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2019年8月19日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その42:ウルムチから北京へ~

前回「その41:トルファンからウルムチへ」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

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2006年7月24日(月):くもり のち 雷雨

烏魯木斉(ウルムチ:ئۈرۈمچی) → 北京(ペイチン:Beijing)

おはよう

今日は9時頃に起床した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4201
(7月5日撮影)
ウイグルで迎える最後の朝だ

写真は行きに撮ったモノなので晴れているけど、今日は少し曇っている。

これから乗る飛行機は14:45発なので、昼過ぎまでのんびり出来る。
空港の真横のお宿だと移動が楽なので良い

ちなみに、今日の飛行機とお宿は、7月15日にウルムチ市内の旅行社で予約しておいた。
日本語が話せるおねぃさんがいたので、実にスムーズに予約出来た

シャワーを浴びてTVを観たりして、昼までゴロゴロ。

そして、12時過ぎにお宿をチェックアウトする。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4202
(7月5日撮影)
行きも帰りもお世話になったよぉぉぉ~~~ん

この「機場賓館」は、周りに何もないのを除けば、なかなか良いお宿だった

では、空港へ行こう。

…と言っても、目の前にあるので余裕で歩いて行ける。

お宿のすぐ目の前にある空港のゲートを通る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4203
(7月5日撮影)
自転車や歩行者はゲートが無いのでそのまま通過ぁ~。

…と言うか、歩道が無い。
これ、駐車場用のゲートなのか

ゲートから左を向くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4204
(7月5日撮影)
あれッス

奥に見える建物が国内線ターミナルだ。
ちなみに、国際線ターミナルは右側にある。
(昨日の空港の写真がそう)

車に轢かれないように端っこを歩いて、数分でターミナルに到着。

やっぱり、歩いて来れるのは楽だねぇ~~~~
バスやタクシーの時間とか言葉の問題とか一切関係ないし、所要時間が確実に判るのでね。

カウンターに行って航空券を見せてチェックイン。
搭乗券をもらって手続き完了。

ただ今、12時45分

…空いていたのでチェックインが簡単に済んだから、時間が余っちゃったねぇ~。
搭乗開始まで1時間半ほどあるね。

指定された13番ゲート前のベンチに座って待ってまひょ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4205
(7月5日撮影)
涼しいぃぃぃ~~~~~~

…おっ、そういえば久々のクーラー様だ。(笑)

行きの7月5日にこのロビーを利用して以来、今日までクーラー様を使わなかった(出会わなかった)なぁ…

さて、ここで今から乗る便や今夜のお宿を再確認しよう。

まずは、ひこーき。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4206
(2006年当時の実物を撮影)
すでに読めなぁーーーーーーい

年月が経ってしまったので、印字が薄くなって読めなくなってしまった。
他の搭乗券は、2019年の今でもしっかり読めるのに…

この写真で判るのは、「中国南方航空」に乗るという事だけだ。(笑)

これでは何が何だか解らないので、搭乗券ではなくて「航空券」をご覧いただこう。

これが航空券。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4207
(2006年当時の実物を撮影)
こちらはハッキリ読める

烏魯木斉(ウルムチ)」14:45発の「北京(ペイチン)」行きCZ6903便だ。
北京には18:10到着予定で、所要時間は3時間ちょっとらしい。

…速ぇぇぇ

列車で4日も掛かる所を、ひこーき様は3時間ちょっとで移動してしまう。
2019年の今は、列車も新幹線になったのでかなり速くなった)

次に、今夜から帰国日(月末)まで泊るお宿の証明書(と言うか「控えのメモ」)が、こちら。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4208
(2006年当時の実物を撮影)
たっぴつーーーーーーーーぅ

ウルムチのビルの真っ暗なオフィスで、奥でポツンと仕事していたおねぃさんに書いてもらったものだ。
ビルの入口で警備員さんに案内された時は、真っ暗な部屋の中を歩いて行って不安だったけど、ポツンとライトが付いた机で仕事していたのは若いおねぃさんで、しかも日本語がペラペラだったのでビックリした次第。
希望を全部伝えたら、全て迅速に予約してくれた。

これは、そのお宿の分。

7月24日の夜から8月1日の朝までの8日間を1部屋。
費用は500元×8日間=4000元+手数料50元。
お客様の氏名は、まりりん。
7月24日にCZ6903便で北京に18:10に着く。
おおよそ19:30(北京時間)にはホテルに到着する予定。

…と、書かれている。

これを、北京のお宿で待っている別の旅行会社の人に見せて現金を支払えばOKという事だそうで。
(すでに電話でも連絡済みだけどね)

ちなみに、お宿の名前は「天倫松鶴酒店」と言う。
(日本語での通称は「まつつる」。「松鶴」は「ソンフー」と読む)
数年前にも泊ったことがあるので、安心だ

おねぃさんの署名を見ると、「新疆中国国際旅行社 日本部」となっている。
どうりで日本語がペラペラなはずだ

…で、北京で待っている人の会社名(一番上に書いてある)は「北京中国婦女旅行社」。

…オラ、婦女子(笑)

おねぃさんが知り合いに連絡したら、こうなった次第。

そして、今から移動する距離は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4209
(2016年のグーグルマップより)
端から端へーーーーーーーっ

…東京
…北京
…香港
…トルファン
…ウルムチ
…カシュガル

今はからへ移動する。

ちなみに、今回の旅行はと移動している。
やはり、ウルムチがウイグル自治区内での移動の拠点になる。

…こうやって見ると、中国でまだ行っていないエリアはチベットだけだ。
(細かい都市で言えばたくさんあるけどね)

余談だが、カシュガルと北京は、秋田盛岡とほぼ同緯度(北緯39度)だ。
ウルムチやトルファンに至っては旭川くらいの緯度(北緯43度)なのに、何だこの灼熱具合は…
夏で言えば、海に面した香港が一番涼しいという、この不思議。
(東京都心はヒートアイランド現状で異常だからねぇ…)

そろそろ搭乗開始時間だぞ。

今から乗るひこーき様は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4210
(7月5日撮影)
よろしくねん

これは行きに撮った機体だけど、まぁほぼ同じっしょ。

アナウンスが流れ、搭乗開始。

列車と違って、中華人民も静かにゆっくりと乗り込む。
やはり、飛行機を利用する金持ち人民は教養と民度が高い。

指定された席は「34A」で、翼のすぐ後ろの窓側なので見晴らしは抜群だ

飛行機は時刻通りに離陸した。

安定飛行に入ると、眼下には岩砂漠が無限に広がっているのが見えた。
オーストラリア大陸を縦断した時も、こんな景色だったなぁ…
(日本発のメルボルンやシドニー行きに乗ると観られるよん)

ほどなく、飲み物と食事が出た。

・ポロ(ウイグルのピラフ)
・パン2個
・ハミ瓜3切れ
・大根の漬物

ポロは、羊肉とにんじん・干しぶどう等のピラフなんだけど、このポロには肉が入っていなかった。
つまり、ただの「人参ピラフ」だ。

ポロとラグメンが選べたが、きっとラグメンも「ピーマン焼うどん」くらいのレヴェルだろう…

全体的には、ムスリム(イスラム教徒)向けの食事内容だね。
漢民族向けっぽいのは漬物だけだ。

炭水化物と糖分でお腹が膨れた(笑)ので、しばしまったり。

.....zzzzzZZZZZ

…おっ、軽く寝てしまったようだ。

すると、「まもなく北京空港への着陸準備が始まりますので座ってください」とアナウンスが…

えー、もう着いちゃうの!?

早過ぎるぅぅぅぅぅ~~~~~っ

外を見ると、北京上空にはものすごい雲が…
また天気が悪そうだ。
北京の雷は強烈だからなぁ…

飛行機は少し揺れながらも、ほぼ定刻に「北京首都国際機場」へ無事に着陸した。

やっぱり雨が強いねぇ…
機体にも雨がガンガン当たっている。

飛行機を降りて、ターミナルを出る。
(国内線なので簡単に出られる)

さて、市内へ向かうぞ。

ターミナルビルからは各地に行くエアポートバスがたくさん出ている。
タクシーの呼び込みも多く(白タクも多いので注意)、その度に断るのに多少イラつく。

バスのカウンターで「松鶴酒店に行きたい」と告げたら、「3綫(3号線)の北京駅行きに乗れ」と言われた。
16元(約210円)で市内に行けるので、ド貧乏の今のオラにはありがたい
(この2006年当時は、まだ空港への鉄道路線が無かった。2008年の北京オリンピック時に開通)

バスに乗り込むと、ほどなく発車した。

ただ今、18時半

今のところは予定通りだ

さて、今からどのように移動するのかというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4211
(2006年当時の地図を撮影)
真っ直ぐやでぇぇぇぇ~~~~っ

…首都国際空港
…北京駅
…天倫松鶴酒店
…天安門と故宮

結果的にはと移動した。

空港から市内へは、黄色い高速道路をひたすら真っ直ぐ走ればすぐに着く。
距離は約20Kmで、この道は何回か通ったことがあるので安心だ

バスは実に快適で、さすが首都の乗り物なだけはある。
高速道路も滑らかに走る。
まだ雷雨が凄くて外の景色は遠くまで見えないけど、ゴミがほとんど落ちていないことにも驚いた。

…ずいぶん良くなったなぁ~。

海外旅行に行ける市民も増えたので、外国のキレイな街並みを見て「」や「環境」に対する意識もだいぶ高まったのだろう。
オラが初めて中国に来た時に比べたら、雲泥の差だ
お金が欲しくて夜中にマンホールを盗んで売っちゃう奴がいたので、「夜の道は足元を見て歩け」と言われていたよん。
ゴミ・泥水・マンホールの無い穴・ほんのわずかな照明……とにかく歩きにくかった。(当時はほとんどが未舗装)

沿道の看板を見ると、この高速道路は先週あたりから10月1日まで改修工事をしているとのこと。
10月8日安倍首相がやって来るから、それに合わせて工事しているのかな
ちなみに、この道や首都空港は日本の技術協力で出来ている。
それ故か、中国の高速道路の設備や標識類のデザインは、日本と結構似ている。

高速道路を快適に走って市内の環状線とのジャンクションに来ると、バスは途端に動かなくなった。
前方を見ると、テールライトの大行列。

…そうだ、月曜日の夕方だ。

平日の帰宅ラッシュに見事にハマッてしまったようだ。

北京は地下鉄路線も少ないので、ほとんどが車か自転車での移動をしている。
2006年は大々的に地下鉄工事中で、2年後の北京オリンピックに合わせて一斉に開業した)

…全く進まない。

5分で数メートル進んだか…と言う程度。
でも、耐えるしかない。

無事にお宿にチェックイン出来るかな
…ってか、婦女旅行社の人に会えるのだろうか

大渋滞の中、バスは途中のバス停に停まった。

唯一ここにだけ途中停車するっぽい。
ほとんどの乗客が降りてしまい、残っているのは数人のみ。
オラも降りればよかったけど、地理が解っていなかったので、終点の北京駅まで乗ることにした。
北京駅までは、あと2kmくらいなんだよねぇ…

…後で地図を見たら、ここで降りておけばお宿はすぐ近くだったのにぃ~
(地図のの右にあるオレンジの道ね)

バスはリアルにかたつむりの速度で進み、やっと北京駅前に到着した。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4212
(2012年撮影)
激しく疲れた…

ただ今、20時

僅かな距離なのに、どれだけ時間が掛かっとんねん
昼間なら、空港からほんの30分程度で来れる距離だ。

バスを降りる。

相変わらず雨は強く降っている。
(雷は収まったようだ)

さぁ、どうしよう

夜だし、雨だし、帰宅ラッシュで全く勝手が解らない。
しかも大雨で駅前は大混乱。

まずは、松鶴酒店がどこにあるのかをきちんと把握しておかなければならない。

なので、駅前の売店に行き、地図(4元)を買った。

そして、おおよその位置を把握。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4213
(2006年当時の地図を撮影)
がお宿だよん

今いる北京駅からは、そう遠くない。

このお宿、実は周囲の全ての地下鉄駅から一番離れた場所にあるのだ。
この地図にはすぐ横に「灯市東口」と書かれた地下鉄駅があるように見えるが、まだ開業していない。
(しかも、この地図の細い道の形や位置は正確ではなかった…

なので、歩いて行くかバスで行くか…という選択になる。
でも、この大雨でバスは動かないし、道は真っ暗でガタガタなので歩きたくはない。

駅前で困り果てて立っていたら、駐車場整理のおじさんが「どこに行きたいんだ」と訊いて来た。

なので「松鶴酒店に行きたいんです」と言うと「おぉ松鶴かっ」とすぐに理解してくれた。
そして「日本人かい」と訊いて来たので「はい」と答えると、目の前を通りかかったタクシーを無理やり停めてくれた。
タクシー乗り場ではなかったけど、「外国からのお客さんが困っているから乗せてあげて」と、おじさんが運ちゃんを口説いた。

お金が無いけど、もう乗り込むしかないっ

タクシーに乗り込んで「松鶴酒店まで」と言うと、運ちゃんが「はぁ~」と全く理解不能な顔をしてきた。
すると、おじさんも一緒になって「松鶴だよ●●にあるっ」と一生懸命に説明してくれた。
(●●は聴き取れなかった…)

運ちゃんも大体の場所は把握出来たようで、発車することに。

駐車場のおじさんに「謝謝!!」とお礼を言うと、おじさんもニコニコ頷いてくれた。

おじさん、優しい~~~~~~

やっぱり北京の人達は親切だ。
昔もだいぶ親切にしてもらったことがあるのでね

タクシーは、駅前から裏道を通って北上した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4214
(2002年撮影)
このような道をひたすら走る。

当然、この時は道が真っ暗なので撮影出来ず。

運ちゃんが再度「どの辺にあるんだい」と訊いて来たので「王府井(ワンフーチン)の近くだよ」と言うと、無線でやり取りを始めた。
すると、無線の向こうから正確な位置を教えてくれたようで、運ちゃん、さらに空いている裏道を選んで走り出した。

実は、激ラッシュは表の大通りだけで、裏道はかなり空いていた。

これ、バスだったら動かなかったな……タクシーに乗って正解だ

そして、ほどなく「天倫松鶴酒店」に到着した。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4215
(翌日に撮影)
そうそう、この道だよっ

この道「灯市口大街」は、有名な王府井の途中から右に曲がった所にある。

このすぐ先を右に曲がって、お宿の敷地内に入ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4216
(翌日に撮影)
見覚えがあるぅぅぅーーーーーーーっ

確かに、数年前に見た事がある。

見上げると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4217
(翌日に撮影)
間違いなぁぁぁぁぁーーーーーーいっ

松鶴」の文字が光っている。

…あれ前回来た時は「松鶴大酒店」だったのに、名前が微妙に変わっているねぇ…
(他のホテルと経営統合したらしい)

料金(19元)を払ってお礼を言って、タクシーを降りる。

そして、いそいそとロビーに入り、フロントへ…

フロントでパスポートを見せると、すぐにチェックインが済んだ。
予約してあったので、手続きが早いねぇ~

すると、フロントの人が「あとで旅行会社の人から電話が掛かって来る」的な事を伝えてくれた。

…そうだよね、もう20時半だしぃ~。

部屋の鍵をもらって、3階の327号室に入る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その42・ウルムチから北京へ-4218
ごうかけんらぁーーーーーーーーん

おぉぅ床がふっかふかだよ

今まで石やタイル張りの部屋が多かったから、何かスポンジの上を歩いているような気分

ベッドやカーテンの生地もしっかりしていて、昨日までとは比べ物にならないくらい、ス・テ・キ 
中国じゃないみたい(笑)

まずは荷物を置いて、ベッドに転がる。

何気にTVを点けて、チャンネルを変えていると…

えぬえっちけぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーいっ

NHK Worldが観られるよーーーーーーーん

7月3日以来のNHK(日本語のTV番組)だ。
1人で狂喜乱舞してしまった。(笑)

ほどなく、部屋の電話が鳴った。

…おっ、掛かって来たぞ

電話に出ると、婦女旅行社の人(お兄さん)からで、「明日の10時に代金を受け取りに行きます」とのこと。
はい、解りました~。よろしくお願いしま~す」と電話を切って、やり取りを完了。

おっしゃ、早速両替すっぺ

明日支払うのは4050元だ。
日本円に換算すると約6万円で、手持ちの現金から差し引くと、残りが2000円と350元(約4800円)になる。

フロントに行って為替レートの表を見ると、6万円だと4021元になる計算だ。

…おっ、僅かに足りない。

350元8月1日の帰国(北京空港を出発)までを過ごさねばならないので、これは厳しいなぁ…
空港へのタクシー代は約100~120元掛かるとガイドブックに書いてあるので、これを差し引いたら230元ぢゃん…。
(帰国便は早朝なので、バスが走っていないのだ)

…すでに破産状態だなや。

幸い、お宿代には朝食バイキングが含まれているので、朝にしこったま食べれば何とかなるか…
朝食付きにしておいて良かった

パスポートケースから6万円を取り出した時に気が付いた。

…そうだよ、これも両替出来るぢゃん

為替レートの表にもしっかりと書かれているしぃ~。
…ってか、それで気が付いたんだけどね。

日本円と一緒に眠っていた各国の外貨のうち、両替可能な金額があるお札を取り出した。
そして、6万円と一緒に「これもOK」と訊いたら「OK」とのお返事が。

ラッキーーーーーーっ

そのお金とは「ユーロ」で、数年前にドイツに行った時の余りモノだ。
わずか15ユーロとはいえ、日本円で言えば2000円くらいはあるので、中国だったら下町で使えば3000~4000円くらいの価値になる。
(西洋人相手の店に行ったら、コーヒーとサンドウィッチだけで即消え去る…)

…ってな訳で、6万円と15ユーロで4021元+148元=4169元が手元にやって来た。

お部屋に戻って、再度計算すると…

持ち金(4169元+350元)-宿代(4050元)=469元となった。

約470元あれば、帰りの空港までのタクシー代(余裕を見て120元)を差し引いても約350元は残る計算になる。

1週間で350元……1日50元で暮らすのかぁ~。
ギリッギリだなや。

それで無理なら、残りの2000円も両替して、成田空港でカードでお金下ろして帰りまひょ。
(盗難防止のため、日本の銀行のキャッシュカードは持って来ていない。Suicaも残金が僅か)
そうすると、1日70元くらい使えるねぇ~。

70元あれば、お部屋で夜に缶ビールを飲むくらいの余裕は出そうだ
(つまみは駄菓子で)

最後の最後は、マレーシア紙幣(リンギット)も少し持っている。
いくらになるか計算していないけど…
(実は5000円近くあったようだ)

27日に東京から友達がやって来るので、その時点でまた考えまひょ

あ~~~ぁ、今日は疲れた。

明日から気が楽だと思ったら、急に疲れが…

さっさとシャワーを浴びて寝まひょ。

では、おやすみんみ~~~~ん

つづき「その43」はこちらーっ!

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コメント

旅の終わりにジリ貧になった思い出は絶対忘れないね。
いろんな国の余ったコインはどうしたらいいのかなあ?

投稿: ばんび | 2019年8月19日 (月) 11時34分

★ ばんびさん

これが欧州の国だったらカードでお金をおろして使えばモウマンタイだったんですけど、さすがに中国では危険ですからねぇ…(^^;)
(それ以前に、当時の中国にはお金が下せる機械が無いというハナシも…)

まだ北京には1週間いますので、どうなる事やら…(^艸^)

余ったコインは両替不可能なので大事に持っておいてください。
貨幣は加工すると犯罪でっせ。
観光に来た外国人にプレゼントするという手もアリ。
(ユーロ以前の硬貨だったら、欧州人にも人気があるかもしれません♪)

投稿: まりりん | 2019年8月19日 (月) 19時09分

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