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2019年7月

2019年7月22日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その39:トルファン・バザールでござーる~

前回「その38:トルファン・街歩き」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

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2006年7月21日(金):晴れ

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

おはよう

まったりと起きたぞ

さて、今日は昨日行かなかったところに行ってみよう。

もそもそと支度をし、10時過ぎにお宿を出る。

これから歩くルートは、以下のとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3901
(2006年当時の地図を撮影)
下半分を一回りぃぃぃぃ~~~~

…お宿(トルファン賓館)
…John's Cafe
…トルファン博物館
…文化旅游広場
…屋台村(夜の飲食用)
…バザール
…高昌路(メインストリート)
…解放路(旧市街地との境目)

結果的には、と巡った。

距離も近いので、すぐに観終わるでしょ。

今回は、ぶどう棚の道(青年路)を歩かずに、いつもとは逆方向(南)に行くことにしてみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3902
この先の茶色い世界へGo

わずか10m程で終わっているぶどう棚を出て、日干し煉瓦の住宅が立ち並ぶ旧市街地へ…。

ホントに、ここを境に雰囲気も街の色も激変している。

すぐ目の前に小さな十字路があったので、右へ曲がってテコテコ歩く。(地図の
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3903
イイねぇ~~~~

これは翌日の夜に逆方向から撮ったモノだけど、雰囲気はこのまま。

何とな~く、カシュガルの旧市街とも似ている。

ほどなく、大きな丁字路に出た。
そう、メインストリートの「高昌路」との交差点だ。
今日はその先へ行ってみるのだ

高昌路を横断し、広めの道を歩く。

するとすぐに、テントやパラソルが並んでいる場所に着いた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3904
ここッス~~~~~~~ぅ

ここが今日の目的のバザール(地図の

バザールのお名前は…写真から読み取りにくいけど、門の上には「新拓商場」って書いてあるのかな

この写真を撮った時に、ちょうど目の前をファミリーが通過してしまい、ママさんに「何を撮ってるの」的な顔をされてしまったので、改めてもう1枚。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3905
よし、これでOK

では、中へ入ろう。

門をくぐると真っ直ぐな道があり、その両側に小さな店舗が並んでいる。
人も多く、活気がある。

その中で、一番賑やかなお店があった。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3906
安いよ安いよーーーーっ!!

ウルムチで見た光景と同じく、婦人服のお店に女性が群がっていて大賑わいだ

世界中のどこでも、ご婦人方の行動は同じなのね。

少し進んでから、振り返って撮ってみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3907
ひろーーーーーーい

思ったよりも広いバザールで、この道を境に左右で店舗の種類(業種)が違っているようだ。 

ちなみに、正面奥に見える建物の下がバスターミナルね。
初日はウルムチからやって来て、あそこにたどり着いた。

おぉそうだ

…せっかくなので、記念に「あれ」をやっちゃおう 

どん!
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3908
バザールでござぁーーーーーーーーーる

今回は、シルクロードの旅なので、わざとこの「バザール・デ・ゴザール」君のトートバッグを持って来た。
そう、これがやりたかったためだけに。

構図を考えて色々構えを変えて撮ろうとしていたら、またもや後ろに写っているおねぃさんに「何撮ってるの」と変な顔をされてしまった…

観光客っぽく見えない(しかもウイグル人と顔つきがあまり変わらない)奴が1人で写真を撮っていたら、そりゃぁ~怪訝そうな顔されるわな。

目的が達成出来たので、先に進もう。

一通りクルっと見て回っていたら、男達で賑やかな空間に出た。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3909
コケーーーーーーーーーーっ

食料品の市場のコーナーのようで、色々なモノが売買されている。
ちょうど目の前ではニワトリさんが売られていたので、コケコケ賑やかだ

余談だが、目の前に写っている青年がかなりのイケメンだった。
最初に見えた時は「俳優かなモデルかな」と思ったくらいだ。
でも、中央アジアにはこれくらいの美男美女はたくさんいるので、こちらでは「ちょいイケメン」くらいなのかもしれない…

すぐそばで少年の大声が聞こえたので、見てみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3910
コケーーーーーーーーーーっ

状況が全く解らないので何とも言えないけど、この少年が横に立っている青年と何か言い合っている。
このニワトリさんについてっぽいのは、何とな~く理解出来た。

こちらの地方は貧しい人が多いので、子供達も一生懸命に働いている。
表情も真剣そのもので、決して遊びながらやっているのではない。

バザールの奥まで来た。

人は多いものの、カシュガルのバザールのような多彩さや面白さは無かったので、ここで引き上げることにした。

バザールの前の道の先(西側)には住宅と畑しかなさそうだったので、お宿に戻ろう。
これで街の2/3は観てしまったっぽい。

バザールの奥も通り抜けられるので、そのまま右に曲がって、さっきの道(地図の)を歩いて戻る。

11時になったので、お宿の前の「John's Cafe」でお昼ご飯を食べることにした。(地図の
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3911
今日は何を食べよっか

中華料理が食べたかったので、

・肉絲麺(豚肉の細切り麺:6元(81円))
・コカ・コーラ(350ml缶:4元(54円))

を注文する。

料理がやって来た。

肉絲麺」は何のことは無い、ウイグル料理の「ラグメン」だった。
予想と大きく外れて、ちょっとガッカリ。
でも、美味しいので良しとしよう

…相変わらずこの小姐(若い娘)は無愛想だな。

お顔は美人なんだけどねぇ~。

態度の悪い高橋由美子」みたいだ
(オラ、ゆみゆみ好きなんだけどなぁ…

お宿に戻る前に、さっきの路地の角(地図の辺り)にあったお店に行ってナンを買った。
ピザのような大きさの平らなモノが1枚1元で、カシュガルで売っていたベーグル(ドーナツ)形の小さなモノ(1個5角)は売っていなかった。

バザールでもそうだったけど、トルファンにはベーグル形のかわいいナンは売っていないようだ。
観光地で物価が高いから、仕方が無いのか…な

お宿に戻って部屋に入る。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3912
ただいまぁ~~~~~

1時間ちょっとしか外出しなかったねぇ…

まだお昼なので、今日はジーンズも洗濯しちゃおう

今から干せば、すぐに乾くだろう

浴槽で、Tシャツとジーンズを洗う。
ジーンズは絞りにくいけど、超乾燥地帯なのでそのままでも乾きそう

外に穿いて行けるモノが無いので、当然、ベッドでゴロゴロするしかない。
ガイドブックを読んだりして、まったり。

15時頃、急にお腹が空いた。

部屋にはナンポテトチップしかないな…。

ナンだけだと硬くてパサパサして食べられないので、何か飲み物が欲しい。
お茶とナンでは味が無いので、ジュースがイイな

外出出来ないので、お宿内の売店で買い出しをするしかない。
少々高いが仕方が無い…

半乾きのジーンズを穿いて、フロント横の売店へ行く。
そして、カップラーメン7元)とオレンジジュース6元)を買った。

13元もあったら、外でちゃんとした食事が出来るなぁ…

部屋に戻って、すぐにジーンズを脱ぐ。
腿が湿って気持ち悪い…(笑)

カップラーメンにお湯を入れる前にひらめいた

和風にしてみっぺ

粉末スープを手持ちの「(東)ヒガシマル」のうどんスープに替えて、お湯を注ぐ。
赤いきつね」っぽい味になるかな

3分後。

いっただっきまぁ~~~~~っす

もぐもぐ。

…なってなぁぁぁぁぁーーーーーーい

何と、薬味に「香菜(シャンツァイ:パクチー)」が入っていたので、その味のほうが強くて和風にならなかった。

香菜は気が付かなかった…

でも、それ以外はヒジョーに和風な感じで仕上がっていたので、次回試す時には気を付けてみよう

お腹も満たされたので、またもやベッドでゴロゴロ。
(お腹もゴロゴロが治っていない)

どこからかハエが1匹入り込んだらしく、オラの部屋の中を我が物顔で爆走している。
しばらくの間、このハエと戦った。
(長い戦いの末、窓から逃げて行った)

19時になった。

…あまりにヒマ過ぎる。

お散歩にでも行ってみっぺか。

シャワーを浴びて支度をし、外に出る。

ジーンズはまだ生乾きだったけど、これくらいなら耐えられる。

午前中に行ったバザールの手前の交差点まで行って、引き返す。
トルファンの街は小さ過ぎて、ホントに何も無いなぁ~~~~。

ほどなく、お宿にご帰還。

…おっ、ジーンズが少し乾いた。

まるで、乾燥させるために出歩いたみたいだ

またまたベッドでゴロゴロ。

21時過ぎに、ナンとポテトチップをかじる。

…やっぱりパサパサだ。

ホテル内の売店へ行き、コカ・コーラ4元)と台湾ブランドのアイスティー(統一氷紅茶:6元)を買う。

このアイスティーと昼のラグメンが同じ値段かぁ…
John's Cafeに行けば良かったかな

そしてお部屋に籠って、TVを観まくる。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3913
てれびくぅぅぅぅぅ~~~~ん

トルファンでは、このTV君が大活躍だ

チャンネル数が多いので、色々観てみることに。

…おっ、香港のTV局「鳳凰衛視」もあるぞ
(香港だけど、普通話(北京語)と繁体字幕で放送されている、海外の華人向けTV局)

香港でよく観ていたので、しばらく観ていると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3914
びじーーーーーーーーーーん

ニュースの時間になったら、まぁ~美しいおねぃさんが現れたではないかっ

ここしばらく女性と会話もしていなかったし(交河古城30秒ほど話しただけだしぃ)、John's Cafe娘は無愛想なので、このおねぃさんの優しい笑顔に釘付けになった 

見とれてしまいましたよ、えぇ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3915
お美しい

日本人によくいそうなタイプの美人だ。
メイクの仕方が日本っぽいのかな

もう、画面にロックオンよ
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3916
癒されるぅぅぅぅぅ~~~~

日本のTV局を観ているみたいだ。

ニュースが終わってしまったので、他のチャンネルに変えてみた。

…おっ、映画だね。

映画自体に興味は無かったけど、英語を翻訳した字幕が面白かったので、観続けてしまった。
ニュース番組でも字幕が面白かった。

…ほうほう、そうやって書くのね

「Oh my God」は「我的天」、ドイツのメーカー「ジーメンス」は「西門子(シーメンツ)」、「メルセデス」は「梅賽徳斯(メイサイドゥァースー)」、「ホワイトハウス」は「白宮」、「白宮牛仔」は直訳すると「ホワイトハウスのカウボーイ」つまり「ブッシュ大統領」の事のスラングかぇ!?

でも、今回の旅の究極の癒しは、この娘達だろう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3917
天使の歌声ぇぇぇぇぇ~~~~~

CCTV音楽チャンネル」で、番組の間に頻繁に流される、15秒ほどのCMだ。

天使の羽を背負った娘が、キレイな声でオペラのように歌っている。
この「どこにでもいるような素朴な娘」な感じが、ヒジョーに癒される

そして、もう1人。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その39・トルファン・バザールでござーる-3918
お姫様ぁぁぁぁぁぁ~~~~っ

こちらは「清楚な美人」と言う感じで、「森の妖精」っぽいイメージになっている。

このツートップが頻繁に画面に現れて来るので、ついつい画面にロックオンされてしまうのよ

今回の旅では、この2人にどれだけ癒されていることか。
男としか話せないイスラム圏は、オラにはちょっと息苦しい…

さて、そろそろ寝ますかいのぉ~。
明日はトルファンの最後の滞在日なので、移動日に向けて体調を整えておかねば

お腹のゴロゴロは全然治らず、良くなっても夜にはすぐにダメになる。
…もう諦めたけどね。

…ぢゃ、おやすみんみ~~~~ん

つづき「その40」はこちらーっ!

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2019年7月15日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その38:トルファン・街歩き~

前回「その37:トルファン・灼熱の蘇公塔」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

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2006年7月20日(木):晴れ のち くもり 一時 雨

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

おはよう

今日は9時半頃に起きて、のんびりする。

香港まで一緒に来ていた仲間の「BB」に手紙を書く。
初海外旅行の彼を、オラが風邪の為に1人でお宿から空港まで帰しちゃったからなぁ…
近況を報告しておかなければ。

…おっ、もう11時か。

お外に出掛けますかいのぉ~。

支度をして部屋を出る。

今日は、数日ぶりの1人自由行動だ
気が楽だね

建物の外に出ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3801
…おんや今日は天気がイマイチだねぇ…。

灼熱の地のトルファンにしては、雲が多いね。

左を見ると、このとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3802
もくもく

ちょうど建物の上空を境に、左側は雲で覆われている。

右奥のほうを見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3803
…あ、こっちも雲だらけだ

まぁ、このほうが暑さと紫外線でやられないのでマシかな。

さて、今日はどこに行こう

特に行くあても無いので、のんびりと街歩きしますかいのぉ~。
どの町に行っても、必ず自分1人で街歩きしているのでね

ここで、トルファン市内の地図をご覧いただこう。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3804
(2006年当時の地図を撮影)
くるっと一回りぃぃぃぃ~~~~

…お宿(トルファン賓館)
…John's Cafe
…トルファン博物館
…文化旅游広場
…屋台村(夜の飲食用)
…バザール
…高昌路(メインストリート)
…解放路(旧市街地との境目)

結果的には、と巡った。

後で判ったけど、からまでが約2Kmほど。
自宅から最寄りのJRの駅まで往復するのとほぼ同じなので、結果的にはちょうど良い距離だったのかもね。

のお宿がビルが建つ街並みの南端で、より北は畑が多いので、トルファンの街はそれほど大きくはない。
同じシルクロードの町「敦煌(とんこう)」と同じくらいの規模のようだ。
(薄いクリーム色の部分が建物っぽい)

そうそう、今日は「万が一」のための「お守りカード」も持って行かなきゃ。

まずは、これ。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3805
(2006年当時の実物を撮影)
連れてってぇぇぇぇ~~~~ん

言葉が通じなくて困った時のための、お宿のカードだ。

もし、途中のアクシデントや体調不良等によってタクシーでお宿に戻ることになった場合は、このカードを見せて「ここまで行って」と言えばモウマンタイ(無問題)♪
さらに「請送我到:____」の部分に行きたい場所を書けば、言葉が通じなくても連れて行ってくれる。

海外旅行では、必ずお宿のカードは持って歩こう

そして、もう1枚。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3806
(2006年当時の実物を撮影)
魔法のカーーーーーード

ズノンさんの名刺だ。

事件や事故に巻き込まれて本当に困ったら、ズノンさんに電話を掛けて日本語で状況を伝えることが出来る。
いわば「最終兵器」だ

…おぉ、ズノンさんの名前って、漢字やアラビア文字で書くとこうなるのね

祖農・吐尓地」で「ズノン・トルディー」ね
(この時は、ズノンさんのフルネームをまだ知らなかった…)

では、お散歩スタート

まずは、お宿の前のぶどう棚の道に出る。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3807
見慣れた光景ぃぃぃぃ~~~~

でも、今日は写真のようにズノンさんは待っていなかった。(笑)

さぁ、この道(青年路)を真っ直ぐ北上してみよう

どこまでぶどう棚が続いているかな

ちなみに、背中側は10mほどでぶどう棚が終わっている。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3808
ほらね。

その先は、レンガ造りの民家が立ち並ぶ旧市街地だ。

テコテコ歩いていたら、すぐにぶどう棚が終わって交差点に出た。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3809
…あ、入口には立派なゲートがあるのね

お宿の前の終点側には何も無かったのでね…

そして、交差点の向こうにも更にぶどう棚が続いていた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3810
どんどん進むでぇぇぇぇ~~~~

まずはこの交差点を渡るのぢゃ
信号も無いし、車も減速しないので慎重に…

道路を渡ってぶどう棚の下に入ると、さっきとは違うことに気が付いた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3811
ホコテェーーーーーーーーン

こちらは、自動車進入禁止の歩行者天国になっていた。

これ、イイねぇ~~~~~

これなら、ゆっくりとぶどうを眺めながらお散歩出来る
キッズ達も、楽しそうに走り回っている。

地面がタイル張りなので、冷んやりしていて気持ちがイイ

ひたすらテコテコ歩いていたら、青年路の北端にまで来てしまったようだ。
ぶどう棚も交差点で終わっていて、その先はすぐ先で道が終わっているっぽい。

あまり遠くまで行っても帰って来るのにシンドいので、この辺で曲がりまひょ

交差点を左に曲がって、街の中心のほうへと進むことに。

すぐに、丁字路に突き当たった。(地図の
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3812
ひろーーーーーーーーーーい

これがトルファン市内のメインストリートの「高昌路(こうしょうろ)」で、今は北の方角を見ているところ。
(右の横道から来たんだよん

ご覧のとおりに建物は僅かしかなく、明らかにここが街の北端であろうと思われる。

では、南側のほうはどうなっているのかというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3813
まっすぐーーーーーーーーっ

いかにも中国な、広くて真っ直ぐな道が街を貫いている。

オラがウルムチからバスでやって来た時も、おそらくこの道を通ったのであろう…

ガイドブックを見ると、この右側に博物館があるようなので、行ってみることに。

さぁ、気合を入れてこの道を横断するぞ

…と言っても、見通しが良くて交通量は多くないので、さっきよりは余裕だ。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3814
余裕で撮影

ただ、中国で一番注意しなければならないことは、「電動バイクは全く音がしない」という事だ。

本当に走行音も何もしないので、「気が付いたらいきなり目の前にいた」という事がよくあった。
事実、交通事故も多いようで、実際にカシュガルで目の前で若い娘が運転する電動バイクの衝突事故を見た。
大きなトラックよりも、電動バイクには細心の注意を払って欲しい。
スリやかっぱらいも、電動バイクを使っていることが多い。
(電動バイクは免許が要らないらしい…)

メインストリートを渡り切り、すぐ近くにあった「トルファン博物館」に入る。(地図の

まずは、チケットを買う。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3815
きょうりうーーーーーーーーーっ

20元(270円)なので、世界的な超観光地にしては比較的お安い

図柄を見ると、恐竜の化石があるようだねぇ~。

博物館内は撮影禁止なので、写真はナシ。

1階にあった恐竜の化石は思ったほどでもなく、上野や福井で観たほうが迫力があるかもぉ~。
代わりに、3階にあったミイラと新疆ウイグル自治区内についての展示物は良かった

一通り見たので、お次に行きまひょ

高昌路をテコテコと南下する。

ほどなく、だだっ広い空間に出た。(地図の
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3816
巨大な公園かぇ??

車の中から何回か見ているはずなんだけど、記憶には残っていない。

ここが街の中心で、「文化旅游広場」と言うようだ。

イベントが出来るようなスペースもあるねぇ~。
旅游(旅行)」と名が付いているくらいだから、世界中から来た観光客向けに何かをする事もあるのだろう。

…で、こちら側の歩道のほうはどうなっているのかというと…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3817
来たことあるーーーーーーーっ

そう、3日前の初日にズノンさん達と食事した場所だ(地図の

この緑地と公園の向こう側に、夜になると屋台村が出現する。
公園の遊具でキッズ達が楽しそうに遊んでいるので、ホントにここが街の中心なのだろう。

さて、先に進もう。

歩道の奥にパラソルがたくさん並んでいるのが気になったので、進もうとしたら…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3818
…ん歩道が水浸しぃ~

あれ雨は降っていないぞ。
(雨は年に数日しか降らないしぃ~)

歩道には黒いホースが転がっていて、花壇の中に消えている。

そっか、花壇に水をあげているんだ

そのままテコテコ進んで行くと、前を歩いている人達がみんな左側を見ている。

何かあるのかな

近寄ってみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3819
えぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっ????

人が倒れているっ

…いや、寝ているようだ。

しかもこの人、水撒きの仕事中に寝てしまったようだ。

通る人達が不思議そうに眺めている。
奥にいる女の子達も「えぇぇぇぇ~~~!?」といった感じで見つめている。

ホースの先にはおばあちゃんがいた。

なぁ~んだ、仲間がいるぢゃん」と思ったら、このおばあちゃんは通りすがりの人で、蛇口から漏れ出た水で持っていた野菜か果物を洗っているように見える。
それとも、ビン等に水を汲んでいるのかもしれない。

…典型的な一昔前の中国の光景だ(笑)

しっかし、この水浸しの状態でよく寝られるなぁ…

本当に寝ているだけなのか倒れてしまったのかが謎のまま、先へ進むことにした。
(本当に倒れていたのなら、すでに救急車を呼んでいるだろうし、誰かが介抱しているでしょ…)

ただ今、12時半過ぎ。

お腹が空きましたなぁ~。

…おぉ、そうだJohn's Cafeに行ってみよう

カシュガルのJohn's Cafeはサイコーに良いお店だったので、トルファンのお店でも食べてみよう
お店はお宿の目の前にあるので、ここでお散歩は終了して戻りまひょ。

テコテコ歩いて、お宿の前に到着ぅ~。

でも、お宿とは逆の方向に曲がってJohn's Cafeにご入店~

席に着いて店内を眺める。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3820
ほうほう。

テーブルの感じ等、カシュガルのお店と似た雰囲気に揃えてありますな
客も外国人観光客が多い。

左の壁面には…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3821
やっぱりジョーンズ・カフェだ

カシュガルのお店と同じ経営者で間違いないね

店内から道路側…つまりお宿を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その38・トルファン・街歩き-3822
ぶどうがいっぱい~~~~~~

昨日の「葡萄溝」で入った、ズノンさんの奥さん家の食堂と似たような雰囲気だ。

店員さん(若い女性)が注文を取りに来た。

・家常豆腐(厚揚げと野菜のあんかけ炒め:10元)
・宮保鶏丁(鶏の辛味炒め:16元)
・米飯(2元)
・新疆ビール(4元×2本)

以上の4種類(合計36元)をご注文~~

昨日はろくな食事をしていなかったので、しっかりとたんぱく質と野菜を摂らねば

…ん店員さんの態度がぶっきらぼうだぞ。

カシュガルでは最高の接客態度だったのに、この店は「いかにも中国人民」的な無愛想さだ。
この格差は大きいな…

料理が運ばれて来た。

いっただっきまぁ~~~~っす

もぐもぐ。

…おっ、味は良いですな

良くないのは店員の態度だけだ。

お腹も満たされたので、お宿に戻ろう。

…そうそう、売店でジュースを買おう。

お隣の売店でコカ・コーラ4.5元)とポテトチップ4元)を買う。

…あ、コカ・コーラのほうがペプシコーラよりも5角(0.5元:約7円)安い

たかが5角」と思うなかれ。
5角あれば、美味しいナンが1個買えるのだ

お部屋に戻って、ベッドでまったり。

.....zzzzzZZZZZ

…あ、夕方だ。(笑)

昼寝してしまったらしく、目覚めたら夕方だった。
まぁ、4Km歩いてお腹いっぱい食べてビール飲んだら…寝るわな。

…ふぅ、洗濯でもするかな。

風呂場に行って、洗面台でTシャツを洗う。

ついでに風呂も入るか

その前に、お茶が飲みたい。

ポットのお湯に触るとかなりぬるかったので、フロントに行って熱いお湯をもらう。
これで安心

でもこれだと、今飲むと逆に熱過ぎるので、少しぬるくなるまで風呂に入っちゃおう

浴槽にお湯を張って、のんびりと浸かる。

今日もお腹の調子が良くないので、ぽんぽんを温めておくのだ

ウイグル人の店では衛生面が、漢民族の店では油分がお腹に良くないようだ。
油とビールと唐辛子の組み合わせが一番危険で、これにスイカが加われば一発だ
長期旅行では、こんな時用に和食も持って来ておいたほうが良い。
(一応、うどんの粉末スープ(ヒガシマル)は持って来てある)

ぽんぽんも温まったので、ベッドに転がってお茶を飲みながらTVを観る。

…おっ、今日はレバノンとイスラエルの衝突がメインニュースのようだ。
あと、ツール・ド・フランスもだね。

どのチャンネルでも、この2つが大きく取り上げられている。

ふと窓の外を見たら、木が揺れているので窓に近づいてみると…

風が吹いて来たねぇ……あっ、雨だっ

年に数日しか雨が降らないと言われているこのトルファンに、雨が降っているよっ!!

非常に珍しい。
逆の意味でラッキーだなや

少し地面が湿ってくれたほうが、明日は過ごしやすいって~モンだ

さて、そろそろ寝ますかいのぉ~。
明日もフリータイムなので、お気楽にグッスリと寝られるのぢゃ

…ぢゃ、おやすみんみ~~~~ん

つづき「その39」はこちらーっ!

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2019年7月 8日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その37:トルファン・灼熱の蘇公塔~

前回「その36:トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日も写真が多いので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月19日(水):ウルトラ快晴

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

さて、お次はどこに行くのかなぁ~~

今日の観光ルートは以下のとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3701
(2017年のグーグルマップより)
からまで移動だよぉぉぉぉ~~~~ん

…お宿(トルファン賓館)
…火焔山(かえんざん)
…吐峪溝(千仏洞)
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
…艾丁湖(アイディン湖)
…高昌故城
…アスターナ古墳群
…ベゼクリク千仏洞
…交河故城
…カレーズ楽園
…葡萄溝
…蘇公塔

結果的には、と巡った。

この時は知らなかったけど、今はからへ向かうところ。

タクシーに乗り込み、出発しようとしたら…

エンジンが掛からないっ

昨日から不調だったからなぁ…

ズノンさんが色々いじって少し手こずるも、エンジンが掛かったので移動再開。

緑の山間部から、褐色の灼熱の大地へ下りる。
今回はそれほど離れていないようで、ほどなく市街地の外れにある観光スポットに到着した。

車を降りる。

…焼ける。まぢで焼ける。

日焼け」ではなく、焼き魚のように焼けてしまいそうな暑さだ 

すぐに目の前の管理棟(日陰)に行って、チケットを買う。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3702
すーーーこんたーーーーーーっ

蘇公塔(スーコンター)」と言うそうな。

モスクにあるミナレット(塔)の名前で、観光スポットになっているとのこと。
塔の高さは35mだって。
入場料は30元(約400円)。

では、覚悟して塔まで移動しよう。

まずは、管理棟から蘇公塔を見てみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3703
デカいねぇ~~~~

ただ、ご覧のように日陰が一切ナイ。
地面もコンクリートなので、フライパンの上を歩くようなものだ。
確実に卵は焼けるな、これ。

ただ今、17時半
でも、新疆時間では15時半で、実際には14時半くらいの太陽の位置だ。
1日で最高に暑い時間帯だで…

…これ、死んじゃうんぢゃナイの

左奥にいた漢民族の女子3人が、傘を差しながら何かを読んでいる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3704
オラも日傘が欲しい…

幸いに、通路に屋根があったので、まずはそこを通って少しでも日陰から出ないように移動。
(僅かな距離だけど…)

そして、日陰から出ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3705
溶けるぅぅぅぅぅぅ~~~~っ

すぐ横に石像があったけど、パスして急いでモスクへ移動。
建物の階段まで行けば日陰があるぞ
(この写真は、戻る時に撮ったッス)

地面からの反射熱もスゴいので、なるべく緑に沿って歩く。
葉っぱさんのありがたさが、良~~~く判る

一応、建物の全体像も撮っておこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3706
雲も緑もナイ……

まさに灼熱の大地だ

やっと日陰にたどり着いたので、ひと呼吸して、振り返って今歩いて来た道を眺める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3707
灼熱地獄……。

たったこれだけの距離なんだけど、死ぬ思いがしたッス。
火渡りの行」に近いモノがある…

せめてもの救いは、地面が黒いアスファルトではなかった事だ。

トルファンでは、黒い服を着ないほうが賢明ですな

さて、モスク内を見学しよう。

一応、順路っぽいモノがあるので、それに沿って歩く。

門を抜けると、ミナレットが目の前に見えた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3708
ちみつーーーーーーーぅ

緻密な柄で装飾されているッス
日干しレンガの配置を駆使して、この柄を作っているのが判る。

そして、礼拝所の中に入ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3709
れんぞくーーーーーーぅ

同じ形の柱が奥まで続いている。
キレイだねぇ~~~

そして、中心部にたどり着くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3710
メッカはこの先ぃぃぃぃぃ~~~~~っ

奥にメッカのカアバ神殿の方向を示す窪み「ミフラーブ」がある。

世界中のモスクには必ずあるものだけど、世界でたった1ヶ所だけミフラーブが無いモスクがある。
それは……そう、カアバ神殿のある「マスジド・ハラーム」だ。

観光客はロープから先へは入れないので、ここで見学。

左右を見回すと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3711
意外と四角いぃぃぃぃ~~~~っ

一般的なモスクと違って、直線的なデザインで構成されている。
柱と天井が木製なのがユニークだ。

奥のほうに、地元の小学生らしき女子の団体がいた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3712
校外活動~~~~~ぅ

日本で言う「社会科見学」的な授業なのか…な

カレーズ楽園の女子もそうだったのだけど、写真を撮られることを非常に嫌がる女子が多い。
特に顔がそうらしく、手で隠す娘も少なくない。
イスラム的な理由なのだろう…。
(まぁ、もう少し成長したら、地域によっては完全に男女隔離されるからねぇ…)
この近くに男子達もいるのだろうね、きっと。

階段を上って、屋外に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3713
天井ポコポコぉぉぉぉ~~~~ぅ

さっきの柱が並んだ通路の部分だろうか。
明り取り用らしき穴も見えるね。

入口の門の上にあった展望台にも行ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3714
イイ眺めぇぇぇぇ~~~~~

日陰側になっているので、ここからならいくらでも眺めていられる

あまりの暑さに誰も歩いていないや。
動物すらも。
(鳥もいない

もう暑過ぎて記憶に残せないので、さっさとタクシーに戻ろう。

テコテコ歩いて車に戻る。

ズノンさんが「どうだった」と訊いて来たので「熱かった」(「暑い」ではナイ)とだけ答えた。
笑いながら「トルファンの道路は裸足で歩いちゃダメだよ」と教えてくれた。

うん。靴のゴム底だって溶けそうだ。

これで観光はおしまい。ホテルに戻ろう」とズノンさんが言うので、お宿に戻ることに。
そうだね、もう18時だしねぇ~。

お宿はすぐ近くだったようで、すぐに到着ぅ~
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3715
ただいまぁ~~~~~

このぶどう棚の道はホッとするね

建物の前で車を停める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3716
帰って来たぜぃ

ここでズノンさんが「3日間分の清算をしよう」と言って来た。
そうだよね、いつ支払うのかと思っていたところッスよ

ズノンさんが提示して来た金額と聞くと…

…高過ぎやしないかぇ!?

思っていた料金の1.5倍はあるぞ。
初日に約束した「今日は800元ね」から距離や時間を計算すると…うん、高い。

話し合いの末、2700元(約36,500円)で折り合いをつけた。
これでも高いが、しつこいのでこの金額で決めた。

…あぁ、ついに出たな「ウイグル人の顔」が。

カシュガルの時もそうだったけど、最初はすごくニコニコして親切に何でも対応してくれる。
やっぱ、漢民族とは違うよなぁ~」と気を良くしていると、最後の最後で、最初に約束した金額よりも高く請求してくる。
その時の顔には微笑みはない。

漢民族は、最初から正規の金額に上乗せした金額をシレッと提示して騙すのだが、ウイグル人は最後に騙す

この違いを、トルファンでハッキリと確信した。
彼らにも苦しい経済&抑圧状況での生活があるので理解は出来るが、ウイグル人タイプの騙し方のほうが後味が悪い。
この観光客をリピーターにさせる」という概念が無いのだろう。

とにかく、2700元を払って車を降りた。

手痛い出費だなぁ…

この金額って、日本の物価と変わらないぢゃないか。
さすが中国有数の観光地、トルファン。
(帰国後に地図を見たら、移動距離にビックリした。この金額でも安かったのかもしれない…

手持ちの金がヤヴァくなってきた

この後の北京で生活出来るのかこれ…。

明日も観光に行く」と訊かれたけど、「もうお金が無いし、観たいものは全部見たから行かない」と答えておいた。
確かに、トルファンで観てみたかったモノは全て観たのだ。

ここで、ズノンさんとバイバイキン

さぁ、お部屋に戻ろう。

軽くモヤモヤした気分のまま、部屋に戻ってベッドに転がる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その37・トルファン・灼熱の蘇公塔-3717
あ~~~ぁ、疲れた…

最後の最後で、気力が疲れた。
明日からどうやって生活しよう…

とりあえず、今夜の食料を何とかせねば。

ガイドブックには、お宿の目の前にカシュガルのお宿にもあった「John's Cafe(ジョーンズ・カフェ)」の分店があると書いてある。
でも、この手痛い出費を考えると、今夜は質素にしておきたい…

なので、近くの売店で食料を買うことにしよう。

お宿を出て、目の前のJohn's Cafeを確認し、その横にある売店に入る。

・カップラーメン
・スプライト(5元)
・ビール(10元)
・ポテトチップ

を買って(合計43元)、部屋に戻る。

シャワーを浴びて、Tシャツを洗濯して、ベッドでのんびり…

しばらくして、ドアをノックする音が…

誰だズノンさんではなかろうし。

ドアを開けると、若いボーイさんが立っていた。
手にはトレーに載ったスイカが…

そして一言、「差し上げます~

…「イイの??

えぇ、サービスです

ありがとぉぉぉぉ~~~~う

何と、大きめのスイカを6切れも差し入れてくれた。

これは嬉しい

早速、夕飯にすることに

カップラーメンとスイカと、昼にズノンさんの奥さん家の食堂でもらったブドウを食べる。

糖分と炭水化物しかないけど、まぁイイや
(…あれ昼飯と一緒だぞ…)

お腹も満たされたので、外はまだ明るいけど寝ることにしよう。
(明るくても、時間的にはしっかりと夜だけどね)

はぁ~、盛りだくさんの1日だった…

…ぢゃ、おやすみんみ~~~~ん

つづき「その38」はこちらーっ!

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2019年7月 1日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その36:トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり~

前回「その35:トルファン・カレーズ楽園」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日も写真が多いので、数回に分けてご紹介ぃ~

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2006年7月19日(水):ウルトラ快晴

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

さて、お次はどこに行くのかなぁ~~

今日の観光ルートは以下のとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3601
(2017年のグーグルマップより)
からまで移動だよぉぉぉぉ~~~~ん

…お宿(トルファン賓館)
…火焔山(かえんざん)
…吐峪溝(千仏洞)
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
…艾丁湖(アイディン湖)
…高昌故城
…アスターナ古墳群
…ベゼクリク千仏洞
…交河故城
…カレーズ楽園
…葡萄溝
…蘇公塔

結果的には、と巡った。

この時は知らなかったけど、からへ向かうところ。

タクシーの中でズノンさんが「次の観光スポットでお昼ご飯を食べよう」と言った。
そうだよね、もう13時だもんね。
(新疆時間ではまだ11時だけどぉ~)

山間の道に入って少し進むと、いかにも観光地っぽい建物が並んだ集落に来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3602
イイ感じの所だねぇ~~~

ここがメインストリートのようで、街道から観光スポットの入口まで店舗が並んでいる。
この場所の名前は「葡萄溝(ぶどうこう)」と言うようだ。

車内でズノンさんが一言。
ここは入場料が60元もするけど、観る所はあまり無い。さっきぶどう畑を観て来たからねぇ~。どうする

…そっか、60元(930円)かぁ。

60元と言ったら2日分の食費だ。(笑)

それぢゃぁ、パス」と言ったら「では、お昼ご飯を食べに行こう」とのお返事。

なので、道の途中で左折して、食堂のある方向へ進みだした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3603
左に曲がりまぁ~~~~~っす

奥に見える建物が「葡萄溝」の入口のようだ。

駐車場を抜けると、生活道路のような小道をゆっくりと進む。
そしてすぐに、1軒のお店の前で停車。

車を降りて目の前を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3604
超~~~ナイスっ

雪山からの冷たい雪解け水が、勢いよく大量に流れている。

これだけ流れていれば、生活には困らないねぇ~~~
かなり良い場所だ

そして、振り返ってお店を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3605
ホントにお店???

看板も何もなく、フツーの住居にも見える。
でも、奥に人が何人かいて動いているのが見えたので、やはりお店のようだ。

ズノンさんに連れられて奥に入ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3606
おぉ、いぇい

何ともステキな、ナイス空間なのぢゃ

ズノンさんに席に案内されて、「ラグメンでいいね」と訊かれたので「OK」と返事する。
そしてそのまま調理場へと入って行った。
(奥にいる、赤地に白いストライプのポロシャツがズノンさんね)

そして、すぐに戻って来てテーブルに果物を置いて一言。

ここは1人でゆっくりしてね。この店は僕の奥さんの実家なんだ

おぉ!!そういう事かっ

それなら安心だ

周囲にはツアーでやって来た西洋人の団体さんがいて賑やかだ。
話している言葉を聞くと…ドイツ語だねぇ~。

ドイツ人の団体というのも、この地では珍しい。
(余談だけど、東京って滅多にドイツ人と出会わない(ドイツ語が聞こえて来ない)んだけど……観光地として人気がないのかな

順序が逆だけど、まずはスイーツから食べよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3607
美味しそ~~~~う

赤いのはスイカ、黄色いのはハミ瓜、黄緑色のが「馬奶子(マーナイズ)」と言うマスカットに近いぶどうだ。

ハミ瓜を1人でこれだけの量をじっくり食べるのは初めてなので、ちょっとドキドキ
ガブッと食べてみると…

…おっ、スイカとメロンの中間って感じぃ~~~

味も食感もほぼ中間という、日本人にはちょいと不思議な果物だ。
ハミ瓜は、この近くにある町「哈密(ハミ)」の特産品。

木陰の涼しい風を浴びながら、まったりと周囲を眺める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3608
こんな庭が欲しい~~~~~っ

天井は全てぶどう棚だ。

…これなら、60元も払って葡萄溝の建物に入らなくてイイぢゃん

正面の時計を見ると、11:25になっている。
新疆時間の時計だね。
(北京時間だと13:25だよん)

ズノンさんは店員さん達(つまり親戚)とおしゃべりタイム。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3609
良い時間だ

このお店、半分近くが座敷席になっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3610
靴を脱いで足を延ばして、のんびりぃぃぃ~~~

ここで暮らしたい(笑)

正面に転がっている黄色っぽい果物が、ハミ瓜だ。
TVの右には、スイカさんも転がっているねぇ~。

そして、このお店の最もナイスなアイテムがこちら。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3611
ひんやりぃぃぃぃ~~~~

先ほどの流量豊かな用水路の分水が、座敷席のすぐ脇を流れているのだ。
手を伸ばせば触れて、水はとても冷たい。

木陰とせせらぎの音……あぁ、砂漠のオ・ア・シ・ス

そんなのどかな店内だけど、調理場は大忙しだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3612
いっぱい作れぇぇぇぇぇ~~~~っ

家族(親戚)総出で調理しているのだろう。
あれだけ団体さんが入っていれば、そりゃぁ忙しいわな。

手際良く調理が進んで行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3613
麺を茹でて具を炒めろーーーーーぅ

オラの勝手な推測だけど、右の男性が奥さんの父親で、中央のマダムが母親っぽい。
そして、左の女子2人が奥さんとその妹ではないかと思われる。

作っているのは「ラグメン」で、ほどなくオラにもやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3614
うんまそぉぉぉぉぉ~~~~う

ラグメン」とは、羊肉・ピーマン・パプリカ・玉ねぎ・豆等を醤油ベースの味付けで炒め、それを日本のうどんのような麺に載せたモノ。
羊肉以外はほぼ日本の食材と同じなので、とても日本人の口に合う。

ズノンさんも一緒に座って、お食事タァ~イム

では、いっただっきまぁ~~~~~っす

もぐもぐ。

うん、美味しい

ウイグルでは「ラグメン」と「ポロ」の2つの名前さえ覚えておけば、飢え死にすることはナイ。
(日本語読みで「ラグメン」「ポロ」と言えば、ビックリするくらいどこでも通じるよん)

ごちそうさまぁ~~~~。

座敷でまったりしていると、テーブルの下でもまったりしているお方の姿が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3615
すやすや

何と、子猫が寝ていた。

寝返りを打ったので、もう1枚撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3616
にゃぁ~~~~~~

完全にリラックスモード。

そんな写真を撮っていたら、オラのスイカを勝手につまんで食べている幼児がいた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3617
横取りキッズーーーーーーーっ

ズノンさんが笑いながら「彼、僕の息子ね」と。

そうだよね、パパが仲良く話していたら、お友達だと思ってフルーツをつまみに来るよね
(フルーツのお替りはいくらでもやって来るのでモウマンタイ(無問題))

ズノンさんが父親の顔で「写真を撮ってあげて~」と言うので、もう1枚撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3618
くりっくりですな

年齢を聞いたけど、残念ながら失念…

ほどなく、別の少年が現れた。
近所の友達のようだ。

子猫と一緒に遊びだしたので、それも撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3619
イイねぇ~~~~

のどかなお昼時だ。

日本の都会のランチタイムもこういう感じなら、と~っても働きやすいんだけどねぇ~。

お腹がいっぱいになったので「ちょっとだけ外を歩いてくる~」とズノンさんに告げて、カメラを持ってお散歩。

さっきの用水路がとても気になっていたので、少しだけ上流に歩いてみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その36・トルファン・葡萄溝の食堂でのんびり-3620
うん、イイ感じぃぃぃぃ~~~~

静かでとても良い所だ。
さっきの「カレーズ楽園」がやかましかったので、なおさらだ

ここはまた来たいね

お店に戻ると、ズノンさんが「そろそろ行くかい」と言って来たので「うん」とお返事。

では、お次の観光スポットに行きますかいのぉ~~~。

ほな、れっつらごーーーーーーーーぅ

つづき「その37」はこちらーっ!

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