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2012年9月

2012年9月27日 (木)

旅日記 ~「京阪のる人、おけいはん。:京都」~

なんや、急に涼しゅうなってきはったのぉ~。

というワケで、そろそろこの場所の季節ではナイかと…
(画像をクリックすると拡大)
200
…そう、「京都(きょうと)」だ

秋の紅葉シーズンの京都は格別だ
これは嵐山(あらしやま)の渡月橋(とげつきょう)から上流に少し歩いたところ。
隠れたお気に入りスポットだ。

…そやな、京都、行こう。

ってなワケで、秋の京都旅行をバーチャルで楽しんでいただこう。
これ読んでから京都に行く準備をすれば、余裕で紅葉に間に合うよん

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まずは東京から大阪の「淀屋橋(よどやばし)」駅へ。
(ナゼに大阪?!(笑))

駅に行くと、すぐに美女が誘って来た。
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201
…お、おけいはん

京都と大阪を結ぶ「京阪(けいはん)電鉄」のイメージガールだ。
2年くらいで交代するらしく、今までに数人の「おけいはん」が存在する。

彼女らの苗字は違うが、下の名前はすべて「けいこ」。
なので「おけいはん

苗字は京阪の駅名から付けられる場合が多い。
森小路けい子(もりしょうじけいこ)」とかね。
↑の娘は「楠葉けい子(くずはけいこ)」。

さっそく、おけいはんの勧めるがままに、特急電車に乗り込む。
202
カッチョエェ~~

これが、お京阪の誇るとっきう電車だ
(このCMの登場以来「鉄ちゃん」は京阪電鉄のことを「おけいはん」と呼んでいる)

中間には2階建ての車両も付いている。
特急料金は不要
なので、みんな競って2階席を奪い合う。

他の車両もシートがごーぢゃすで、乗り心地は日本のトップレベルだ

とっきうに乗ってしばらく走ると、違う種類の電車を追い越す。

まずは…
203
シックでカッチョエェ車両だべ。

これも新車で、新線開業時に「快速急行」用として登場した。
今はいろいろな種別の列車でも走っている。
この車両のシートもなかなか良い

その先では…
204
う~~ん、みやび

これぞ「お京阪」の色だ
今までの車両は、とっきう以外すべてこのだった。
京の都に合う、みやびな色合い。

現在は新色に塗り替えられている途中で、この色は激減している。
新色は「三井住友銀行」そのものの色&塗り分けだ。
見本はこちらをクリック(京阪電鉄のサイト)

さて、京都に着いた

まずは腹ごしらえ。

京都の民の胃袋を満たすのはココでしょう。
205
錦市場(にしきいちば)」。やっぱココだね

アーケードをのんびり歩きながら、京の味を少しずつ買って食べる。
楽すぃ~~~~い♪

…おっ名物ハッケーーーン
206
ホモ…いや、ハモのトリオだ

どれにしようか悩んだけど、結局3本とも食べちゃった

さて、腹も満たされた。
仕方ナイ、観光しよう

…てくてく……てくてく…

観光エリアに着いたぞ

まずは、こんなの。
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207
ちくり~~~~~~~~ん

京都といえば「竹林」だね

さらにてくてく…

いきなり最強のラスボス(RPGゲームのラストに出てくるボスキャラのこと)登場
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208
キヨミズーーーーーーーーーーーーっ

京都の「サブ北島」こと「清水寺(きよみずでら)」だ。(まぢ?!
京都に来て清水に行かなかったら、東京に来てスカイツリーを見ないようなモノ

いつも混んでいるので、拝観は早い時間にね

さらにてくてく……

着いた、着いた
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なんぜんぢーーーーーーーーーーーっ

南禅寺(なんぜんじ)」の境内の奥にある水道橋だ。
このレンガ橋が人気スポット。
実際に、橋の上には琵琶湖(びわこ)から引いてきた水が大量に流れている。

いやぁ~、それにしても京の都は和服が似合いますなぁ~

さて、いよいよ京都の「サチコ小林」こと「紅葉の庭園」へ。(これもまぢ?!

あちこちのお寺の境内に紅葉はあるが、そのうちの数か所が絶景ポイント。

中に入ると拝観料取られるので、塀の外から盗撮
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210
う~~~ん、びゅーちほーーーーっ

中にちゃんと入って見学したら、こんなモンぢゃナイ。
そこにはが待っている

さて、歩き疲れたね。
ちょっと休憩がてら、電車に乗って別の所へ行ってみよう。

地下鉄に乗って数駅。
さっき乗ったのとは違う、別のお京阪の線路に乗り入れる。

終点まで行って、目の前の電車に乗り換え。
211
ちっこ~~~~~~~~い♪

これもお京阪の電車だ。
雰囲気は路面電車や「江ノ電」に近く、道路の上も走ったりする。

この路線は琵琶湖の湖畔沿いに走っている路線。
場所は京都府ではなく、滋賀県になる。

でも、京都から30~40分ほどで琵琶湖まで行けるので、プチ観光には最適だ
すんごい急カーブを走ったりする、模型みたいで面白い路線だよ~~ん

…あぁ、観光にも疲れた

日も暮れてきたし、京都に戻るか。
鴨川の河原夕焼けを見た後は、「お・と・な・の・じ・か・ん

いそいそと細い道に入る。
212
ぽんとーーーーーーーーーーーーっ!!

ココが夜の京都の一大拠点「先斗町(ぽんとちょう)」だ

まぁ、平民がフラッと入れる店が少ないので、見学するだけが良いであろう。
(「一見さんお断り」の高級老舗多し)

平民は、一本隣の道「木屋町(きやまち)」の安い居酒屋で騒ぐのが「正統」である

いやぁ~~~、乗った!食った!観た!飲んだ!
京都の旅は楽しいねぇ~~~~

…ホントの京都の楽しみ方は、まだまだこんなモンぢゃナイよ
もっと知りたい方はこちらの日記も読んでね

みんなも行ってみればぁ~~~

つづきはこちらーーっ!!

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2012年9月24日 (月)

ジオラマ日記 ~「プレイバックPart27」の巻~

前回「Part26」のつづきーっ!)(「Part1」はこちら

今回も既存の画像(「特攻野郎Bチーム」サイトのトップページ画像)を使った「ジオラマ総集編27」を。

いつもどーり、はにょれ~んと見てくださいまし。

画像をクリックすると少しだけ拡大するのだ

まずは…。
501
初夏の信州・大糸線をイメージ。

信濃森上(しなのもりうえ)」駅付近を、何となぁ~くそれっぽく再現。

モジュールは、の作品「はたけのある風景」。

お次は?
502
昔の大糸線を再現。

まだ車両が古い「旧型国電」の時をイメージしてみた。

そして同じく「旧国」だが…
503
こちらは飯田線をイメージ。

車両が同じでも、色が違うと路線も変わる。
置く車両によっていろんなイメージに合わせられるのが、このモジュールのポイント

さて、ところ変わって…
504
春の信越本線をイメージ。

アルプスの山々にまだ雪が残っている季節。
そんな高原地帯を走る荷物電車
ココの主役はこの荷物電車「クモニ143」だ。

ジオラマは、こたつの上に線路と草と背景を置いてテキトーに撮ったもの。

少し移動して…
505
夏の信越本線小諸(こもろ)」駅付近をイメージ。

こちらも荷物電車が主役だ。
後ろには小海(こうみ)のディーゼルカーも脇役として登場。
まだ国鉄時代ののんびりした頃だ

ジオラマは、上記と同じ手法のテキトーなもの。

南に移動して…
506
篠ノ井(しののい)姨捨(おばすて)」駅を再現。

ココは絶景ポイントで知られる有名な駅。
しかも、「スイッチバック」という、本線上にホームがなく、いったん引上げ線に入ってからバックして行かないとホームに入れないという構造の駅だ。
本線が急勾配なので、急勾配上にホームを設置すると、駅に停まった列車が坂を登れなくなってしまうために平坦な場所にホームを作った次第。
昔の機関車はパワーがなかったからねぇ…。

ジオラマは「特攻野郎Bチーム」の「Nakanaka」氏の作品。

アングルを変えて…
507
夕暮れの光景を再現。

このジオラマにはLEDが仕込んであり、ホームが光る。

季節も場所も変えて…
508
地方ローカル線の駅を再現。

ホームが道路に面しているので、線路が道路の一部になっているのがポイント
プロトタイプとしては「新潟交通」をイメージ。

撮影時にはチョット雰囲気を変えて撮ってみた。
休日の国鉄急行列車が、私鉄の観光地に乗り入れたというイメージを再現。

モジュールは「特攻野郎Bチーム」の「B.B.」氏の作品。

ガラッと雰囲気を変えて…
509
鉄橋を高速で通過する、特急「スーパーあずさ」。

中央本線をイメージ。
場所的には山梨県の「大月(おおつき)」~「甲府(こうふ)」付近かな…。

モジュールは「特攻野郎Bチーム」の「Nakanaka」氏の作品。

最後に…
510
同じ「スーパーあずさ」をメインで。

走っている車両たちが関連性も無くバラバラだが、展示会での撮影なので仕方ナイ…。
下の複線は、実は単線のエンドレスだ。
直線部分を複線のように見せてある。

モジュールは「特攻野郎Bチーム」の「Nakanaka」氏の作品。

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…ま、今回はこんなカンジ~~
いかがでしたか?
これらの作品は「特攻野郎Bチーム」サイト上の「ギャラリー」に掲載されているので、ぜひご覧ください。

それではぁ~~

つづき「Part28」はこちらーっ!!

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2012年9月20日 (木)

ジオラマ日記 ~「プレイバックPart26」の巻~

前回「Part25」のつづきーっ!)(「Part1」はこちら

今回も既存の画像(「特攻野郎Bチーム」サイトのトップページ画像)を使った「ジオラマ総集編26」を。

いつもどーり、へにょろ~んと見てくださいまし。

画像をクリックすると少しだけ拡大するのだ

まずは…。
401
冬の「箱根湯本(はこねゆもと)」駅をイメージ。

」をテーマにBチーム内でジオラマコンペを開催した時のもの。

ジオラマは「特攻野郎Bチーム」の「Nakanaka」氏の作品。

お次は?
402
冬空の下で遊ぶ子供たち」を再現した作品。

東京西部近郊の草むらでそり遊びをしているというイメージ。

ジオラマは「特攻野郎Bチーム」の「B.B.」氏の作品。

そして同じく「」で…
403
雪解けの頃の中央西線をイメージ。

線路脇の土が、溶けた雪の間から見えているのがポイント

ジオラマは「特攻野郎Bチーム」の「ZERO」氏の作品。

さて、ところ変わって…
404
冬の南部縦貫鉄道野辺地(のへじ)」駅をイメージ。

朝の通勤・通学の光景を再現。

ジオラマは「特攻野郎Bチーム」の「たかし」氏の作品。

少し移動して…
405
雪の東北地方の駅をイメージ。

列車の屋根や車体に積った雪がポイント

ジオラマは、の作品「あぁ、みちのく。」。

アングルを変えて…
406
列車のお尻から見た光景。

東北地方を再現したのだが、実は背景は長野・新潟の県境で車窓から撮影した「妙高山」だ
…バレねぇべ。

さらに時間を進めて…
407
夜景を再現。

このジオラマは、これが本来の姿。
列車の明かりが地面の雪に反射するシーンを作りたかった
車両は2両しか置いていないが、奥にを置いて倍の長さに見せているのがポイント

季節も場所も変えて…
408
線路沿いの川で釣りをしている人々の光景を再現。

全体的にゆる~~い「のどかさ」がポイント

モジュールは「特攻野郎Bチーム」の「Nakanaka」氏の作品。

雰囲気を変えて…
409
田舎のどこにでもあるような踏切を再現。

イメージ的には上州(群馬県)あたりかなぁ……
警報機や車のライトが光るのがポイント

モジュールは「特攻野郎Bチーム」の「ZERO」氏の作品。

最後に…
410
上のモジュールを日没直後の夕景にしてみた。

いろいろな所に仕込んだLEDが効果的
夕飯の支度をしている光景が浮かんでくる……

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…ま、今回はこんなカンジ~~
いかがでしたか?
これらの作品は「特攻野郎Bチーム」サイト上の「ギャラリー」に掲載されているので、ぜひご覧ください。

それではぁ~~

つづき「Part27」はこちらーっ!!

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2012年9月17日 (月)

旅日記 ~「過去と現在の接続駅。西武秩父」2012夏~

前回「秩父鉄道の幼馴染み2012夏」からのつづきーっ!

埼玉県の観光地、秩父(ちちぶ)の帰り、「西武秩父(せいぶちちぶ)」駅での出来事。

秩父鉄道を満喫した後は、もう帰るだけだ。

なので、秩父鉄道の「秩父(ちちぶ)」駅で下車し、西武線の「西武秩父(せいぶちちぶ)」駅まで歩く。
ホントは隣の駅「御花畑(おはなばたけ)」が最寄り駅なのだが、わざと1駅歩く。

秩父駅は中心街にあり、御花畑駅はすぐ目の前に見える。

改札を出て、線路沿いにテコテコ歩く。
何十回も歩いた通い慣れた道。

観光客からも道を聞かれたくらい、どうやら馴染んでいるらしい。(笑)

すぐに御花畑駅に到着。

さて、ここでは外せない「儀式」がある。

以前、友達に教わったそば屋さんに寄ることだ

御花畑駅の改札左前にあるそのお店に入る。
(駅の改札前はめちゃくちゃ狭いのですぐ判る)

そこで、そばを注文する。

本日初めての、まともな食事
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7001
天玉そば」だぜぇ~~~~い

美味ぁ~~~~い

改札の右にも立ち食いスタンドがあるのだが、コレは好みで別れるところ。

秩父には「みそポテト」なるご当地グルメもあるので、お試しあれ。
(酒に合うで~~~~

店を出て踏切を渡り、目の前にある西武秩父駅へ向かう。
この駅は、東京都心への直接の玄関口とあって、おみやげ屋さんがならんだ「仲見世通り」等も充実している。

改札を抜け階段を上り、ホームに降りる。

すると、目の前に先発の特急列車「レッドアロー」号が停まっていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7002
くらっしっくーーーーーーっ

この特急列車、愛称は「ニューレッドアロー(NRA)」号と言う。

それを、初代の「レッドアロー」号の塗装に塗り替えた、1編成だけの限定モノだ
その名を「レッドアロー クラッシック」という。

…懐かしいったらありゃしない

初代はかなり角ばっていた車体なのだが、よくぞここまで似せてくれた…
(初代の写真はこちらをクリック

今日は「昭和三昧」だなや

お顔をアップで見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7003
カァ~~~~~~ッチョエェ~~~~~~~

今の目立たない変な暗い塗装は止めて、全部コレに戻そうぜぇ~
(NRAは濃い3色のパープルグレーを基調にした塗装になっている)

せっかくの秩父なので、証拠写真を1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7004
秩父に詳しい人ならコレで全て解るハズ。

後ろの山は「武甲山(ぶこうざん)」という。
大変昔から由緒のあるお山だ

山の北側(写っている面側)が石灰石で出来ている。
秩父は、この山の石灰石をセメントの原料として採掘・販売しつづけて来た。

…そう、秩父はこのお山が無くては生きていけないのだ

ご覧のとおり、石灰石をガンガン削り出しているので、年を追うごとに山の形は変化している。
昔の写真と比べると、かなり小さくなってしまったな…

チョット痛々しいが、このセメントが無いとビルも建たないし、道路も造れない。
秩父セメント」の文字を見たら、この山の姿を思い出して欲しい…
(今は「秩父太平洋セメント」と言う)

西武鉄道も秩父鉄道も、この武甲山の石灰石(セメント)を都心へ運んでいる。
(西武は1990年後半に貨物輸送を廃止した(トラックへ切り替え))

そのありがたいお山をアップで。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7005
…相当削れたなぁ~

1984年の写真と比べると、全く形が違う。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7006
(保育社「私鉄の車両6 西武鉄道」より。1984年11月撮影:イイ資料なのでみんな買おうぜ~!)
上半分がほぼ無くなってしまったようなカンジだ。

何かフクザツな気持ちを抱きながら、普通列車を待つ。

ホームから顔を上げてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7007
…あぁ、キレイな夕焼けだ

何かホッとする。
あの雲の向こうに、神はいるな…。

しばらくして、普通列車はやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7008
コレはお気に入りの車両「4000系」だ。

以前の西武ライオンズのカラーを身にまとう、向かい合わせのボックスシートの快適な車両だ。
普段は「飯能(はんのう)」~「西武秩父」間を走っているが、休日は都心の「池袋(いけぶくろ)」駅までやって来る。
池袋から直通で秩父鉄道に乗り入れ、「長瀞(ながとろ)」駅と「三峰口(みつみねぐち)」駅まで分割して走っている。

始発なので余裕でイイ席を確保。
発車後、お茶を飲みつつ車内でまったり

さぁ、あとは西武線内で2回乗り換えれば我が家の最寄り駅に到着
安心したので、気も緩む。

軽い眠気の中、途中でふと空を見上げると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武秩父駅2012夏-7009
おぉ、見事な満月だ

しかも位置が低いのでデカく見える

…これって、何気に「ブルームーン」だったりする
(撮った時はその意味すら知らなかった…

途中下車して天然温泉に寄ろうと企んでいたが、眠くてダルいのでパス。
速攻で帰宅して、食事ののち爆睡君でしたとさ

無計画のブラリ旅も、近場は案外面白い…
(帰れなくなる心配がナイからね

つづき「秩父・武甲山2018春」はこちらーっ!

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2012年9月13日 (木)

レイアウト日記 ~「工場のある風景」の巻~

今回は「集合式単線ミニモジュール」(略して「単モジ」)編を…。
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1301
リアルっしょ

これは、「特攻野郎Bチーム」の展示会用に制作したもの。

コンパクトにまったりとローカル風景などを楽しむために、この「単モジ」が生み出された。
ボードのサイズは278mm×190mm。高さは60mm
Bチームのオリジナル規格だ

この作品は、信州・白馬地方を走るJR大糸線をイメージ。

今回も作り方を詳細にご紹介していこう。
楽して作りたい方、必見だぞよ
→こちら「桜のある風景」も併せて参照されたし。この2つを読めばレイアウト(ジオラマ)は作れる

まずは地面の線路を敷く部分の周辺に茶色を塗ろう。
これは水性塗料の「マホガニー」(こげ茶)を使用した。
(塗料の詳細は後述)
茶色は、はじっこ部分はボードの側面にも少し掛かるように塗るのがポイント。

次に、線路を固定しよう。
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1302
TOMIX(トミックス)製の線路を使用。

レールは、そのつなぎめにある金属ジョイントは外しておこう。(理由は後述)

線路はゴム系のボンドで接着した。
釘は使用していない。
裏側に飛び出て危ないしね

今回は線路配置を「変形バージョン」にした。
なので、通常の直線のほかに曲線(半径R140mm)が入った。
線路は既製品の組み合わせだけではボードにピッタリ収まらなかったため、直線の線路を切って縮めたりしている。

ボードの左右で線路の位置が異なってしまうため、元の位置に戻す「相棒」が必要となる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1303
この2枚を一緒に使えば、みんなから「つながらなーい」とクレームが来ることはナイ

相棒は「大糸線の駅」と言う。
文末にリンクがあるので、この記事を読み終わったら覗いてみてねぇ~

まずは、レールどうしの接合部分(外側の側面)をハンダ付け
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1304
赤い↑矢印の部分がそうだ。(写真は、すでに線路に色を塗ってしまった後だが…

金属のジョイントにはハンダが付かないので、あらかじめ外しておいて線路を板に接着しておいたからね。

ハンダ付けが済んだら、レールを塗装する。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1305
塗料は「水性ホビーカラー」を使用。コレを筆で塗る。

色は、地面は「マホガニー」、レールは「ウッドブラウン」にした。
レールの色は、好みで「ラスト(さび)」などを使用してもイイ感じに仕上がる

水性塗料は害も少なく、臭くもナイので、夜などでも思い立ったらすぐに塗装できるので、タイヘン便利
筆も、水かぬるま湯で洗えばカンタンに塗料が落ちる。
絵の具のような感覚だ
ただし、必ず換気はしておこう。

塗料は「半光沢」なので、「フラットベース」を少量混ぜて「つや消し」にしておいた。
(「ウッドブラウン」のみ。「ラスト」は元からつや消し。「マホガニー」は地面用なのでそのまま塗った)

レールの両端の金属ジョイント部分(赤い矢印の、隣のボードとつなげる端っこ部分)は塗らないこと
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1306
ジョイントの中(黄色い↑矢印)に塗料が入ってしまうと、電気が流れなくなってしまうのでね

塗料が乾いたら、レールの上面を目の細かい砂消しゴムでこすって、金属の表面を出しておこう。
そうしないと、当然だが車両に電気が伝わらないので走らナイ。
(目の粗い紙ヤスリなどは、線路を傷つけるので使用しないように

線路周りの加工が済んだら、地面の加工に移ろう

まずは大雑把にプラン(道路や建物の配置)を「現物」で検討しよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1307
今回は真ん中に踏切を配置するプランにした。

アタマの中で考えているのと、実際に置いてみたのとでは、大きな違いがある場合がほとんどだ

踏切の細かい位置決めをし、そこを基準に周囲の配置を決めていった。
これでプラン決めはOK

ちなみに、踏切はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1308
GM(グリーンマックス)」製品のキットを一部加工して使用。

地面に接着する前に、これにグレーの色を塗っておこう。

さて、いよいよ道路・工場と周囲の丘の部分を作っていこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1309
道路と工場の敷地はグレーの画用紙を切って、木工ボンドで貼った。

道路は、この時点から触らないように注意
もし汚したら、もうキレイに落とせないからね。

手前の空き地と踏切奥の道路の周囲には、茶色い画用紙を貼った。
丘は、ダンボールを切って、ゴム系ボンド(G17)で接着。

ちょっとアップで。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1310
これでしばし乾燥させる。(半日~1日がよい)

画用紙がキレイに貼られていたら、次へ進もう。

茶色い画用紙部分とダンボールを、茶色く塗ろう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1311
水性塗料なので、絵の具感覚で気軽に塗れるのがイイね

塗料が乾いたら、ココで踏切のパーツを線路にゴム系ボンドで接着し、前後の道路を作っておこう。
道路はグレーの画用紙だ。

踏切の坂の部分にも道路の画用紙を連続して貼り付けるのが、自然に見せるコツ
(不自然な段差が隠れる)
このパーツはプラスチックなので、木工ボンドは使用できない
ゴム系ボンドを薄く塗って貼ろう。

道が出来たら、「」を表現しよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1312
こんなカンジになる。

茶色い面に木工ボンドをそのまま薄く塗り(ゼッタイに水で薄めないこと)、地面用の「パウダー」を撒いた。

地面は好みで何色を使用してもOKだ。
オラはTOMIX製の「カラーパウダー・ブラウン(ミックス)」を愛用している。
(最近、仕様変更で色調が変わってしまった…

撒き方のコツは…

1.木工ボンドを原液のまま、指でボードに薄く塗る。
2.大きめの空箱を用意し、箱の上にボードを置き、パウダーをドカッとかける。(ケチらない)
3.パウダーを指でかる~く上から押さえたら、ボードを傾けて、余分なパウダーを全部箱の中に落とす。
4.箱に落ちたパウダーは、タッパー等の容器に入れておく。

これを、地面を作りたい各場所で繰り返す。
パウダーは、この時点では他のスポンジ等と混ざらないので、まったく無駄が出ない。

乾いた時点で「フーッ」と息をかけて、余分なパウダーを完全に落とす。
この時に上手く撒かれていない部分があったら、追加でボンドを塗ってパウダーを撒いておこう。

これで地面の「」の工事も完了。
いよいよ「緑化」工事に入る

まずは、線路と道路の周囲の緑化から。
あらゆる「境目」と「段差」には、たいてい草が生えている。
それを緑のスポンジで表現する。

草はスポンジの「若草色」を使用した。(「ウッドランドシーニクス(KATO)」製)
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1313
実物の景色を見ればよく解るが、草は大抵こんな「」に生えている。

スポンジは、小さくちぎってゴム系ボンドで接着した。
表現したい「季節」によって、草の色は選択しよう。

この時点で、踏切には警報器遮断機(「TSUGAWA(津川)」製)をゴム系ボンドで接着し、道路の踏切手前には停止線として白いライン(後述)を貼っておいた。
だいぶ出来てきたカンジがするねぇ~~

踏切をアップ見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1314
まぁ、こんなカンジに草は生えるだろう

手前の空き地と奥の道の両側には、緑のパウダー(スポンジと同じメーカー)を木工ボンドを塗って撒いておいた(詳細は後述)。

さて、先ほどの道路の白い停止線について解説しよう。
これは「ICテープ」「レトラライン」「デザインテープ」等と呼ばれている、カラーのテープだ。

こんなカンジの商品だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1315
このようなカタツムリの大群が、画材屋さんに並んでいる。

その中の、白と黄色が道路に使える。
太さは、0.5mm(一般的なライン)、1.0mm(太めのセンターラインやホームの黄線)、1.5mm(横断歩道や停止線)の3種類があれば便利。
1個350円程度。長さは8~20mもある

余談だが、銀と金のテープもある。これはブルートレイン等の帯にも良さそうだ
建物のサッシ部分などにも使えるね

白線は、グレーの画用紙のつなぎ目を隠すように貼っておいた。

今度は、工場の敷地内の工事に取り掛かろう。

まずは、敷地内にある「廃線跡」を表現しよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1316
グレーの画用紙の上に木工ボンドをタップリ塗り、その上に短く切った「フレキシブル線路」(KATO製)をそっと置く。

すぐにその上から砂利(バラスト)を振りかける。
(バラストはグレーと茶色をテキトーにブレンドしたよん
そして乾燥するまで1日間放置。

乾燥後、余計な砂利を落とし、雑草をスポンジで再現した。
後で追加修正するので、まずはココまででOK

レールは色を塗っておいた。
廃線なのでもう車両がやって来ないため、レールの表面は削る必要ナシ

次に、工場の建物を置こう。

建物は「要らないからあげる」と言われて、もらった倉庫を使用。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1317
TSUGAWA製品かな

裏側はこんなカンジ。
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1318
捨てられる寸前だったので、全体的にヨレヨレ。

汚れているし、屋根の塗装も剥がれかかっている。
でも、それがかえってイイ味を出しているので、そのままにしておくことにした

この建物を、グレーの地面の上にゴム系ボンドで接着。
あまり端っこに接着すると、持ち運びの時に屋根の角などを破損するので注意

さぁ、これで「道路」工事・「緑化」第1次工事・「倉庫建設」工事が完了した。
続いて「植樹」工事に移ろう。
やっぱ、木があるとジオラマに「立体感」が生まれてイイね

木のベースは、製品を使った。
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1319
ウッドランドシーニクス(KATO)」製の樹木キット(広葉樹)だ。

これの枝を指でつまんで「くねっ」とやさしく曲げる。
葉を付けた時にキレイに見えるような曲げ方が宜すぃ。
(…コレは何回かやれば慣れるッス)

葉っぱは緑色を2種類用意した。
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1320
右の緑色は、ドライフラワー売り場にあった「コケ」を流用。

大量に袋に入って「500円」という破格の安さ
だいぶ使わせていただきましたわん

左の緑は模型用の市販のスポンジ。

んで、これをゴム系ボンドで木に接着すると、上の写真のように樹木らしく仕上がるのだ

さぁ、植樹しよう
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1321
イイねぇ~~~♪

木を植える場所にドリルで穴を開け、ゴム系ボンドで接着・固定した。
製品に付属していた木の土台(根っこの部分)は、仕上がりがリアルぢゃナイので使用していない。

手前の空き地には針葉樹を植えた。
これは捨てられる寸前だった完成品を、そのまま接着。
グラスを洗う「ひょろ長いタワシ」みたいなものが、緑色に着色されているものだ。

このモジュール、何気にリサイクル品ばっかりなのだ

よし、これで「植樹」工事も完了~~

工事も終盤にさしかかった。

工場の入り口を整備しよう。
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1322
門と塀はGM製品を塗装して使用した。

門の右奥にある看板は、TOMIX製品を切って使用。
表面には広告チラシの切り抜きを両面テープで貼りつけた。
結果、この敷地は「コンタクトレンズの工場と倉庫」ということになった。

商品名は……「特攻コンタクト」?「コンタクト野郎」??

では、倉庫と門の間に「物語」を作ろう。
いろいろなパーツを用意して接着する。

すると…
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1323
このように、ジオラマに「動き」が出てくる。

トラックと作業員とドラム缶と自転車を、ゴム系ボンドで接着した。

同じく、空地と道路にもを配置した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1324
空地は工場勤務者用の駐車場ってなイメージ。

イナカだから、軽自動車とスポーツカーっしょ。やっぱ

線路際には、架線柱(かせんちゅう)を建てておいた。
今回はKATO製の「単線架線柱」だ。
地面に穴をあけて挿してあるだけ~~

最後に、「(芝生)を植える」工事が残っている。

今度の草は、少し濃いめの緑色のパウダー(ターフ)を使用した。
緑色は、数種類使用したほうがリアルに見える。
ほんの一手間を掛けるだけで、仕上がりが全然違うよ
料理と一緒だよ。うんうん

草を植えたい部分に木工ボンドの原液を薄く塗り、緑のパウダーをパラパラと撒く。
今度はと違って、焼きそばやたこ焼きに「青のり」を掛けるような繊細さでだ

花を表現したい場合は、黄色オレンジなどのカラー「」を使用する。
建築模型砂絵などで使うものが安くて便利。
コレの撒き方も草と一緒。

すると、こうなる。
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単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1325
う~~ん、びゅーちほーっ♪

出来てきたぢゃ~~~ん
木の根元あたりは、日陰で草が生えないので土の面を残しておこう。

さて、全体が出来上がってきたので、細部の調整(仕上げ)に移ろう。

廃線跡と線路の間の処理が、まだ残っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1326
この部分だ。(これは完成後の姿)

廃線跡は工場の敷地内なので、走行用線路との間にはを取り付けよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1327
柵はKATO製を使用し、ゴム系ボンドで接着してある。

廃線跡の終点には「車止め」を表現。
マッチ棒を切って茶色く塗り、3本積み重ねて接着した。
×」の標識はKATO製を使用。

廃線跡には草を追加しておいた。

後は、ジオラマを全ての方向から眺めてみて、おかしな部分や残した部分がナイかチェックする。

今まで見ていない方向から見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1328
線路の曲がり具合がイイねぇ~~~

最初は「こんな線路配置で、上手く作れるかな…?」と、少々不安だったのだが、ぜ~んぜんダイジョーヴぢゃん
よし、OK!!

これでほぼ完成~~~~

最後に「お化粧」をしてあげよう。
売り物のようにカッチョエェくなるでぇ~~~

おけしょーに使用するのはコレだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1329
フローリングの補修用」として売られている、木目柄のテープ(シール)だ。

ホームセンターなどで手に入り、1個300円程度。
今回はシックな「ダークブラウン」をチョイス。
Bチームメンバーの単線モジュールは、ほぼこれに合わせてある。

これを「ぺろ~~~~ん」と剥がし、ボードの側面に貼っていく。
結構貼りやすくてカンタンだ。

すると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1330
カ~~~~チョエェ

どうよ

上の写真と比べてチョーダイ
まるで完成品を買って来たみたいだ

さぁ、これで全て完成~~~~~~っ

最後にカッコ付けて撮影してみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1331
う~~ん。良い♪

電車は信州の大糸線を走る「E127」だ。
かなりそれっぽく仕上がったのでは

もう1枚
(画像をクリックすると拡大するよん)
単線ミニモジュールレイアウト・S字工場-1332
(Bチームのボブが撮影)
コレも良い

電気機関車と旧型客車で、静岡県の大井川鐵道風になった。
展示会の時に撮影したため、後ろに川がチラッと写っているので、ちょっとリアル

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さて、いかがでしたかな
参考になったかなぁ~~~

ではまた~~~

つづき「大糸線の駅」はこちらーっ!

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2012年9月10日 (月)

旅日記 ~「秩父鉄道の幼馴染み」2012夏~

前回「秩父鉄道 上長瀞駅2012夏」からのつづきーっ!

埼玉県秩父(ちちぶ)の観光地「上長瀞(かみながとろ)」駅での出来事。

西武・東武・秩父と私鉄を乗継ぎ(わざと遠回りした)、ようやっと上長瀞駅に到着した。
電車を降り、改札へ向かおうとすると、「対向列車との交換待ち」とのこと。
歩くのをやめ、何が来るかと待っていた。

ほどなく、緑の木々の向こうから、電車がゆっくりと鉄橋を渡る音が聞こえて来た。
緑色の葉っぱの隙間から、「ある色」が見えた。

それを見た瞬間、私はホームの前方へと急いだ。
すぐにカメラを構える。

数秒後、その列車はやって来た。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道の幼馴染み・1000系オレンジ色2012夏-9501
これこそ、私の「魂の列車」だ。

オレンジ色のこの電車、私の地元を何十年も走っていた「幼馴染み(おさななじみ)」だ。
このオレンジ色の、この形式の電車とともに育ったと言っても過言ではない。

他の色ではダメなのだ。この「オレンジ色」でなければ…

来年の引退を前に、わざわざ登場時のオレンジ色に塗り直してくれたのだ。

何という粋な計らい…

このオレンジ色の出現により、私の秩父訪問は格段に増えた。

オレンジ色の幼馴染みは、ゆっくりと奥のホームに停まった。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道の幼馴染み・1000系オレンジ色2012夏-9502
今まで乗って来た銀色電車との行き違い。

この銀色電車達が、オレンジ色の仲間を駆逐する存在として秩父にやって来た。
だが、どちらも少年時代に乗りまくった電車。
何とも言えない複雑な心境…

写真を撮って駅から出ようと歩き出したら、銀色電車の運転士さんに声を掛けられた。

「(発車しますよ、)乗りますか

私は笑顔で「いいえ(降ります)」と答えた。

運転士さんは銀色電車のドアを閉め、ゆっくりと鉄橋に向かって走り出していった。
ほどなく、オレンジ色の朋友も走り去って行った。

そこにはセミの声だけが残っていた。

…これだから秩父は止められない。

(おしまい……でも、つづきはこちらーっ!(笑))

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2012年9月 6日 (木)

旅日記 ~「秩父鉄道 上長瀞駅」2012夏~

前回「秩父鉄道 荒川橋梁 2012夏」からのつづきーっ!

埼玉県秩父(ちちぶ)の観光地「長瀞(ながとろ)」に行った。

初めて「上長瀞(かみながとろ)」駅で下車してみた。

炎天下の上長瀞駅に佇む。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・上長瀞駅2012夏-9001
一日でいちばん暑い時間だ。

きっぷを買い、ホームに入る。

誰もいないホームでジュースを飲み、電車を待つ。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・上長瀞駅2012夏-9002
セミの鳴き声と目の前の道路を通る車の音しかしない。

しばらくして、駅前に河原でBBQ帰りの数人がやって来た。

駅の中を見回す。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・上長瀞駅2012夏-9003
この駅は昭和のまま時間が止まったようだ。

すべてが懐かしいが、すべてが現役だ。

ココは博物館やテーマパークではない。
リアルな「生きた昭和」がある。

ふと目の前を見ると…
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・上長瀞駅2012夏-9004
ローカル駅ならではのほのぼのとした光景だ。

駅員さんや住民の皆さんの心遣いが良く解る。

電車が来る時間ではないのに、いきなり踏切の警報機が鳴り出した。

……これは

カメラを構える。

ほどなく、そいつはやって来た。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・上長瀞駅2012夏-9005
これこそが秩父鉄道。

秩父鉄道の主役は、電車でもなく、週末のSL列車でもない。
このセメント貨物列車だ。

静寂が轟音で掻き消される。

列車は目の前をゆっくり通過して行く。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・上長瀞駅2012夏-9006
この貨車「ヲキ」は私の大のお気に入りだ。

全国でもここにしかいない。

貨車は、小柄ながらも非常に重たい音を立てながら走り去って行った。
木々の向こうから、鉄橋を渡る音が聞こえる…。

…秩父はやはり「貨物」に限る。

つづき「秩父鉄道の幼馴染み2012夏」はこちらーっ!

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2012年9月 3日 (月)

旅日記 ~「秩父鉄道 荒川橋梁」2012夏~

少し遅い夏休み。

埼玉県秩父(ちちぶ)の「長瀞(ながとろ)」に行った。

初めて「上長瀞(かみながとろ)」駅で下車してみた。

近くの河原に行き、BBQで盛り上がる青年達の脇でカメラを構える。

数分後…
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・荒川橋梁2012夏-8001
銀色電車がやって来た。

川には激流下りのボート(ラフティング)の隊列。
現在の秩父の日常だ。

数十分後、ふたたびカメラを構える。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・荒川橋梁2012夏-8002
昭和40年代にタイムスリップだ。

今や工業遺産的価値のある電車が通過。
子供の頃、毎日のようによく乗った電車だ。
秩父で最後の務めをしている。

この電車を見たくて秩父に通っているようなものだ。
来年には廃車になる。

さらに十分後…

ついに主役がやって来た。
(画像をクリックで拡大)
秩父鉄道・荒川橋梁2012夏-8003
石灰石(セメント)の貨物列車だ。

電車とは明らかに違う轟音を立ててゆっくり通過して行く。

…秩父はやはり「貨物」に限る。

これだから秩父はやめられない。

つづき「秩父鉄道 上長瀞駅2012夏」はこちらーっ!

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