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2016年5月

2016年5月30日 (月)

旅日記 ~「秩父SLパレオエクスプレス 2015」その1~

前回「西武トレインフェスティバル2015 その2」からのつづきーっ!

さあ、秩父の街へ行こう。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9301
たぶん、20年ぶりの横瀬フェスティバル見学だったな…

列車に乗り、お隣の「西武秩父(せいぶちちぶ)」駅に移動。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9302
(2016年5月撮影)
ココが西武線の終点だ。

池袋(いけぶくろ)」駅から、特急だと約80分で来れる。
今日はだいぶ時間が掛かったね…

さて、お次は秩父鉄道の駅に行こう。

すぐ近くに駅があって、徒歩5分弱で乗り換えられる。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9303
(2009年11月撮影)
このちっこいのが、秩父鉄道の駅。

単線の駅で、右側の線路は西武線の乗り入れ専用。
なので、右のホームには1日2往復しか列車が停まらナイ。

この場所で、後ろに振り返ると…
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9304
(2009年11月撮影)
西武秩父駅はすぐ左上にある。

この両駅は目の前にあるのだが、大人の事情(意地)で同じ位置に設置出来なかった次第。
ホントは、もう1つ先の「秩父(ちちぶ)」駅まで西武線が伸びている計画だったそうな。
(西武新宿駅と一緒で「仕方なくココに終着駅を造った」というオチ)

市の中心地は、もちろん秩父駅前。
駅構内と駅前広場もデカい。
(今や主役は西武秩父駅に奪われているが…

この最寄り駅のお名前は…
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9305
(2016年5月撮影)
おはなばたけぇ~~~~

御花畑(おはなばたけ)」駅と言う。
冗談ではナイ、正式名称だ。

近年、観光イメージアップのため「芝桜(しばざくら)」駅という副名称が付けられた。
だが、誰もそんな名前で呼んだことがナイ。
そのせいか、「芝桜駅」の方が文字がデカい。

狭い通路を通って、駅舎に入る。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9306
今日は混んでいるねぇ~~~

同行のボブちんと話した結果、秩父鉄道にも乗ってみることに。
まぁ、ココまで来て乗らないようでは「」ではナイ。

時刻表を見ると…

なんですとーーーーーーーぅ

ちょうどSL列車「パレオエクスプレス」が来る時間だった。
しかも「空席がある」とのこと。

オラも乗ったことが無かったので、イキオイで切符を買ってしまった
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9307
おぉ、いぇい

急にテンション上昇
切符の名の通り、わくわくなのぢゃ

いやぁ~、まさか乗るとは。
最初は「この時間なら、駅でSL観れるよぉ~」的に話していたのに…

…ってなワケで、乗ろうと思っていた普通列車を見送る。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9308
東急線のお古だぜぇ~~~い。

今や、東急の銀色電車が日本各地のローカル線に生息している時代だ。
昔は西武の電車が多かったんだけどね~。

ほどなく、改札が開始された。
ホームに入って数分待つ。

そして、ついに…
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9309
来たーーーーーーーーッス

住宅地の中に突然SLぐゎ
いつ観ても違和感がある…
ちなみに、機関車は「C58」型と言う中型機。

家が近いせいか、煙も汽笛も出さずに、静かにやって来た。
まぁ、隣の秩父駅とは歩いて行けるぐらい近いので、速度も出す必要がナイからね。
(お互いの駅のホームが見えるッス)

蒸気機関車の熱気が通り過ぎた後、客車が現れた。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9310
ちゃいろぉ~~~~~~ぃん

JRから買い取った12系客車で、昔は緑色だった。
更新時に茶色く塗装変更された次第。
緑の時代…いや旧型客車の時代からも乗った事はなく、わくわく度が半端ナイのぢゃーっ

列車が停車した。
駅員さんが車内に「降りる方いませんかー」と呼びかけて降車客が降りたのを確認し、「どうぞ」の声と共に我々が乗り込もうとしたら、今頃になって若い娘が数人降りて来やがった。

…最近、みんな降りるの遅いよね

都心でも、完全に停車してドアが開いてから席を立つ人が多い。
ドアが開いても降りる人が目の前に立っていないから、乗る人はどんどん入って来る。
そこに「降りまーす」と言われてもねぇ…

バスぢゃナイんだから、降りる駅に来たらドアの前に立って待っていようぜ

駅員もホームにいた客もみんなで「何だよコイツら、さっさと降りろよ」というような顔をした後、乗車開始

車内は思いのほか空いていて、結構アッサリ席をGET出来た。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9311
いぃぃぃゃっほぉぉぉぉ~~~~ぅ

客車は4両で、うち1両が指定席車両。
よほどの「接待旅行」でなければ、自由席で充分だ

内装の色は変わっているが、設備自体はオリジナルの12系客車のまま。
(前回の日記で言っていた「西武の赤電のオリジナル座席色」は、写真のシートの色が近いッス)

この駅は単線の途中駅なので、すぐに発車する。
他の駅では長時間停まっていて、ゆっくりと撮影することが出来る。
エクスプレス」のくせに、普通列車に何本も抜かれるのだ

さぁ、発車時間だ。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9312
んぢゃ、行って来るよぉ~~~ん

ほどなくドアが閉まり、軽い汽笛と共にゆっくり動き出した。
ホームの先端では、カメラを持った人が大勢いる。

ココから先は緩い上り坂が続いているので、列車はゆっくりと加速していく。
元々パワーがあまりナイ機関車なので、この列車で「速さ」を味わうことはナイ。

しばらくは住宅地を進む。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9313
昭和な街並みが良く似合う

あまり寒くはナイので、みんな窓を開けて車窓の旅を楽しんでいる。
でも、時々石炭のカスが飛んで来て目に入る。

…正直、コレはツラい。

写真を撮ろうと窓からカメラを構えると、容赦なく上半身に石炭の粉が襲い掛かる。
特に、目はメガネをしていないと危険かもしれない…
(ウチの父親はコレで目をやられたことがあるそうな。SLが全国で現役バリバリの時代のハナシっす)

もし窓際のテーブルにおにぎりをむき出しで置いたら、いつの間にかゴマ塩おにぎりに変わってまっせ~~ 

少し走って、お隣の「影森(かげもり)」駅にやって来た。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9314
せいぶせーーーーーーん

この駅には、西武線の池袋駅からやって来た直通列車がお寝んねしている。
反対側の線路には、いつもは貨物列車が停まっているのだが、今日はSLに集中ーーーぅ

ゆっくりと駅を通過し、山の中へと入って行く。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9315
急カーーーーーーーーブ

この先は、山肌に沿ってクネクネと線路が伸びている。
今までの荒川沿いの平坦部とは、ガラリと様子が変わるのだ。

SL列車は、終点の「三峰口(みつみねぐち)」駅まで停車しない。
ひたすらに坂道をゆっくり登って行く。

クネクネ走って、次の「浦山口(うらやまぐち)」駅にやって来た。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9316
うらやましぃ~~~~~

この駅は、土を盛った急カーブ上にホームがあって、かなり独特の雰囲気を醸し出している。
昔からオラのお気に入りの駅だ

列車はゆっくりと通過。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9317
キキキキキ~~~~~~ぃ

オラは後ろ向きに座っているので、このアングルは列車の後方を写したモノ。
前向きに座っているボブちん、メガネをかけているのに目を開けられないツラそうな顔をしているッス。
それほど、SLの石炭攻撃はスゴいのだ。

車窓の景色も山の中になってきた。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9318
イイカンジぃ~~~~

お天気がもうチョット良ければ…

この辺りには、かなり高い鉄橋がいくつかある。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9319
近づいて来たぞ

鉄橋の長さは短いが、川面がかなり下にあるので迫力があるのだ

鉄橋の上から下を見ると…
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9320
こぉーよぉーーーーーーーぅ

撮ったタイミングが悪くて、川面は写らなかったね…
でも、紅葉した木々がかなり下にあるのがお解り頂けよう

列車はさらにクネクネ走る。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9321
めいしょーーーーーーっ

昔からの有名撮影地点に来た。

奥の辺りで道路から撮るとイイカンジなのだ
でも、今日はお天気がイマイチなので、撮り鉄の姿はナシ。
代わりに、道にいた車が列車と同じ速さで併走していた。

列車はゆっくり走っているので、車もゆっくり。
車の中のみんなは「おぉーっ」というような顔をしていて楽しそうだ

登り坂も終わり、SLは気楽に走っている。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9322
もう終点は目の前だ。

コレが埼玉県の最奥部の景色だぞぇ~
左の山々の向こうは、もう群馬県や長野県だ。

みんなが降りる支度をしている中、列車は終点の三峰口駅構内に入った。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9323
せいぶせーーーーーーん

ココにも白い直通列車がお寝んねしている。
(土休日は1日2往復あるッス)

そして、右側には展示用の貨車や機関車達が並んでいる。
緑色の鉄橋みたいな物体は、SLの転車台(ターンテーブル)。
後でこの機関車がこの転車台に行って、向きをくるっと変えるのだ

車内から展示車両を見てみると…
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9324
ボロボローーーーーーっ

もう20年近く手入れをしていないんぢゃナイかな
来る度にボロくなって行くような気が…
もう、電車の屋根がベロベロになっちょる
昔は電車の中に入れたけど、今はもうダメだろう…

ちなみに、この電車の中はこんなカンジ。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9325
(2005年10月撮影)
板張りのシックな車内だったッス…

列車がホームに停まった。
みんなでぞろぞろ降りる。

改札へ行くためにホームの前に進むと…
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9326
バイバイキ~~~~~ン

アッという間に機関車が切り離されて、整備線へと移動して行った。

…は、早い。

この後のSLの行動は判っているので、我々はゆっくり行動しよう。

まずは、ホームのはじっこで客車と電車達を1枚。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9327
東急・西武・国鉄…

秩父鉄道は動く博物館やぁ~~

奥の銀色電車は、元東急東横線の8090系
真ん中の白い電車は、西武線の4000系

いつの時代に来ても、色々な中古車両がいるので楽しいッス
(都営三田線もいるよん

ホームのはじっこにある構内踏切の先には…
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9328
きうこーーーーーぅ

急行「秩父路(ちちぶじ)」用の6000系電車だ。
コレも元は西武線の新101系
乗り入れ先に第2の職場を見つけたようだ。

通勤電車に特急のシートを付けて、リッチな急行列車として走っている。
(急行料金は100円なので、かなり「乗り得」な列車ッス

この編成は、昔の秩父鉄道カラーに塗られたレアなモノ。
あずきバーのようで、夏に見ると食べたくなる 

改札を出る前に、客車と駅名板を撮ってみた。
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秩父SLパレオエクスプレス2015その1-9329
う~~~~ん、なかなか

私鉄の駅には見えないね

さぁ、改札を出よう。
SLは、さっきのあずきバー急行の奥に移動しているのだ。
慌てなくてもダイヂョーヴだけど、あまりのんびりともしていられナイ。

んぢゃ、SLを観に行くのぢゃ~~~~~~っ

つづき「秩父SLパレオエクスプレス 2015 その2」はこちらーーっ!

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2016年5月26日 (木)

旅日記 ~「西武トレインフェスティバル2015in横瀬」その2~

前回「西武トレインフェスティバル2015 その1」からのつづきーっ!

今回も鉄分濃ゆいッス

さあ、次の展示車両を観に行こう。

お次はコレ。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9201
きんたろーーーーーっ

真ん中にいる、誰が見ても古そうなのが、旧型電車の351系だ。

この色は、デビュー当時の西武線の色ッス。
金太郎塗り」と言われる、金ちゃんの腹掛けのような菱形っぽい塗り分け方が特徴。
コレも展示用に塗り直された。

戦後に颯爽と登場した、西武所沢車両工場の自家製電車
コレ以降、西武線の通勤電車は全て自社工場製となった。

当時はネジ1本まで自家製だったとか…。
(昔の所沢工場見学会で、職員さんが語っていたッス)

お顔をアップで。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9202
…圧がスゴいッス

湘南顔」と言われる、「湘南電車」こと国鉄80系がオリジナルのデザイン。
当時、このお顔と金太郎塗りが全国的にヒットして、各地方に同じお顔の車両が登場しまくった。

インパクトが強いせいか、子供の頃からあまり好きではナイお顔だった。
深海魚にも似たイメージがあったからだろうか…
この後、西武風にアレンジされたお顔(551系)が登場し、それからは好きになったッス

側面はこんなカンジ。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9203
3ドアの車体だよん。

この当時では標準的な窓とドアの配置だった。
まぁ、国鉄の旧型電車がデザインのベースなのでね

左の車体からデザインがどんどん近代化されて行って、右側の車体(101系)まで進化したッス。
この後は4ドアの車両になってしまったので、この西武流の3ドア車のデザインは3000系で打ち止めとなった。

ちなみに、昔の赤い電車たちは全て連結して走ることが出来たので、この左右の車体が一緒につながって走ることも珍しくはなかった。
右の車体の赤いバージョンは、801系という電車だ。

側面の下の方を見てみると…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9204
きいろーーーーーーーい

さすがにこの色の時は生まれてナイので、何か「西武線」というカンジがしない…
ノスタルジックビュートレイン」みたいだ

車体には「モハ505」と書かれている。
生まれた当初は「501系」と名乗っていたのだが、体の大きい弟分にその名を奪われ、「411系」→「351系」と名前を変えられて隅っこで生きて来た。
でも、この小さ目な車体が幸いして、小型車両の3両編成までしか走れナイ多摩湖線で平成2年(1990年)まで生き延びることが出来た、ご長寿車両なのだ

床下の黄色い配管が特徴的で、模型で再現する時には、この黄色いパイプも忘れずに

車両のおシリの隅っこには…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9205
製造銘板があった

昭和28年(1953年)に、西武所沢車両工場で生まれたッス

車体の横に階段があって、外から車内が覗けるようだ
人がいない時に階段に登ってみた。

まずは運転台から。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9206
あぁ、なつかしや

小さい頃の記憶がよみがえる

扇風機の緑色が特徴的ッス~

運転席を見ると…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9207
そうそう、コレ、コレ

床が板張りで、運転台全体がベージュだったのよ
確かこのベージュって、外板の「トニーベージュ」と同じ色だったよねぇ…

この時代の旧型電車は、「速度計」と「圧力計」の2つしかメーター類が無かったのだ。
その他は、後で柱部分等に増設されたりしているッス。

圧力計の上に、廃車当時の番号「355」(クモハ355)の表記が残っているねぇ~

ちなみに、右奥の床に歯車があるポールは「手ブレーキ」ッス。
コレを一生懸命手で動かすとブレーキが掛かる。
空気ブレーキが故障した緊急時や、車庫での留置時等に使用するのだ。

次に客室をば。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9208
お子様専用席ぃ~~~~

よく座ったなぁ~~~

向こう側の席は前方が見放題で、今で言う「鉄ちゃんシート」だったのだ。
西武線の3ドア車両には鉄ちゃんシートがあったので、お子様の頃はよく座ったッス

車両のおシリからも、車内を撮影することが出来た。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9209
なつかぴーーーーーーーっ

昔は木の床だったけど、途中で更新されたッス。
座席の色は、昔はワインレッド色だったよね
(赤電は全てワインレッド色だったと思う)
このレンガ色は、お隣にいる101系の登場時と同じモノでは…

赤電の内装の色は、当時の国鉄2等車(今のグリーン車)と同じだった。
サロ110サロ165等とも同じ色だったような…)

なので、見た目はボロだが、内装(の色)はグリーン車並み…というアンバランスなモノ。
車両がボロいせいか、せめてもの乗客へのサービスだったのだろうか

余談だが、多摩湖線に乗った時、運転席すぐ後ろに乗り込んだオバチャンが、動き出しのショックに負けて「あらららら…っ」と言いながらおシリまでよろめいて行ってコケたのを思い出す。
真後ろで起きている状況を、運転士さんは気付いていない。
(ま、運転に集中しているから、そりゃそーだ。)
車内にいたみんなは、ただ後方へ去って行くのを見守るしかなく…

旧型電車の性能の悪さ(動き出しのキメの粗さ)が良く解った出来事だった。
ブレーキも利きが悪かったので、マイルドに停まったわよん(笑)

そうそう、逆に現在の電車は性能が上がり過ぎて、再びショックが大きくなった。
特にブレーキの利きが良過ぎるので、この10年くらいでよろめく人が増えたと思う。
過密ダイヤと自動制御(ATC)が災いしているのだろう…
地下鉄車両が顕著だ。

高齢化社会には、昭和中期の電車の性能がソフトでイチバン良い

…んでは、お隣の車両に移ろう。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9210
お元気ぃ~~~~

西武顔」と言えば、このお顔。
それくらい大量にいた、「おなじみの顔」であ~る

この車両は101系と言う。
赤い電車の701系801系も全く同じお顔だったよん。
(701系が長男、801系が次男、101系は末っ子ッス)

右の後ろに写っているE851形と、特急レッドアロー5000系と一緒に、昭和44年(1969年)に生まれたッス。
この3兄弟は、全て秩父線開業用に造られたのだ。

つまり、西武線は昭和44年に一大革命が起きて、今までのイモっぽいイメージを完全に払拭したのだ
(赤電の色は、川越名物のサツマイモではナイ。念のため)

101系は、今までにない「レモンケーキ」のような爽やかな色で登場。
走行性能(乗り心地)も、赤い電車達とはケタ違いに素晴らしい

コレ以降、「西武線と言えば黄色い電車」というイメージを、沿線住民に植え付けていった。

この子のお名前は…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9211
クハ1224」でぇーーーーーっす

101系のクハ(運転台付き車両)は「クハ1101」から始まるので、かなり後に生まれた子ッス。
(3番後の「クハ1227」からはフルモデルチェンジされて、通称「新101系」として登場した)

車両のおシリに行ってみよう。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9212
めずらしやーーーーーっ

コレまた普段は見ることの出来ナイお姿だ

連結面にドアがある車両とナイ車両がある。
登場時は無かったのだが、秩父線にある長大な「正丸(しょうまる)トンネル」を走った際に、車内に強風が通り抜けることが判明。
なので急遽ドアが設置された(設計変更された)次第。

このドアが、とにかく重いのよ
開けるのに一苦労…。

片方を開こうとすると、左右両側が同時に開くのでね。
お子様や女性には不評だった。

余談だが(余談が多いね)、正丸トンネルに入る前に、必ず車掌さんが「今からトンネルに入りますので、窓をお閉めください」とアナウンスしていた。
当時は冷房車は僅かしかいなかったのだ。
そして、車掌さんも車内を歩きながら窓を閉めて行く。

トンネルに入り、爆走して突っ切る。
実際に窓が開いていた場所は、カーテンがバカバカ唸って激しく揺れていた記憶がある。
お子様の時は慌てて閉めに行ったなぁ~。

トンネルを抜けると、必ず「窓閉めにご協力ありがとうございました。窓を開けて外の爽やかな風を入れてください」とアナウンスがあった。
みんな笑いながら窓を開けたものだ

昔から西武線のアナウンスは温かみがあって、好評だった。
今日もお勤めお疲れさまでした」等、よく聴いたッスよ
車内に爆笑が起きた時もあったよなぁ~

自動放送になって聴かれなくなったのがチト寂しい…

…んで、車内はこんなカンジ。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9213
おりじなるぅーーーーーーぅん

色合いと座席の形以外は、ほぼオリジナルの姿が残っているッス
この車両は冷房車で登場したので、天井もオリジナル。

色については、座席の色はレンガ色(さっきの351系の座席の色)が、壁は黄色(白地に濃い黄色の細かいチェック柄)がオリジナルだよん。
このオレンジ色の座席と白い壁の色は、新2000系がオリジナルで、更新時に取り替えられた。

座席は、さっきの351系みたいな形がオリジナル。
背もたれと座面の間に茶色いプラスチックのパーツがあるこのタイプは、後年の改良品。
この改良シート、姿勢良く座らないと背中が痛いよん

さて、弟分の車両に行こう。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9214
めぇ~~~~てるぅ~~~~

イキナリ派手なお顔が登場。
コレは3000系と言う電車で、その中でもレアな「銀河鉄道999」ラッピング編成だ。

普段はさっきの101系と同じ色をしている。
作者の松本零士氏が練馬区民のため、練馬区とタイアップして期間限定で登場した。

廃車後も残してあるんだねぇ~。

当然、側面もこんなカンジ。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9215
め、めぇ~~てるぅぅぅぅ~~ん

このラッピング、実は巧妙なワザが使われている。

東京都の条例で「車体全部に広告用のラッピングをしてはイケナイ」という決まりがあるのだ。
ラッピング出来る最大の比率と地色の使い方が決まっているそーで。

なので、車体をよぉ~~く見ると、メーテルの髪の色が違っているっしょ。
暗めの黄色い部分は、元の車体色をそのまま見せているのだ。
つまり、髪の部分だけはラッピングしてナイっちゅ~こと。
あと、編成の全車両に青い色を必ず配置している。
この方法で比率の問題をクリアーしたらしい。

…う~~~ん、デキる。

この条例を知らなかったのか、小田急がラッピングした「F-Train」(「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」オープン用)は、見事に東京都から文句が来た。
無申請で車体全面にラッピングしてしまったのだ。
(「無申請」と「車両ごとに地色が違う」というのが最大の失敗らしい)

その結果、2ヶ月ですぐに運転終了。
たちまちラッピングは剥がされて、改めて2代目が登場するというお粗末な結果に…

神奈川県内限定運用だったら、問題無かったんだけどねぇ~
(東京都もいろいろ解決策を出したらしいけど、小田急側が「我々の初歩的なミス」ということで、やり直したらしい)

そして、反対側のお顔はというと…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9216
しゃしょーさぁーーーーん

あの「車掌さん」がどどーーーん!と正面にいる。
鉄郎ぢゃナイところが、なかなかナイス

ココで、ちょいと会場の隅っこに何気なく置かれていた物体が気になった。
ブルーシートで覆われているが、西武線ファンにはすぐ判る。

近寄ってみると…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9217
やっぱ台車だよ

西武好きなら誰でも判るこの台車、念のため型式を確かめると…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9218
ぜろななにーーーーーーっ

FS072」という、昭和44年以降に造られたほとんどの車両に採用されている、ヒジョーに乗り心地の良いナイスな台車だ
さっき見た黄色い101系と3000系と特急の5000系だけに留まらず、赤電の701系や4ドアの黄色い2000系、さらに白い4000系もこの台車だ。
住友金属の最高傑作だ
(同型のモーター付き台車は「FS372」という)

高速でもぜ~んぜん揺れナイので、寝るのに最高に適した台車 

コレは恐らく、2000系初期車のモノだと思う。
(つい先日、初の廃車が出たッス)

みんな車両ばっかり見ていないで、「西武ファン」を名乗っているなら、こういうのも見ようぜ…

シートがめくれていたモノがあったので、滅多に見られないアングルから撮ってみた。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9219
まくらーーーーーーっ

真中に見える丸い物体が空気バネで、この子がフワフワしているかどうかで乗り心地が決まる。
この丸い枕の上に、車体が載っかっている。

手前のゴツい装置一式は、ブレーキ装置
コイツが動いて、回転している車輪(錆びた茶色いの)をギュッと締め付ける。

別のアングルで見ると…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9220
はいしょーーーーーーっ

排障器(はいしょうき)」と呼ばれる、レール上の異物をどかす鉄板。
西武線のはゴツイのが特徴で、模型化する時に誰もが泣かされるパーツだ。(笑)

コレが付いているという事は「先頭車だった」ということ。
恐らく「クハ2001形」のモノだったのだろう…

ハイ、コレで電車もおしまい。

最後に貨車を観てみよう
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西武トレインフェスティバル2015その2-9221
西武線は貨車がたくさんいたからね

何百両といたのに、今ではこの2両のみしか残っていない。

まずは奥にいる子から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その2-9222
すむすむぅ~~~~~

スム201」形という、社用品等を運ぶ貨車。
この子はそのトップナンバー。

」は「スチール(鉄板)」、「」は重さの種類。
(軽いほうから「(無記名)・ム・ラ・サ・キ」と区分されている)

つまり、「鉄板製の軽い屋根付き貨車」という意味。

番号の下に2本線のある車両は、「国鉄に乗り入れてもOKでっせ~」という意味。
そのオマケとして、車体に自社名を書くことが許された。
なので、左上に西武の社紋と名前が書いてある。

車体のはじっこにも、いろいろ書いてある。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9223
細かいのが書かれていないねぇ~。

もう展示用だから書いていないのだろう。

反対のはじっこには…
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西武トレインフェスティバル2015その2-9224
自分の重さと、積める重さが書いてある。

ちなみに、右下に見える鉄板を貼り重ねたようなモノがこの貨車のスプリング(板バネ)だ。
ゆえに、乗り心地は想像を絶するほどの劣悪さだ。
日本各地で「トロッコ号」として走っている車両は、貨車を改造した車両の場合はこの舌を噛む乗り心地を楽しめる

連結面(妻板)はこんなカンジ。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9225
ほそなが~~~~~~

車体幅が狭いせいか、ほっそりと見える。
上部に3つ付いている丸っこい出っ張りは、換気用の通風器(ベンチレーター)。

このスムスムは、この通風器が特徴なので、カッチョエェ~~く撮ってあげた。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9226
カァ~~~~チョエェ~~~~~っ

人が乗らない貨車にも、チョットしたおされなデザインがされているのが良い

では、お次。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9227
わっふぅ~~~~~ん

ワフ101」形という、車掌室付き貨車。
車体の半分が車掌室で、貨物列車の最後尾に連結された。

」は「ワゴン」で屋根付き車両、「」はブレーキの意味。
重さの記号がナイので、かなり軽い貨車という事。

隣のスムスムと自重は同じだけど、満載時の重さで測るので違うのだ。

なので、車体の半分が荷物室なのに、わずか1tしか積めナイのだ。
(スムスムは15tも積める)
もし、スムスムと同じ分だけ(半分の7.5t)積めるとしたら、「ワフ」ではなく「ワムフ」と名乗るだろう。

…まぁ、この車両の場合は、荷物室は「おまけ」のような存在ッス

こちらもお名前を撮っておいた。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9228
国鉄乗り入れOKよぉ~~~ん

実際、中央線や武蔵野線等で走っていた。
(確かそんな記憶が…

はじっこの表記もしっかり撮影。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9229
コレも空欄ッス…

…まぁ、廃車体だからね。

コレで展示車両はおしまいっ

最後の最後に、車両ではナイ「機械」をば。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9230
じゃりーーーーーーーっ

鉄道車両」ではなく「保線用機械」の扱いであろう、砂利運搬車。
時々、夜中に本線上をコッソリ走る。

何度か見たことがあるが、深夜に突然踏切が鳴ってみんなが「」な顔をして待っている時に、この上に作業員のおじさんが乗って現れる姿は結構面白い
全く知らナイ人は、見て大爆笑したりする。
まぁ、線路際に住んでいる人達には見慣れた光景だけどね

さて、そろそろ秩父市街へ行きますか。

最後に、大きいお友達越しに展示車両達をば。
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西武トレインフェスティバル2015その2-9231
キッズがいない…

ココに写っている車両は、全て昭和の主役達。
平成の車両は全くいない。
(人間もかな

イチバン後ろに写っている黄色い4ドアの新2000系の電車が、最近の秩父線の象徴だ。

少し前までは、4ドアの電車は山岳部の秩父線に乗り入れることは出来なかったのだ。
変電所を新しくして、これらの今ドキの車両が走っても坂道でブレーキが安定して効くように改良されたので、乗り入れが開始された次第。
(昔もブレーキが貧弱な赤電が走っていたので、そのままでも特に問題は無かったとは思うんだけどねぇ…)

4ドア・ロングシートの通勤電車がそのまま秩父へ来るようになったので、混雑時はボックスシートの白い4000系に乗れナイ機会も多くなるだろう。
逆に言うと、横浜中華街から秩父まで直通電車が走る可能性も生まれたワケで

時代の流れよのぉ~~~。

んぢゃ、駅に戻ろう。

さっき来た道をそのまま戻り、数分で横瀬駅に到着。
近くに日帰り露天温泉があるけど、今日行っても混んでるだけっしょ。
なので、おとなしくホームに行く。

ホームから、ずっと寝ているピッカピカ最新列車を見る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その2-9232
ひゃくねんーーーーーーっ

西武鉄道100周年を記念したヘッドマークが付いているね

行き先表示は、イベントのためにいろいろ変えられているようだ。
快速 西武球場前」は、特に珍しい組み合わせではナイ。

ほどなく、「西武秩父(せいぶちちぶ)」行きの列車が来た。
まぁ、終点まで1駅だけなので、席はどこでもイイや。

んぢゃ、ててぶの街へGo!なのぢゃ~~~~~~っ

つづき「秩父SLパレオエクスプレス2015 その1」はこちらーーっ!

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2016年5月23日 (月)

旅日記 ~「西武トレインフェスティバル2015in横瀬」その1~

前回「特急“ちちぶ99号”」からのつづきーっ!

2015年11月27日、西武線の臨時特急「ちちぶ99号」に乗って、秩父へ行って来た。
目的は「西武トレインフェスティバル2015in横瀬」を観るためだ

今回は鉄分濃ゆいッス

さあ、「横瀬(よこぜ)」駅に着いたぞ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9101
普段の横瀬駅にはあり得ない人の数。(笑)

一応、混雑を考えて駅前のトイレに寄っておき、準備を整える。

…さて、行きませう

案内板の矢印に沿って進む。
…っていうか、道は知っているんだけどぉ~

駅構内にある狭い地下道を通り、向こう側に出る。
地元住民の生活道路なので、静かに歩こう。

住宅の間を抜けると、視界が開けた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9102
紅葉がキレイだ

今年は全体的に紅葉が少し遅いよね。
11月末なのに、まだ葉が緑色のモノが多い。

ココからは線路沿いに会場まで歩く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9103
すりーぴんぐすまいりーーーっ

左には、「池袋(いけぶくろ)」駅からやって来た臨時直通列車が寝ている。
スマイルトレイン」こと30000系の最新編成だ。
まだピッカピカ

奥では線路上で体験乗車みたいな催しをやっているね
行ってみよう

奥にある詰所の前の線路を横切り、いよいよ会場へ…

会場は、目の前にある機関庫だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9104
…って、機関庫がナーーーーーイっ

あれ
まっさらな青空市場状態になっちょる

同行のボブちんが職員さんに訊いたところ、「あの豪雪で機関庫が倒壊してしまったので撤去した」とのこと。

そうそう、2014年2月14日に、秩父に北陸並みのトンデモナイ量の雪が降ったのよ。
数日間、秩父地方は完全にマヒしてしまったのだ。

そっか、その影響かぁ…

後日、画像を検索して見たら、屋根が凹んでぐんにょりした機関庫が写っていた。

…コレはもうアカンわな。

屋根も凹んだが、我々のお腹と麦汁メーターも凹み切っているのだ
まずはそちらを満たさねば。 

…ってなワケで、展示車両は後回しにして(逃げナイからね)、「テント村」へと移動。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9105
ステキなのぼりをハッケーーーーーンっ

いそいそとお店の前まで行き、まずは麦汁様をGET

そして、食べ物もいくつか購入。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9106
どこも混んでいるぜぃ

ちなみに、奥に見えるお山が「武甲山(ぶこうざん)」。
秩父セメントの生産拠点だ。
このお山が無かったら、秩父はココまで栄えなかったかもしれない…。

食事&休憩が出来るテーブルエリアの片隅に、なんとか座ることが出来た。

やっと麦汁様を飲めるッス~~~

うんめぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーっ

生き返ったッス

飲み食いしながら、周囲を見回す。
いやぁ~、キッズが多いね
それに混じって、大きいお友達もカメラを持って歩き回っている。

胃袋が落ち着いたので、展示車両を見て回りますか

テント村の奥に、グッズ販売のコーナーがあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9107
このエリアは大きいお友達の比率が高いねぇ~。

後ろの方から、電車が走っている音が聞こえて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9108
コレっすよ

飯能(はんのう)」駅方面へ走り去っていく、白い4000系電車。
この坂を、車体を傾けながら登って行く姿と音がカッチョエェのだ

ちなみに、電車の後ろにある工場は「三菱マテリアル」のセメント工場。
昔はココ(工場は「東横瀬(ひがしよこぜ)」駅と言った)から「池袋(いけぶくろ)」駅までセメント貨物列車が走っていたのだ。
しかも、東横瀬芦ヶ久保駅間に急な上り坂があるので、一駅間だけ機関車が重連(2両連結)で走っていた。
荷が軽い時は、重連はナ~~~~シ

この展示会場には、当時の貨物列車を引っ張っていた機関車達が並んでいる。
大抵の大人達は、この機関車を観るためにやって来たのだ

では、その機関車達を観て行こう

まずは「助演男優賞」から。(笑)
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9109
いしばしーーーーーーっ

D15」形と言う、ディーゼル機関車だ。
(この車両の番号はD16

車庫やセメント工場の中で、貨車等を引っ張っていた。
まぁ、本線には出ない「裏方さん」ッスね

昔は「小川(おがわ)」駅の近くにあるブリヂストン工場で使われていた。
工場への貨物線が廃止されたので、西武が引き取って裏方さんとして使用していた。
(その貨物線は、拝島線の複線化に利用された)

後ろ姿はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9110
四角いッス

全国にいる裏方用ディーゼル機関車は、どれもこんな形ッス~。
(「標準規格型」ってヤツですな)

…んでは、お次。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9111
かためーーーーーーっ

片目なお顔が特徴的な「E41」形だ。
(この車両の番号はE43

昭和ヒトケタ生まれの、英国紳士

側面はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9112
無骨ッス

この機関車の色は、昔の西武線の「赤電」と呼ばれていた電車たちと同じ「ディープラズベリー」だ。
真ん中の野球ボールのようなマークは、西武鉄道の社紋。
西」の字からデザインされていて、ライオンズとは関係ナイ。

機関車」とは言っているが、馬力的には今の電車1両よりも低い。
(この機関車のモーター出力は400KW、黄色い電車(101系)は1両で600KW)
そのせいか、大抵2両つないで走っていた。

さらにお次。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9113
よろれいひぃ~~~~~~

シャープで優美なお顔が特徴の、「E51」形だ。
(この車両の番号はE52

大正12年(1923年)生まれの、スイスのおじいちゃん
若い時は東海道線で使用された。

スイスの高級精密時計を思わせるようなお姿で、人気も高いッス~

スイス生まれ」という証拠がこちら。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9114
製造会社名の「ブラウン・ボベリ」と、会社の場所の「バーデン スイス」の表記。

この機関車のモーター出力は875KWで、黄色い電車(101系)1両よりはデカい。
(E41形2両分以上の出力がある)

ほな、次行きまひょか。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9115
ゴツいーーーーーっ

車体にポツポツあるリベット(鋲打ち)と手スリが特徴的な「E61」形だ。
(この車両の番号はE61

大正12年(1923年)生まれの、アメリカン・カウボーイ
コレも東海道線で青春を送った。

この機関車のモーター出力は975KWで、思った以上にデカい。

側面はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9116
ちゃんと「ニューヨーク アメリカ合衆国」の表記がある。

このおじいちゃん、ニューヨーカーだったのね

じぃじぃズ」のラストは…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9117
茶色ーーーーい

展示用の修繕時に、ナゼか彼だけ国鉄時代の茶色に塗られてしまった…。

何となく丸っこい形が特徴の、「E71」形だ。
(この車両の番号はE71

大正11年(1922年)生まれの、アメリカン
彼も若い時は東海道線で使用された。
(つまり、みんな「幼なじみ」なのだ

この機関車のモーター出力は820KWで、E41形2両分と大体同じ。

この車両の番号はE71なのだが、生まれた当時の「ED10 2」に戻されている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9118
さすがに、この現役時代を知っている人はいるのかいな…

ハイ、ココまでがおじいちゃん機関車達だ。
ココからは中年機関車達の登場だ

まずは、西武秩父線の大スターの登場だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9119
ぢゃんぼーーーーーっ

職員には「ジャンボ」と呼ばれていた、「E851」形機関車だ。
日本の私鉄で最強・最大の機関車様で、昭和44年(1969年)に国鉄「EF65」「EF81」をベースに設計され、4両登場した。

この彼の使命は「セメント運搬」。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9120
後ろの工場から、池袋駅や「国分寺(こくぶんじ)」駅までセメント貨物列車を運ぶために造られた。

電車と同じ線路をずっと走るため、速度(加速・減速)を速くする必要があったので、このような巨大な機関車となった次第
この機関車のモーター出力は2550KWで、古老達はケタが違う。
黄色い電車の4両分もある

この子は当然、日本製だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9121
みつびしーーーーーーっ

広島県の「三菱重工業 三原製作所」で造られたッス。
後ろのセメント工場が「三菱鉱業セメント」(現:三菱マテリアル)だったので、その関連で三菱グループで造られた次第。

戦闘機やお船を造る三菱重工ゆえか、側面の窓がこんなカンジに…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9122
しゃれおつぅ~~~~

お船を思わせるような丸窓が2つ。
当時の国鉄機関車にはナイ、ヨーロピアンなお洒落さで、当然人気も高い。

現在はこのE854が1両しか残っていないが、昔は4両全機が展示されていた。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9123
(1995年10月撮影)
せいぞろりぃぃぃぃぃぃ~~~~~っ

どうだい

さすがに4重連は迫力あったぞ
本線上では見ることの出来なかったお姿だ。

ちなみに、機関車の前面に付いていたヘッドマークは、1996年5月の引退時に「最初で最後の一大イベント」として走った客車(JR12系)牽引時のモノ。

この姿を見たかったが、オラはこの最強企画を知らなかった。
なので、直前からユーラシア大陸鉄道横断旅行に出掛けてしまったという、悔やみきれナイ痛恨の失敗をしてしまった…
(ひこーきの予約時には知らなくて、その後に聞かされて大ショックを受けた

まぁ、E851形とは「沿線の幼なじみ」みたいな関係なので、走っている雄姿は今でもしっかり記憶に残っているッス

つづいて、その子分をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9124
ぷりちーーーーーーっ

先ほどのE851形をちっこくして、色の塗り分けを反転させたようなお姿が特徴の「E31」形だ。
(この車両の番号はE31
古老達が足腰立たぬ状態になって来たので、後継機として昭和61年(1986年)に4両が造られた。

この機関車のモーター出力は520KWで、4ドアの黄色い電車(2000系)1両と大体同じ。

側面はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9125
機関車ながら窓は大きくて、車内は明るそうだ

この子の最大の特徴は「自社製造」という点。
つまり、西武鉄道の所沢工場で、部品をかき集めて造られたのだ

戦後から一貫して自社車両を作り続けて来た、西武鉄道の技術力のカタマリでもある。

かき集め」なので、各パーツは見た事あるモノばかり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9126
きゅうこくーーーーーーっ

この台車は「DT20」と言い、国鉄飯田線で走っていた旧型国電の湘南電車(80系)のモノ。
子会社の伊豆箱根鉄道の工場に眠っていたモノを譲り受けたとかいうウワサ。

モーターは、次回「その2」に出て来る旧型電車のモノを再利用。
故に、その電車とパゥヲーは同じということになる。

車体の裾にある製造銘板を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9127
とここーーーーーーーーーーーぅ

輝かしい「西武所沢車両工場」の文字が

でも、昭和61年製なのにナゼか漢字が旧字体の「西武所澤車輛工場」になっている。
ワザと狙ったのか、箔を付けるための演出なのか…

オラのブログの愛読者ならご存知だと思うけど、残りの3両は静岡県の大井川鐡道にお引越しした。
そのお姿はこちらをクリックして見てチョーダイ

貨物輸送の廃止と保線工事用車両の近代化により、30歳を前にして引退してしまった、機関車としては短命な子だった…
(大井川の3人も未だに走っていない)

機関車コーナーはここまでぇ~~~

つづいて電車のご紹介をば。

まずはコレからっしょ
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9128
れっだろーーーーーーっ

初代「レッドアロー」号こと、特急型の5000系だ。

でも、お顔しかナイねぇ…。

…でも、心配ご無用
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9129
のこってるぅぅぅぅぅぅ~~~ん

ちぁ~ゃんと1両まるまる残っているのだ

こちらのお顔は、昭和44年(1969年)のデビュー当時に戻されている。
昔は、ライトの間にある列車名の表示板が、鉄板を引っ掛ける方式だったのだ。

側面を見ていたら、特徴的な床下機器が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9130
とまれーーーーーーーっ

ブレーキ制御用の箱ッス。
このの四角いフタが特徴で、この時代の西武線車両の高性能車全てに付いていた。
なので、模型を買って来たら、まずはココにマジックで色を塗る作業から行ったモノぢゃ 

…お、見た事ナイモノが見えているぞっ
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9131
初めて見たーーーーーっ

現役時代は表に出ることが無かった連結面。
なので、当然、ココにこのようなプレートがあったことを知らなかった。
(「恐らくあるのだろう」という憶測はしていたが…)

西武新宿線には、1週間に4往復(土日の朝夕のみ)しか走っていなかったのでね。
見る機会が無かったから、関心も低かった…。

車体の右側を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武トレインフェスティバル2015その1-9132
やっぱ、あるねぇ~。

西武線の一般の通勤型車両は、車体の側面にこの内容がペンキ書きされている。
特急様は美しくなければならない為に、連結面(妻板)にプレートで付けられたのだろう。

ちなみに、れっだろーは山口県の「日立製作所 笠戸工場」で生まれた。
この縁か、現在の西武線車両(アルミ車)は、ほとんどが笠戸工場で造られている。

さぁ、つづきも見て行こーーーーーーーーぅ

つづき「その2」はこちらーーっ!

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2016年5月19日 (木)

旅日記 ~「レアな特急“ちちぶ99号”で行く秩父の旅」2015冬~

2015年11月27日、西武線の臨時特急「ちちぶ99号」に乗って、埼玉県の山奥にある秩父へ行って来た。

10月に、「特攻野郎Bチーム」の連中に「西武線の、秩父の鉄道イベントに行かないかぁ~い」と誘ったら、一番大きな獲物が釣れた。
その名は「ボブ」と言う。(笑)

なので、ボブちんと一緒に行くことになり、行きの列車を調べていると…

何とこのイベントのために臨時列車が2本走るそうな

しかも、通常は走らない、レアな特急列車(レッドアロー号)もあるとのこと。
早速、いそいそと特急券を買いに行きましたわん

販売初日だけあって、楽々GET
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9901
QQ号~~~~~~~っ

いかにも臨時っぽい「ちちぶ99」という列車名だ(笑)

この99号は、「西武新宿(せいぶしんじゅく)」~「西武秩父(せいぶちちぶ)」間を直通する。
通常、秩父方面へは「池袋(いけぶくろ)」駅から池袋線経由でしか走っていない。
(新宿駅と池袋駅はJR線で5分しか離れていないので)

新宿線から秩父方面へダイレクトに行けるのは、激レアなのだ。
(20年以上前には、土休日のみ「おくちちぶ」や「奥武蔵」という列車が、新宿~秩父間を走っていた)

あまりに早く買ったせいか、座席は「1号車5番」。
…つまり、オラの前には4組しか買っていないということだ。
(西武特急の座席指定は、1号車1番からほぼ順番に埋めていくシステムっぽい)

イベントは「横瀬(よこぜ)」駅構内で開催されるため、切符も横瀬までにした。
(横瀬駅は、西武秩父駅の1つ手前にある)

そして当日。

西武新宿駅で、ボブちんと待ち合わせる。

正面改札の上にある、発車案内板を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9902
通常は見ることの出来ナイ「西武秩父」の文字が…

その下にも、この臨時列車の案内が貼られていた。

イベントの正式名称は「西武トレインフェスティバル2015in横瀬」だそうな。
毎年行われている定番のイベントで、人気も高い。
西武の鉄道イベントの中で、開催地が東京都心からはイチバン遠いのだが、遠くまで行くだけの価値がある貴重な車両達が展示されるのだ

この案内板の右側には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9903
さりげな~く「西武秩父」の文字が。

停車駅案内も、途中の「所沢(ところざわ)」駅までしか表示出来ナイので、残りは省略。
(所沢からは池袋線に入るため)

列車の発車時刻を見ると、直前の急行列車の1分後に続行で発車のようだ。

う~~~ん、「臨時臭」がプンプンなのぢゃ

ココで、売店へ麦汁を買いに行くと…

売っていません

の一言。

…コレは緊急事態ぢゃーーーーっ

ナゼに売っていない??!!

普段走っている特急「小江戸(こえど)」号の乗車時間が短いからか
(終点の「本川越(ほんかわごえ)」駅まで約45分

もう改札外へ出るワケにもいかないし…
あぁ、先に買っておけばよかった。

少しして、「ちちぶ99号」になる回送列車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9904
みんな写真撮りまくり~~~~~ぃ

もう鉄道フェスティバルはこの時点から始まっているようだ。(笑)
当然ながら、ファミリーが多い。

この臨時列車は、てっきり特別塗装の「レッドアロークラシック」だと思っていたのに、一般塗装の編成だった…

レッドアロークラシック」は、先代の「レッドアロー」号(5000系)の色(アイボリーに朱帯)を再現した、1本だけの存在。
ちなみに、現在のこの特急列車は「ニューレッドアロー(New Red Arrow)」号(10000系)と言う。

停車してドアが開く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9905
コレだけを見ると、通常の「小江戸」号と何ら変わらない。

余談だが、西武のロゴマークがビミョーに変更されている…
今まではスイカのような「西」の下の文字が「SEIBU」だったのだが、「西武鉄道」と漢字書きに変わっている。
新車は全て「西武鉄道」で登場している。
在来車のステッカーも、順次貼り替えられているようだ。

さて、乗り込む前に「証拠写真」を撮っておかねばっ

撮影隊の中に紛れて一緒に撮りまくる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9906
西武新宿」の駅名板と「特急 ちちぶ」の文字を一緒に。

臨時列車を撮影する時にいつも思うのだが、前にいるおねぃさんのように、行先表示器や車両だけをアップで撮っても何の意味もナイ
これならば、池袋駅で毎日いくらでも撮影することが出来る。

西武新宿駅に西武秩父行きが来た」というのを1枚の写真で証明するためには、駅構内の光景と列車の行き先表示を一緒に撮らねばならない

このおねぃさんだけでなく、多くの人がそこに気付いていない今日この頃…

…ってなワケで、ホームの光景と列車をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9907
西武新宿駅のホーム」と「ホーム上の西武秩父行きの表示」を撮ってみた。

さらに…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9908
西武新宿駅のホーム」と「列車のちちぶ号の表示」を撮ってみた。

コレで、どっから見ても「いつもの池袋駅ではナイ」ということが証明された。
臨時列車の場合は、このようにして撮るべし
(近寄りたい気持ちは解るが、ココは敢えて後ろに下がって撮ろう

停車時間が短いので、車内に入ろう。
1号車なので、席は目の前(最後尾車両)だ。
(特急は7両編成)

席に着く。

ココでも証拠写真をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9909
新宿駅のホームが見える状態で「西武秩父行き」の車内表示を撮影。

満席になるかと思ったら、意外にもガラガラ。

…あれ人気ナイのね。

列車は隣に停まっていた急行が発車した後、つづいてすぐに発車。
次の駅「高田馬場(たかだのばば)」にも停車するが、乗客は「半分チョット」といったカンジか。

…慌てて切符買いに行かなくても良かったのね。

高田馬場を発車すると、次は「東村山(ひがしむらやま)」駅に停車する。
所沢駅までは、いつもの「小江戸」号と同じ停車駅だ。

列車は走るも、速度は全然上がらナイ。
そりゃそうだ、1分前に急行列車が走っているんだから…。

急行が待避出来る「鷺ノ宮(さぎのみや)」駅が近付いても、一向に速度は上がらナイ…
鷺ノ宮に来ても、待避線に列車はいなかった。

…つまり、「所沢まで急行を追い越さない」ということだ。
急行は途中駅にも停車するので、コレはノロノロ運転になるぞ…

コレも臨時列車の宿命だ。
どこの鉄道会社でも、特別に仕立てた臨時列車は大抵こうだ。
(定期列車のダイヤのスキマに、無理やり潜り込ませているため)

東村山を過ぎると、お隣の所沢駅に停車する。
ココからは池袋線に入る。

この列車の、最大の見どころがやって来た。

池袋線に入るため、普段は定期列車が走行しない連絡線を通るのだ

所沢駅に近付き、池袋線をくぐり、列車の速度が下がる。
いよいよ連絡線を渡るぞ

新宿線の線路から、ポイントを渡り始める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9910
いつもの駅前の光景が、斜め奥に去って行くぅぅぅぅぅ~~~っ

まずは、新宿線の上り線の位置に移動。
左に新宿線の下り線が見える。

そして…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9911
上り線も越え、いよいよ池袋線のエリアに…

中間にある池袋線用の留置線も越え、池袋線の上り線に入る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9912
…池袋行きのホームに停まるのかな

…と思ったら。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9913
さらに越えて、池袋線の下り線のホームに入って停車した。

…おぉぉ!昔と駅構内の配線が全然違っちょるっ

所沢駅のリニューアルに伴い、配線もリニューアルされたようだ。
昔は、新宿線の上りホームに停まってから、池袋線の下り線へグニョグニョとポイントを渡って発車して行ったのだが…
今は「グニョグニョ」もなくなり、スッキリと真っ直ぐ池袋線に入れるようになっているッス

…ヤヴェェ、浦島太郎状態

ココで乗客がさらに乗り込んで来た。
コレでほぼ満席。

所沢から乗ったら、この臨時列車的には全く意味ナイよね…。
この先は、いつもの池袋線特急「ちちぶ」号と全く一緒なのだから。

まぁ、列車が新宿線からホームに入ってくる姿を撮影してから、乗り込んだ人もいるのだろう

少しの停車後、列車は発車した。
ココからは逆向きに走る。
(所沢駅は「」のような配線になっていて、新宿行きと池袋行きが逆方向に発車するので、チト紛らわしい…)

すぐに新宿線を越える。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9914
下に見える線路が、ついさっき走って来た新宿線だ。

全員後ろ向きになって列車は走る。

だが、この先の「飯能(はんのう)」駅で再び向きが変わるので、このままでモウマンタイ(無問題)
(飯能駅周辺は「」のような配線になっている)

この先は通常の「ちちぶ」号と同じなので、みんなまったりと車内で過ごしている。
オラも、ボブちんとハナシをしながら景色を眺める。

ほどなく、列車は「小手指(こてさし)」駅を通過。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9915
ふくとっしぃーーーーーーーん

地下鉄「副都心」線の車両だ。
この埼玉の西の奥地まで、東京メトロの列車はやって来る。

小手指には広大な車庫がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9916
西武線の車両がいっぱいだ

キッズがざわざわしだした。

この車庫には一通りの種類の西武線車両が停まっているので、キッズはカメラを手放さない
大きいお友達も、静かに熱い視線を送っている。(笑) 

ボケーっと眺めていたら、コッソリと激レア列車の姿が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9917
きいろーーーーーーーーいっ

中央にいる真黄っ黄の列車、コレは「黄色い6000系」と言って、黄色で横浜(元町・中華街)まで走ることの出来る唯一の列車なのだ。
通常は、銀色(グレー)に青帯のお姿なのだが、この1本だけ「黄色い西武線」バージョンにラッピングしたモノ。
2016年3月まで走る予定。

ココで寝ているということは、「今日は走っていない」ということね。

この他にも、京急線の色をラッピングした真っ赤な列車ともすれ違う。
(逆に、京急線にも黄色い西武線カラーのラッピング列車がいる)

途中の「入間市(いるまし)」駅に停車。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9918
…お、向こうに変わったラッピング車両がいるぞ。

アップで見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9919
波浪院~~~~~~~~~ん

SEIBU HALLOWEEN 2015 IN NERIMA」と書かれている。
ハロウィンイベント用の列車で、車内でライブファッションショーが開催されたそうなっ

…西武も変わったのぉ~。

堤王国(つつみおうこく)」と言われた、堤一族が経営していた時代とはまるで違う。
昔はワンマン経営に近かったので、堤氏が「OK」と言わない事は何一つ出来なかった。
なので、企業としては堅実で安定していたが、鉄ちゃん的には変化のナイ、地味でつまらない鉄道会社だったのだ…。

列車が飯能駅に到着し、またもや向きが変る。
コレで全員正面を向いて座っている状態に戻った

長時間停車しているので、ホームに出て撮影している人も多い。
発車直前に「麦汁買いに行けばよかった」と気付いた次第。

次の停車駅は「横瀬」。
…そう、我々の下車駅だ。

発車後しばらくして、通過駅なのに停車した。
ココで対向列車と交換待ちとのこと。
飯能から先は単線なのだ。

窓の外を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9920
とぉーてむぅーーーーーっ

駅前にイキナリ「赤いトーテムポール」が2本…

初めて見た人はビックリするが、オラはご幼少の時から見慣れているので「ふ~~ん...」状態。(笑)
(かつて親戚も一時期ココに住んでいたので)

ココの駅名は…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9921
高麗(こま)」と言う。

高麗」という字からして、ココが朝鮮系の渡来人が開拓した場所だというのが想像出来る。
近くのJR線にも「高麗川(こまがわ)」という駅がある。

トーテムポールは、朝鮮の道祖神「チャンスン(将軍標)」だそうで、それぞれに「天下大将軍」「地下女将軍」と彫ってある。
通常は、村落等の境界に置かれているそうな。

上の写真にも写っている通り、ココで対向列車がやって来た。
見てみると、「レッドアロークラシック」ぢゃないかっ

あの列車に乗りたかったなぁ…

ココで、車内に西武のスタッフがぞろぞろやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9922
コレがウワサの…

この列車内限定で、特製カレンダー等を販売しに来たのだ。
それより、麦汁を売りに来てくれよぉ… 
(車内販売はナイのだ。列車内の自販機にも麦汁はナイ)

この乗車券が付いたカレンダー、ファミリーにはそこそこ売れていたようだ。
切符としても使えるのでお得なのだが、切符の指定された区間がヒジョーに使いにくい。
オマケに大人料金と子供料金の切符が混ざっている。

…明らかに「切符として使わないで保存してもらう」を狙っているな。(笑)

まぁ、この切符でファミリーがまた西武線で一度でもお出掛けしてくれても、狙いとしてはOKなのだろう

オラは買わなかった。
だって西武線は毎日見てるしぃ~~

この高麗駅辺りからは、奥武蔵の山間部を進む。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9923
この辺の景色、好きなのよ~~~

学生時代とかは、目的もナイのによく乗りに来ていたなぁ~。
秩父でそば食べて、すぐに折り返したりとかね

今で言う「乗り鉄」って~ヤツですよ、うん、うん。(笑)

山間部をうねうね進み、秩父の街のはじっこにやって来た。
我々の目的地「横瀬」はココだ。
みんなも降りる準備を始めている。

そして、列車は横瀬駅構内に入った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9924
もう、おるやぁ~~~~~~~~ん

すでにフェスティバルは始まっていて、大勢の観客がいる。
その奥には、古(いにしえ)の機関車がたぁ~くさん

…そう、この機関車達を見に来たのだぁ~よ

会場が見えて、車内が騒めき出した

そして、列車がホームに停まった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9925
みんなぞろぞろ降りているね~~っ

この駅にこんなに降りるなんて、年に一日だけだ。(笑)

とりあえず、列車と駅名板をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9926
この組み合わせは毎日見られるので、珍しくも何ともナ~イ。

後ろを振り返って、フェスティバル会場のほうを見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9927
最近は人気が出たのか、昔よりも人が増えている…

留置線には、池袋からの臨時列車が停まっているね。
こちらは一般的な車両(30000系)なので、乗る分には「池袋から直通して来る」以外に珍しいモノはナイ。
(よく見たら、登場したばかりのピッカピカの新車で、ヘッドマークも付いていたが)

さぁ、会場に行こう。

1号車はイチバン後ろなので、のんびり進む。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9928
急いで行っても、小さな改札口がパンクしているのは明白だ。

普段は超~ローカルな駅なので、乗降客が20人も超えると、大抵改札口が詰まる。
今日は駅員さんも増員して対応しているようだ。

やっと改札口を出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9929
普段の横瀬駅にはあり得ない人の数。(笑)

一応、混雑を考えて駅前のトイレに寄っておき、準備を整える。

…さて、行きませう
(画像をクリックすると拡大するよん)
「ちちぶ99号」で行く秩父の旅2015冬-9930
会場はあっちだぜぇ~~~~~~~~い → →

久々なので、わくわくぢゃーーーーーーーーっ

つづき「西武トレインフェスティバル2015in横瀬 その1」はこちらーーっ!

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2016年5月16日 (月)

旅日記 ~「静岡ふしぎ発見!」2016~

最近、静岡県を旅していて、気になった不思議ポイントがいくつかある。

まずは静岡県の入り口から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
静岡ふしぎ発見!2016-8101
Fly away~~~~~っ

三島駅名物、新幹線のジャンプ台だ。

街の中でも異様に目立つこのジャンプ台、台風の時に先端に立ってみたい
ジャンプに失敗すると、はるか下の民家か川に落っこちるので、ご用心を

新幹線の車両達はビビリなので、ジャンプした猛者はまだいない。

大都会、静岡シチーに行くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
静岡ふしぎ発見!2016-8102
ワ~ラ~にぃ~まみ~れ~てよぉ~~~

カツオはワラで焼くのが最先端だそうな。

思わず注文してしまった。
吸引力がダイソン並みだ…

そしてお鍋も…
(画像をクリックすると拡大するよん)
静岡ふしぎ発見!2016-8103
おフジーーーーっ

フタは富士山だ。

このおフジ、噴火してヒビが入ったらしく、裏側には「使用禁止」と書いてあった…

当然、店内のモニターには「ちびまる子ちゃん」が流れている。
日曜の夕方のお約束だ

お隣の清水港に移動すると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
静岡ふしぎ発見!2016-8104
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いーーーっ

左下に見事な赤富士が聳え立っていた。
いつか登頂してやろう。

中央上部の「あぶらぼうず」様には、今回は出会えず。
狙って来ると、不思議と出会えナイ…。

最後に、東京に帰ろうと清水駅で列車を待っていると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
静岡ふしぎ発見!2016-8105
フツーの街並みなのだが…

目の前にある喫茶店の店名を見て、ビックリした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
静岡ふしぎ発見!2016-8106
おーーーまいがっ

この「羅比亜」の店主は、店名の英語の意味を知っているのだろうか…
(18禁なので、ココには書けましぇん

…う~~~~ん、静岡、フシギだらけだぞ。

また遊びに来よう

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2016年5月12日 (木)

実物日記 ~「空想と現実。武蔵大和」2016~

前回「多摩湖2016」からのつづきーっ!

2016年5月2日にサックリと「多摩湖(たまこ)」まで出掛けた時、帰りに西武線の「武蔵大和(むさしやまと)」駅から電車に乗った。

武蔵大和駅前に出て、目の前の道路を見て、ふと思った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
多摩湖・武蔵大和駅前2016GW-5201
…すんごく見たことあるぞ。

ウチに帰って、過去に撮ったおさしんを調べていたら、やっぱ出て来たッス

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
多摩湖・武蔵大和駅前2016GW-5202
くりそつぅーーーーーーーーっ

オラが過去に作った鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)に、かなり似てなくね
(その日記はこちらをクリック

東京都~埼玉県のどこにでもあるような西武線の光景」をイメージしてテキトーに作ったのだが、まさか「そのもの」があったとゎ
自分でもビックリ

作品は複線で作ってあるので、上空から見るとこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
多摩湖・武蔵大和駅前2016GW-5203
線路の本数が違うだけだよ…

違うアングルから見ると、このとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
多摩湖・武蔵大和駅前2016GW-5204
オラ的には、東村山~所沢~狭山・入間近辺の築堤(ちくてい)をイメージしていたんだけどね~。

鉄橋下のコンクリート壁も、実物を見るとこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
多摩湖・武蔵大和駅前2016GW-5205
まぁ~、何も見ていないのによく似たモンだ

…チョット怖くなって来た。

前回の日記に書いた、「黄色い101系」に乗ったオラは、こんなカンジでこの鉄橋を通ったことになる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
多摩湖・武蔵大和駅前2016GW-5206
コレが単線ならばカンペキだ

…それだけ、西武線の鉄橋というのは同じモノが多いということか。(笑)

いやぁ~、面白かった

んぢゃ、またねぇ~~~~ん

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2016年5月 9日 (月)

プチ旅日記 ~「東村山の庭先です。多摩湖」2016~

今年のゴールデンウィークは、予期せず突然「10連休」とお達しが出たので、何も予定を入れてなかったために10日間引き籠り状態になろうかと…

それではアカン」ということで、ワザと平日の2016年5月2日(月)に、サックリ行ける近場へお出掛けして来た。
だって、平日のほうがキッズやサラリーマンが休んでナイからねぇ~

当日、グダグダ&ダラダラの生活サイクルで目覚めると、お昼近かった。
お天気がそこそこ良かったので、「んぢゃぁ~、“昼間の露天温泉”も含めてお出掛けしますかぁ~」と準備開始。

でも、そこはオラ、何だかんだで家を出たのは13時半過ぎ…
しかも、お天気も下り坂だそうなので、一応折り畳み傘も準備しておいた。

今回は、地元の西武新宿線で移動出来る範囲だけで楽しむのぢゃ
(JR中央線は混むからイヤ)

まずは、最寄駅から西武新宿線に乗り込む。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5101
(2012年撮影)
そういえば、温泉以外に一人で郊外方向へ出掛けるのは久々だなぁ~

温泉は途中の「花小金井(はなこがねい)」駅にあるので、仕事帰りに時々寄っている。
おふろの王様」というスーパー銭湯だ

温泉をいったん通り過ぎ、「萩山(はぎやま)」駅で電車を乗り継ぐ。
14時を過ぎちゃった…

…チト出掛けるのが遅かったようだな。
明るいうちに露天風呂に入れナイ気配が…

やって来た電車は黄色い101系。

…あ、機関車だ。

この黄色いのは、昔からいた電気機関車の代わりになるように、全て電動車に組み替えられたスーパー強力編成。
JR線から来るピッカピカの新車等を引っ張ったりする時に、その秘めたパゥヲーを発揮する。

停車中はおとなしくしていても、一歩動き出せば素性がバレる。
他の編成とは違い、動き出した瞬間、体が後方に持って行かれるのだ。
向かいにいた女子学生達もその違いに気づいたらしく、「今日の運転、荒くね」とつぶやいていた。

14時半、終点の「西武遊園地(せいぶゆうえんち)」駅に到着した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5102
ひさびさぁ~~~~~

いやぁ~、何年ぶり

ドアが開いてホームに降りた瞬間、真横の林から「森の匂い」が漂って来た。
エェ香りやのぉ~~~

先日の雨で土がまだ湿っているのか、かなり水の匂いがする。

この駅、終点なんだけど、実はまだ先に電車が走っているのだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5103
れおーーーーーーーっ

ゴムタイヤで走る西武山口線(レオライナー)だ。
おトイレ寄っている間にすぐ発車しちゃったので、お姿は撮れず。
西武ドームの真横にある「西武球場前(せいぶきゅうじょうまえ)」駅まで走っている。

…さて、改札を出ますか。

改札はすぐ横にあるので向かおうとすると、改札前で職員さん2人が何やら黄色い箱に向かって作業中。

近寄ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5104
おぉ、いぇい

昔の西武線(101系)の模型ぢゃないかーーーっ
しかも、木の手作りっぽい。

…なかなか良く出来ているぞ

キッズが運転台から顔を出して写真が撮れるようなので、裏側に回ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5105
できすぎーーーーーーーーっ

さすがは本家、出来がハンパない。
あまりの正確さに、思わず笑ってしまった

…コレは「大きいお友達」も喜びそうだ

このモックアップのスケール(縮尺)は、1/3~1/4かなぁ…
(後で調べたら、1/2だって)

ぜひ、赤い電車バージョン(451系か551系)も作って

思わぬサプライズに驚きながら、メインの改札を出る。
駅には改札が2か所あるが、目的地に近い出口はホームの先頭なので諦めた次第。

目の前の階段を登りながら、振り返って1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5106
人がいねぇッス

ゴールデンウィークの、遊園地の最寄駅だというのに、この人の少なさ。
…だから来たのだぁよ

階段を登り、道路をくぐって左の階段を登る。
道路手前の階段を登ると、左に行く歩道がナイので要注意
(道路上に白線で区切られた、アブナイ歩行区画があるのみ)
ちなみに、道路をくぐった正面は、もう「西武園ゆうえんち」の入口だ。

階段を登って道路に出ると、目の前に丁字路がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5107
かんらんしゃーーーーっ

…ね、遊園地でしょ

オラは、奥(信号機下の道路標識付近)から上がって来たところぢゃ。
この右側の歩道は、奥へは歩かないよーに
(数m先で終わっている)

この地点で真後ろに振り返ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5108
もりもりしてるぅ~~~~~

イキナリ林…というか、森がお出迎えしてくれるッス

道なりに右上に進んで行くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5109
飢える噛むーーーーーっ

…あ、ココって「狭山公園(さやまこうえん)」って言うのね。
今まで知らんかった。(笑)

でも、「狭山」って埼玉県の地名ぢゃん。
ココってば、ギリギリだけどまだ東京都よん
(後で調べたら、大昔はこの一帯を狭山と呼んでいたそうな)

何となぁ~く納得がいかないまま、少し進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5110
ちくてーーーーーーーーい

鉄道の築堤のような建造物が、どどーーーーーん!とお出ましした。
コレぞ、今日の目的地

…それにしても人がいないぞ。

すぐそばに案内板があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5111
タマッコーーーーーーーーぅ

…そう、コレは「ダム」なのだっ

多摩湖(たまこ)」こと「村山貯水池(むらやまちょすいち)」と言う、都民には重要な湖なのだ。
さっき降りた駅も、昔は「多摩湖」駅というお名前だった。

たま様のお姿は、このとーり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5112
でかーーーーーい

見た目には派手さはナイが、規模は結構デカい。

左の奥を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5113
遠いねぇ~~~。

奥に、湖を横切って走っている車の姿が見える。
でも、今日はお天気良くなくて霞んでいるね…
…だんだん空気が湿気って来たなぁ。

今日の水位は「チョイ少ない」くらいかな。
満水だと、水面と森の間の土が隠れるカンジ~。

…何か後ろが賑やかだぞ。

振り返って見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5114
いろんなモンが動いちょるぅーーーっ

遊園地の横なので、湖面のイメージとは違って意外と静かではナイ。
しかも、駅と道路があるので、電車と車の音も結構聞こえて来る。 

目の前に、何か仕切りのようなモノが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5115
こうらーーーーーーん

コレは「高欄(こうらん)」と言うそうで、カンタンに言っちゃえば「ダムのテッペンにある柵」ですな。
第二次世界大戦中に爆弾からダムを守るために「耐弾層」っちゅ~のを造った時に埋もれてしまったそうな。
…んで、最近の耐震強化工事で掘り返したところ、キレイに出現したそうで…
それを保存しているとのこと。

さぁ、ダムの上を歩いてみよう

ダムの上はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5116
ひろびろ~~~~

耐震強化工事によって、幅が2mほど広くなったそうな。
昔来た時には工事中で、フェンスで覆われていて全く見ることが出来なかった。
そっか、そんな工事をしていたワケね…
(コレが理由で長い間来ていなかったのだ)

ダムの上から下流側を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5117
もりもり~~~~~~

はどこにも見当たらず、緑の公園が続くのみ。

そして、この公園の先を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5118
一面の住宅地ッス~~~~

…一応解っているとは思うケド、もしこの堤防(堤体)が決壊したら、今見えている眼下の東村山の住宅全てが流されてしまうんだよねぇ~。
(奥の高いビルが東村山駅)

コレが、山の中にある一般的なダムとは大きく違うところ
トーキョーのダムは都会っ子だから

しばらく佇んでいると、公園と住宅の間に何やら動く白いモノが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5119
でんでーーーーーーん

西武線の線路も、ダムの前を横切っているのだ。

ホントは黄色い西武線を撮りたかったのだが、白いのが来ちゃった。
オラが乗って来たのが黄色だったので、しばらく黄色いのは来ないだろう…
(黄色いのは1本のみで、あとは真っ白しろすけ)

この立地状況を、空から観た看板があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5120
地方の人が見たらビックリするわな。

正面が多摩湖で、右下の観覧車があるエリアが西武園ゆうえんち
そして、右上の文字の所にあるのが兄弟分の狭山湖で、「平成21年」の文字の辺りに西武ドームがある。

多摩湖とゴルフ場のコースの間にあるクネクネした道が、東京都と埼玉県の県境。
遊園地は埼玉県にある。(駅は東京都)

…そう、上から7枚目の丁字路のおさしんは、東京都のはじっこから埼玉県を撮ったアングルなのだ

ってなワケで、湖面の右奥をよぉ~く見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5121
ほれ、西武ドームがこのとーり

晴れている日には、もっとハッキリ見えるだがや

そして湖面の奥をアップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5122
さっきの車道だねぇ~。

この道、昔チャリで走った時は気付かなかったのだが、実はコレもダムだそうな
てっきりだと思っていたぁ~よ
(阿佐ヶ谷からココまでチャリ漕いでヘロヘロかつ夕方だったので、確認している余裕などなかった…

多摩湖は、「村山貯水池」と「村山貯水池」の合体ロボだったのだ

今思えば、この道の左右で水位が違っていたような…
子供の頃から来ているのに(小学校でも習っているのに)知らなかったとは、オラ、半生の不覚。

さてさて、ダムの上のお散歩も終わりに近づいた。

こちら側には、何やら湖面に建物があるのが見えていたんだよねぇ~。(ホントは知っているケド~
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5123
ニョッキリ

コレは取水口(塔)であって、ヴァチカンの教会ではナイ。

この2つの取水塔から水を吸い上げて、都心の浄水場まで地下の水道管で運んでいるのだ。
都民の飲み水になるので、湖面でのボート遊び等は一切出来ナイ。

取水塔に近づいてみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5124
とうきょうとぉぉぉぉぉーーーっ

懐かしの、東京都の紋章だなや
最近、見かけなくなったからねぇ~。
(正式には、今でもコレが東京都の紋章ッス)

別のアングルから塔を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5125
…ココはヴェネツィアか

ゲージツ作品ぢゃのぉ~。

…と思って観ていたら、近くに案内板が。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5126
…あ、やっぱりぃ?(笑)

日本で一番美しい取水塔」かぁ~。
大正14年完成の、ネオ・ルネッサンス様式ザンス

…あ、多摩湖の水って、多摩川から水道管で持って来て貯めているのね
コレまた知らんかった… ●rz

塔を撮っていたら、足元にこげなモノが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5127
ひゃくせーーーーーーーん

ダム湖百選」って、誰が選んだの(笑)
まぁ、「日本百名山」っちゅ~のもあるからねぇ~。
(おさしんを良く見ると、右下に「財団法人 ダム水源地環境整備センター」と書いてあるッス)

右の緑青色のプレートには、「土木学会選奨土木遺産」って書いてあるッス~。

この取水塔の周辺は少し広くなっていて、ベンチやいろいろな案内板が設置してある。
ココには人がそれなりにいる。

…もしかして、こっちが多摩湖観光の玄関口

案内板の1つに、ダム(堤体)の断面図があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5281
やっぱ、真ん中に芯が入っているよねぇ~。

コレは「重力式」という種類の堤体ッスかね
(ダムは詳しくナイので…

…さて、そろそろ温泉に移動せねば。

時計を見たら、もう15時を過ぎているぅぅぅぅぅ
オマケに、西のほうから湿った風が…

最後に、地図上ではココ(取水塔脇)から川が始まっているので、その始点を見ることにした。

近寄ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5129
…水が流れて無ぇッス。

どの角度から見ても、一滴も流れてナイっす。
みんな飲み水として吸い上げられちゃうので、よっぽどの大雨時とかぢゃナイと流れ出ないのかな

そんなワケなので、この水門に続く下流側を見ても…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5130
もはや「」ぢゃ無ぇッス

まるで、ケーブルカーでも登って来そうな気配だ。

でも、この下にある川には水が流れているワケで…
それが、柳瀬川 → 新河岸川 → 隅田川 → 東京湾へと流れ込んでいるワケで…

気になったので、この真下に行ってみよう。

いったん公園を出て、入口前に立つ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5131
…おぉ、懐かしやっ

夜中にイキオイで杉並からココまでチャリ漕いで来た時の壮絶感が蘇る。
奥にチャリに乗っているオニイサンがいるが、彼のいる地点から奥は、ず~~っとキツ目の上り坂なのだぁ~よ。
都心からほぼ平坦で走って来た道が、最後の最後で突然の急坂。
…あの時は生きて帰れナイと思った。

右に交番があるので、最悪何とかなるかと思ったが、夜中なので誰も居ず…。
左のトイレと自販機だけが友達だったさぁ~

ちなみに、足元の自転車道が「多摩湖自転車道」で、武蔵境駅の北まで続いている。
その先は「井の頭通り」となり、甲州街道との交差点(明大前)まで真っ直ぐ繋がっている。

この道はツラい想い出が多過ぎるので(笑)、公園の中の階段を下りて行こう。
さっきの川の続きを見るのぢゃ

左の公衆トイレの手前にある階段を下りる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5132
イイカンジぃ~~~~

住宅地から200mくらいしか離れていないのに、まるで山の中に来たようだ
ちょっとしたハイキング気分~~~

階段を降りた所に、があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5133
たっちゃーーーーーーん

たっちゃん池」こと「宅部池(やけべいけ)」と言うそうな。
この池が、川の水源っぽいねぇ…

ダムの真ん前のせいか、あちこちから湧き水が出ている。
地中に吸い込まれた多摩湖の水が浸み出ているのかな

…コレで川の水源の謎が解けた
(推理が合っていればね)

さぁ、駅に行こう

もうたいぶ歩いて来ちゃったので、帰りは1つ手前の駅から乗ることにしよう。

森の中をテコテコ歩く。
ホントに山の中みたいだ
天気のイイ日にまた来よう

公園を出ると、さっきのツラい坂道の起点に出た。
…あぁ、あの時この坂を登ろうなんて思っていなければ。
(結局、2回チャリで登ったケドね)

ココまで来たら、隣駅はすぐそばだ。
勝手知ったる場所なので、気も楽だ

歩道に案内板があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5134
やはり、ゴールはココではなかったか。

自転車道」としては、湖をぐるっと回った向こう側、つまり7枚目のおさしんの丁字路がゴールなのね
(地図の赤い道がそう)

起点は、五日市街道と井の頭通りが出会う「関前5丁目」交差点だ。
(詳細は今度ご紹介するッス

ただ、この道は「自転車道」ではあるが、本来の目的は「水道道路」(地図の緑の道)だ。
故に、道路本来の使命からすると、今いる場所が「起点」で、地図の「起点」を通過し、明大前の「和泉給水所」が終点と言うべきか。
(地下に水道管が走っている。今は境浄水場までかな

この道は学生時代から気になっていて、チャリで全線走破してチェックしたので、チョット蘊蓄たれちゃったねぇ~ 

さて、今日はゆっくり歩いているので、チャリでは横目でチラ見して素通りしてしまったモノに近づいてみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5135
…こ、こりゎ

コレが水道管の起点かな
(水門のオブジェ

地面の凹みも、やけに意味ありげにオブジェへとカーブしている。
ちなみに、門の中には何も無かった。
(フツーに土が敷いてあるだけ)

ココで後ろを振り返ると、もう一般の住宅街の交差点だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5136
やはり、自転車道の標識は終点になっていない…

ここまで」というサブ標識もナイ。

この交差点はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5137
五差路っす

正面の木が茂っている道が多摩湖自転車道。
ココから明大前まで、ビックリするくらい直線が続いている。
ひたすら真っ直ぐで、途中にカーブは数ヶ所のみ。
そのカーブも超~緩~い僅かなモノなので、実質「直線」と言ってイイだろう。

実は、ココから新宿まで行く最短距離の道なのだ
(明大前(和泉)から都庁(旧淀橋浄水場)までは、「水道道路」が伸びている)

同種の道として、高円寺陸橋から世田谷区の喜多見(きたみ)まで真っすぐ伸びている「荒玉水道道路」もあるので、気になる方はご調査あれ
ちなみに、世田谷区内の急坂は死ぬから、チャリは要注意
(オラは何十回も走破したけど、坂道はさすがにチャリ降りて押した…

さぁ、駅に行くよっ

この交差点を左に曲がると、目の前に線路と駅が現れる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5138
ムテキーーーーーーーーーング

武蔵大和(むさしやまと)」という、超ド級戦艦2隻の名前を足した、日本鉄道界最強&無敵の駅名だ
でも、普段は4両編成の電車が20分おきにしか来ナイ、小さなローカル駅。

大学生風の数人がいそいそと階段を登っているので、列車の来る時間がすぐなのだろう。
オラも撮影を切り上げ、いそいそと階段を登ってホームに行く。

やっぱり、すぐに列車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・多摩湖2016GW-5139
白いのぉ~~~~~~

また白い編成だった…
あまりに白過ぎて、写真写り良くナイんだよねぇ~。
(この1本後が黄色いのだった)

この時点で16時少し前。

出だしを含めて、チョットのんびりし過ぎたぁ~~~~っ

まぁ、花小金井駅は近いのでモウマンタイ(無問題)
無事に、明るいうちに露天風呂に入れましたとさぁ~

そして、湯上がりに麦汁大ジョッキで4杯飲んだか…な
もう記憶にナイし、レシートもナイ。

久々に楽しいプチ旅行だったッス~~~

家から40分くらいであんな自然豊かな場所に行けるので、これからもふと思い立ったら行ってみよっと

んぢゃ、またねぇ~~~~ん

つづき「武蔵大和」はこちらーっ!

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2016年5月 5日 (木)

さけ茶漬けぇ~~~~♪

2015年11月、オーサカの街にこんな車が停まっていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
永谷園カー-9901
さけ茶漬けぇ~~~~

永谷園のお茶漬けカラーの車だっ

営業用車にしては派手過ぎるぅーーーーーっ

ナンバープレートを見たら、東京都内の車だった。(笑)
出張で大阪に来たのね

移動中も、イイ宣伝カーになりそうだ

…久々にお茶漬け食べよっかな

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2016年5月 2日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その7:カシュガルへ~

前回「その6」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

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2006年7月5日(水):晴れ

烏魯木斉(ウルムチ:Urumqi:ئۈرۈمچی) → 喀什(カシュガル:Kashgar:قەشقەر)

今日は8時頃に目覚めるも、ベッドでゴロゴロ…
外に出ても、空港以外何もナイのでね。

外の緑がキレイだ。
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0701
(2006年撮影)
癒されますのぉ~

こちらのTVはどんなモンぢゃいな」と、テレビを点ける。

…おっ、「西遊記」をやっているぞ

日本のドラマだと、日テレの「マチャアキ(堺正章)&夏目雅子」のモノが有名なので、三蔵法師が男(当たり前なんだけど)だと、チョット違和感。
結構面白い
やはり、セリフはちうごく語のほうがリアルだ。

さて、そろそろ昼なので、空港に行きますか。

12時(北京時間)にチェックアウトする。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0702
(2006年撮影)
短い滞在だったけど、快適だったよぉ~~ん

横を向いて、目の前のゲートを通り抜ける。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0703
(2006年撮影)
歩いているのはオラだけぇ~~

ゲートの先を左に曲がると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0704
(2006年撮影)
奥に国内線用のターミナルビルが見える。

昨夜はあそこから車で来た。(笑)
今は歩いて行く。

3分ほどであっけなく到着ぅ~
いやぁ~、楽なホテルだ 

チェックイン前に、出発ロビー2階の食堂で昼食。
おかず2品にごはんとスープで58元(約850円)。
味は良いけど、さすがにこの地では安くナイなぁ…

ココでやっと体内にエナジーが駆け巡る。
急に汗が噴き出して来た

…やっと風邪も快復の兆しが見えて来たぜぃ

さて、今日これから行く場所はココ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0705
(2016年のグーグルマップより)
ちうごく最果ての地だ。

…ウルムチ
…カシュガル
…タクラマカン砂漠

喀什(カシュガル)」の山の向こうは、もう「キルギス」と「タジキスタン」との国境だ
街の右側にある、オレンジ色の道路に囲まれた広大な区域は「タクラマカン砂漠」なのだ。

上の地図を衛星写真で見ると、このとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0737
(2016年のグーグルマップより)
7000m級の山々と広大な砂漠の間にあるオアシスっす

カウンターに行ってチェックインして搭乗券をもらい、出発ロビーで待つ。

搭乗券はコレ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0706
(2006年当時のモノを撮影)
いよいよ未踏の地へ行けるぞ

中国南方航空「CZ6805」便で、14:45発のカシュガル行き。
搭乗開始時間は14:15だ。

12番ゲートの前に行き、座って待つ。

出発ロビーはこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0707
(2006年撮影)
しゃれおつぅ~~~~

この時代のこの地方の空港にしては、ピッカピカにキレイだぞ

後ろを振り返ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0708
(2006年撮影)
ひろびろ~~~~

香港国際空港の影響か、ちうごくの空港は「白い壁に紺色の案内板」という組み合わせが多い。

すぐ横では、おみやげ物も売っていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0709
(2006年撮影)
ういぐるぅぅぅぅぅ~~~~ぅ

新疆(しんきょう)ウイグル自治区ならではの、特徴的なおみやげばかりだ
ホータン玉(ぎょく)」「民族衣装」「干しぶどう」「ハミ瓜」「ナン」「絶景の写真集」「絵葉書」等…

興味津々だが、この先いくらでもお目に掛かれるので、ココではサラッと眺めるだけに。
おとなしく座って待っていよう。

ほどなく、ひこーきがやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0710
(2006年撮影)
わくわく

だが、搭乗開始時間になっても、ゲートは開かない。
しばらくお待ちください」とのアナウンス。

そして15:25、1本のアナウンスと案内表示器の2文字が、乗客を震撼させた。

「 取 消 」

すぐに人民が「チューシャオラ(取消了)」と叫びながら立ち上がった。
全員でワーワー騒ぎ出す。
近くにいた西洋人達は、ワケも解らず「どうしたの」状態…。

ほどなく、空港職員がやって来て「いったんチェックインカウンターの外まで出てください」と案内され、全員が外に出た。
みんなで南方航空のサービスカウンターに行き、詰め寄る。

すると、カウンターの職員たちが「食券」と「ホテル宿泊券」を配り始めた。
希望者は翌日の便に振り替えてくれるとのこと。
そのやりとりをボケーッと見ていたら、職員のおねぃさんに何か聞かれた。
もう失念してしまったが、一言くらい返事したら、近くにいて途方に暮れていた西洋人団体がオラに英語で「一体どうなっているんだ」と聞いて来た。

そこからは、西洋人達が代わる代わる英語でベラベラ喋られて、「あの娘に伝えてくれ」と言って来たので、オラは思わず彼達に叫んだ。

えくすきゅーずみー。
あいむ ぢゃぱにーーーーーず
!!

あい きゃんと すぴーく ちゃいにーーーず!!

一瞬の静けさが周囲を覆った。
西洋人達は目が点になっている。(・ ・;)
そして彼らが一斉に大爆笑

そーりー、そーりーあっはっはっはっは

オラもあなた達と同じ「外国人」なのだよっ
さすがに、職員のおねぃさんも笑っていた。

そしたら、英語が喋れるマレーシア華僑のお姐様が間に入ってくれて、みんなに通訳してくれた。
やっと西洋人達も納得がいって落ち着いたようだ。

すぐに、「今日、この後にもう1便あるから、それに乗ってください」と職員からのアナウンス。
すぐにみんなで手続きを済ませる。

替えのひこーきは「CZ6813」便とのこと。
19:05に搭乗開始らしい。
座席は搭乗券に書いてある番号のままでOKだそうだ。
(上の搭乗券のおさしんにペンで手書きされているモノは、実はこの替えの便の情報だったのだ)

…ダブルブッキングにならないのかな
(まぁ、ココは何でもアリの「ちうごく」だしぃ~

とにかく、みんなで待つことに。
18時過ぎに再度搭乗ゲートに向かってくれとのこと。

食券をもらっているので、2階のレストランに行き、食事をもらう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0711
(2006年撮影)
さっきも食べたんだよなぁ…

結局、外国人どうして固まって座っている状態に。
メンバーは、スペイン人13人の登山隊(左のピンクシャツ集団)とマレーシア華僑の8人組(家族?)とオラ

2時間ほどまったりと待っただろうか。

そろそろ行こうぜ」と誰かが言い出したらしく、周囲が立ち上がって移動し出した。
再び手荷物のX線検査を受けて、22番ゲートで待つ。

今度はすぐに搭乗開始。
…と言っても、バスに乗って駐機場へと移動。 
ひこーきに乗り込めたのは、18時半頃だった…

指定された座席は「19A」、中程の前寄りの位置かなぁ…
座って待っていると、どんどん乗客がやって来た。

きっつきつぅーーーーーーっ

そりゃそうだ、2便分の乗客がコレに乗っているからねぇ~。
満席なのでかなりキツい。
しかも、隣の人民オヤジが落ち着きが無くて、キョロキョロ・ガサガサ…
発達障害系の人なのかな…
何だかオラも落ち着かナイや。

ひこーきはすぐに離陸。
グングン高度を上げる。

やっと飛び立てたぜぃ…

左にタクラマカン砂漠を見ながら、右側の天山山脈に沿うように飛び、2時間ほどでカシュガルの空港に着陸。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0712
(2006年撮影)
ついに来たーーーーーーっ

何とな~く、北朝鮮の空港ぽっくも見える。

でも、アラビア文字と漢字でしっかりと「カシュガル」と書かれているので間違いナイ
(ウイグル人は、アラビア文字を使って、ウイグル語を話している民族)

ちなみに、「カシュガル」を漢字でちゃんと書くと「喀什噶尓(カーシークーアール)」となる。
一般には「喀什(カーシー)」で通じるよん。

タラップが横付けされたので、ひこーきから降りる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0713
(2006年撮影)
う~~~ん、開放感

窮屈な機内から、広大な大地へと解放される。
いやぁ~、疲れた…。

空港の周囲は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0714
(2006年撮影)
…どうだい、大都会だろぅ

ひっさびさに「リアル地平線」を見たよ。

この地点から、さらに右を向くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0715
(2006年撮影)
ビンボー中学生が作った模型ジオラマではナイ。

昨日まで、同じ国のあの「香港」にいたとは思えナイ…

ちなみに、この時点で20:45だ。
日没」なんて言葉はどこへやら…

緯度的に言うと、北京・秋田・盛岡とほぼ同じ。
なので、明らかに「経度」の問題だべな…。

振り返って、ひこーきを撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0716
(2006年撮影)
砂漠に不時着したワケではナイ。

夕日が当たっていて、なんかキレイだったので撮ってみた

さて、街中に行ってお宿を探そう

何だかんだ言っても、すでに21時近いのだ
早くしないと…

ターミナルビル(と言って良いのかな…?)に入ると、目の前で市内へ行くバスがどんどん出発し始めていた。
まるで勝手が解らなかったのでアタフタしていたら、「街へ行くのだろう乗りなっ」と声を掛けらて、慌ててマイクロバスに乗り込んだ。
もう残り数台しか停まっていなかった。
あぶない、あぶない…

運転士さんの話を聞くと、5元(75円)で市内の目的のホテルまで送って行ってくれるとのこと。
コレはありがたい

乗客はみんな目的地を告げる。
オラもガイドブックを見せながら「チニワクホテル(其尼瓦克賓館:Qinibagh Hotel)に行きたい」と告げたら理解してくれた。
コレでまずは一安心。

バスから外を眺める。
砂漠の中を少し走ると、目の前に緑のオアシスが見えて来た。

背の高い林の中を進む。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0717
(2006年撮影)
砂漠の中にこんな緑地があるのが、スゴい違和感

昔の砂漠を旅していた人が「オアシスだーーーっ」と叫ぶのも理解出来る。
まさに天国だ

夕日を浴びた林を抜けると、建物がだんだん増えてきた。
そして大きなロータリーを左に曲がって市街地を進む。

視界に入って来る景色の全てが新鮮だっ
コレぞシルクロードの中心部
わくわく

バスはあちこちに停まり、乗客が少しずつ降りて行く。

…もう30分は走っているだろうか

いつまで経ってもホテルに着かナイので、運転士さんに再度尋ねるも「うん、解ってるよ」との返事。
騙されているワケでもナイし、コレはおとなしく座っているしかナイな。

まぁ、タダで市内観光出来ているのだから、良しとしよう(笑)

バスは環状道路を走っているようで、もう半周以上したぞ…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0718
(2006年撮影)
こんな道を、ひたすら走っている。

いよいよ乗客が数人となった。

…環状道路をほぼ戻って来たようだぞ。

いつになったら降ろしてくれるんだ
オラは見知らぬ辺境の地で、一体どこに連れていかれるのだろう…

オラが不安顔でいたのか、運転士さんが「ほら、アレがチニワクホテルだ」と指差してくれた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0719
(2006年撮影)
ごりっぱーーーーーーーーーっ

何とも立派過ぎるホテルではナイか。
ガイドブックには「安宿」と書いてあったのに…

ゲートをくぐると、目の前にロータリーが。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0720
(2006年撮影)
ねつれつかんげーーーーーっ

そんなに歓迎されても、オラお金ナイよ。

そして、正面の白い館の前で停車。

オラが降りると、何と、運転士さんも一緒に降りてくれた。
そして「ホテル」と聞いて来たので「ドミトリー」と答えたら、フロントまで行って説明してくれた。
…だからオラをずっと乗せていたのか。

…うっ、優しい。

フロントのお兄さんも了解したので、運転士さんは笑顔でバスに戻って行った。
ありがとぉ~~~~

ウイグル人、優しいッス

フロントで「ドミトリーに数日間泊まりたい」と言ったら「相部屋は塞がっているけど、安い部屋が1泊120元(約1800円)であるぞ。でも今夜1泊分しか空いていない」とのお返事。
2000円弱で個室に泊まれるのなら文句はナイ

その部屋を見せてくれ」と言って、まずは部屋を確認することに。
部屋に案内するから、付いておいで」言われたので、素直に後を付いて行くことに…。

すると、建物を出て、左の脇に曲がって進んだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0721
(2006年撮影)
…別館ね。

上のおさしんだと、正面の木々の間にある通路ッス。

木々を抜けると、レンガ色をした建物が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0722
(2006年撮影)
…やっぱそうだよね。

白い建物は豪華だったので、フシギに思っていたんだよねぇ…
コレなら納得

右側に、何かお店のようなものがあるねぇ~。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0723
(2006年撮影)
しゃれおつぅ~~~~

何と、建物の前にずいぶんとオシャレなカフェ~があるではナイか

…コレがガイドブックに書いてあった「バックパッカーの情報交換所」かぁ~。
ご飯(中華と洋食)もココで食べられるので、かなり便利そうだ
お店の名前は「John's Cafe(ジョーンズ・カフェ)」と言う。

建物正面の入口に受付があって、ココで部屋の鍵を渡される。
部屋は「111」号室だ。
ウイグル人のおねいさん達(職員)がたくさんいて、フロントの人が「今日から泊まる日本人だ」らしきことをウイグル語で話している。

すると、おねいさんが英語で「日本人が泊まっているよ~」と話しかけてくれた。

…コレはラッキー

辺境の地での日本人はありがたい
荷物の心配や言葉のストレス等も、かなり減るからねぇ~

受付を通って中に入ると、中庭のような広い空間になっていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0724
(2006年撮影)
…ホントに安宿、ココ

すんごくキレイな建物ぢゃないかぁ~~~

上の階から見下ろすと、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0725
(2006年撮影)
いすらむぅ~~~~~

イスラム様式っぽい、キレイなタイルや装飾があちこちに…
ドアの上にも、モスクのような玉ネギっぽい飾りが付いているしぃ~

オラの部屋は、確か…上のおさしんで言うと、2階にある通路の赤いソファーの左下辺り(1階だよ)。

…ほいでは、お部屋の中に入ってみよう

鍵を開けてドアを開けると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0726
(2006年撮影)
ひろーーーーーーーいっ

このツインルームが、一部屋1800円だぜぇ~~~ぃ

ウルムチのホテル同様、天井が高い。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0727
(2006年撮影)
…迎賓館か(笑)

設備は少々古いが、家具類はとてもキレイだ
清掃は行き届いている。

まずは、しっかりと水回りの点検をば。
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0728
(2006年撮影)
ドアの左側にシャワーとトイレがある。

全ての蛇口から水を流してみる。
…うん、OKだね

おねいさんと一緒に確認して、「OKだよ」と伝えて正式に決定

世界的に、安宿は日払い制なので、フロントに戻って今夜の料金とデポジット代(100元)を払った。
しっかりと領収書ももらうことも忘れていない。

部屋に戻ってドアを閉めて、荷物を置いてベッドにゴロン。

…やっと落ち着いたぁ~~~

もう22時だよっ
…と言っても、まだ外はぜぇ~~~んぜん明るいケドね。(笑)

とりあえず、街に出て食料を調達せねばっ 

ただ、ココはイスラムの地、「食事が口に合うかどうか」が問題だ。
ガイドブックにも「ウイグル人の店は、衛生的にアウトな所が多いので要注意」と書かれている。
病み上がりだし、初めての地なので、漢民族がやっているお店に行くのが無難だろう…

まずはお宿の周囲を軽く歩いて、「どこに何があるか」を把握しに行こう。
本格的な探検は明日からだ

部屋を出て、ホテルのゲートを出る。

目の前の環状道路を渡り、内側の街へ向かう。
街の中心地は、当然、環状道路の内側にあるのでね。

歩き出してすぐに、目の前に派手な車が停まっているのを発見。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0729
(2006年撮影)
けっこーーーーーん

コレは間違いなく、結婚式の車だっ
近くで儀式が行われているのだろう。
(イスラムの結婚式は、日本の一般的な結婚式のような形式とは全く異なる)

ちなみに、後ろの白い車の屋根の右上に、お宿の門があるッス。

車の横の家に、人がたくさんいるぞ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0730
(2006年撮影)
…この家だな

家の門に行って、チョットだけ中を覗いてみた。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0731
(2006年撮影)
にぎやか~~~~

親戚や友人達が、儀式が終わるのを待っているっぽい。
儀式は、街の長老と新郎側だけで執り行い、その後、新婦の家に迎えに行くそうな。

大人は男子だけなので、ほぼ間違いなく新郎側の家だね。
イスラム世界では、男女は明確に分けられているので、日本や欧米のように混ざって行動することは、家族以外はほぼナイ。

おさしんを数枚撮って、次へ移動。

カシュガルは、環状道路の内側の上半分が「旧市街」と呼ばれるウイグル族の居住区で、下半分が漢民族の居住区(新市街)になっている。
漢民族がウイグル族を抑圧しているので仲は良くなく、混ざって生活している人はあまりいない。

旧市街はシルクロードそのものの姿を残しているが、新市街はちうごくの他の都市と全く変わらナイので、全く面白くもなんともナイ。
なので、お宿の目の前にある旧市街を、まずはサックリと探検なのぢゃ

環状道路から横道に一歩入ると、世界が全く変わった。

スッゲーーーーーーーっ

コレがオラの求めていた街並みだよっ
(詳細は明日のお散歩でご紹介するね

キョロキョロしながらテコテコ歩いていたら、ほどなく中心地と思われる広場に出た。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0732
(2006年撮影)
あっらーーーーーーーっ

目の前に黄色いモスク(礼拝所)があった。
コレがカシュガルでもっとも有名な「エイティガール寺院(艾提尕尔清真寺:ھېيتگاھ مەسچىتى)」だそうな。
中国最大のモスク(清真寺)」とのこと。

この広場の周りは、こんなカンジ。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0733
(2006年撮影)
いすらーーーーむ

漢字が書いてあるけど、ほぼイスラム色一色だなや
とてもココが「ちうごく」だとは思えナイ…。

広場前では、観光客相手の記念撮影等の露店が出ている。

見回してみると…
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0734
(2006年撮影)
人が多いねぇ~。

現在、午後22時半少し前。
でも、新疆時間だとまだ20時半なので、ちょうど夕食時の外出のような雰囲気だ。
(実際の感覚だと、19時くらいなカンジだねぇ…)

西の空に、キレイな夕焼けが見えて来た。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0735
(2006年撮影)
キレイだなや

この砂漠地帯にも、薄いながらもがあるんだねぇ~。
まぁ、近くに巨大な山脈(天山山脈とカラコルム山脈)があるので、多少はやって来るのだろう。

とりあえず、露店で買い物をしてみた。
(何を買ったかは失念…。多分食べ物だったかな

値段をウイグル語で言われたが、「」という顔をしていたら、片言の普通話で言って来た。
2~3元くらいだったと思うので、1元コインを数枚渡したら、お店のおじさん、コインをぢ~~っと見つめて一言。

何だこのコインはこんなの使えないぞ」と怒っている。

…おいおい、オマエさんの国の通貨だぞ。

コレは中国のお金だ」と言い返すも…

こんなの見た事もナイとにかく使えないダメだっ」の一点張り。

なので、10元札を出すと…

なんだ、ちゃんと持っているんぢゃナイか。そうだよ、コレだよ」という顔をしてお釣りをくれた。

…自分の国の1元コインを、まだ地方の人民は知らないんだ。

流通してまだ新しいとはいえ、そういう情報がTV以外にやって来ないんだろうなぁ…
(文字が読めない人も多いし、普通話(漢字)を理解出来る人も少数しかいないので)

ちうごくでは、地方に行くと物価が激安になるので、10元札(150円)が高額紙幣に変身する。
なので、常に少額の紙幣(5角~5元札)をたくさん持ち歩いておかねばならない。

50元札など、日本で言えば1万円札に近い存在になる。100元札はまず見かけナイ。
当然、小さな露店におつりもある訳がナイので、金は持っていても売買不成立になってしまう。

…コレはイイお勉強になった

お宿のフロントで、毎日くずしておこうっと

さて、日も暮れたのでお宿に戻りますか。

初日なので、いきなりウイグル料理は危険過ぎる
今夜は、お宿のカフェで済ませよう。
メニューの調査も兼ねてね

お宿に戻り、建物前のジョーンズ・カフェに入る。
…おっ、ココは英語が標準語なのね

メニューを見ると、中華と洋食がたくさんある。
おぉ~、メニュー豊富ぢゃん

とにかく腹が減っていたので、気になったモノを頼んでみた。

・麻辣鶏(鶏の唐辛子・&山椒炒め)
・蛋炒麺(たまご焼きそば)
・嘉士伯啤酒(カールスバーグビール)
・新疆啤酒(しんきょうビール)

料理と店内はこんなカンジ。
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シルクロード一人旅「我的長征2006」その7・カシュガルへ-0736
(2006年撮影)
しゃれおつまいう~~~~

西洋風なおされな店内で、本格的なちうか料理を食べる。
あぁ、シ・ア・ワ・セ

特に、地ビールの「新疆ビール」が、まいう~~~
羊肉香辛料の強い料理等に良く合いそうだ

正直、ウイグルの劣悪な環境で食事するのを覚悟していただけに、この清潔さは嬉しい
病み上がりには最適なお店だ
しかも、同じ宿の連中も結構やって来るので、ココで情報交換も出来てなお良し

…毎日来よっかな

腹も満たされたので、お部屋に戻る。
そして、ベッドでゴロゴロ。

まずは順調なスタートだったね

明日からはどうなるんだろう…
ワクワクと不安が混じっているッス
お宿も、別の所を探さないといけないかもぉ…

…ま、とにかく寝よう。

んぢゃ、おやすみんみぃ~~~~ん

つづき「その8」はこちらーっ!

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