振り返って、背中側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3208
(2006年撮影)
べぜくりくぅぅぅぅぅ~~~

柏孜克里克千佛洞」と書かれた石碑が。
さっきの高昌故城にあったモノと同じだね。

奥に緑が見えるが、まずは上を見上げてみよう。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3209
(2006年撮影)
う~~ん、ワイルド

チョコのブロックにココアをまぶしたようだ。

そして、右を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3210
(2006年撮影)
おぉ、あった

シルクロードに興味を持った人は、大抵はココの写真を観た事があるのではないだろうか

空も写るようにして撮ってみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3211
(2006年撮影)
イイカンジぃ~~~~

では早速下りてみよう

わくわく

階段を下りながら、周囲の景色も撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3212
(2006年撮影)
けいこくぅぅぅぅぅ~~~~

チョコ山に向かって左側を撮ったもので、渓谷の下には川が流れている。
おそらく奥が上流側だろう…
昨日の吐峪溝(とよくこう)と似ているね。
千仏洞もあったし…

少し下りると、こんな建物が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3213
(2006年撮影)
カップアイス

食べ放題の焼肉屋に置いてあるアイスクリームの容器をひっくり返したような形をしている。
中はドーム状になっているんだろうねぇ…

階段を降り切った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3214
(2006年撮影)
これだ、これだ

TVやガイドブックで見たまんまの光景が目の前に

通路も収まるように撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3215
(2006年撮影)
イイ感じ

パソコンの壁紙にいかが

通路の右側は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3216
(2006年撮影)
キレイに整ってますぅ~~~~

往時はキレイな装飾が施されていたんだろうなぁ…

奥に見えるトンネルのような箇所が、各洞窟の入口になっている。
一般開放されている窟もあれば、別料金で観られる鍵のかかった窟もある。
(もちろん、研究用で入れない窟もあるッス)

さっきから気になっていた、下の緑を観てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3217
(2006年撮影)
癒されるぅぅぅぅぅ~~~ん

ポプラの木だろうか、そよ風にそよそよ揺れる音が癒されるッス

千仏洞のいちばん奥まで来て、振り返って撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3218
(2006年撮影)
広いねぇ~~~~~

左やや上の、崖の上から降りて来たッス。

一般開放されている窟を順番に観て行こう。
NHK「新シルクロード」で、造られた当時の窟の中(イメージ復元図)は観た事があるので、そのイメージと重ねて想像する。

もしキレイに残っている窟があるとしても、恐らく研究者しか観られないであろう…
あとはイチバン料金が高い有料の窟とか。

のんびりと窟の中を見学していたら、警備の青年が本を売りに来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3219
(2006年撮影)
…おっ、日本語も書いてある。

どうやら洞窟の壁画の本のようだ。

その本の中を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3220
(2006年撮影)
…悪くないねぇ~。

NHK「新シルクロード」で観たモノと同じ壁画が載っている。
中央の黒い帽子を被った髭の人は、前世の釈迦だと言っていたよなぁ…

…よっしゃ、買ってみるか。

いくら」と聞いたら、青年は「15元」と言う。

でも、裏表紙を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3221
(2006年撮影)
定価:¥12元」と印刷されている。

中国の人民元も記号は「」(元は「Yuan:ユァン」読む)で一緒なので、日本人向けに日本円で書かれた値段を元で払わせるボッタクリがある。
ツアーで行くおみやげ屋さん等ではダマされないようにご注意
RMB」(Ren min bi:人民幣)か「」で書かれていれば間違いはナイ。

何で15元なの」と理由を聞いたら「私だって3元くらい欲しいですよ。こんな何も無い所にずっと座っているだけでは稼げなくて生活が苦しい。あなた達外国人にとって3元なんて安い金でしょ」的な事をまくし立てて言って来た。
あまりに正直に言うので、「解った」と15元払ってあげた。

そこまで素直に言ってくれると気持ちがイイ(笑)

印刷所の欄を見たら「深?(しんせん)」とな。
オラもその深?からわざわざ来たんだよ…
軽く気持ちが凹む。

ココで16時半になったので、今日はこれで切り上げてお宿に戻ることにした。
ズノンさんの所に戻って、タクシーに乗り込む。

あまりに暑いので、1日フルで動き回ると体力が持たナイ…
新疆時間では14時半なので、今がイチバン暑い時間だ。
一般市民は部屋に入ってお昼寝している時間だよ。
(灼熱の地域では、昼はみな外に出ないで休んでいて、夕暮れから活動を再開する)

車は時速0Kmで快調にカッ飛ばし、サックリとお宿の前に到着ぅ~~
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3222
(2006年撮影)
何気に疲れたびぃ~~~~~

明日もズノンさんと観光しに行く約束をして、今日はこれにてバイバイキン
(まだ大きな観光スポットが残っているのだ

部屋に戻る前に、お宿の入口横にある売店でコーラを買う。
1本5元(68円)だって高いなぁーーーーっ
観光地価格かぇ
都市によって値段が結構違うよなぁ~。

さて、部屋に戻ろう。

お宿の入口を入って庭を歩き、建物の前に到着。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3223
(2006年撮影)
ただいまぁ~~~~~~

いやぁ~、ド快晴で暑いッス。
風が吹いているのが、せめてもの救い。

そそくさと部屋に入る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その32・トルファン・ベゼクリク千仏洞-3224
(2006年撮影)
ベッドぉぉぉぉぉぉ~~~~

帰って来たよ、愛しのベッドちゃん

まずはコーラを飲んで、ベッドでゴロゴロ。
そして、しばし睡眠。

ZZZZzzzz....

目が覚めた。

…おぉ、もう20時

…お、おトイレぇぇぇぇぇぇ~~~~~っ

おトイレ様で、しばし考える人になる。

…ふぅ、またお腹ピーピーだぜぃ。
まだ治っていないようだな。

そうだっ

熱いお茶を飲もう

お湯はいくらでももらえるので、茶葉さえあれば困らナ~イ
香港でもらったリプトンのホワイトティーがまだ残っているので、大事に飲む。

あったかぁ~~~~~~い

胃袋に沁み渡るのが良ぉ~~~~~く判る。

…どうやら、カラダ全体が冷えているようだ。

乾燥しているから汗が気化熱で冷やされる効果があるので、思いのほかカラダが冷えるらしい。
気温は40℃近くあるというのにね…

それなら、夕飯は外で食べないで、部屋でウルムチで買ったカップラーメンでも食べますかのぉ~。

もぐもぐ。

ふぅ、温まった

さぁさぁ、今日はもう寝よう。

…んぢゃ、おやすみんみ~~ん

つづき「その33」はこちらーっ!

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2017年10月30日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その31:トルファン・高昌故城~

前回「その30」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日も写真が多いので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月18日(火):ド快晴

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

さぁさぁ、今日の観光ポイントは距離が離れているので、サクサク行こう

お次はココっす。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3101
(2017年のグーグルマップより)
だよぉぉぉぉ~~~~ん

…お宿(トルファン賓館)
…火焔山(かえんざん)
…吐峪溝(千仏洞)
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
…艾丁湖(アイディン湖)
…高昌故城
…アスターナ古墳群
…ベゼクリク千仏洞

今日は「あっち行って、こっち行って」ってなカンジだなや。
(この当時は全く距離感が解っていなかったッス…

ズノンさんのスパルタンな運転で、タクシーは快調に時速0Kmでカッ飛ばす。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3102
(2006年撮影)
このオフロードを抜ければ更に速度が上がるのだ

この道、舗装されているけど実質はオフロードだ。
何かのレースに参加しているような気分…
(昔「キャノンボール」と言うアメリカ映画が流行ったなぁ…

途中のどこかで、ハミ瓜を買ったようだ。
当時の日記に記録があるが、記憶はナイ。
(日記には「ハミ瓜1個1元」と書いてある…

そして、1時間ほどで集落の中にある遺跡「高昌故城(こうしょうこじょう)」に到着ぅ~~

…と、その前に。

ズノンさんが「お腹空いたから、先にお昼ご飯を食べよう」と言って来た。

…確かに。

時計を見ると、もう14時近いではないかっ
新疆時間ではちょうど12時直前なので、まさに「お昼時」なのぢゃ。

故城の入口の左側にある小さなお店に入る。
ズノンさんの知り合いっぽい。
中には客(ほぼウイグル人だけ)もそれなりにいる。

ラグメンでいい」とズノンさんが訊いて来たので「もちろん」とお返事。

ズノンさんが注文すると、お店の人(夫婦だと思う)が動き出した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3103
(2006年撮影)
バン、バン、こね、こね、のび~、のび~、クルッ、クルッ

麺は手打ちで、注文が入ってから伸ばしている。
伸ばすのはちうごく語で「(ラー)」で、小麦粉を練って面状にしたものを「」と言うので、コレも「ラーメン」の仲間に入る。
(ちうごくでは、パンも麺の仲間で「麺包(ミェンパオ)」と言う)

コレは美味しそうだぁ~~~~

おじさんだけでなく、おばさんも麺を打っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3104
(2006年撮影)
まずは途中まで作ってある太い状態の麺を取り出し…

両手でぐにょ~~~~んと伸ばし始めた。

それぇぇぇぇぇ~~~~~い
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3105
(2006年撮影)
あざやかぁ~~~~~

2人共、実にあざやかな手つきで麺を伸ばしている。

少しして、ラグメンがやって来た。

おさしんを撮っていないので、別の日(場所)のラグメンをば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3106
(2006年撮影)
美味そぉぉぉぉぉぉぉ~~~~う

ちなみに、「ラグメン」は日本語的に「ラグ麺」と呼んでいるのではなく、れっきとしたウイグル語「ﻟﻪﯕﻤﻪﻦ」だ。
カシュガルでは「ソーメン」と呼ばれるモノも食べた。
(日本の「素麺(そうめん)」とはだいぶ違い、「すいとん」に近かった)

では、いっただっきまぁ~~~~~~っす

もぐもぐ。

まいうーーーーーーーーっ

いやぁ~、ホントに日本人の口に合う
ラグメン」の単語だけ覚えておけば、ウイグルでは飢え死にすることはナイな

しばし休憩。

さて、そろそろ高昌故城に入りますか。

隣の入口に行き、窓口でチケットを買う。
ズノンさんがイチバン安いチケットを買ってくれるようだ。

お値段は30元(約400円)。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3107
(2006年撮影)
結構立派ぁ~~~~

その間に入口周りを撮影しようとしたら、窓口のおじさんに標準語(北京語)でスゴい剣幕で怒鳴られた。
周囲のウイグル人達も「何だ何だ」と言う顔をして、みんなオラを見ている。

どうやら、この入口エリアだけ撮影禁止っぽかったようだ…

何も解らずに「???」顔でいたら、周りのおみやげ屋の超カワイイ娘が身振り手振りで「カメラ、だめっ」みたいな事を伝えてくれた。
ズノンさんも近寄って来て「カメラしまって」と言ってくれたので、状況を把握。

ズノンさんが「外国人だから何も知らないし、何も撮っていないよ」的な事を窓口のおじさんに言ってくれて、とりあえず騒ぎは収束。
静かな空間が戻った。

…ふぅ、危なかった。

ココで今まで撮った全データを消去されたら、完全におしまいだからね

気を取り直して、中に入る。
中は撮影OKとのこと。

故城の建物群(遺跡)は少し離れた所にあるようだ。

歩いて行こうとしたら、近くにいたおじさんに「コレに乗れ~」と、半ば強制的に手招きされた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3108
(2006年撮影)
ロバ車だねぇ…

何だよ…」と思っておじさんに近付くと「往復で4Kmあるぞ。コレなら20元で往復出来る」との事。

トルファンの物価から考えたらかなり高いけど、往復270円だったら、まぁイイっか…。
あまり納得出来なかったけど、乗ることになった。

すぐ横を見ると、何か石碑のようなモノが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3109
(2006年撮影)
こーしょーこぢょーーーーーぅ

高昌故城」と書かれていた。

周りでは、ロバくん達がのんびり休んでいる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3110
(2006年撮影)
暑くないのかなぁ…

人が程良く集まったので、ロバ車が動き出した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3111
(2006年撮影)
パッカ、パッカ

のんびりと遺跡の中を進む。

チョット中へ移動しただけで思った。

…コレはロバ車に乗らないと死ぬ。

強烈な日差しと気温で、もれなく熱中症が当選する状況だ。

道の周りは草すら生えていない。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3112
(2006年撮影)
昨日の吐峪溝(とよくこう)のようだ…

でも、まったく緑がナイという訳でもないようだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3113
(2006年撮影)
所々には草が生えているんだね…

遠くに結構な量の雲があるねぇ。
あっちが北の雪山かな

しばらく来た所で、振り返ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3114
(2006年撮影)
曲がり角ぉぉぉぉ~~~~

右にほぼ直角に曲がって来たところッス。

奥にモスクの塔(ミナレット)が見えるねぇ~。
ココは仏教遺跡だから、あの辺りはもう敷地の外のようだ。

ロバ君は淡々と進む。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3115
(2006年撮影)
パッカ、パッカ、パッカ、パッカ

コレがフツーの街中だったらかなり快適な観光なのだが、乾燥しきった廃墟の街ではただ暑いだけ…。
所々に見える土が盛り上がっているモノが、建物のなれの果てのようだ。

途中で、何台かのロバ車とすれ違った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3116
(2006年撮影)
やっほぉ~~~~~ぅ

ロバ君、休む事無く黙々と歩いている。

がんばれ~~~~

確かロバ車のおじさん、ロバに向かって日本語で「がんばれがんばれっ」と言っていたような…
中国語と英語でも言っていたような気がする。(もう記憶が薄れ切っている…

だんだん廃墟らしき土の壁が増えてきた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3117
(2006年撮影)
万里の長城みたい…

1996年に、列車の中から万里の長城の西のはじっこ付近を観た事がある。
それに近いカンジだ。
北京の立派な長城をイメージしていたので、あまりの姿の違いに気が付かなかった。

ほどなく、ロバ車が停まって「ココから歩いて見学しな~。10分後に出発するからそれまでに戻って来てね~」とおじさんがみんなに伝えた。

えぇ~~~、10分しか観られないのぉ~~ 

まぁ、歩いて戻ればゆっくり観られるのだろうけど、この日差しでは素直に10分だけで戻って来た方が良さそうだ…

みんなでぞろぞろと奥の遺跡に向かって歩き出す。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3118
(2006年撮影)
ロバくん、待っててねぇ~~~~~

ココまで来て思ったが、「往復4Km」と言っていたけど、実際は「往復2Km」くらいというカンジが…

あれもしかして「4公里」ぢゃなくて「4里」という意味だったのかな

我々が普段言っている「1Km」は、ちうごく語だと「1公里」と書く。
逆に、「1里」と書いてある場合は「500m」を意味する。(日本の「1里」は約3.9Km
」があるか無いかで長さや重さが倍くらい違ってくるので、ちうごくでの交渉時(買い物や移動等)には要注意

歩き出すとすぐに、遺跡の入口らしき狭い部分が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3119
(2006年撮影)
何とな~く門の跡のような雰囲気…

奥に立派な形を残した遺跡(壁)があるねぇ~。
みんなもそこに向かっているので行ってみよう。

門っぽい狭い部分を通り抜け、右側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3120
(2006年撮影)
いくつもの建物が建っていた痕跡がある。

ココは中庭っぽいカンジだなや。

そして、正面の壁の右手前に、案内板があったので読んでみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3121
(2006年撮影)
おてらーーーーーーーーっ

ココは「大仏寺」と言うお寺だったのか~

始建年代?」と書かれているので、建立された年は不明のようだ。
高昌城保存最大最完整的寺廟」とも書かれているので、「高昌故城で最もしっかりとした形で保存されている最大のお寺の遺跡」だというのも解った。

あまりゆっくり読んでいると、この案内板だけで時間切れになってしまうので、サクサク進もう

壁を通り抜けると、イキナリ視界が開けた。

そして目の前に…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3122
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

日本人がイメージする、シルクロード仏教遺跡そのもののお姿がっ

位置からして、コレは明らかに本堂であろう…。

真正面辺りに仏像(大仏かな)があったんだろうなぁ~。

この位置から左側を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3123
(2006年撮影)
建物がいっぱぁ~~~~いっ

ロープが張られて先に進めないので中は見えないが、僧坊とかがあったような雰囲気だねぇ~。

そして、右側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3124
(2006年撮影)
おぃ、いぇい

何だ、この丸い建物は???

色が色なので、ココアのムースやババロアにも見える…

この建物は復元されたっぽいねぇ~。
中も観られるようだ。

でも、時間が少ないので、まずは敷地全体をサクサク観て行こう

ロープが張られているギリギリの位置まで行って、あちこちの奥を観て回る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3125
(2006年撮影)
正面の壁までがお寺の敷地だったようだ…

あまり時間がナイので、とにかく撮っておく作戦に。

故城中の地図を持っていないので、位置関係が全く判らない…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3126
(2006年撮影)
コレはどの部分だろう…

奥は火焔山だよねぇ…
雲も多いので、おそらく北の方角だろう。

さらに、こんな建物もハッケーン
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3127
(2006年撮影)
…団地

パッと見、団地のような建物だ。
ココだけしっかりと残っているカンジがする。

この建物は、僧侶が修業をする場所だったのかなぁ~

さぁ、もう時間がナイっ

最後に、あの丸い建物の中に入ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3128
(2006年撮影)
フシギなかたちぃぃぃぃぃぃ~~~~っ

四角の上に丸が乗っかり、さらにフチにも円形の出っ張りがあるという複雑な形をしている。

上を見上げると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3129
(2006年撮影)
日当たり良好~~~~~ぅ

屋根は元からナイのかな
あったとしたら、はるか大昔にドーム状に組み上げる技術があったという事だ。
(大陸のド真ん中なので、耐震強度は考慮されていないだろう…)

さぁ、戻ろう

外に出て、近くにいた人に頼んで記念撮影。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その31・トルファン・高昌故城-3130
(2006年撮影)
コレでまた証拠が残った

丸い部分に出っ張っている所が、さっき内側から見た円形の出っ張り部分ね。

サクサクと歩いてロバくんの所に戻る。
一緒に乗っていた人達っも同じくらいのタイミング戻って来た。

そして10分経たないうちに出発。(笑)
(もちろん、全員揃っているよん)

ロバくん、再びパッカパッカとのんびり歩く。

落ち着いたところで、改めて遺跡群を眺めてみると…

何も無い廃墟」というのが正直な感想。

沢木耕太郎氏が、小説「深夜特急」内でも廃墟について語っていたのを思い出す。
確かにそうだよねぇ~。

そして、再び故城の入口に戻って来た。

入口にあるお土産物屋をちょこっと覗く。
…っていうか、みんな日本語で「こっちおいで~」と店に呼び込んでいるので、仕方なくね。

ココにいるウイグル人はみんな日本語が喋れるので楽だ

さっき見た、超絶美少女を改めて見る。

…う、美しい

まだ10代半ばだと思うけど、美しさが半端ナイ。

中央アジア~東欧の民はいろいろな人種が混ざり合っているので、東洋と西洋がミックスされた神秘的な顔立ちが多い。
緑の眼(碧眼)の人もいる。

カシュガルでは広末涼子風な顔立ちが多かったが、この娘はまた違った美しさだ。
職場にこんな娘がいたら、見とれてしまて全く仕事に手が付かないだろう。(笑)

各おみやげ屋さんをサラッと見て、ズノンの所に行ってタクシーに乗り込む。
入口にずっといると、窓口のおじさんにまた何か怒鳴られやしないかと、内心ヒヤヒヤだったのでね。

さぁ、次に行きますかいのぉ~~~。

ほな、れっつらごぉ~~~~~~ぅ

つづき「その32」はこちらーっ!

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2017年10月26日 (木)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その30:トルファン・艾丁湖~

前回「その29」からのつづきーっ!
「その1」はこちら)(「その10」はこちら)(「その20」はこちら)(「その40」はこちら)

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日も写真が多いので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月18日(火):ド快晴

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

おはよう

…お、おトイレぇぇぇぇぇぇ~~~~~っ

…ふぅ、朝からお腹ピーピーだぜぃ。

まぁ、ちうごくではよくある事。
もう慣れた。

さて、今日もズノンさんと観光する約束になっているので、さっさと起きて支度しなきゃ。

10時(新疆時間では8時)にお宿を出る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3001
(2006年撮影)
超~~イイ天気ぃ~~~~

そして目の前のブドウ棚の道(青年路)に行くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3002
(2006年撮影)
…いた、いた

昨日と同じ緑色のタクシーに乗り込む。

そしてズノンさんと「今日はどこに行こっか」と相談する。
昨日と違って1日フルに使えるので、まずは遠い所から行く事に。

そして決まったルートは、以下のとーり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3003
(2017年のグーグルマップより)
青い所を観るわよぉぉぉぉぉ~~~~ん

…お宿(トルファン賓館)
…火焔山(かえんざん)
…吐峪溝(千仏洞)
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
…艾丁湖(アイディン湖)
…高昌故城
…アスターナ古墳群
…ベゼクリク千仏洞

今日は青い記号の各所を上から順番に観光するッス

…ってなワケで、まずは「艾丁湖(アイディン湖)」から。

この湖は、ちうごくでイチバンの低地で、ちうごくでイチバン乾燥して暑い場所だそうな。

どのくらい低いかと言うと、海抜-154m
世界でも4位くらいの低地だそうで。
(この当時は「世界第2位」と聞かされていたんだけどなぁ…

湖のお姿は、昔のNHK特集「シルクロード」で見た事があるので解っている。
でも、自分の足で湖畔を歩いてみたいではナイかっ

では、出発しんこーーーーーーーぅ

昨日と同じく、スピードメータは0Kmのままカッ飛ばし、快調に進む。

でも、途中からは満足な舗装道路でなくなってしまったので、速度が下がる。
途中の集落に入ると、前に車がいるのでノロノロになる時もあった。
ズノンさんはノロノロになると、ちょっとイライラ。

…まぁまぁ、安全運転で行きましょうや

そんなノロノロ状態の時、横に見えた集落の建物が気になったので撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3004
(2006年撮影)
イイカンジぃぃぃぃぃ~~~

バイクを三輪トラック風に改造した車両を、男性数人でいぢくっている。
車の修理工場かな

ココは小さな商店街のようだ。

左側に商店があったので見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3005
(2006年撮影)
キッズの楽園~~~~~~ん

小さなお子様達がワイワイと遊んでいる。

みんな坊主頭なので判りにくいが、2~3人は女の子だ。
大抵、ワンピース等のスカート姿なので、服装を見れば判別は容易だ。
子供の頃は男女一緒に遊ぶ事があるが、ある時期からは完全に男女の行動が分けられる。

何をして遊んでいるんだろう…と思って観ていたら、手前にいた少年が突然走って離れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3006
(2006年撮影)
…水槽

お子様プールのような水槽に水を張って、釣竿らしきものを使っている。

…魚釣り

日本の縁日の「ヨーヨー釣り」のようなモノかな
キッズは超~楽しそうに遊んでいて、まるで昭和30~40年代の駄菓子屋の前を見ているようだ。

懐かしいねぇ~~~~

前のノロノロさんがやっと動き出したので、我々もノロノロとスタート。

そのノロノロさんは、こんな車だった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3007
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

映画「三丁目の夕日」を地で行くような、これまた懐かしいお姿。
三輪トラックの荷台に家族を乗せて、お父さんが運転しているっぽい。

イイねぇ~~~~

ナンバープレートも外れかけ、排気ガスも真っ白白すけ大開放状態なので、速く走れるワケがナイ。
道が広くなる場所までノロノロ後ろを付いて行き、ズノンさんがアクセルを「コンっ」とベタ踏み、イッキに抜き去った。

バイバイキ~ン

いやぁ~~~、イイ光景だった

そこそこの速さで走っていたら、道がもっと悪くなった。

さすがに速度が出せナイ。

集落を抜けて走ること40~50分、かなりワイルドな景色になった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3008
(2006年撮影)
何もなぁーーーーーーーーーーいっ

またもや、地平線が見えそうな荒野のど真ん中に来てしまった。

正面は、天山山脈の端っこ部分っぽい。
オラ、あの遥か左奥のカシュガルからココまで来たんだよなぁ~。

後ろに振り返ると、かんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3009
(2006年撮影)
燃えてますぅーーー。

ちょうど正面に見えるお山が、昨日観た火焔山(かえんざん)ではなかろうか…

道路を見ていただければ良~く解るが、超~ガッタガタだ
車も上下左右にボニョンボニョン揺れまくる。

20分ほどこの道を走り続けると、草も無くなってしまった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3010
(2006年撮影)
泥だらけぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~っ

もはや「」と言うよりも「」に近い状態だ。
そんな中の道なので、細かい凸凹ばっかりになった。

草は無くなったが、代わりに電柱が…

この先に電気が通っているの???

どこで使うのさ(笑)

周囲は完全に「不毛の地」と化した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3011
(2006年撮影)
誰もいなぁ~~~~~~~い

…と思いきや、遠くを見ると重機のお姿がチラホラ。

何か作業をしているようだ。

そしてほどなく、道が十字に交差している箇所がいくつも現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3012
(2006年撮影)
明らかに何か作業をしているなぁ…

道の左側にはポンプらしきホースが、右にはタンクを載せた荷車があるねぇ~。

…何かを汲み取っているの

…って、ホントは知っているけどねぇ~~~~~ん

ほどなく、ズノンさんが「着いたよぉ~~~」と一言。

車から降りると、目の前に…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3013
(2006年撮影)
あいでぃ~~~~~~~~ん

艾丁湖」と彫られた、立派な石碑が。

」と言うのだから、この碑の先には立派な湖面が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3014
(2006年撮影)
湖面が…

湖面が…

湖面が…

…無い。

…そう、ココはあまりの暑さと乾燥で、完全に干上がってしまったのだ
(流れ来る途中に灌漑用の用水路や井戸をたくさん造ったから…とも言われている)

大昔は、ちゃんと大きな湖があったそうな。
(…と言うか、死海のような内海だったらしい)

ココから流れ出る川は1本もナイのに、干上がるって…
どんだけ乾燥しているんだよ

湖面らしき部分が白く見えるでしょ。
あれは乾燥して固まった塩分だそうで。

…やはり「」だったんだね。

とりあえず、まずは記念撮影をば。
ズノンさんが「せっかく来たんだから撮ってあげるよ」と言ってくれたのでね

…ってなワケで、はいチーズ
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3015
(2006年撮影)
コレで証拠は残った

この石碑、裏側にも文字が彫られている。

ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3016
(2006年撮影)
読めなぁーーーーーーーーーーい

ウイグル語で「アイディン湖」と書かれているらしい。

…ってか、ココまで来て果物の皮らしきゴミが。
裏側にコッソリ捨てる」というのが、ちうごく人っぽい。

ゆっくり歩き回って来なよ」と言われたので、お散歩タァ~~~イム

まずは、さっき気になった機械が置いてある方へ…

途中で振り返ってズノンさんと車を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3017
(2006年撮影)
…何も無ぇ。

見える範囲に人は我々2人だけ。
スゴい所だ。

歩いていると、地面がシャクシャク言い出した。

足元を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3018
(2006年撮影)
しろーーーーーーーーーい

乾いた泥の下から白いカタマリが…。

…そう、コレがなのだ

結構浅い所に塩があるんだね。

少し歩くと、意外な光景が目に飛び込んで来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3019
(2006年撮影)
水ぅぅぅぅぅぅぅぅ

完全に干上がった」と聞いていたので、こんなに水が溜まっているとは思っていなかったのでビックリ
NHK特集「シルクロード」でも、このような映像は無かった。

全体を見渡すと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3020
(2006年撮影)
もはやプールやん

周囲を見渡すと、このようなデカい水たまりがいくつもあるようだ。

…なるほどね。

さっきのポンプやタンクや重機を見てからこのプールを見て解った。

…ココで塩を採っているんだ。

まぁ、太古の海水なので「天然塩」っちゅ~ワケですな

この塩水に浸かって、リウマチだったかの治療も行われているとのこと。
砂漠の熱い砂でも、リウマチ治療やっていたなぁ…

いったん車まで戻って、今度は湖面のほうへ進むことに。

ズノンさんが「奥まで行っておいで~~~」とニヤニヤしながら言っている。

でもオラはそのニヤニヤの意味を知っている。
日本のTVで観たから知ってるよ」と言ったら「なぁ~んだ…」と少々つまらなそうな表情に。

…ふふふのふ、残念。

では行ってみよう。

そのニヤニヤは突然発生するので、1歩1歩慎重に歩いて行く。

途中で振り返って、再び車を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3021
(2006年撮影)
ホントに何も無ぇ…

再び前進する。

サクサク、サクサクジャクジャクぐにゅ~~~~ん…

…おっ、この辺が限界のようだ。

この先が「ニヤニヤゾーン」だな

足音が変化した辺りで立ち止まり、湖面を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3022
(2006年撮影)
まっしろだ…

この先も歩いて行けそうに見えるでしょ。
でもね、行っちゃダメ

先のプールを見てもお解りの通り、地下には水分がタップリとあるのだ。
表面だけ干からびているので、知らずにズンズン歩いて行って、突然足の付け根までズッポリと埋もれてしまう人が多いそうな。
NHK「シルクロード」でも、ズッポリ埋まってしまったスタッフがロープで救出されるシーンが映っていた。

ズノンさんに後で聞いたら、「西洋人の女の子に何も教えずに歩かせて、ズッポリ足を埋めさせてあげた」だって
イタズラにも程が…
(ズノンさんは直接何もしていないんだけどね

まぁ、ココは究極に乾燥しているので、泥水に埋まっても30分も日に当てていれば乾くッス。

その女の子も、ココで乾かして泥を大雑把に払って車で帰ったらしい。
ズノンさんも「乾いているから汚れないので構わないよ」だって。
まぁ、自分でワナにかけたんだから、多少の車内の泥汚れはねぇ~

湖の奥の白い部分だけをアップで撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3023
(2006年撮影)
…海に見えなくもナイ。

アイディン」とはウイグル語で「月光の湖」だとか。
夜は月明りで塩の白い結晶がキラキラ光って見えるらしい。

湖の大きさは、東西40km・南北8kmほどらしい。
グーグルマップで見ても、水面がナイから大きさが判らナイけどね。

ココなら足が沈んで行くことはナイので、チョット立ち止まって周囲の音を聞いてみた。

…ドクン、ドクン、ドクン。

何てこったい。

自分の心臓の音しか聞こえねーよ

人がいないので全くの無音なのだ。

ひこーきも飛んでいない、道路が無いので車も走っていない。
水がナイので動物もいない。
草がナイので葉が風で擦れる音もしない。

耳を塞いでいないのに、普段聞いている全く何も音がしない

聞こえるのは、自分の鼓動と呼吸音、それに泥が干からびて割れる時の「パキッ」という小さな音のみ。

この「騒音大国」中国で、無音の場所があるのが超オドロキだっ

あまりの静かさで、チョット怖くなって来た。
こんなのが地球上で体験出来るんだ…

静か過ぎて逆に耳が痛くなってくるカンジがする。

そろそろ車に戻ろう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3024
(2006年撮影)
たったコレだけの距離なのに、ホントに音が聞こえナイ。

車に近付くと、日常の音が耳に入って来た。
(この場合はエンジン音とズノンさんが動いている音ね)

…あぁ、何だかホッとする

ズノンさんが「あれもういいの」と聞いて来たので「うん、満足」と言った。

そろそろ次の場所に行きますか。
ココに来るだけで1時間チョット掛かったからね~。

最後に、ズノンさんと記念を撮影しよう

ズノンさんに言ったら、「うん、いいけど2人しかいないのにどうやって撮るの」とフシギ顔。??
2017年だったらスマホで「自撮り」も出来るが、今は2006年だ。

石碑の台にカメラを置いてタイマーで撮る、昭和から続くアナログ作戦に。
ズノンさん、「カメラにタイマーがある」のを知らなかったっぽい。

カメラを石碑に置いて、シャッターを押してズノンさんに駆け寄る。
ズノンさんに「数秒後に撮れるよ~~」と説明して、ハイ、チーズ

仕上がりはどうかなぁ~~
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その30・トルファン・艾丁湖-3025
(2006年撮影)
イイんでないのぉ~~~~ぅ

ちゃんと湖面も写っているし、なかなかのナイスショットぢゃ

いやぁ~、人生初の超~貴重な体験だった
無音体験」は、一生忘れる事はナイだろう…

車に乗り込む。

久々の、ひ・か・げ

ご覧の通り、周囲には日陰というモノは存在していないのでね。
何気にお肌焼けっ放しだったよ。

ほな、次行くでぇ~~~~

つづき「その31」はこちらーっ!

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2017年10月19日 (木)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その29:トルファン・市内の夜市~

前回「その28」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月17日(月):晴れ

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

さぁ、お宿に戻ろう。

砂漠を歩いて、砂だらけの汗だくだよ…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2901
(2006年撮影)
超~スゴかったけど疲れたぁ~~

とりあえず、大雑把に靴の汚れを落としてから、タクシーに乗り込む。

ほいでは、お宿へ出発ぅ~~~~~

ココ、沙山公園からお宿までは、コレくらいの距離ッス。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2902
(2017年のグーグルマップより)
直線距離で50Kmくらいかな…

…お宿(トルファン賓館)
…火焔山
…吐峪溝(千仏洞)
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)

今まで観て来た観光スポットを、全てゴーカイに通過するッス

…ん

この時は気付かなかったけど、往復で120Kmくらい走っているのか…
日本でタクシーを120Km乗ったら、いくらかかるんだろう
(ネットで調べたら、約40,500円だって 東京⇔沼津・宇都宮辺りと同距離ッス)

今日の料金は800元(約10,800円)だったよなぁ。
日本でタクシーを5時間貸し切ったら20,000~25,000円くらいなので、まぁ~良いカンジかな

…でも、ウイグル人…というか中央~東南アジアの民は最後に必ず多めに請求してくるから、2割り増し(900元)くらいは覚悟しておこう。
カシュガルでもそうだったしぃ~。

再び高速道路(この当時は建築中で、一部分だけ高速道の仕様になっていた)をゴーカイに時速0Kmでカッ飛ばす。

行きに観た火焔山を、ズビズバーっと通過。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2903
(2006年撮影)
市街地はもうすぐよぉぉぉぉぉ~~~~ん

この辺りで、空が暗くなって来た。

…あれ窓に何かが当たっている。

ちょうど高速の料金所で速度が落ちたので窓を開けてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2904
(2006年撮影)
おぉ雨だっ

ズノンさんも「コレは珍しいよぉ~」と、ニコニコしながら言っている。

トルファンは年に20~30日くらいしか雨が降らないので、逆にナイスタイミングだ
でも、日本人がフツーにイメージする「」ではなく、小雨程度だけどね。

しばらくは雨雲の下を進む。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2905
(2006年撮影)
雲の向こうにアッラーがいるな

少し走ると、雲はあるけど雨はもう止んでいた。

そして、20時半頃に市内へご帰還~。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2906
(2006年撮影)
戻って来たよぉぉぉぉぉ~~~~ん

このおさしんからは、後日撮ったモノを載せるね。
(もう暗くてブレるので、この後は撮らなかった)

お宿まではもうすぐだ。

すると、ズノンさんが「晩ご飯一緒に食べよう」と言って来た。

…う~ん、どっしよっか

海外で被害に遭う典型的なパターンが「一緒にご飯食べよう(飲みに行こう)」なのだが…。
しかも、相手の言われるままにお店に付いて行くのがイチバン危険なのだ。(店とグル)

…ま、失うモノは何もナイので、行ってみますか(笑)

うん」と言うと、ズノンさんがケータイで誰かと連絡しだした。
すると、ほどなくバスターミナルで最初に声を掛けて来たお兄さんが現れた。

そして、バスターミナル前にある広場の夜市(屋台村)でご飯を食べることに。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2907
(2006年撮影)
…ココだったら店舗の中ではナイから安全だなや

テキトーな席に座ると、近くにいたウイグル人男性2人がこちらにやって来て合流した。
どうやら、みんなお仲間らしい。

いきなり初対面のウイグル人4人に囲まれての食事会に

チョット緊張していたら、この2人も日本語で話し掛けて来た。[  ]
オラ、ビックリ

バスターミナルの彼以外は、全員日本語が喋れるのだ。

ハナシを聞いていると、1人は奥さんが日本人で、去年(2005年)まで愛知県にいたそうだ
今は1人でトルファンにいるらしい。

何で」と聞いたら…

奥さんもこっちに来たけど、あまりの暑さですぐに愛知に帰っちゃったよぉ~~~

…だって。(笑)

奥さんの気持ちは解る。
暑さが尋常ぢゃぁ~ナイもん、ココ。
夏の京都や甲府の盆地に365日いるようなモンだからねぇ…
海まで数千Kmも離れているしぃ~。

シシカバブ(羊肉の串焼き)3本とレバー焼き1本、羊肉の餃子豆の入った麺を注文した。
オラが麦汁を飲みたそうにしていてら、「私たちに気にしないで飲んでイイよ」とズノンさんが言ってくれた。

…我々は飲まないけどね

…そりゃそうだ。

では、遠慮なくぅ~~~~

麦汁は、漢民族がやっているお店で売られている。
ウイグル人(ムスリム)が売っていることは、ほぼ100%無い。

銘柄は、ウルムチでも飲んだ「烏蘇啤酒(ウースービール)」をチョイス。
味も判っているので安心だ

席に戻って、1人でカンパーイ

ごくごく。

うんめぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーぃ

熱いカラダには麦汁がイチバンやぁ~ね 

ちなみに、料理はそれぞれ専門の露店で別々に注文する。

シシカバブ屋さんはこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2908
(2006年撮影)
イイ香りぃぃぃぃ~~~ん

今まで敦煌北京等で食べて来たお店達と全く同じカンジ。

店ごとにスパイスの調合が違うので、食べ比べてみると楽しいよん
肉の部位も、日本の焼肉屋並みにいろいろあるッス。
(羊と鶏がメインだけどね。豚肉は絶対にナイよ。)

麺は麺屋さんで注文する。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2909
(2006年撮影)
在庫豊富ぅぅぅぅぅ~~~

まずは麺の種類を選び、汁やソースの種類を指定する。
日本の立ち食いそば屋と似たようなシステムだ。

日本語とウイグル語が飛び交いながら楽しく会話をしていたら、料理がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2910
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

美味そぉ~~~~う

いっただっきまぁ~~~~~っす

まずはシシカバブから。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2911
(2006年撮影)
串でヤケドしないように注意っ(オラ、クチビル焼いた事がある

もぐもぐ。

生き返るッス

いやぁ~、もはやシルクロードでは安定したお味ですな
オラ、完全に慣れたッス。
スパイスの味を覚えて、日本でも作ろ~っと

豆の麺は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2912
(2006年撮影)
日本のうどんぢゃん

もぐもぐ。

…おっ、かなり美味い

トマト・ピーマン・豆が入っていて、しょうゆ味ベースのスープでまいう~だった
日本的に言えば「トマト味のうどん」、ウイグル的に言えば「ラグ麺と同じ味」というモノ。

麺は、日本のスーパーでフツーに売られている「乾麺のうどん」そのモノ。

日本人には全く抵抗感のナイ、まぢで美味しい逸品だ
見た目はイタリアンっぽいねどね。

日本で作るとしたら、あっさり鶏ガラ醤油のラーメンスープと乾麺のうどんでOK
そこに、羊肉・ピーマン・トマト・香菜(パクチー)を入れれば完璧だ

…ふぅ、お腹も心も満足

日本語でたくさん喋れたので、ストレスもかなり軽減

さぁ、お宿に戻ろう。

お宿までは近いのだが、ズノンさんが「送って行くよ」と言ってくれたので、タクシーに乗り込む。
(…コレがインド等では一番危険なのだけどね

ほどなく、昼に見たブドウ棚の下に入り…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2913
(2006年撮影)
お宿は左だよん

棚の端っこで左折すると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その29・トルファン・市内の夜市-2914
(2006年撮影)
ただいまぁ~~~~~~

22時(新疆時間では20時)頃、お宿に戻った。

ズノンさんとはココでバイバイキン。

今日の料金を払おうとしたら、ズノンさんが「明日も残りの場所観に行くそれなら明日でイイよ」と一言。

…あれ

今、現金をもらっておかないと、オラ逃げちゃうかもしれないよ

…ふ~ん、オラのこと信用してくれているんだ

なので、「うん、観に行きたい」とお返事。

じゃぁ、10時にホテルの前で」とズノンさん。

…北京時間だよね」とオラ。

そう。(笑)」

…コレで明日の予定も決定した。

明日も同じくらい料金が掛かると思うけど、移動が楽だからお任せしてしまおう

タクシーを降りて、「また明日~~~」とバイバイキン
テコテコとお宿の中に入る。

部屋に入り、ベッドにゴロン

…ふぅ、疲れた。

そうだ、今日は汗と砂にまみれたので、バスタブにお湯を張ろう

お湯が満たされるまで、わくわくしながら待機

溜まったで~~~~~~。

久々のバスタブ、最高ぉ~~~~~~~~う 

生き返るぅ~~ん

カシュガルで何回か入った以来か…な

ついでに、砂だらけの靴下と汗まみれのシャツも、お洗濯ぅ~。

そうそう、ウルムチでは見られなかったTVも見てみよう

映る、映る

…おっ、インドネシアで地震発生。
かなりの大地震で、被害がスゴいようだ。
(後に呼ばれる「ジャワ島南西沖地震」で、M7.7クラス)

さらに、スペースシャトル「ディスカバリー」が地球に帰還だそうな。

オラが海外にいると、いつも世界的なニュースが起きるのだ。

今日は久々に疲れたので、もう寝よう。
楽しい1日だった

…んぢゃ、おやすみんみ~~ん

つづき「その30」はこちらーっ!

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2017年10月16日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その28:トルファン・沙山公園~

前回「その27」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月17日(月):晴れ

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

さぁ、次へ行こう。

テコテコ歩いてズノンさんの所に戻ると、ズノンさんはの~んびりと過ごしていた。
オラの姿を見ると、ニッコリ微笑んで「こっちおいで」と。

…で、確かココで西瓜とハミ瓜を少し食べたような気が。
(もう記憶がナイ

そしてタクシーに乗り込み、次の目的地へ移動開始っ

お次はどこかというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2801
(2017年のグーグルマップより)
デザートの時間よぉぉぉぉぉぉ~~~~ん

…お宿
…火焔山
…吐峪溝
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)

デザート(Dessert)を食べた後はデザート(Desert:砂漠)を観に行くのだ

からまで移動だよん。
この後に撮ったおさしんを見ると、シマシマのお山に沿って東(右)に進み、の上辺りで南下したようだ。

吐峪溝の緑地を抜け、真っ直ぐな道を高速でカッ飛ばす。
相変わらずスピードメーターは0Kmからピクリとも動いていない。
感覚的には150Kmくらいは出ていたのでは…

前の大型トレーラーを追い抜いたら、前方の景色が無くなった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2802
(2006年撮影)
どこの星ぢゃーーーーーーーーーいっ

…オラ、まだちきうにいるからね 

何か宇宙旅行をしている気分。

奥の山っぽいモノが近づいて来た頃、右に曲がって集落のある道に…
緑に囲まれた中に小さな家がポツポツと建っている、ヒジョーに好ましい集落だ

この緑、よく見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2803
(2006年撮影)
ぐれーーーーぃぷ

ブドウ畑のようだね
このおさしんだけ見ていると「超~乾燥した甲府盆地」といったカンジがする。
(左奥が火焔山の方向ね)

道は舗装されていないので、結構ガタガタ。
でも、ズノンさんは全く気にせず、集落の中でもクラクション全開でカッ飛ばす。

…アブナイんでなくね

ハラハラしながら見ていると、地元の人もすっかり慣れているようだ。

そして、ついに道が目の前で終わっている丁字路に来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2804
(2006年撮影)
おぉ、砂漠っ

正面の左右に横切っている道から向こうはリアルに砂漠だ

わくわく

ココは「ピチャン(鄯善:ぜんぜん)」の「沙山公園(さざんこうえん:砂漠公園)」という場所で、約50Km四方に広がる砂漠のはじっこだ。

チョット右側を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2805
(2006年撮影)
砂山がデカいねぇ~~

トラックの大きさと比べると、砂山の大きさが良く解るね

ココでズノンさんが「歩いて砂山に登って来なよ~」と一言。

…おっ、では登ってみんべぇ~~

1996年に、敦煌(とんこう)の砂山「鳴沙山(めいさざん)」に登った事があるので、砂漠の歩き方は知っている。
少々コツがいるのだ。
(サンダルは砂に埋まって登れナイからね

車を降りて、一人でテコテコ歩き始める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2806
(2006年撮影)
道路から砂山までは意外と離れているのね…

この部分を歩きながら、ふと思った。

…ココ、川なんぢゃなくね?

砂利といい、少しぬかるんだ土といい、明らかに川っぽい。

そう思いながら地面を見てみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2807
(2006年撮影)
しましま~~~~~~ぁ

水の流れと風によって出来たらしい縞模様があった。

こんな超~乾燥地帯に水が…

でも、よく考えたら、すぐ近くにブドウ畑があるのだから、水があっても全然不思議ではナイ。

もう少し歩いてみたら…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2808
(2006年撮影)
くっさーーーーーーーーーぃ

何とっ草が生えていたっ 

足跡の凹み具合といい、コレは確実に地下に水があるな

所々白っぽい箇所があるのだが、コレはもしかしたら塩分(又はミネラル)かもしれない。
川にも微量の塩分やミネラルがあるので、干上がった川ではよく見られるモノだ。

この辺りでお山の方を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2809
(2006年撮影)
流れちょるぅぅぅぅぅぅ~~~っ

明らかに水が流れた痕跡がっ

コレが火星なら大発見だが、残念ながらココは地球だ。

下流側であろう、反対方向(背中側)を見てみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2810
(2006年撮影)
水の流れに沿って木が生えているッス

川のすぐ後ろに砂漠の砂山……自然ってスゴいね

あれ?

遠くと見ると、砂山の手前に人が結構いるねぇ~。
まぁ、観光スポットだからねぇ。

ココも、奥から正面切って行くと入場料とか取られるような雰囲気だ。
またもや、ズノンさんが無料エリアにサックリと連れて来てくれたようだ

…どおりで観光地なのに殺風景なワケだ。

今までほとんど観光客とすれ違わなかったので、チトあっちにも行ってみたい気がするが…
まぁ、砂山に登れればそれでOKなので、モウマンタイ(無問題)~

川を横切り、砂山…イヤ、砂漠の入口に到着した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2811
(2006年撮影)
…スゲぇ。

とんでもなくキレイな絶景なのだが、ココはちうごく
必ずゴミが落ちている

この空き缶らしき子はどこから来たのだろう…
強風で転がって来たのかな
まさか千年以上前の歴史的遺物でもなかろうし。

…では登ってみますか。

わくわく

靴ひもをしっかりと締め直して(靴に砂が入って重くなるため)、準備を整える。

そして、足の裏全体を砂の上に押し付けるようにして、一歩一歩しっかりと少し早足で踏んで行く。
のんびりしていると、足がどんどん砂に埋もれて行くから要注意

少し登った所で、砂山を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2812
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

絶景ですなぁ~~~~

ズノンさんのおかげか、ココは人がいないのでキレイな写真が撮れるッス

砂のシマシマ模様がキレイだったので撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2813
(2006年撮影)
う~~~ん、ゲージツ的

大自然の芸術ですな

ココでクルッと振り返って見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2814
(2006年撮影)
あざやかなシュプーーーーーールっ

スキー場ではナイので、単なる「足跡」だなや。

この辺はまだ砂が湿っているのか、少し硬いので足跡はそれほど目立っていない。

もう少し登った所で、振り返って足跡を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2815
(2006年撮影)
しづんでますぅぅぅぅぅ~~~~

ズブズブと沈み始めたのが、足跡の深さでお判り頂けよう。

何か「足跡シリーズ」が気に入ったので(笑)、しばらく登った後でまた撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2816
(2006年撮影)
沈みまくりぃぃぃぃぃ~~~~っ

ズブズブ沈んでいくので、自動的に歩幅が狭くなっているのが判る。
なので、早足で登らないと、いつまで経っても上に行く事が出来ナイのだ。
(立ち止まると下に下がってくぞぇ

…ココでふとひらめいた

肩に下げていたバッグを砂山に置いて、1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2817
(2006年撮影)
サバァーーク・デ・ゴザァーーーーーールっ

リアルに「サバク・デ・ゴザール」の完成だ 

すんごい昔に、池袋サンシャインシティの地下街で、500円で買ったトートバッグっす♪

さぁ、立ち止まってはいられない
すぐに歩行再開ぢゃ

ヒーコラヒーコラ登っていたら、テッペンの近くまでやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2818
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

こういうの、PCのスクリーンセーバーで見た事があるっ(笑)

それが実際に自分の(へっぽこ)カメラで撮れるとは…

感無量ッス 

砂山のサミット(峠)があるという事は、すぐ横にはへっこんだ地点もあるということで。

斜め下を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2819
(2006年撮影)
くぼんでますぅぅぅぅぅ~~~~

単色なので判りづらいが、真ん中がふんわりと凹んでいる。

…何か、使いかけのファンデーションのようだ。

さっきの山は、ファンデーションのスポンジね

低反発マットに鉄の球を置いて、球を持ち上げた直後のようにも見える。

ただ今、19時過ぎ。(新疆時間では17時過ぎ)

日も傾いて来たので、オラ自身の影を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2820
(2006年撮影)
ながぁ~~~~~~~~~~い

何か、プロカメラマンになったような気分 
(あくまで気分)

砂漠は一般的に夕方に見ると美しいと言われている。
確かに、砂の色が濃くなって砂山の形がクッキリと浮かび上がるので、立体感があってキレイだ

近くにあるお山のテッペンを撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2821
(2006年撮影)
…オラ、プロだべ(あくまで妄想)

自分で撮ってみると、パソコンの壁紙にしたくなる気持ちが良く解る。(笑)

テッペンの近くまで来たら、奥の砂漠が良く見えるスポットがあった。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2822
(2006年撮影)
すんげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーっ

見渡す限り一面の砂漠だよっ

この先に一歩でも進んだら、オラ秒殺 

…とても生きて帰れる自信はナイ。

昔の人はスゴかったんだねぇ~。
こんな中をラクダに乗って貿易したり、ありがたい経典をもらいにインド(天竺)まで進んだんでしょ

…ありがたや。(ー人ー)

この砂漠(砂山)は50Kmくらいの範囲しかないのだが、その先には広大な岩砂漠が1000Km以上続いている。
南へ300Kmほど行けば、あの伝説のさまよえる湖「ロプノール」がある。

オラ、この先へ進む勇気は1mmも持っていないので、ココで引き返そう。

戻りは砂山を下りるだけだ。

…でも、砂山というのは「降りる時のほうが危険」というのをお忘れなく。

足元が不安定で沈み込んで行くので、前のめりになって砂山を転げ落ちてしまう可能性があるからだ
下りは早足で歩く必要はナイので、しっかりと踏みしめながら確実に歩いて行こう。

安全なエリアまで下りて来たところで、集落のほうを撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2823
(2006年撮影)
ちへいせぇ~~~~~~~ん

緑のオアシスの先には何もナイ。山もナイ。電気も無ェ。ガスも無ェ。(石油はある)
100Kmくらい荒野が続いている。

でも、ココから少し右を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2824
(2006年撮影)
りったいかーーーーーーーん

火焔山から続いているシマシマのお山が、どどーーん!と聳えている。

もうちょいナイスなアングルの位置まで移動して、砂漠とお山を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2825
(2006年撮影)
イイねぇ~~~~

岩山と砂」という両極端のモノが一緒に撮れて、オラ満足 

もう少し下りて、違うアングルでも撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2826
(2006年撮影)
ワイルドぉぉぉぉ~~~~

こっちの方が、奥行や広がりがあってイイね 

…ふぅ、下り切った。

硬い地面にホッとする

また川をテコテコ横切って、タクシーに戻ろう。
もうお宿に戻る時間だよねぇ…

川の真ん中で、最後にお山と空を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その28・トルファン・沙山公園-2827
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

雲が中心から広がっているように見えたので、急いで撮った次第

…「雲がある」という事は「湿気がある」という事だ。

北の雪山から、はるばるやって来たのだろう。
でも、雨を降らせるパゥヲーはほとんど無さそうだ。
トルファンの降水量は1ヶ月で0~3mmで、月に0~2日しか降らナイ。

…ほへぇ~~~、やっとこさタクシーに戻ったぞ。

砂山とぬかるんだ川で、意外と靴が汚れてしまった。
でもすぐに乾くので、葉っぱ等でちょいと拭けばモウマンタ~イ

ズノンさんはず~っと車の中で待っていたようだ。
近くに何もナイからねぇ~。

ただ今、19時半過ぎ。
お腹も空いたし、もうお宿に戻ろうねぇ~。

ほな、お宿にご帰還ぢゃーーーーーーーーっ

つづき「その29」はこちらーっ!

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2017年10月 9日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その27:トルファン・吐峪溝~

前回「その26」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月17日(月):晴れ

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

…では、先に進もう。

橋の上から先を見ると、いくつか洞窟が見えるものの、遊歩道はまだ先に伸びている。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2701
(2006年撮影)
千仏洞はもう少し先のようだ。

遊歩道をテコテコ歩いていると、対岸にも洞窟があるのが見えた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2702
(2006年撮影)
あんな高い所に…

でも、そのすぐ上を道路が走っている。
…そう、さっきタクシーで下って来た道だ。

奥の草むらの先は右に曲がっていた。

曲がった先を見たら…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2703
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

洞窟がいくつも見えて来た。

…この道、緑がいっぱい生えていたら、山梨県の甲府にある「昇仙峡(しょうせんきょう)」みたいなカンジになったのかなぁ~
いいカーブだ

そして、少し左を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2704
(2006年撮影)
ココかーーーーーーーっ

正面の洞窟祭りになっている所が、千仏洞の中心のようだ。
観光客の姿がちらほら見える。

…あそこまで登るのかぁ~。

まぁ、仕方ナイね。
がむばって登るか…。

チョット進んだら、景色に奥行きが出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2705
(2006年撮影)
イイねぇ~

さっき(車内)は対岸からこちら側を見ていた。

イイ光景だったので、もうチョット進んだ地点でも撮ってみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2706
(2006年撮影)
コレもなかなか

赤いの所に、さっき通って来た道路がある。

…さぁ、階段に着いたぞ。

まずは、上のおさしんの右側中央に見える展望台らしき所まで登って、この渓谷を見てみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2707
(2006年撮影)
う~ん、ワイルド

茶色の部分が、日本とは真逆だよねぇ~。

さらに上の、小さな展望台らしき所まで登ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2708
(2006年撮影)
おぉ、絶景っ

よく見ると、対岸にも結構洞窟があるんだねぇ~。
その上に、道路の杭が並んでいるのが見える。

そのまま右を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2709
(2006年撮影)
道路が近いっ

…って~ことは、タクシーの中からもココが見えていたという事か。

気付かなかった。

さぁ、階段のテッペンは目の前だ

…あれ賑やかだぞ。

テッペンまで登ると洞窟の入口があり、そこには観光客の姿が。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2710
(2006年撮影)
解説ちう~~~~

台湾からのツアー客が、ガイドさんの解説を聴いているところだった。

話し方や身のこなしが実に洗練されているのと、南方訛りの言葉で、すぐに台湾人だと判った
オラは1人なので、おとなしく後ろで待機。

…ってか、途中から一緒になって中を覗いたりしちゃった(笑)

みんなもオラを見て「日本人」と聞いて来たので「はい」と答えたら、ニコニコ微笑んでくれた

団体さんが下に降りていったので、改めてオラ1人で見学。

…と言っても、ごく小さなスペースなのですぐに終了~
観光客は、上のおさしんに見えている2つの洞窟しか中を観ることが出来ナイ。

階段を下りながら、周囲にある洞窟も見て行くことに。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2711
(2006年撮影)
何か文字が彫ってある。

明らかにアルファベットの「」の文字が。

…いたずらで彫ったのか学術調査で印をつけたのか

これらの洞窟は、僧侶が1人で籠って修行をするモノなので、どれも小さい。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2712
(2006年撮影)
集合住宅ぅ~~~~

1996年に敦煌(とんこう)で見た「莫高窟(ばっこうくつ)」と同じカンジだ。
かなりの数の僧侶が、ココで修行していたようだね。

崖がイチバン出っ張っている部分を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2713
(2006年撮影)
レンガが続いている…。

最盛期の時はどんな光景だったのだろう…
観てみたかったなぁ~。

下から観光客が上がって来たので、オラは降りよう。

階段を下りて、遊歩道から前を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2714
(2006年撮影)
大草原~~~~~っ

このおさしんだけ見ていると、とてもトルファンの岩砂漠の中にいるとは思えないッス

テコテコ歩いて、滝まで戻って来た。

…やっぱ、あった

整備されていない道が1本、真っ直ぐに伸びている。
なので、帰りは橋を渡らずに、こっちの道を歩こう

少し歩いた地点で、さっき歩いていた対岸の遊歩道を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2715
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

頭上にも洞窟があったのねーーーーっ

街のほうを見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2716
(2006年撮影)
モスクーーーーーーっ

あのキレイな色をしたモスクが見える。

この先が、仏の世界とアッラー(神)の世界との境のようだ…

ココで、さっき対岸から見えたカッチリした四角い建物の横を通った。

窓に何やらカンバンがあったので見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2717
(2006年撮影)
すてーーーーーーしょん

吐魯番地区 文物管理局 吐峪溝千仏洞保護站」と書かれている。

(たん)」は「」とほぼ同じような意味なので、「千仏洞の保護ステーション」と言ったところか。

この辺りの頭上を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2718
(2006年撮影)
緑がナイ…

草すらナイ荒野が広がっている。
とてもこの先に歩いて行く勇気と自信はナイ…

ふと対岸を見ると、意外な所に意外なモノが建っているのが目に入った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2719
(2006年撮影)
…モスクだっ

何であんな山の中腹にあんな立派なモスクが…
しかも、周りは塀で囲まれている。

…コレが「ココがイスラムの聖地でもある」と言われる建物か。

もう少し進んだ所で、違うアングルで撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2720
(2006年撮影)
ドームがいっぱい

あのドームって、全てモスクなのかなぁ…

コレは確かに聖地のようだ。
2017年の今になって調べてみたら、「ホージャ墓」というモスク(お墓)だそうな。
吐峪溝がなぜイスラムの聖地になったかの理由は、こちらのサイトに書いてあった。

ムスリム以外は中に入れないので、オラはスルーせざるを得ない。
対岸から眺めるだけ~~ぇ。

…ふぅ、やっと集落に戻って来た。

時計を見たら…50分も歩いていたのかぁ~。
疲れたから、街の様子をチョットだけ覗いて戻ろう。
…ってか、道なりに自動的に街の中を通り抜けるようだ。

歩き出すと、すぐに住宅地が目に入った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2721
(2006年撮影)
う~~~ん、やっぱりどう見ても廃墟…

木も無く、正面に干しブドウ用の乾燥小屋ばかりが見えるので、どうしてもゴーストタウンに見えてしまう…

坂道を下って行くと、丁字路に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2722
(2006年撮影)
まぁ、右折だろう…

轍や足跡もみな右に流れているので、ココは素直に従おう。

この光景、カシュガルの老城(旧市街)とはまた違った雰囲気だ。
空が広々しているせいかな

何とな~く「モノトーンのリスボア(ポルトガルの町)」っぽくもある。
トルコのイスタンブールも、褐色化させたらこんな雰囲気かなぁ~。

素直に右に曲がったら、目の前にこんな建物が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2723
(2006年撮影)
ココだけ色があるーーーーーーーぅ

何と貴重な緑色か…

さすがモスク、壁はキレイに装飾されている。
ココが街のメインのモスクのようだ。
(先ほどからチラチラ見えていたモスクがコレね)

ドアが開いているが勝手に中には入れナイので、外観だけで素通り~。

少し歩くと、さっきの千仏洞のような穴が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2724
(2006年撮影)
…ココも修行場所

奥を見ると、何かが動いているっ

近寄って見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2725
(2006年撮影)
うしくーーーーーーーーん

おぉっこんな所に牛くんがっ

意外な出会いで、ちとビックリ
それで草が敷かれていたのね

だんだん人が増えて来た。
やはり街なんだねぇ~。

そろそろズノンさんが待っている場所に…という辺りで、こんな車をハッケーン
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その27・トルファン・吐峪溝-2726
(2006年撮影)
サントラーーーーーーーっ

ココにもいたぞ、オート三輪(三輪トラック)が

コレも屋根がナイねぇ~。
車体には「丹風」のロゴがある。

火焔山で見た「時風」といい、オート三輪に「」の名が付いていても速そうに感じないんですけどぉ…

さて、コレで吐峪溝の見学はおしまぁ~い

時計を見ると…17時半
新疆時間では15時半なので、まだいくつか見学出来るね
夏なので日没も遅いからね。

…んぢゃぁ、タクシーに戻るべぇ~

つづき「その28」はこちらーっ!

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2017年10月 5日 (木)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その26:トルファン・吐峪溝~

前回「その25」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月17日(月):晴れ

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

さぁ、次に行こう

火星から伸びている道路で、次の星へ…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2601
(2006年撮影)
…お次は木星(笑)

ココでもう一度地図をご覧いただこう。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2602
(2017年のグーグルマップより)
シマシマ模様がすでに木星だなや

…お宿
…火焔山
…吐峪溝
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)

さっき観た「火焔山(かえんざん)」は、このシマシマの地層(断層)が表面に出た部分のようだ。
今からはの「吐峪溝(とよくこう:トゥーユーコウ)」という仏教遺跡に行くとのこと。

吐峪溝は仏教とイスラム教の聖地だそうで、多くの観光客や信徒が訪れるそうな。

仏教は解るけど、イスラム教もな…の

まぁ、行って実際に観てみれば判るっぺ(笑)

車が山間部を抜けて、比較的見通しの良い場所に出た。

すると、道の左右にこんな建物がたくさん現れた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2603
(2006年撮影)
…団地

こんな所に団地があるワケが…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2604
(2006年撮影)
ニュータウン

…いや、ゴーストタウンだろ、こんな環境ぢゃ。
戦争後の焼け野原のようだ。

ズノンさんに聞くと「あぁ、ブドウの乾燥所だよ。干しブドウ作っているんだよ」とのこと。

…なるほどね

よ~く見ると、壁は全て隙間があり風が通るようになっている。
その四角い隙間が、団地の窓に見えたのだ。

…そうだ、NHKの「シルクロード」で観た事あったぞ
そこでは室内を写していたので、外観が判らなかった次第。

10分ほど走ると、また景色が変わった。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2605
(2006年撮影)
たにぞこーーーーーーっ

谷をひたすら下って行くようだ。
トルファンはちうごくでイチバン低い場所にあるので、この先がその世界有数の低地エリアなのだろう。

視界から緑色が消えた頃、ズノンさんが「ちょっと車の調子がイマイチなので、いったん停めるよ」と言った。
何かさっきからガチャガチャ操作していると思ったら、不調らしい。

…ってなワケなので、少しスペースがある場所で停車。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2606
(2006年撮影)
…ココで立ち往生したら人生も往生だなや。

日陰がナイので、当然暑い……いや、熱い。
でも、湿度がほとんどナイので、不思議と汗はかかない。
爽やかな低温サウナ」にいるカンジかなぁ~。

ズノンさんは、いろいろと車をいぢくっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2607
(2006年撮影)
このタクシーが唯一の「緑のオアシス」だ

ちなみに、走行中はクーラーをつけていないよん。
クーラーつける」と言われたけど、すぐに「窓を開けていれば風が入るし、外との温度差が激しくなるので体がダルくなるよ」と。

…そうだよね、止めておこう。

日本人の団体はクーラーの効いたバスで移動するから、酒飲んでるおじさん達はフラフラだよ」と笑いながら言っている。
この気温で昼から酒飲んでいたら、マジで死ぬぞ…
それにズノンさんはムスリム(イスラム教徒)だから、横でゴーカイに飲んでいるワケにもいかないっしょ。
しかも途中にトイレ無いしぃ~

…そうだ、今のうちに周りの景色を撮っておこう

まずは、上のおさしんの右側から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2608
(2006年撮影)
いわだらけ~~~~っ

岩砂漠」といったカンジですな。

さらに右を見ると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2609
(2006年撮影)
美味しそう

…何か、チョコの山に見えて来た。
ココアも飲みたくなって来た

少し右下を見ると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2610
(2006年撮影)
きゃにお~~~~~~ん

渓谷っぽいねぇ~。
下はかなり深そうだ。

さらに右を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2611
(2006年撮影)
ひおしがりーーーーーっ

まるで潮干狩りで熊手に引っ掻かれた砂浜のようだ。

昔は雨が降って水が流れていたのが判る。
緑豊かな大地だったのだろう…。
それ故に仏教遺跡があるという事だ。

ココでズノンさんが「直ったから動かすよ~」と一言。

いそいそと車内に戻る。
そして再び発車。

ほんの1分ほど走った所で「…んもう1回停まるね」と言って来た。
壊れてはいないけど、直ったかどうか様子が見たい」とのこと。

またココでも降りて、さっきいた場所を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2612
(2006年撮影)
ケッコーなケーコクーーーーーぅ

やはり、かなりの狭い渓谷になっているようだ。

右奥のチョコ山が、さっき撮った山ね

…ホントにココアパウダーの世界だ

下を覗き込むと…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2613
(2006年撮影)
スゴい地形だ…

水が流れて地表が丸く削れ、風化によって崖の部分が崩落していったのがハッキリと判る。
ヘタな教科書よりも解りやすいぞ

違う部分も撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2614
(2006年撮影)
…やっぱ火星だ。

NASAに送られて来た火星の画像に1枚紛れ込ませても、バレないんでなくね

ココから低地(目的地)のほうを見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2615
(2006年撮影)
開けてるぅぅぅぅぅぅ~~~っ

奥に広大な盆地が見えて来た。

しかも、この渓谷に緑があるぅぅぅぅぅーーーっ

つまり、川が流れているという証拠だ。

アップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2616
(2006年撮影)
どこから流れて来た

う~~~ん、この辺は「カレーズ」という井戸を掘って水を得ているので有名なので(日本の教科書にも載っている)、どこかで地下水が湧いているのだろう…

ズノンさん、タイヤ周りを覗き込んで「うん、大丈夫」と一言。

すぐに乗り込んで、またまた発車。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2617
(2006年撮影)
目的地はすぐそこ~~~~ぅ

吐峪溝は、この川沿いにあるそうな。

坂を下ること数分、突然街が見えて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2618
(2006年撮影)
…廃墟?

でも、キレイなモスクが建っているねぇ~。
どうやら人が住んでいるようだ。

街の前まで来ると、観光客用の駐車場と店があった。
そこにタクシーを停めて下車。

ズノンさんが「1人でのんびり行っておいで~。帰って来るまで待っているから」と。

…おっ、ではオラ1人でのんびり行ってきますかいのぉ~
(今思えば、ムスリムが仏教遺跡に入るということはしないんだよねぇ

人が少ない集落をテコテコ歩き出す。

地図も何も持っていないので、どこに行けばいいのやら…

すると、家の壁に小さな案内板が。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2619
(2006年撮影)
助かったぁ~~~~

千仏洞(ぜんぶつどう)」と書かれたこの小さな板が、ものすごく重要なアイテムだった

矢印の方向(左)を見ると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2620
(2006年撮影)
…カシュガル

カシュガルの旧市街(ウイグル人街)によく似た道が1本。

…コレ、案内板が無かったら絶対入らナイで。

どう見てもフツーの生活道路を歩いていると、奥が広くなっている場所に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2621
(2006年撮影)
…おっ、また案内板が

大きな木に案内板が付けられている。
ココのは読まなかったが、恐らくこの木の解説かもしれない…
(ネットで調べたら「長老(不老長寿)の木」のようだ)

この細い道は1本道のようなので、素直に歩いていれば迷うことはナイ。

…後で知ったが、今まで歩いて来た道は観光客の通る道ではなかったようだ。
観光客用の道には入口で入場料を取られるそうで。
ズノンさんが、タダで入れる生活道路のルートを案内してくれたっぽい。
この木の辺りから、観光用客の「本流」に合流したらしい。

ほんの少し進むと、住宅地から抜けて景色が開けた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2622
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

さっき上(タクシー)から見えた緑は、このエリアだったのかぁ~。
つまり、ずっと千仏洞の上を走っていたワケね

この先は遊歩道が整備されていて、とても歩きやすい。

奥に洞窟が見えるね…
あの辺が千仏洞かな

クルッと振り返って、今歩いて来た方向を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2623
(2006年撮影)
緑のオアシスぅぅぅぅ~~~~

日本にいると気付かないが、1本の木や草がどれだけ大事なのかが、よ~~~~~~く解る

川の対岸を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2624
(2006年撮影)
ほら、水辺以外に草木が生えていないでしょ

あっ、対岸に人が歩いている。
あっちにも道があるんだね。

…ってか、正面に建物が建っているんだから、道はあるわな。

それにしても、あの建物だけ造りがしっかりしているぞ。
帰りはあっちを通ってみよう

少し見晴らしのイイ所で、遊歩道を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2625
(2006年撮影)
ちうごくっぽくナイ、しっかりした造りぃ~~~

外国人観光客を意識したようで、かなりおされでしっかりとしている。
事実、明らかに外国人と思われる人々と、たくさんではナイがすれ違う。
(西洋人よりも東洋人のほうが多いね。シルクロードは東洋人に人気があるのだ)

前のほうから、水の音が聞こえて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2626
(2006年撮影)
…橋があるねぇ~。

あの橋から対岸を歩くようだ。

それにしてもこの水の音、ただの清流の音ではナイぞ。
滝っぽい音だなや…

近付いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2627
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

何とも立派な滝だなや

予想以上の流量があってビックリ
この乾燥した地だと、「水の匂い」が良く判る。

滝の下を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2628
(2006年撮影)
ぢゃぶぢゃぶぅ~~~~

住民の女性達が洗濯をしている。

橋の上から見てみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2629
(2006年撮影)
イイねぇ~~~~

こういう光景が好きなのよ

ココは高低差が大きいためか、すぐ目の前にも小さな滝があるように見える。
岩砂漠にコレだけの水が湧いているって、何気にスゴいよねぇ~。
北にある雪山から、地下をはるばる流れて来ているようだ。

橋から今来た方向を眺めてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2630
(2006年撮影)
…ココだけ別世界

ホントに、水と植物は大事だよ~~~~~~っ

山影あり、川の音あり……かなり快適な空間だ。
そりゃ、人が住み着くわなぁ~

さて、橋の上からこれから行く方向を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2631
(2006年撮影)
まるで景色が違ぁーーーーーうっ

こちらは、浅くて小さな川が流れているようにしか見えないッス

目の前に洞窟がいくつか見えるが、遊歩道はまだまだ先に伸びているようだ。

…んぢゃぁ、ゆっくり進みますか。

待ってろよぉぉぉぉ~~~~ん

つづき「その27」はこちらーっ!

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2017年9月18日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その25:トルファン・火焔山~

前回「その24」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月17日(月):晴れ

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

…そろそろ時間だ。

30分でも寝っ転がったら、気力・体力が回復したぞ

…さてと、観光に行きますか。

15時ちょい前、マーシー氏と約束した通りにお宿の前に行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2501
(2006年撮影)
…いたいた

左の赤いポロシャツを着た彼がマーシーだ。
知り合いらしき人と話しをしているねぇ~。

右の黄緑色のタクシーに乗って、観光に行くッス

ちなみに、このぶどう棚のブドウ(マスカットっぽい種類で、ウイグルの特産品)は当然食べられるので、ひょいとつまんで口に運んでいる市民の姿もたまに見かける。
(味はかなり良い

では、乗り込む前にお約束のセクシーショット…いや、タクシーショット

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2502
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

車種はこちらでは一般的なフォルクスワーゲンの「サンタナ」なんだけど、他と比べて妙にオシリの車高が上がっているねぇ…
後輪だけ4WDの車みたいだ。
コレは「走り」に徹した車っぽいぞ…

地図を持っていなかったので距離感が解らなかったが、結果的にはすんごい距離をマーシーと移動した。
いつも観光客とコレくらい走っているそうだ。

…なるほどね。

地図と言えば

結局、トルファンでは町の地図を買わなかったので、しばらくはグーグルマップをご覧くだされ。

…と、その前に。

車に乗り込んで、マーシーと「どこに行くぅ」と相談を始める。
いろいろ候補を聞いた結果、2ヶ所を巡って800元(約11,000円)のコースに決めた。

少々高いが、バスで行くと激安だけどかなりメンド臭いらしい(時間も掛かり過ぎる)ので、まぁイイだろう
(…この軽い考えが後に大変な事に。(笑))

よっしゃでは出発しよぉ~~~~~ぅ

今日これから移動する場所は、このとーり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2503
(2017年のグーグルマップより)
地形と色がスゴ過ぎるぅぅぅぅぅぅーーーっ

…お宿
…火焔山
…吐峪溝
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)

この順番で巡ったッス。

オラ的には「火焔山(かえんざん)」がイチバン観たい場所だったのだが、他のスポットに行く途中で何度もガッツリ観れるとのこと。

…あっ、そうなのね。

助手席に座り、出発しんこーーーーーーぅ

余談だが、ちうごくのタクシーは、基本的には客は助手席に座ることが多い。
後ろに座ると、運転士が「後ろから襲われて現金を奪われる」と警戒するからだ。
2017年の現在ではだいぶ変わったと思うけど、この当時はそういう考えが多かった。

マーシーに「後ろに座る」とも聞かれたけど、直後に「ハナシがしたいから前においでよ」と言われて、笑いながら助手席に座った次第
オラだけの貸切だもん、そりゃそうだ。

少し走って市街地を抜けると、いきなり景色が変わった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2504
(2006年撮影)
奥が広い…

一本道(ココも高速道路ね)の両側に、ドライブインらしきお店(古いレンガ造りでボロいけど)がポツポツと並んでいるだけの状態に…

市街地を抜けて気が楽になったせいか、スピードを上げながらオラに「名前は」と聞いて来た。
オラが答えると、マーシーが「私はズノンです」と一言。

…やっと名前が判った。(笑)

では、今から「マーシー」改め「ズノンさん」と呼ぶことにしよう。

さらに、「29歳で3歳半の男児がいる」とのこと。

…フケてるねぇ。

強烈な日差しのせいか、日本人の29歳と比べるとお肌がフケて見える。
まぁ、仕方ナイよね。

かなりな速度でカッ飛ばしていると(スピードメーターはずっと0Kmを指したまま)、いよいよ建物が無くなった。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2505
(2006年撮影)
ちへいせんーーーーーーっ

日本では滅多に見ることの出来ない地平線が現れた。

そして目の前に赤褐色の山が…

どうやら、あそこが火焔山らしい。
ひたすら最短距離で時速0kmでカッ飛ばし、それほど時間も掛からずに火焔山に到着した。

…案外近いのね。

車を降りて、今来た道を観る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2506
(2006年撮影)
あじあはいうぇ~~~~~~~ぃ

コレがあの「アジアハイウェイ」だっ

現代版シルクロード」として、中国沿岸部から欧州まで高速道路をつなげようと、国際的に実施された作戦だ。
かなりの部分が開通したが、各国間の政治的思惑や戦争・紛争等で未だに全通していない。

…でも、この道を東に行けば上海(シャンハイ)やロシアのウラジオストク、西に行けばポルトガルのロカ岬まで繋がっているのは事実だ。

そのほぼ中間地点がこの周辺という事ッス

ロマンだねぇ~~~~

さぁ、火焔山だっ

ココから右を見て行くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2507
(2006年撮影)
山が近付いて来ているねぇ…

さらに右を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2508
(2006年撮影)
ぎゅーーーーまおーーーーーーっ

コレだっ

コレが子供の頃から観たかった火焔山だっ

40代以上はドラマ「西遊記」で、20~40代はアニメ「ドラゴンボール」で、この名を聞いたことがあるだろう。
(ドラゴンボールだと「フライパン山」だけどね)

孫悟空」と「牛魔王」と「芭蕉扇」の、あの舞台ぢゃ

さらに右を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2509
(2006年撮影)
…おっ、団体がいる。

道路の先には金網が張ってあり、あの中に入るには入場料が必要だそうな。
でも、ココから見ている分にはタダなので、コレで充分

さらに右を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2510
(2006年撮影)
別の岩山が…

ココが砂漠と岩山の境目のようだ。

さらに右を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2511
(2006年撮影)
がっこん、がっこん

オレンジ色の巨大な機械が、水飲み鳥のようにゆっくりとお辞儀を繰り返している。

…へぇぇぇ~~、こんな所にも

この機械はカンタンに言えば「ポンプ」で、石油を採掘しているのだ。
新疆は石油が豊富で、ちうごくの重要な国内産油地になっている。

なので、砂漠の中でも意外な所でポツポツと見掛けることが出来る。

この石油に火が付いたら、火焔山はもっと燃えてまうでぇ~~~~~(笑)

ちなみに、ココは「火州(かしゅう)」と呼ばれるほどの灼熱の地で、温度は余裕で50℃くらいまで上がるッス。
故に、「火炎の山」と言うワケだ。
雨もほとんど降らナイ。

三蔵法師一行も、かなりの苦労をしてココを通過したようだ。

改めて火焔山を観てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2512
(2006年撮影)
…気になる。

手前の白い物体が気になって仕方がナイ…

アップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2513
(2006年撮影)
エリンギーーーーーーーっ

何ともヒョロヒョロしたエリンギ君ではないか。

このやる気のナイ立ち方で、衛星と何を通信しているのだろうか…
…ってか、機能しているの

地元民も気になるのか、このパラボラアンテナを見て行く人も多い。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2514
(2006年撮影)
…何だ、コレ(笑)

きっと、車上の農民たちはそう思って観ているのだろう…

…っつーか、この灼熱の地でこのトラクターの速度で移動していたら焦げてしまうんでなくね??

もう1つ、気になる物体が建っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2515
(2006年撮影)
カンバァ~~~~~ン

こちらは至ってフツーの案内板のようだ。
読んでみると…

火焔山 最美的火焔山身躯・最佳撮影点 → 前方200米

と書かれている。
ザックリ訳せば、

火焔山の最も美しい撮影ポイントは、200m前方だよん

という意味ッス。

よく見ると、カンバンの裏の僅かな日陰部分にバイクが5台停めてあるねぇ~。
金網の内側で乗り回す用の、レンタルバイクかな
日なたに置いていたら、ガソリンタンクがヤヴァいことになるっ

さらに右を見ると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2516
(2006年撮影)
何か建ってるぅぅぅぅぅ~~~~っ

アレが撮影ポイントかな
記念撮影用の塔っぽいね。

あんな所で写真を撮るのはちうごく人だけだよ。
外国からはるばる火焔山を観に来た人は、敢えて写らないようにして撮るだろう…

ココで何枚か撮ろうとしていたら…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2517
(2006年撮影)
ぶぅぅぅぅ~~~~~~~~~ん

いかにもちうごく」な古いトラックが来たので、慌てて撮ってみた

いいコラボだ

ココでズノンさんが「記念撮影してあげるよ」と言って来た。
滅多に自分を撮らないオラだけど、せっかくなのでお言葉に甘えて…

はい、チーズ
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2518
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

…テントが邪魔だな。(笑)

まぁ、有料エリアから撮ればもっとキレイに撮れるのだろうけどね。

この道、さすが東西の最重要路なだけあって、交通量がかなりある。

…おっ、またちうごくっぽいトラックが来たぞ
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2519
(2006年撮影)
コレもイイねぇ~~~~

段ボール箱が満載だ
箱を見ると、野菜か果物っぽいねぇ~。

運転席の上には、ハミ瓜がむき出しでゴロゴロ積まれているっ

…って~ことは、積荷は全てハミ瓜かな

ハミ瓜を積んで「哈密(ハミ)」方面に向かっているトラックって…

…ん、チョット待て。

その後ろのちびトラックは何モノだーーーーーっ

目の前に来たので、撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2520
(2006年撮影)
さんとらーーーーーーーーっ

おぉ懐かしの「三輪トラック(オート三輪)」ではナイかっ

でも、雨の降らないトルファンのせいか、屋根がナイ仕様になっているねぇ~。
荷台部分に「時風」と書かれている通り、この車種は「時風集団」と言うメーカー製らしい。

この時は気付かなかったが、帰国して家でこの写真を見たら…

ああああぁぁぁーーーーーっ!!

アップでご覧いただこう。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2521
(2006年撮影)
いぇ~~~~~~~~い

助手席に座っているおじさんの、見事なピースサインが

コレが火焔山でのサイコーの1枚になった

そろそろ次に行くよ~」とズノンさんの声。
車に戻ろう。

最後に、もう一度この道のお姿をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2522
(2006年撮影)
いやぁ~、シルクロード

日本人がイメージするまんまのお姿が目の前に
オラ、ついに来たんだねぇ~
奥が欧州方面。

クルッと振り返って、これから行く方向(日本方面)を見る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2523
(2006年撮影)
…この先は山道かな

では、車に乗ろう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2524
(2006年撮影)
ほな、次行くでぇ~~~~~

再びタクシーが動き出した。

やはり、道は岩山の手前で左に曲がり、山道となった。

すると、またもや景色が一変っ

ズノンさんが「写真撮るスピード落とすよ」と言って、速度を下げてくれた。
スピードメーターは0Kmのままだが。

そして、車内から撮ってみたのが、コレ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2525
(2006年撮影)
火星だーーーーーーっ

どう見ても地球ぢゃ~ナイだろ、コレ。

カシュガル(カラクリ湖)のタクシー日帰り旅でも絶景を見たが、ココもなかなかどーして

チョット進んだ先でも撮ってみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2526
(2006年撮影)
ワイルドぉぉぉぉぉ~~~~っ

地層(断層)好きには堪らない光景なんだろうなぁ~~~。

またチョットしたら、正面にスゴい光景が現れたっ

ズノンさんが「停まるかい」と聞いて来たので、「特にイイよ」とは言ったのものの、さすがにココは超低速にしてもらった。

そして撮影っ

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その25・トルファン・火焔山-2527
(2006年撮影)
火星に道路が開通ぅぅぅぅぅぅぅーーーっ

…まさにそんなカンジの光景だ。

コレはスゴい

この先の景色も楽しみだなぁ~~~~

わくわく

ほな、次行くでぇ~~~~

つづき「その26」はこちらーっ!

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