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2018年6月11日 (月)

旅日記 ~「秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ。その4・大野原駅から武州原谷駅へ」2018春~

前回「その3・影森駅2018春」からのつづきーっ!

さぁ、次の目的地「武州原谷(ぶしゅうはらや)」駅へ行こう

ココからの移動距離は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9401
(2018年のグーグルマップより)
に行くでぇ~~~~

…三輪駅(貨物駅)
…影森駅(現在地)
…御花畑駅
…武州原谷駅(貨物駅)

ちょうど秩父市の中心「秩父(ちちぶ)」駅(のちょい上)を挟んで同じくらいの距離にある。

武州原谷駅は貨物駅なので、ほんの少し手前の「大野原(おおのはら)」駅で降りて歩いていく。
こちらは街中の平坦地なので楽勝だ

以前、「特攻野郎Bチーム」の「たかし」隊員に連れられて初めて来た時には、1つ先の「和銅黒谷(わどうくろや)」駅から渓谷沿いにかなり歩かされた…
その同じ苦痛を「ノコnoko」隊員にも味わわせるのは酷なので、はるかに近い大野原駅で降りることにした次第

影森(かげもり)」駅で、熊谷方面に行く列車に乗る。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9402
冷気開放~~~~~~ぅ

早く涼しい車内に入りたひ…

そうそう、正面に写っている中間車、パンタグラフを2つに増やしたので、クーラー様が1台撤去されてしまっているのだ
なので、涼しさを求めるなら、両端の先頭車に乗ろうねぇ~~~~

ちなみに、国鉄101系の中古車1000系は、中間車だけ非冷房だった…
埼玉県から補助金を貰って冷房改造したけど、3両編成のうち2両分のお金しか無かったのね~~~
(そもそも、101系には冷房用の断熱材が壁や天井に入っていなかったし…

涼しい電車に乗り、移動開始

アッと言う間に、午前中に写真を撮りまくった「西武秩父(せいぶちちぶ)」駅の横を通過し、「御花畑(おはなばたけ)」駅に到着。

…これでふりだしに戻った

さて、ココからは今回の旅では初の区間。

…と言っても、何十年も来ているけどね。

御花畑駅を出ると、狭い住宅地を走ってすぐに秩父駅に到着。
(鼻歌交じりで歩いていけるくらい近い)
この駅は中心地だけあって、構内はバカデカい。

なので、休日の昼間は…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9403
ぐー、ぐー

白い西武4000系が2本もお昼寝している。

どちらも、朝に東京の「池袋(いけぶくろ)」駅からはるばる「長瀞(ながとろ)」駅までやって来て、帰りの時間までココでお寝んねしているのだ。
このうちの1本が、さっき影森駅で寝ていた同じ仲間と連結して、池袋駅へ戻っていく。
もう1本は「三峰口(みつみねぐち)」駅でグースカ寝ているッス。
(つまり、4編成中の3編成が西武秩父駅の隣駅で寝ているということ)

右の奥に黒い貨車がチラッとだけ見えているねぇ…
これは相当長い間ココに放置されているので、いつでも見られるよん

列車はすぐに発車。
下り列車との交換待ちは無かったねぇ~。

そして快調に走って、すぐに隣駅の大野原に到着ぅ~

降りるべ、降りるべ
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9404
もっとクーラー様とおハナシしていたかった…

ココで手持ちの貨物列車の時刻表を見ると…

…あれもしかして観られちゃう???

ノコちんにも事情を説明して、急遽このホーム上で待機することに。

オラはホームの後ろ(秩父寄り)へ、ノコちんは前方(熊谷寄り)へ…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9405
これでカンペキ

そして2分くらい経っただろうか、遠くのほうから「ぽえぇぇぇぇぇ~~~~っ」と音が聞こえて来た。

さらに1分後くらいに、そのお方は現れた。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9406
ぽえぇぇぇぇぇ~~~~っ

来た来た来たぁーーーーーーっ

SL「パレオエクスプレス」様の御成りだーーーっ

ゆっくりと近付いて来る。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9407
シュッシュ、シュッシュ

カッチョエェ~~~~のぉ~~~~

…おっ、今日は芝桜のヘッドマークが付いているね。
まさに旬ですからのぉ~

そして真横を通過。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9408
…あ、熱い

そろそろ蒸気機関車の運転には酷な季節になって来ましたねぇ~。
運転台はご覧のようにドアと窓は開けっぱなしで、機関士さん達は暑そうだ…
(ドア部分にはつっかい棒が1本のみ。よく落ちないねぇ…

この機関車は「C58 363」と言い、国鉄の名機「C58」形の363号機という意味。
昭和19年(1944年)製で、国鉄の現役時代は仙台の周辺を走っていたようだ。
今は秩父鉄道の看板観光列車として、もう長い間運行されている。
車両の定期検査(車で言う車検)等は、JR高崎の工場で行われている。

このお方、日本の敗戦間近に生まれたんだねぇ~。
誕生時は、軍事用に使われる使命だったのかもしれない…
今はキッズのアイドルとして、平和に楽しく走れて良かったね

轟音と熱気と煙と共に、オラの横を過ぎ去る。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9409
タタン、タタン…

今度は静かな客車のジョイント音が聞こえて来た。
客車列車ならではの、魅力あふれるサウンドだ

この客車も、元は国鉄の「12系」と言う急行用の車両だ。
昭和45年(1970年)の大阪万博を期に生まれ、日本全国でたくさん走っていた。
そのうちの4両が秩父鉄道にやって来た。
(今や貴重な車種になってきている…)

そして客車も過ぎ去った。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9410
バイバイキ~~~~~ン

石炭のニオイと黒い煙と客車のディーゼル発電機の音だけが残っていた。

…ふぅ、突発イベント、無事終了

まさか、この駅ですれ違うとは…

さぁ、武州原谷駅へ行こう

今まで乗って来た電車も走り去り、大野原駅に静寂が戻った。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9411
イイねぇ~~~

秩父鉄道の駅って、全てが古いままなんだけど「現役で使われている」というのが魅力なんだよね
なので、どの駅に行っても、レトロな車両(特に国鉄車両)が来ると何の違和感もなく昭和の時代にタイムトリップ出来るのだ

では、改札を出て、とりあえずは正面奥の森まで行こう。
改札は左にある。

改札口で駅員さんに切符を渡して駅舎を出る。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9412
う~~~~ん、良い

ローカル臭プンプンの、最高の駅舎だ

ローカル駅の特徴って「駅前に学生の自転車がたくさん置いてある」だと思うんだよねぇ~。
通学の大事な足なのだ

…で、今からは奥の細い道へ進む。

念のために大野原駅周辺の拡大地図をコピーして持って来たので確認しようと広げたら…

お兄さん達、どこへ行くの

見上げると目の前にオジイサンが…
地元の人らしい。

貨物列車の車庫に行くんです~」と答えたら、オジイサンが「」という顔になった。
そしてすぐに「あぁ、あそこはちょっと遠いよねぇ…」と、ナゼか苦笑い。

…あまりに想定外の答えだったからか(笑)

まぁ、親切に声を掛けてくれたので、ありがたや

では、進もう。

線路(ポイント)沿いに超~細い道があるので、テコテコ歩く。

するとすぐに森に出た。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9413
鳥居さぁ~~~~~ん

…あ、やっぱり神社だったのね。

イナカでは、広大な田んぼの真ん中にいきなり高台の森があって、中に神社があることが多い。

…ってか、それが日本の原風景なんだよ。

ココもそれと似たような雰囲気がある。
村の鎮守様」のニオイがプンプンぢゃ

…で、ココからの道は2通りある。

踏切を渡って神社の横を進んで行くか、渡らずに手前側の車道へ出て歩くかだ。

まぁ、まずは判り易い車道を歩いて行こう。

クルッと振り返って、目の前にある車道へ出る。
車の交通量は結構あり、歩道も整備されていないので、気を付けて歩く。
(スマホ見てたら即クルマに当たるで

もう1つ先の踏切に出た。
ココからは線路脇の築堤沿いに生活道路があるので、そこを歩くことに。

…道の雰囲気の割には車が多いで。

皆さんも、ココに来ることがあったらご注意を

そしてテコテコ歩いていたら、小さな踏切にたどり着いた。

…ココ、来たことがある。

たかし」隊員と来た時に、この踏切を見た記憶がある。
ちょうど5000系(元都営三田線6000系)が通過したなぁ~。

懐かしかったので、踏切の真ん中に立ってみた。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9414
おぉ、いぇい

変わってナイねぇ~~~~

今は右の築堤の向こう側を、てれんこてれんこ歩いて来た。
正面の黒っぽい森が、さっきの神社ね。
さらに奥に見えるデッカいお山は「武甲山(ぶこうざん)」だ。
我々はあの麓からココまでやって来たということになる。

そうそう、ココは複線のように見えるが、本線は左側のみ。

クルッと後ろに振り返ると…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9415
まっすぐ

目の前にもう1つ踏切があり、そこから先が武州原谷駅だ。
つまり、左の線路は武州原谷駅の入換え線ということ。
(昔は大野原駅までつながっていたとのこと)

そして、左に突然高架線路が現れたねぇ

秩父鉄道のこの地域には高架はナイぞ。

左を見ると…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9416
ココカラ始マルーーーーーーぅ

高架線路はココから始まっているのだ。
それまで(左側)は築堤だったのだ。

…そう、さっき歩いていたのは、この築堤の横だったのだ。

築堤上に金網が見える通り、現在は廃線になっている。

そして、以前見た時と違っている点も気が付いた。

…そっか、この踏切だったのか。

2010年5月、警報機も遮断機も無いこの踏切で、高校1年生の男子が列車に撥ねられて死亡する事故があったのだ。

オラが三田線(5000系)を見た時も、高架のカーブの内側で線路の先が見えづらかったので「警笛を鳴らされないと気付かないなぁ…」と思っていた。
踏切の向こう側から来ても、両側に家の塀があって左右が見えない。
そして、秩父方面に行く電車は、武州原谷駅が真っ直ぐなので速度がかなり出ているのだ。
おそらく秩父鉄道では最高速度であろう。

耳で聞いて目視してもちょっと危険と感じた踏切だったので、もしイヤホンをしてケータイ等を見ていたら…
時代的には充分考えられる。
(当時の様子を調べると、どうやら音楽を聴きながら「列車が来ない時間だ」と思い込んで踏切に入って行ったらしい。その日は土曜日で、いつもの平日とは違う休日ダイヤだったのだ)

その事故以降、ココにも遮断機が設置されたのだろう。
よく見ると、警報機と遮断機のコンクリート基礎が、まだ白くて新しい。

秩父鉄道には、まだ遮断機の無い踏切が多いので、皆さんも気を付けてね

では、進もう。

歩いて来た築堤沿いの道をそのまま進み、高架沿いに歩く。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9417
急に雰囲気が都会っぽく…

コンクリートの高架」というだけで、都心の近郊に見えてしまうってスゴいね…
奥に山と工場があるせいか、何となく奥多摩の入口の「拝島(はいじま)」駅付近っぽくも思えるし、先月観て来たばかりのせいか、倉敷の水島臨海鉄道っぽくも感じる。

…で、今からの主役はこの工場なのだ

この工場のために武州原谷駅は存在している。

高架線路を奥まで行くと、右に大きい踏切が現れる。
(2つ上の写真に写っている踏切ね)

この踏切上でも撮ってみた。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9418
視界が広い…

こちらは先ほどとは違い、車道と歩道も広くて視界が広い。
(その分、車(大型車)の交通量は多いのでご注意を

右に分岐している線路があるねぇ~。

まずは、その線路上に立って振り返ってみた。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9419
さらに分岐ぃ~~~~

先で4つくらいに分岐している。

そのうちの3つが車庫のような小さな建物の中に入っているねぇ~。

アップで見てみると…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9420
おぉ、いぇい

倉庫代わりに使われているっぽい貨車と、「DD512」と書かれたディーゼル機関車が…

前回来た時もこの機関車が動いているのを見なかったので、この子の出番は今は少ないのか…な

次に、現役の貨物線上で撮ってみた。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9421
いっぱい分岐ぃぃぃぃぃ~~~~

こちらはたくさん分岐していて、工場の中にも入っている。

中央やや左に見える建物の中には、列車のホームらしきモノも数本見える。
まさかあの中に電車が入っていくことはナイので、貨物(石灰石)用のものであろう。

右の本線は真っ直ぐに伸びていて、電車はかなりの速度(秩父鉄道ではね)でカッ飛ばす。

今立っている線路の先が貨物ヤード(留置線)になっているので、右の線路脇の道を歩いて観に行こう
ヲッキー達、いるかなぁ…

ノコちんとテコテコ歩いていると、奥の隅っこから「あの顔」が現れた。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9422
もへ~~~~~~~ん。

ヲキフちゃんがいたっ

ヤードに何も見えなかったので諦めかけていたんだよねぇ~。
ラッキー

道の突き当り(人が立っている所ね)まで移動して、「お約束の定点」で眺めよう

ヲッキーズが移動する準備をしているのを横目に、少し速足で移動して到着ぅ~。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9423
ヲキ汁、ブシューーーーーーぅ

ココがブシュー・ハラーヤ…いや、武州原谷駅の正面だ。(そうなのか

では、ヲッキーズを眺めよう

彼らは、出発するためにまずは左の引上げ線へゆっくり移動するので、我々もそれに合わせて移動しよう。

まずは、ヲッキーズと工場のコラボから。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9424
デカい工場だねぇ~~~

旧「秩父セメント」、今は「秩父太平洋セメント」と言う会社の工場で、ココからも石灰石を貨車に積んで熊谷へ発送している。

さっき観て来た「三輪(みのわ)」駅がすぐ目の前の鉱山から石灰石を運んで来るのに対し、こちらは何と23Kmも離れた埼玉県と群馬県の県境にある「叶山(かのうやま)」から長距離ベルトコンベアで延々と運んで来るそうな
建物の中に見えたホームは、その石灰石の積み込み場なのであろう。
(そこにヲッキーズが入線しているのを見たことがある)
今いるヲッキーズはそこで積み込んだ列車だね、多分。

そうそう、この工場は建物のデザインが凝っていて、配管等はキレイに見えるように設計されているとのこと。
著名な建築家がデザインしたとかで、賞ももらっているらしい。

さてさて。

ココの駅では、チョット変わったシーンが見られるのだ

チト見えづらいが、この編成の奥をアップで見てみると…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9425
機関車が2両いるねぇ… 

青緑色のは本線でこの列車を引っ張る電気機関車(デキ)で、奥の濃いピンク色のはちっこいディーゼル機関車だ。

この2両が今から何を始めるのかというと…

…あ、くっついた。

機関車2両で、このヲッキーズをこちら側に押して来るのだ。

準備が整ったようだ。
さっきまで手前のヲキフで掛員さんが作業をしていた。

そして、超静かにヲッキーズがカタツムリの速度で動き出した。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9426
来るぞ、来るぞ…

ついでに、ヲキフちゃんの真横からの写真も撮っておこう

今だっ
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9427
ヲぉ、いぇい

イイカンジに撮れたぞ

このゴツゴツさ、中世ヨーロッパの城門のようだ。

そして、後ろのヲキちゃんを眺めていたら、キレイな真っ黒ヲッキーをハッケーン
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9428
ピッカピカやでぇ~~~~~

…と思ったら。

これもよ~~~く見ると、車体標記部分のみを避けてペンキが上塗りされている。

ココまで徹底して車体標記を書き換えナイって…

…熊谷工場にはこの書体を書ける職人さんがいないの???

ヲッキーズの速度が少し上がった。

ココで機関車のほうを見ると…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9429
トッポーーーーーーーーーーぅ

いつのまにかディーゼル機関車が切り離されているっ

ディーゼル機関車はあの位置で停まっている。

…そう、この武州原谷駅では走行中に車両を切り離す「突放(とっぽう)」が毎回行われているのだっ

機関車が2両付いた列車で突放するのは、現在ではココと広島のJR山陽本線「瀬野(せの)~八本松(はちほんまつ)」駅間(通称:セノハチ)くらいであろう。

ナゼにこんなフシギな技をご披露してくれるのかというと、この場所には僅かだが勾配10‰)があるのだ。
(左側のほうが高い
なので、石灰石満載の1000tもある列車を押し上げるには、デキちゃんだけではパゥヲー不足のため、ディーゼル機関車で「ちょい押し」してあげているという次第。

この勾配は、元々は坂の上からこの留置線へ貨車を突放するために造られたらしい。
編成からはじっこの貨車を数両だけ突放するのは、今でも貨物駅で見られる。
JR川崎貨物駅で、神奈川臨海鉄道が空タンク車の突放を行っている)

イキオイの付いたデキちゃん(デキ303)がやって来た。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9430
ぐも゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛~~~~~ん

吊り掛けモーター音が響いている

でも、ヲッキーズはすぐに停車。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9431
…そう、ココまで持って来たかっただけなのだ

この場所に来てポイントを切り換えて、本線に出られる線路に移動するというワケ。
安全上、どこの貨物駅でもイキナリ本線に出られないように設計されている。
駅構内で列車が「あっち行ったりこっち来たり…」を繰り返しているのは、その安全のためだ。[ ]

振り返ると、さっきのディーゼル機関車がぽつねんと佇んでいた。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9432
ぽつね~~~~~~~~ん

この機関車、工場や貨物駅ではよく見かける、ごく一般的なお姿をしている。
だが、ただ一点違う所がある。

…左に小屋があるぞ。

1人が立って入るのがやっとの、小さな部屋があるねぇ…

…あぁ、そうか

ココが「秩父」だということを忘れていたよ。

ヲキフちゃんの車掌室といい、この小屋といい、目的は「寒さ除け」であろう。
雪の日等に「機関車のデッキに立って手スリを掴め」なんて…そりゃぁ酷だよね。

これはいいアイデアだと思うよ、うん、うん

ほどなく、汽笛一発、ヲッキーズが動き出して留置線の出発線に移動して行った。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9433
発車準備完了

21両編成があんなに遠くに見える…

あそこまで奥に行かれたら、もう間近で見る事は出来ナイ。
あの辺には線路沿いに道がナイのだ。
仮にあったとしても、移動中に発車されてバイバイキンであろう…

手元の貨物時刻表を見ると、この駅で眺められるのはこの列車くらいかな…
あまりココにいると、次の目的地に影響が出るのでね。

ぢゃぁ、次へ移動開始しますか。

…でも、その前に。

せっかく武州原谷駅まで来たのだから、コレも再現しておかないとね

どん!
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その4大野原駅から武州原谷駅へ2018春-9434
ヲぉ、いぇい

今日の目的は「ノコちんからヲッキーズの模型を受け取る」ことなのだ

…皆さんも忘れていたでしょ

ノコちんがいつもやっている手法で、ココでも撮ってみた。

とりあえずヲキ(良き)ということで

お次は、この周辺の一大撮影ポイント「上長瀞(かみながとろ)」駅の鉄橋ぢゃ

ほな、行くでぇぇぇぇーーーー

つづき「その5・上長瀞駅と荒川橋梁2018春」はこちらーっ!

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