« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2012年4月

2012年4月30日 (月)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その34:チタからノボシビルスクへ~

前回「その33」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。

注:文中の地名・名称等にふり仮名がないものは、前回までの日記を参照されたし。

-----------------------------------

1996年7月2日(火):晴れ

(Чита(チタ)) → (Зима(ジマ))

おはよう

今日は目が覚めたら「Улан-Удэ(Ulan-ude:ウラン・ウデ)」駅にいた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その34・シベリア特急「ボストーク」号・チタからノボシビルスクへ-3401
(1996年撮影)
初めてのロシアの町ぃぃぃぃ~~~~っ

この辺では一番の町らしく、都会だった。
みんなの顔つきを観ていると、モンゴル系の住民が多いようだ。

今、どこにいるのかと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その34・シベリア特急「ボストーク」号・チタからノボシビルスクへ-3402
(2019年のグーグルマップより)
だよん

まずは、時計を1時間遅らせる。
昨夜の移動中に時間帯が変わったからだ。

ロシアは東西に広いため、地域ごとに時差がある。
この列車は東から西へ向かって走っているため、偶然にも1日走ると1時間、時計を戻さなければならないのだ。

つまり、モスクワまでの4日間は、我々(列車内)にとっては1日が25時間もあるのだ

何か得した感じぃ~

逆に、モスクワ発の北京行きやウラジオストク行きの列車は、1日が23時間しかない。

そして、発車時間を確認し、カラダを伸ばしにホームへ降りる。
(全ての列車の時刻は「モスクワ時間」で動いているので、ややこしい

最初の写真に写っているのは、近郊電車。

何てゴツいデザインなのだろう…

顔は機関車、側面は客車といった感じの車両だ。
車内は、公園にあるような木のベンチが並んでいるだけの、簡素なもの。
とてもじゃナイが、この電車には「サービス」という単語はどこにも存在しない。

数分の停車時間の後、列車は発車。

また室内でまったり。

そして昼頃、本日のメインイベントがやって来た。

車内の全員が、進行方向右側の窓に集まる。

車窓から見えるものとは…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その34・シベリア特急「ボストーク」号・チタからノボシビルスクへ-3403
(1996年撮影)
バイカル湖」だ

超巨大な淡水湖で、面積は九州がスッポリ入るほどある
透明度も世界一クラスで、水中でも遠くまで見えるとのこと。

列車は、湖畔のすぐそばを走る。

どれくらい近くかと言ったら、5mくらい先がもう水面。
(上の写真がまさにそう。)
でも、湖面からものすごい量の霧が立ち上がっていて、景色はほとんど見えなかった…。
周りは快晴なのに、湖上だけ曇っていた。
それだけ、湖水の蒸発量がスゴいのだろう…。

線路は湖畔に沿って敷かれているので、列車からは3時間近く観ることが出来る。

途中で、線路際に物々しいフェンスが近寄って来た。

何か国境みたいだ…

ロシア国内なのに」と思っていたら、我々が俗に言っている「ロシア」って「ロシア連邦共和国」と言い、いくつかの小さな国が集まって1つの巨大な国になっているそうで。
なので、今まで走って来た所は「ロシア連邦共和国」内の「ブリヤート共和国」だそうだ。

故に、ホンモノの「国境」があったという訳。

アメリカの「」に近いイメージなんだと思うけど、日本人には理解しにくいねぇ…。
「ロシア連邦」内なので、国境など存在しなかったかのように、何事も無く通過した。
(21世紀の今で言うと、EU諸国内が近い感じかな)

その後しばらく走り、列車は「Иркутск(イルクーツク)」駅に到着した。(地図の

こっちは大都会だっ
街中に紅白のツートンカラーの路面電車が走っているのが、ホームから見えた。

ここで同じツアーの数名が下車。

バイカル湖を見学(1~2泊)するらしい。
Good-Bye」と言って、車内でお別れする。
わずか数日とはいえ、一緒に行動してきた顔見知りがいなくなるというのは、ちょっと寂しいものだ…。

この駅で前3両ほどを切り離し、荷物車を後ろに付け替え、さらに後部に数両を増結した。
この列車は、長距離を走る割に全体的に停車時間が短いのが特徴だが(一駅に10分も停車しない)、ここでは比較的長時間停車した。

列車が遅れた時は回復しづらいと思う。
実際、ずっと3~4時間遅れていた。

早速、表に出てリフレッシュ

ずっと車内にカンヅメのせいか、すごく空気が新鮮

駅には色々な列車が停まっているので、ちょっと眺めてみた。

ソビエト連邦時代の紋章、「CCCP」マークを付けたままの車両を発見
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その34・シベリア特急「ボストーク」号・チタからノボシビルスクへ-3404
(1996年撮影)
おぉ、いぇい

これは1992年の社会・共産主義体制の崩壊と共に、「忌まわしいもの」として急速に撤去されている。

なので、今や貴重なモノだ
資本主義国になってからは、客車も色々な塗色のモノが増えてきた。

あと、途中の駅に停まる度に、床下から「ポコッポコッカーンカーン」という音が聞こえてくる。

初めは「何だろう…」と思っていたのだが、ここで正解をハッケーン

駅の係員が、台車の軸箱(車輪の軸を支えている部分)や車輪トンカチで叩いていたのだ。

軸箱を叩くと「ポコッ」と音がして、車輪は「カーン」とイイ音がする。
これは、叩いた時の音を聴いて、異常がナイかを検査しているのだ。
(中にヒビ割れや変形があると、鈍い音になる)
日本でも昔はよくやっていた。

…この列車、途中で故障する訳にはいかないからねぇ。
距離が距離なだけに、車両交換出来ないもんね。

そして、出発。

昼過ぎということもあって、食堂車に行ってみることにした
(毎食カップラーメンやうどんではイヤになってしまう

薄暗く、誰もいなくてうら寂しい雰囲気の中、係りのオニイチャンがメニューを持って来た。
メニューを見ると…
」の3つしかなかった。

早速、注文をする。

鶏を頼んだら、「鶏はナイ」と言われた。
仲間が豚を頼んだら、「豚はナイ」と…。

数秒の空白の後、オニイチャンが「今は牛しかナイ」と言った。

…おいおい、ぢゃぁメニュー見せる時に最初に言ってくれよ

モンキービジネスでもらった、お手製ガイドブックに書いてあったイラストのまんまぢゃねーかっ(笑)
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その34・シベリア特急「ボストーク」号・チタからノボシビルスクへ-3405
(1996年当時の実物を撮影)
右ページのイラストね。

結局、3人で「」を頼む。
」と言っても、「ビーフステーキ」だよ、一応…。

牛1皿は15,000P(ルーブル)で、米ドル払いなら「US$1 = 5000P」だと言われた。
(当時US$1=105円前後)

3人で
・牛3皿
・ペプシコーラ2リットルボトル(10,000P)
・パン1皿(3000P)

を食べる。

1人当たり400円相当だ。

これ以上、手持ちのルーブルを減らしたくなかったので、ドルで支払う。
ドルで払える所は、ドルのほうが結局安い。

ロシアやトルコ等では「1ドル札」がモノを言うので、1ドル5ドル札は大量に用意しよう

高額のドルで払うと、おつりにニセ札が混じっている場合があるので要注意。

注文が入ってから調理を開始するので、出来上がりまでかなりの時間が掛かる。
それまでコーラ飲みながら、景色を観ていよう。

20分以上は待っただろうか…
料理がやって来た。

…おっ味はイイぢゃん

中国の食堂車とは違い、思いっ切り西洋料理のコースっぽい雰囲気。
何とな~く、リッチな気分になる
満足、満足

食後、部屋に戻ってくつろぐ。

しばらくして、列車は「Зима(Zima:ジマ)」駅に着いた。(地図の

この駅で「ピロシキ(ロシアの揚げパン)」を買った。

駅の近所のオバチャン達が、列車の時間に合わせて自家製のピロシキ等を売りに来るのだ。

オラがおばあちゃんから買ったのは、野菜ピロシキ1500P)。
仲間の2人は、隣りにいたおねぃさん(あっ失敗した)から、ポテトと卵が入ったピロシキを買った。
ポテトピロシキを少しもらって食べてみたら、美味だった。
美人の売るものは美味だぁ~ね 

ピロシキをホーム上で食べていたら、同じ列車の中国人青年に話し掛けられた。

那是 什麼 包子
(ナーシー シェンモ パオズ:それは何の「パオズ(まんじゅう)」ですか

…そうなのだ。

中国人にとっては、ピロシキも「包子」なのである。

ちなみに、中国では一般的に小麦粉をこねて延ばしたもの(面状にしたもの)を「」(麦の面)と言う。
「麺」に何かを包んだりして丸めたものを「麺包」(つまりパンのこと)と言い、「麺」に具を入れて蒸したりしたものを俗に「包子」(肉まん等)と言っている。
「麺」を引っ張って伸ばしたものは「拉麺」(ラーメン)と言う。
(「拉」は「引っ張る」と言う意味。「拉致」ってそうでしょ

いや~、文化の違いって凄いねぇ~。

青年には答えられなくて(そりゃそうだ。「ピロシキまん」とは言えないし…)、とりあえず中身を見せて「これはピロシキだ」と言ったら、青年曰く「ほぉ~」。
うんうん」と、眼を輝かせてうなずいていた。

彼とピロシキとの歴史の第1ページが始まろうとしていた…

列車は西を目指してひた走る。

そして、真っ赤と言うよりは濃いピンク色をした深夜の夕焼けを観ながら日記を書いた。

夏のロシアは、現地時間の23時を過ぎても日は沈まない。
これが「白夜」というものだ。
だから、夕焼け時はすでに24時近くになっている。

さて、今日も寝るとするか…。

おやすみんみ~~~~ん

-----------------------------------

1996年7月3日(水):晴れ と 雨

(Зима(ジマ)) → (Новосибирск(ノボシビルスク))

おはよう

今日はたいくつ。
現地時間で10時頃に目覚める。

今日も時計を1時間戻す。
25時間あるので、時間がゆっくりと過ぎている。

今日で乗車5日目

そろそろ気がおかしくなってくる。(笑)

狭い空間に一週間も軟禁されているようなものだ…。
もう少しのガマンだ。

少しして、昼食(うどん)を食べる。
昼食を終えたら、車掌さんがやって来た。

ビールあるぞ

持って来たのは、瓶の「北京ビール」。

持って来られちゃあ~仕方がナイ、2本買いましょう

こちらは「天津 人参ビール」と違って、軽い口当たりで美味い
中国では1本2.5元(34円)だったのに、車掌さんは1本1US$(105円)で売り付けて来た…

余談だが、車掌さんや駅のオバチャン達はロシア語しか話せないので、「ピロシキ(ロは巻き舌ね)」「アジン(1つ)」「スパシーバ(ありがとう)」だけはオラもロシア語を習得出来たッス

この列車は、別名「行商列車」と呼ばれている。

でも、どこかの京成電鉄みたいに、行商に行く千葉のオバチャン達をただ乗せているだけではナイ。
ここは列車内の全ての人が「行商人」だ。
車掌とて、小遣い稼ぎに余念がない。

列車が駅に到着すると、どこからともなく人々がホームにやって来る。
車内の人達は、自分の荷物(商品)をガサゴソやって、大量に抱えてホームに降りる。
そして、そこで集まって来た人達に売りさばく。

停車時間が短いから、売るほうも買うほうも真剣だ
子供服等がよく売れていた。
発車すると、みんなで「どぉ売れた」と盛り上がる。

ちなみに、車掌さんも乗客にビールを売っているだけではナイ
何と、駅に着くと乗客と一緒になって服を売っていたのだ

しっかりしている。

車掌は2人で1組なので、1日交代で勤務している。
服は非番の人が売っていた。
普段の仕事を活かした、いい小銭稼ぎだ。

我々の車両の担当車掌は、体が大きく人当たりの良いおじさんと、背は低いが締まった体の少し無愛想なおじさんの2人。
すごく対照的である。
隣りのブロック(2~3両で1ブロックっぽい)は、何と「金髪のおねぃさん」が車掌をしているではないか

ちょっと損した感じぃ~。

しばらく景色を眺めていたけど、ここのところ景色に変化がナイ。

ナゼかというと、冬の吹雪のためにか、線路沿いに防風(雪)林が延々と続いているからだ。
…本当に延々と。
3000Kmくらい(都市部は除く)は続いていたんじゃないだろうか…

防風林は白樺(しらかば)の木だ。
林の幅がかなりあるため、向こう側は全然見えナイ。
冬は“トロイカ”の歌詞どおりの世界になるんだろうなぁ~」と思いつつ、昼寝。

夕方、食堂車へ行った。
今度は「」を注文する。

…遅い腹減った。

料理は30分後にやって来た。
ロシアの人達は、注文を受けてから材料をさばく。
新鮮なものを」とか「手抜きはしていない」とかの表れらしいけど、やはり遅い。
コレに慣れないと、空腹地獄を見るかも…

どれどれ…

…んっ

んまぁ~~~~~~いっ

待っただけのことはある
手羽をオーブンで焼いた感じで、皮がパリッとしている。
付け合わせはトマトきゅうりと、炒めたポテト
ポテトも絶品

これで20,000P(400円)は安い
満足

そして部屋に戻り、ゴロゴロ。

22時頃、小腹が空いたのでカップ麺を食べる。
外を見ると、まだ夕方だ。

この辺の駅から、線路の枕木が木製からコンクリート製になり、乗り心地が少し良くなる。
(結構横揺れがしているのよ。これが。

そして、列車は「Новосибирск(Nobosibirsk:ノボシビルスク)」駅に到着。(地図の

この地方の大都市で、道路も広くビルもたくさん建っている。

短い時間の停車。

発車後、大きな河を渡った。
鉄橋から、夕焼けに染まる空と、街明かりがキラキラしている夜の都会の、美しい景色が見えた。

うん列車の旅も悪くないなぁ…。

さて、今日も寝るとするか…。

おやすみんみ~~~~ん

つづき「その35」はこちらーっ!

| | コメント (15)

2012年4月26日 (木)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その33:満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え~

前回「その32」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。

注:文中の漢字の地名等のふり仮名は、ひらがなは日本語読み、カタカナは北京語(普通話)読みなのだ
ふり仮名がないものは、前回までの日記を参照されたし。

いよいよ中ロ国境、ロシアへ

-----------------------------------

1996年7月1日(月):晴れ

(興安嶺(シンアンリン)) → 満洲里(マンチョウリ) → Забайкальск(ザバイカリスク) → (Чита(チタ))

我々の乗ったシベリア特急「ボストーク号」は、暗闇を一路、中露国境へとひた走る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3301
(1996年撮影)
いよいよこの旅最大の、メインイベントの日

今日は朝4時に車掌に起こされる。

…ね、眠い。

中国側の「税関申告書」と思われるモノを渡される。
すぐに車掌は去って行った…。

そして、列車は5時に「満洲里(マンチョウリ)」駅に到着した。

ここは中国の最果ての町
目の前はもうロシアだ。

この駅で、中国側の出国審査が行われる。

係官が個室を順番に回っている。
来るまで室内で待機。

その間に、駅の光景を撮影してみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3302
(1996年撮影)
…見事に大失敗。

この撮影が見つかったら大変だっ」という思いが大きくて、慌ててこっそり撮ったための失敗。
どこまでが撮影禁止なのか解らないからねぇ…。

写真はホーム上を撮ったもの。
公安の係官が2人いるね。
左側の建物は「出入国管理事務所」的なものだ。

係官が来たので、パスポートを渡す。

我々は荷物が少ないためか、日本人のためか、比較的スムーズかつなごやかに審査が済んだ。
他の個室では時間が掛かっている。

全ての乗客の審査をしている間に、この駅止まりの中国国籍の車両が切り離される。

車両は編成の中間に入っていたので、前半分のロシア客車はいったんホームから動かされた。
ホームに降りておかないと軟禁される。(笑)
大半の外国人乗客は、余った中国元を使い切ろうと、ホームにある大きな売店で買い物をしていた。

全ての準備が終わったのが、到着から2時間後
国境の駅は、欧州以外はどこでもこんなものだ。

さて、今は地球のどこにいるのかと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3303
(2019年のグーグルマップより)
だよん

まだまだ大陸の入口だ。

ちなみに、ロシア極東の都市「ウラジオストク」は、❸ハルピン右の海沿いにある。
新潟から船でウラジオストクに入れば、そこからモスクワ行きに乗ることが出来るよん

朝7時、列車はゆっくりと国境へと動き出した。

最果ての町」とは裏腹に、かなりの都会だ。
国境貿易で急発展しているらしい。

でも街は小さく、景色はすぐにモンゴルのような大草原になった。

線路の右側(北側)に、ポツンと建物が建っていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3304
(1996年撮影)
おそらく国境の管理(監視)所だろう。

列車はゆっくりと進む。
途中で一旦停止もして、かなり遅い。

大草原の中に、小さくて貧弱な長~い柵が見えてきた。
柵がだんだん近付いて来る。

そして、発車後15分は経っただろうか、列車は小さなゲートをくぐった。
ゲートの上には「中華人民共和国」と書いてあった。

そしてすぐに、列車の左側に石碑が見えた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3305
(1996年撮影)
これが国境だっ!!!
(撮影禁止なはずなので、こっそり撮った)

石碑には中国の紋章が赤く輝いている。
そして、後ろの柵が国境だ。

こんな貧弱なのでイイのか

万里の長城とあまりに違うぞ…。

そしてすぐにロシアのゲートをくぐった。

祝!!ちうごく脱出ロシア入国♪

ヤッタヨーーーーー

中国には1ヵ月半も滞在してしまった…

この2つのゲート、実は立派な意味がある。

単なる歓迎のゲートではナイ。
有事(戦争)の時は、線路上にこのゲートを落として直通不能にしてしまうためのものだ。
戦車を積んだ貨車や列車砲がそのまま侵入して来れなくなるからね。

ロシア側に入ると、列車はすぐに停車した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3306
(1996年撮影)
広大な草原に列車がポツリ。

目の前の赤い国境の柵だ。

ちなみに、写真の右奥50Km先には、中国・ロシア・モンゴルの3国境がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3307
(2019年のグーグルマップより)
赤い→がその地点だ

が現在地。

ここで、ライフルを持ったロシアの軍人が列車の点検を始めた。
屋根の上・連結面・床下等、不審者・不審物が隠れていないかのチェックだ。

チェックはすぐに終了し、列車はまたゆっくり動き出した。

そして、目の前にあるロシア側の国境駅「Забайкальск(Zabaykalsk:ザバイカリスク)」駅に到着した。

係官が乗り込んで来た。
今度はロシアの入国審査だ。

初めは無愛想な検査官のオバちゃんが個室内を調べる。
座席の下(荷物入れになっている)等も開けて見せられる。
しかも毛布まで。
かなり念入りだ…。

次に別の人が来てパスポートとビザと申告書を持って行く。

この申告書がクセモノで、事前に車掌さんに渡されたのだが、「ロシア語」「ドイツ語」「フランス語」のモノしかなかった。

なぜ「英語」と「中国語」が無い

しかも、なぜに「フランス語」がある

モンキービジネス社のツアー客のみんなで大騒ぎ
アメリカ人と我々日本人は、完全にお手上げ状態。

すると、欧州へ帰る青年が「俺フランス語解るぞ」と言い出した。
みんなでワーッと彼に近寄り、書き方を教わる。
言語は違えど、記入欄は一緒。
これで何とか全員が記入を済ませられた。

…やれやれ。

ほどなく、また別の係官が来た。
今度は入国管理官の女性2人だ。

おぉこれがリアルのロシア美人

にこやかに「ロシアへようこそ♪」から会話と手続きが始まる。

てっきり、ゴツイおっさんがやって来て無愛想に手続きされると思っていたので、逆にビックリした。

…もう「ソ連」ぢゃナイんだね、やっぱり。

ほどなく、パスポートも戻って来た。
最後のページにしっかりと入国のスタンプも押されている。
(ロシアはナゼか最後のページに押すらしい。全員そうだった)

全員の入国審査が終了すると、車外へ出ることが許される。
初めてのロシアへの第一歩

おっしゃぁーーーーーっ!!ロシアなう

すぐに駅の係員や車掌さんが、乗客全員にアナウンスしだした。
荷物はそのままでイイから、貴重品とパスポート持って全員ホームに降りてくれ」と。

何だと思ったら、ここで客車の台車を取り換えるそうだ。

中国の線路の幅は1435mm(国際標準で、日本の新幹線と同じ)、ロシアの線路の幅は1520mmなのだ。
なので、車輪(台車)を交換しないと走ることが出来ない。

全員降ろされたら、すぐに列車は今来た方向へと逆走しだした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3308
(1996年撮影)
バイバイキ~~~~ン

駅の構内にある車庫に、3~4両ずつ切り離して入れて、ジャッキアップして台車を交換するのだ。
(機関車の乗っている右寄りの線路が1520mmで、左寄りが1435mm)

当然、すぐには終わらなく、この駅でしばしの滞在となる。

この間に、乗客は駅舎2階の両替所へと向かう。
中国元はあまり残っていなかったので、米ドルを換えることにした。

持っていたガイドブック「地球の歩き方(1993年版)」には、「1US$ = 530P(ルーブル)」と書いてあった。

ロシアは通過するだけだし、食料もモスクワ着の分までは持っている。
ガイドブックを見て検討した結果、「とりあえず5ドル分でイイんぢゃね」ということになった。
3人で5ドルは少ないけど、モスクワに着けばまた両替出来るしね。
両替し過ぎて余らせるよりは、よっぽどイイ。
ロシアのルーブルなんて、外貨としての価値はナイからね。

並んだ後、両替所の窓口に5ドル札を渡す。

窓口の上には、かすれた字で「1US$ = 5108」とか書いてあった。

あぁ、510.8ルーブルか。ガイドブックとあまり変わってナイね」と話していたら、窓口からお金が返って来た。

どどぉぉぉーーーーん!!

…何だ、この札束は。

積み上がっているぞ。
サイフに入らん…。

再度、窓口の上を見る。
これはどうやら、ホントに「1US$ = 5108P」だったらしい。

すごいインフレだ。3年間10倍かよ・・・

…って~わけで、手元に「25,540P」もやって来ましたぁ~

しかも、お札はインフレ前のままなので、高額紙幣がナイ。
ゆえに、たった500円ほどで大金持ちの気分を味わえることになった。

3人で「スゲーーーーッ」と言いながら、駅舎の1階にあるレストランへ。
ここでパンオレンジジュースを注文する。

そしたら、あんなにあった札束の半分強が消えてなくなった

3人で焦る

物価も解り、何も買えないことが判明したので、もっと両替しようと思ったら、もう窓口は終了していた。

なので、ホームでぼへ~~~~っとすることに。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その33・シベリア特急「ボストーク」号・満洲里からザバイカリスクへ中露国境越え-3309
(1996年撮影)
駅舎はオシャレだなぁ~~~

この建物の両側がホームで、右奥のフェンスの向こうに街がある。
時々、フェンスの切れ目から人が入ってくる。

ツバメかな鳥がたくさん飛んでるやぁ~

1時間以上経って、列車に動きが出た。

台車を交換した客車を、またもとの編成に組み直し始めた。

今度はロシアの食堂車が連結された。

国際列車のおおまかな約束事は、食堂車については、国内は自国の車両で営業するらしい。
使えるお金の種類も、自国と乗入れ国と米ドルらしい。
ただし、こっちは経済状況や国の決まりでバラバラだ。

機関車と客車が目の前を何度も行ったり来たりする。
そのたびに、自分の個室の荷物が視界の右へ左へ…

全部組みあがって、列車がホームに停車したので、みんなで乗車する。

…あ、暑い。

まるでサウナ状態だ 
室温が下がるまで、みんなでじっとガマン…。

…おっそうだ。ここで時計を直さなくては

中国の時間では現在午前11時頃だけど、それを2時間進める。
なので、ロシアのこの駅は、現在午後13時だ。
(ロシア国内は地域ごとに時差があり、中国国内は時間が統一されている)

さっきのへなちょこな柵を越えただけで、2時間の時差がある。
日本人には理解しにくい現象だ…。

さぁ発車時間だ

駅に到着してから4時間後に、列車はモスクワへ向けて動き出した。

長かった…

結局、満州里駅での出国も含めると、わずか10Kmほどを進むのに6時間も掛かったということ。

これが欧州間だったら、わずか20分

走り始めた途端に列車が揺れ出した。
ロシアは線路の状態(保守)が良くないようだ…。

ここはシベリア鉄道の支線で、本線は「モスクワ」から日本海側の都市「ウラジオストク」まで延びている。
なので、本線に出るまでは、単線のへっぽこ山間路線なのだろう…。

久々に地面でのんびり出来たのに、寝台に戻ったら眠くなった。
少し寝る。

目が覚めたら夕方だった。

ご飯を食~べよっと

もぐもぐ…。

ごちそうさま~

…っ!!!

お腹痛ぁ~~~~いっ

突然の腹痛だ。
でも、すぐに収まった。

しばしまったり。

車窓の景色が午前とはまるで違うなぁ…。
建物がいきなり欧風になった。

あのへなちょこな柵を1つ越えただけで。

漢字もナイしぃ~。

しばらくして、外は夕焼けになった。

…何てキレイなんだろう。

日本では北海道でしか観られないのでは……というような広大さだ。
果てしない大地に沈む夕日。
それと時を同じくして登ってくる満月

…デカい。

何か、これだけでもシベリア特急に乗った甲斐があった気分。

来て良かった

そして夜になった。

Тарская(タルスカヤ)」駅(大きな都市の「Чита(チタ)」駅(地図の)から東に100Kmの所にある)から、列車はいよいよシベリア鉄道の本線に入った。
こちらは複線で電化もされている。

よし、これであとは真っ直ぐモスクワまで行くだけだ。
その距離、たったの6300Km

おやすみんみ~~~~ん

つづき「その34」はこちらーっ!

| | コメント (14)

2012年4月23日 (月)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その32:北京・軍事博物館とシベリア特急~

前回「その31」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。

注:文中の地名等のふり仮名は、ひらがなは日本語読み、カタカナは北京語(普通話)読みなのだ
ふり仮名がないものは、前回までの日記を参照されたし。

いよいよ中国を離れ、欧州へ…

-----------------------------------

1996年6月29日(土):晴れ

北京(ぺきん:Beijing) → (天津(ティェンチン:Tianjin))

おはよう

今日はいよいよ北京を発つ日だ

正午にお宿をチェックアウトし、フロントに荷物を預ける。
近所の、大通りの1本裏にある食堂で昼食を摂った。

・炒麺(焼きそば)
・ビール(頼んでいないのに来た。

そして、17時半までフリータイムに。

地下鉄に乗って「軍事博物館」に行くことにした。
日本では、まず見ることが出来ないので…。

ここで北京市街の地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その38・北京の地図-3809
(2006年当時の地図を撮影)
北京の街は巨大なので、少々見づらいけどご容赦を。

…北京動物園
…西直門駅
…雍和宮(チベット寺院)
…華夏賓館
…軍事博物館
…北京西駅
…西単(繁華街)
…故宮(天安門)
…王府井(繁華街)
…天安門広場
…大柵欄街(繁華街)
…北京南駅
…西友(BITCC)
…北京駅

からに行くよん

地下鉄の「軍事博物館」駅で下車。
ここは、北京西駅のすぐ北側にある。

博物館は目の前にあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3201
(1996年撮影)
どどぉぉぉぉーーーーーーん

入口には「人民共建社会主義」と書いてあるっぽい(見える部分だけね)。

この博物館、正式名称は「中国人民革命軍事博物館」と言うそうな。

ちょっとドキドキ・ワクワクしながら中に入った

入ってすぐ、右側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3202
(1996年撮影)
おぉ、いぇい

いきなりミサイルのお出迎えだ
何かの美術品のように、何気なく展示してある。

建物の中に入る。

奥に進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3203
(1996年撮影)
…デカい。

今度はロケット「東風1号」のお出迎えだ

何だ、このアナログチックなメカメカしさは…
鉄人28号」とかの世界だなや。

奥の壁面には・・・
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3204
(2002年撮影)
ハーーーーーーーーッ

共産(社会)主義のシンボル「赤旗」と、中国人民解放軍のマークが掲げられている。

の中に書いてある「八一」とは「1927年8月1日」のことで、建軍記念日だ。
中国国内では、旗等に横書きで書かれているのを、あちこちで見ることが出来る。
それはカタカナの「ハー」ではナイぞ、念のため。

館内をぐるっと観て回っていると、屋外に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3205
(2002年撮影)
撃てぇぇぇぇーーーーーーっ

そこには、戦車や砲台等が展示されていた。

余談だが、中国語で戦車のことは「坦克」と書く。
読みは「タン クー」だ。
そう、英語の「Tank(戦車)」から来ていて、音訳だ。
何でも漢訳(意訳)する国なのに、面白いねぇ~~。

館内のあちこちに、歴代の戦車や軍事車両が展示されている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3206
(2002年撮影)
せいぞろりっ

日本では、まず見られない光景だね。
(それは米国の戦後の洗脳によるものだが…)

上階に行くと、違ったモノが色々と展示されていた。
こちらは歴史的・思想的なモノが多いぞ。

…んで、目の前にいきなり…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3207
(1996年撮影)
前進進っ

天安門広場にあったオブジェと似たような彫刻だ。
やはり、「革命」の闘争をモチーフにしている。

ここには「抗日戦争」等のコーナーもあり、日本人としてはなかなか感慨深いフロアだ。
戦争というのは、やはり敵・味方の両側から客観的な目で見ないと、真実は見えて来ないね…。

かなり(良くも悪くも)見応えのあるコーナーなので、日本人として観ておくことをオススメする。

出口も近くなった辺りに、いきなり像が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3208
(1996年撮影)
まおまおーーーーーーーっ

純白の「毛沢東(マオツートン)」国家主席だ。

後ろには「マルクス」(左)・「レーニン」(右)の肖像画も…。

社会主義のニオイがプンプンだっ

そして、その右には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3209
(1996年撮影)
ファンファンーーーーーーーーっ

岡田真澄」……いや、「スターリン」の肖像画が。

スターリンは「ソビエト連邦の最高主導者」だ。
そこのおじさん、おばさん、「ファンファン大佐」と間違えないよーに。

さすがにこれを見ると、明日から滞在するロシアへのドキドキ感が増大する

一通り観て満足したので、お宿に戻ることに。(地図の

お宿で仲間と集まり、1階のレストランで「ちうごく最後の晩餐」を…。

・豉椒牛肉(ピーマンと牛肉の豆豉(とうち)味噌炒め)
・清炒西蘭花(ブロッコリーのあっさり塩味炒め)

…よし、ちうか料理を食べ納めっ

フロントで荷物を受け取り、隣の売店「旺春副食品店」に行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3210
(1996年撮影)
おぢちゃぁぁぁぁ~~~~ん

ここで「脱脂蜂蜜酸奶(ヨーグルト)」を食べる。(↑まさにその瞬間)

そして、おじさんに別れを告げる。

おじさん「おぉ、旅立つのか
オラ「うん
東京に戻るのかい
ううん
どこに行くんだい
ロシアだよ
「(通じなかったみたいで)どこだって
ロシアのモスクワだよ
えっモスクワかいっ!!
うん
そっか、モスクワの後に日本へ帰るんだ
違うよ
えぇっ
そのあと欧州に行くんだ
どれくらい行くの
う~ん…。半年1年
へぇ~~っ!!すごいねぇ!!

…という会話をする。
(言葉はカタコトだけど、意味はお互いにしっかり通じていたようだ。)

じゃぁ」と言うと、おじさんが寂しそうな顔をした。
また来いよ…」と言って、わざわざ立ち上がって我々を外まで見送ってくれた。

…何て優しいおじさんなんだ。

最後になって、中国で初めて本当の人情(優しさ)に触れた気がする…。

さわやかな気分で北京駅へと向かう。

地下鉄の北京駅に着いた。

出口の目の前に、長距離列車(国鉄)の「北京(ペイチン)」駅がある。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3211
(2002年撮影)
どっしり

古都&首都に相応しい、重みのある外観だ

駅舎内に入り、モンキービジネス社の人に言われた待ち合わせ場所へ行く。
駅コンコースの片隅で待つ。

落ち着いて周囲を見回す。

デカいねぇ~。

人も多い。
東京駅みたいな雰囲気だ。

巨大な電光掲示板には、ひっきりなしに色々な列車の時刻と行き先が表示されている。
その中に、我々の乗る列車も出て来た。

比較的近い所の地名ばかり出るところに、我々の列車だけ飛び抜けて「莫斯科(モスクワ)」と表示されている。
それを見ていた横にいたオニイチャン、「アイヤーモスクワだってーっ!?」と驚いていた。

これって、東京駅で例えて言えば…
熱海」とか「静岡」行きとか表示されている中に、いきなり「鹿児島中央(かごしまちゅうおう)」とか「稚内(わっかない)」行きが表示されるようなもの。

…いや、鹿児島中央駅で「稚内」行きと表示されると言った方が近いかも

しばらく待った後、モンキービジネス社の人が現れた。

ホッとしたぁ~。
ダマされていなかったようだ。

他のツアー客も一緒にやって来た。
みんな同じ列車に乗るメンバーらしい。
…でも、みんな西洋人で、東洋人は我々3人だけだった。

ここで説明を受け、切符を渡される。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3212
(1996年のものを撮影)
…おっ、どうやら団体の扱いらしい。

珍しいぞ、この切符は

ロシア語とドイツ語も書かれていて、ますます旅情がかき立てられる。

中・ソ・東独の3ヶ国語だよ

元共産圏ばかりで、資本主義国の英語は無ぇーよ。(笑)

切符の裏面は…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3213
(1996年のものを撮影)
注意書きのみ。

赤い字で「19」と書かれている。
どうやら、我々の乗る列車番号(第19次列車)らしい。

モンキービジネス社の人によると、我々は3人だが、4人個室が丸々割り当てられているらしい。
終点のモスクワまで、誰かが同室になることはナイとのこと。
なので、「誰かが入って来たら怪しいヤツだから、すぐに車掌を呼ぶように」と言われた。
そして、しつこく「個室のカギはいつでも必ず掛けておくように」とも言われた。

説明が終わると、すぐにホームへと移動開始。

だが、通常の「待合室→改札」とは違うルートだ。

コンコース左隅の一室に入った。

そこは「軟席待合室」か「貴賓室」だった。
ものすごい豪華な内装の待合室(応接室っぽい)のレッドカーペットの上を進んで行く。

ひえぇぇぇ~~~っ

これが中国の上層部の待遇かぁ~~~っ
我々ビンボー旅行者とは縁もゆかりもナイ世界だ…。

待合室を抜けると、改札も無く、あっけなくホームに出た。
通常は、階段を登ったり降りたり、並んだり待ったり怒鳴られたり…なのにぃ。

最も駅舎寄りのホーム(日本風に言えば1番線)に列車は停まっていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3214
(1996年撮影)
いぃぃぃぃぃやっっっっほぉ~~~~~~~いっ

来たーーーーーっ!!

ついに来た

今、目の前にモスクワ行きの「シベリア特急」がっ

北京20:32発、第19次列車 モスクワ行きだ。
その走行距離は、何と「9025Km」。
車中6泊7日の超距離移動。

この列車の走る区間を地図で見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3215
(2019年のグーグルマップより)
地球を1/4周ぅぅぅぅ~~~~っ

からを経由してまで走る。
地球の円周が4万Kmで直径が1万2000Kmなので、いかに超距離なのかがお解りいただけよう。

他のホームに停まっている列車とは明らかに違う雰囲気。
それもそのはず、客車はロシアの車両を使用している。

寝台車の個室に案内される。

11号車の寝台18・19・20番だ。(17~20番で一室)
寝台は、ロシア人の体格に合わせてあるのか、ゆったりしている。
座席(ベッド)は革張りで、少し硬め。
でも、この硬さが長距離(超距離)には非常に良い。

列車は15~18両編成くらいだろう。

そのうち、11両程がロシアの車両でモスクワ行き。
その他の車両は中国の車両で、中ロ国境の「満洲里(マンチョウリ)」駅止まりだ。
(食堂車とその隣の軟臥車2両、計3両は中国の車両だったのは確認出来た)

中国の車両は、このロシアの車両と同じ規格で作られた、東ドイツ製の特別車両(18型と言う)。
北京⇔モスクワの列車は、ロシア車両の編成と中国車両の編成の2種が走っている。

部屋に荷物を置き、モンキービジネス社の人のハナシを聞いて、準備完了

落ち着いたので、記念写真を撮ることに。

まずは…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3216
(1996年撮影)
いぇぇぇぇぇ~~~~~い

ホームから3人を撮ってもらった。

2人が顔を覗かせているのが、我々がこれから1週間ゴロゴロする寝台個室だ。

車両の真ん中にある、行き先表示板(鉄道用語で「サボ」(サイドボードの略)と言う)をアップで撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3217
(1996年撮影)
この列車は「BOCTOK(ボストーク)号」と言う。

その下には、青い文字で「莫斯科 MOCKBA - ПЕКИН 北京」と書かれている。
意味は、漢字もロシア語も「モスクワ - ペキン」だ。

我々の車両の近くに中国の車両も連結されていたので、撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3218
(1996年撮影)
こちらは中国の紋章が掲げられている。

行き先表示板には「北京 特快 満洲里」と書かれている。
(漢字の上にはロシア語で、下にはピンイン(発音文字で英語に近い)で書いてある)

窓周りがちょっとボロいねぇ…

さて、準備が全て整い、興奮と緊張の中、列車は発車した

聞かされていた32分発ではなくて、13分発みたい。
予想よりも早い動き出しだ…

我々のいる車両は、ほとんどがモンキービジネスのツアー客のようだ。

なので、皆目的は同じなので安心する。
若い西洋人ばかりなので、英語でちょこちょこハナシをする。
アメリカから来た人、欧州へ帰る人、みんなさまざまだ。
むしろ、我々3人(東洋人)のほうがこのツアーには珍しいらしく、あれこれ聞かれた。
日本人だ」と言ったら驚かれた。
あの“団体でしか移動出来ない”日本人が」的な。

我々観光客の他には、中国人のオジサン達が貿易のために乗っているのがほとんどだ。
(この1996年当時は、国境貿易ビジネスがブームだった)

列車が動き出したら、車掌さんがやって来た。

……おぉ!

…そうだよね。うんうん。

車掌さんは、恰幅のいいロシア人男性だった。
いきなりロシア人だったので、ちょっとビックリ
英語も中国語も、ほとんど理解出来ないようだ。
でも、人当たりが良く、なかなかイイ車掌さんだ

ロシア車両の編成にはロシア人の車掌さんしか乗っていなく、中国車両の編成は中国人の車掌さんのみ。
どちらも北京~モスクワ間を通しで勤務する。
(日本のJR各社間の関係(初期の頃)と同じ)

列車は、北京を出ると、まずは「天津(てんしん)」駅に停車する。

少し遠回りなのだけど、国際的な天津港があるので寄るらしい。

日本からはフェリーで天津に行ける。
そこでこの列車に乗り換えれば、何と1回の乗換えでモスクワに行けちゃうのだ
ひこーき代の高い時代は、これが最もお安く欧州に行ける手段だった。
(今や列車の方が高いかも…

ほどなく、列車は天津駅に到着。(地図の

とりあえず、今夜のために買出しだ
ホームに降りて、急いで売店に行く。

まずは祝杯のビールっしょ

目の前にあった地ビール(ビン)を買う。

それと…炭酸のジュースも欲しいね
…あ、セブンアップ(缶)があった
これも買おう。
おばちゃんセブンアップちょうだい

よしよし、今夜の飲料を確保したぞ
発車時間が迫っていたので、急いで車内に戻る。

発車後、セブンアップを開ける。

ゴクゴク…

……あれ

……甘い。

わたあめの味がする。

何だこれ~っ

慌ててラベルを見ると、そこに書いてあったのは…

雪雪(シュエシュエ)」

…アイヤーおぉーまいがっ

パチもんだ…。

本物のセブンアップは「七喜」と書いてある。
ちなみに、スプライトは「雪碧」だ。

缶のデザインはセブンアップ似で、名前はスプライト似…

やれやれ。

ビールでお口直しだ。

カンパーーイ

ゴクゴク…

……あれ

……マズい。

何だこれ~っ

慌ててラベルを見ると、そこに書いてあったのは…

天津 人参ビール

…アイヤーおぉーまいがっ

何と、朝鮮人参入りだったぁ~~~っ!!
確かに人参の味がする。
薬くせぇ…。

…やっちまった

ま、ちうごくだしぃ~。

…もう寝よ。(笑)

妙に横揺れのする列車に揺られながら日記を書き、24時頃に寝た。

おやすみんみ~~~~ん

-----------------------------------

1996年6月30日(日):大雨 のち くもり

(天津(ティェンチン:Tianjin)) → (興安嶺(シンアンリン:Xing'anling))

おはよう…

今日は少し肌寒い感じがして目覚める。
クーラーが調節不能なので仕方がナイ…。
おまけに外は大雨だ。

昼になって小腹が空いたので、ご飯を食べることに。

ここで早速、北京の西友で買った「うどん」を取り出す。

さぁざるうどん」を作りますわよん

共産圏の列車は、ほとんどの車両のはじっこに湯沸かし器が付いている。
なので、お湯は飲み放題
何と嬉しいサービスなのだろう

早速、器に真空パックのうどんの塊を入れる。
いそいそと車両のはじっこに行き、お湯を器に少し入れる。
横の洗面台でうどんを湯がき、お湯を捨てる。
ウキウキしながら部屋に戻り、めんつゆとノリとワサビを入れて…

つるつるつる~~~~~~~っ

もぐもぐ。

うんめぇ~~~~~~~~っ

異郷の列車内で食べるざるうどんが、こぉ~んなに美味いとは知らなかっただ…。
もう日本を出て1ヶ月半

海のすぐ向こうは日本なのに。[ ]

ふと郷愁の念が。

満足した後は、のんびりと車窓を眺める。
…も、大雨で良く見えないし、大陸なので景色にあまり変化がナイ。

おぉ、そうだ

今のうちに…。

明日の国境越えに向けて、準備しておこう。

モンキービジネス社から色々もらっていたんだっけ。
いくつかの書類を取り出し、記入する。

その中の1つに、こんなモノがあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3219
(1996年撮影)
イチバン大事な書類だ。

何だと思う

…そう、ロシアのビザなのだ

これが無いと、パスポートを持っていても入国出来ない。

上が表で、下が裏。
仲間のを借りて一緒に撮った。

表には、顔写真と個人情報が書かれている。
ふと名前の欄を見たら、ロシアのキリル文字で書かれていた。
当然と言えば当然だけど、初めて見る英語以外の自分の名前に新鮮なオドロキ

列車は黙々と進む。

あまりにヒマなので、列車内を歩いて見学してみることにした。

ウワサでは、途中の「瀋陽(しんよう)」駅から、北朝鮮の「平壌(ピョンヤン)」から来た車両が2両ほど連結されるとのこと。
こんなチャンスは滅多にナイっ
ってな訳で、仲間と2人で探検しに行った。

さすが18両くらいあると長い。

まずは先頭へ。
特に何も無く、同じような寝台車がつながっているだけ。

後ろに行ってみよう。
自室を通過し、中国の車両も通過。
食堂車はここにある。
それ以外は、またフツーの寝台車だ。

最後尾に到着。

…あれ北朝鮮の車両が無かったぞ。

今日はつながってなかったのかな

最後尾から去って行く線路を眺めていたら、突然人が現れて話し掛けられた。
何か険しい顔をしている。
どうやら我々は「こんな所で何をやってるのだ」的な尋問をされているようだ。
私服警備員っぽい。

喋れないのでカタコトでゴニョゴニョ言いながら困ってたら、その人は察したらしい。
…おっ、日本人かモスクワに行くのか」と明るい顔で訊いてきた。
そうだ」と答えたら、笑顔で「あぁ、景色を観に来たのかゆっくり観て行ってイイよ」と言われた。
だけど、何か居づらくなったので、戻ることにした。
再見」と笑顔で挨拶して、そそくさと自室へ戻った。

途中、「長春(チャンチュン)」「哈尓濱(ハルピン)」「大慶(ターチン)」等の駅に停車していった。

長春駅(地図の)では、列車が駅の構内に入ってゆっくり走っていたら、少し離れた線路際にいたおじさんが物乞いのジェスチャーをしながら、いきなり足元の水溜りの泥水を飲む仕草をしだした。
それを見ていた西洋人の連中が一斉に「おーまいがっ」と言い出し、隣にいた中国人のおじさんも「チッチッチッ」と何回も舌打ちをしていた。
隣のおじさん、きっと外国人に国内の「」は見せたくなかったのだろう…。
他の人達にも、あちこちで「見ちゃダメだ」と言われた。

雨も止んで曇り空になったので、駅に着いた時にはホームに降りることにした。

そこで撮った1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3220
(1996年撮影)
ホームが低い~~~~~~っ

大陸のホームはペッタンコなので、台車が丸見えだ。

車体にはロシアの鉄道のマークも付いている。□

列車が動き出した。

もうすでに北海道よりも北の緯度にいるんだけど、全然そんな感覚はナイ。
ハルピン(地図の)が、稚内とほぼ同緯度。

ここで、おやつタァーイム

今回は「芝麻糊」。
これは「芝麻(ごま)」の「(ペースト)」という意味で、カンタンに言えば「ごまのおしるこ」だ。

粉を器に入れてお湯で溶いて、まったりと飲む。

結構甘めだけど、こんな時にはそれがイイかも
ゴマの他にも、ピーナッツ杏仁等も売っている。
(香港や広州ではどこでも売っていたので、南方のスイーツなのかな

しばらく外を眺める。

…おっ、少し太陽が見えてきた

車内に光が差し込んできた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3221
(1996年撮影)
イイねぇ~

左側が個室だよん。
さすがロシアの車両だけあって、車内の雰囲気は「しっとり」と落ち着いている。
しかも、寒さ対策は万全で、カーテンや絨毯が分厚くてしっかりしている。

日没が近くなったので、撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その32・北京・軍事博物館とシベリア特急-3222
(1996年撮影)
大失敗…

雨で汚れた窓ガラス越しなので、ピントが合わなかった…

広大な草原の中に沈む夕日は、何てキレイなのだろう

お腹すいたー。(笑)

夕飯はカップラーメン
ごくフツーの中国製だ。
この味にも少し飽きてきたな…
1996年当時は、駅の売店で売っているカップラーメンの種類が少なく、ほとんどが蘭州牛肉麺だった)

さて、早いけど明朝の国境通過に備えて寝ますか。

…んぢゃ、おやすみんみ~~~~ん

つづき「その33」はこちらーっ!

| | コメント (14)

2012年4月19日 (木)

お知らせ ~「特攻野郎Bチーム・公開展示・運転会」2012春~

私が所属している(鉄道模型)Bトレイン集団「特攻野郎Bチーム」の春の公開展示・運転会を開催いたします(入場無料)
みなさん、ぜひご来場いただき、我々自慢のBトレやジオラマたちをご覧になってください
このブログ「のんびり行こうぜ。」に載せた私の改造車両たちも、出来るだけ展示いたします。

今回のテーマは、前回と同じ「ちっこく広げて、おっきく遊ぼう
ミニレイアウトの展示に力を入れる予定です

日時:2012年4月28日~4月30日
場所:ホビーセンターカトー東京店3F ミーティングルーム

401
入り口は↑ココだよ!

赤い京急の旧型電車が目印の鉄道模型屋さんです

都営地下鉄大江戸線落合南長崎(おちあいみなみながさき)」駅から徒歩5分くらいです。

詳細はこちらをクリック!

-------------------------
以下は2012年2月(冬)の展示会の様子です。
402
↑入り口部分にはモニターを設置
展示物を動画で撮影して流しています。

403
↑展示会場の中はこんなカンジ
ジャンルごとにメンバーみんなの作品を展示しています。

404
↑「第4回ワンジオコンペ」を開催するよ
メンバーみんなでミニジオラマを競作します。
今回のテーマは「交差」だよ~。(写真は第3回の時のもの)

405
↑「ワンジオ」展示コーナー。
今までの作品たちです

406
↑会場中央には「ペーパークラフト配布コーナー」を設置。
かなり車種が増えました。今回は「津軽鉄道の気動車」でした

407
↑今回も集合式単線ミニモジュールを、増量しながらもちっこく展開
一周するのが早いです…。

408
↑…超カワイイカメラマンさん。

409
↑伝説と化した名鉄「犬山橋」も登場

410
↑背景つけて撮影したら、リアルに西武秩父線が再現できましたとさ

みんな来てねーっ!!

| | コメント (19)

2012年4月16日 (月)

お花日記 ~「ハナカイドウ」2012~

えー、今回は愛読者の大御所様からリクエストがありましたので、こちらを…。
(画像をクリックすると拡大するよん)
満開のハナカイドウ2012-1801
ハイ、お花でーす

このブログでは異色でしょ

2日ほど前から、家の玄関にある「ハナカイドウ(花海棠)」が爆発しまして、まさに百花繚乱状態に…
近所でも散歩中に眺めていく人が多いので、ココにも載せてみようかと。

お花たんは、こんな感じに生えている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
満開のハナカイドウ2012-1802
高さは4mくらいなかぁ…

隣の敷地におぢゃましないように、ときどき枝を切っている。
(…まぁ、ウチの敷地は東京ドームより大きいんですけどねぇ~おほほのほ

下から見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
満開のハナカイドウ2012-1803
日差しが強くて、かなり逆光ぎみになってしまった…

横のブロック塀は、高さが2mほどッス。

では、お花たんに近寄って…
(画像をクリックすると拡大するよん)
満開のハナカイドウ2012-1804
ハナカイドウはリンゴの仲間だそうで。

なので、何となくお花もリンゴっぽい

さらにアップで。
(画像をクリックすると拡大するよん)
満開のハナカイドウ2012-1805
春だねぇ~~~~~

…こんな感じでウチにも春はやって来ていまーす

次の玄関先イベントは「あじさい」ダヨーーーぅ

つづき「あじさい2012」はこちらーっ!
つづき「ハナカイドウ2015」はこちらーっ!

| | コメント (16)

2012年4月12日 (木)

レイアウト日記 ~「駅のある風景3」の巻~

「駅のある風景その1」のつづきーっ!!

-----------------

今回も「集合式単線ミニモジュール」(略して「単モジ」)編を…。
301
これは、「特攻野郎Bチーム」の公開展示・運転会用に制作したもの。

コンパクトにまったりとローカル風景などを楽しむために、この「単モジ」が生み出された。
Bチームのオリジナル規格だ
302
ボードのサイズは200mm×200mm。高さは60mm

今回も作り方を詳細にご紹介していこう。
楽して作りたい方、必見だぞよ

まずは地面になる部分に茶色を塗ろう。
303
これは水性塗料の「マホガニー」(こげ茶)を使用した。
(塗料の詳細は後述)

木の地肌が見えている所には、線路(Nゲージ用)が置かれる。
茶色は、ボードの側面にも少し掛かるように塗るのがポイント。

次に、線路を固定しよう。
304
TOMIX製の線路を使用。
曲線の半径はR140mm(外側にはR103mmが1本入っている)。

ポイント部分以外の、レールのつなぎめにある金属ジョイントは外しておこう。(理由は後述)

線路はゴム系のボンドで接着した(ポイントを除く)。
釘は使用していない。
裏側に飛び出て危ないしね

線路がくっついたら、次は手前にを作っていこう。
でもその前に、隣接する予定のモジュールとの整合性を見ておこう。

今回のモジュールは「」。
それも「全3部構成」で計画されている。
コーナー直線(ホーム部)+コーナー」の組み合わせだ。
(組んだ状態は↓最後の写真を参照)

だが、直線を除いたコーナーどうしでも連結できるように柔軟性を持たせておいた。
305
このように、ホームが無くても違和感なく「信号所」っぽく見えるように配線。

…やるだろう、オラ

では、森の部分を…
306
ココは将来、全体の雰囲気に合わせて情景を変えていこうと思っている。

なので、地面に高低差はつけずフラットなままにしておいた。
というワケで、「手付かず」のまま次のステップへ

次に、線路に安定して電気を流すために、レールの外側の側面をハンダ付けしよう。
307
赤い矢印の部分がそうだ。(写真はレール塗装後のお姿)

金属のジョイントにはハンダが付かないので、あらかじめ外しておいて線路を板に接着しておいたからね。
※ポイントは、不具合発生時に取り外せるようにしたかったので、ハンダ付けしていない。

ハンダ付けが済んだら、レールを塗装する。
308
塗料は「水性ホビーカラー」を使用。これを筆で塗る。

色は、地面は「マホガニー」、レールは「ウッドブラウン」にした。
レールの色は、好みで「ラスト(さび)」などを使用してもイイ感じに仕上がる

水性塗料は害も少なく、臭くもないので、夜などでも思い立ったらすぐに塗装できるので、タイヘン便利
筆も、水かぬるま湯で洗えばカンタンに塗料が落ちる。
絵の具のような感覚だ
ただし、必ず換気はしておこう。

塗料は「半光沢」なので、「フラットベース」を少量混ぜて「つや消し」にしておいた。
(「ウッドブラウン」のみ。「ラスト」は元からつや消し。「マホガニー」は地面用なのでそのまま塗った)
309
レールの両端の金属ジョイント部分(隣のボードとつなげる、はじっこ部分)は塗らないこと
ジョイントの中に塗料が入ってしまうと、電気が流れなくなってしまうのでね

塗料が乾いたら、レールの上面を磨き出そう。
目の細かい、デザイン画用の砂消しゴム紙ヤスリ(1500番程度)で、優しく擦ろう。
曲線の線路は、外側のレールの内側面にも車輪が当たるので、この部分も電気が取れるように磨いておこう。
あまり擦りすぎると、レールに傷が付いて線路と車輪を傷めるので要注意

これで線路周りの加工は完了。
つづいて、地面の造形に移ろう

木の地肌に茶色を塗っただけだった地面に、「」を撒こう。
310
茶色い面に木工ボンドをそのまま薄く塗り(ゼッタイに水で薄めないこと)、地面用の「パウダー」を撒いた。

地面は好みで何色を使用してもOKだ。
私はTOMIX製の「カラーパウダー・ブラウンミックス)」を愛用している。

撒き方のコツは…

1.木工ボンドを原液のまま、指でボードに薄く塗る。
2.大き目の空箱を用意し、箱の上にボードを置き、パウダーをドカッとかける。(ケチらない)
3.パウダーを指でかる~く上から押さえたら、ボードを傾けて、余分なパウダーを全部箱の中に落とす。
4.箱に落ちたパウダーは、タッパーなどの容器に入れておく。

これを、地面を作りたい各場所で繰り返す。
パウダーは、この時点では他のスポンジなどと混ざらないので、まったく無駄が出ない。

乾いた時点で「フーッ」と息をかけて、余分なパウダーを完全に落とす。
この時に上手く撒かれていない部分があったら、追加でボンドを塗ってパウダーを撒いておこう。

これで地面の「」の工事も完了。
いよいよ「緑化 」工事に入る

まず、線路のはじっこなどの、「(ふち)」の部分に大きめの草を植えていく。

草はスポンジの「若草色」を使用した。(「ウッドランドシーニクス(KATO)」製)
311
実物の景色を見ればよく解るが、草は大抵こんな「縁」に生えている。

スポンジは、小さくちぎってゴム系ボンドで接着した。
表現したい「季節」によって、草の色は選択しよう。

この時点で、引き上げ線の横には(KATO製)をゴム系ボンドで接着して、付近の草の茂みも表現しておいた。
すこし出来てきたカンジがするねぇ~~

さぁ、これで「緑化」第1次工事が完了した。
続いて「植樹」工事に移ろう。
やっぱ、木があるとジオラマに「立体感」が生まれてイイね

木のベースは、製品を使った。
312
ウッドランドシーニクス(KATO」)製の樹木キット(広葉樹)だ。

これの枝を指でつまんで「くねっ」と曲げる。
葉を付けた時にキレイに見えるような曲げ方が宜すぃ。
(…コレは何回かやれば慣れるッス)

葉っぱはコレ。
313
緑色を2種類用意した。
(ピンク色は「(ソメイヨシノ)」。別のモジュールで使用した)

奥の緑色は、ドライフラワー売り場にあったものを流用。
チョー大量に袋に入って「500円」という破格の安さ
だいぶ使わせていただきましたわん

手前の緑とピンクは模型用の市販のスポンジ。

んで、これをゴム系ボンドで木に接着すると…
314
このように樹木らしく仕上がるのだ

さぁ、植樹しよう
315
立体~感~~~

木を植える場所にドリルで穴を開け、ゴム系ボンドで接着・固定した。
製品に付属していた木の土台(根っこの部分)は、仕上がりがリアルぢゃナイので使用していない。

よし、これで「植樹」工事も完了~~
最後に、「草(芝生)を植える」工事が残っている。

今度の草は、少し濃い目の緑色のパウダー(ターフ)を使用した。
緑色は、数種類使用したほうがリアルに見える。
ほんの一手間を掛けるだけで、仕上がりが全然違うよ
料理と一緒だよ。うんうん

草を植えたい部分に木工ボンドの原液を薄く塗り、緑のパウダーをパラパラと撒く。
今度は土と違って、焼きそばたこ焼きに「青のり」を掛けるような繊細さでだ

すると、こうなる。
316
う~~ん、びゅーちほーっ

出来てきたぢゃ~~~ん

木の根元あたりは、日陰で草が生えないので土の面を残しておこう。

これでほぼ完成~~~~

最後に「お化粧」をしてあげよう。
売り物のようにカッチョエェくなるでぇ~~~

おけしょーに使用するのはコレだ。
317
フローリングの補修用」として売られている、木目柄のテープ(シール)だ。

ホームセンターなどで手に入る。1個270円程度。
今回もシックな「ダークブラウン」をチョイス。
Bチームメンバーの単線モジュールは、ほぼこれに合わせてある。

これを「ぺろ~~~~ん」と剥がし、ボードの側面に貼っていく。
結構貼りやすくてカンタンだ。

すると…
318
カ~~~~チョエェ

どうよ?!

2つ上の写真と比べてチョーダイ
まるで完成品を買って来たみたい

んで、電車が走る区間なので、架線柱をゴム系ボンドで接着すれば…
319
どうだい?リアルだろう~

さぁ、これで全て完成~~~~~~っ
どうにかカタチになった

この時点では、90%の完成状態。
まだを整備していないからだ。
あと、ホームも隣の直線モジュールから延長されてくるだろうし…

先日(2012年2月)の展示会にはこの状態で出展。
残りは、おいおい追加していくか…。

最後にカッコ付けて撮影してみた。
320
う~~ん。良い

東京の山奥、「青梅(おうめ)」をイメージ。

一応、完成予想プランをお見せしておこう。
321
このように3台で1つの駅が出来るようになっている。

残りの1台(直線部分「その2」)は後日ご紹介しよう

------------------

さて、いかがでしたかな?
参考になったかなぁ~~~?!

ではまた~~~♪♪

つづき「その2」はこちらーーっ!

| | コメント (14)

2012年4月 9日 (月)

グルメ日記 ~「ゲイシャ・ガール。」~

もう何年も昔の話になるが……

とある欧州の街で、芸者を買った。

その娘は現地では有名らしいが、当の日本人達には全くの無名だ。
でも、そのはんなりとした色や雰囲気は、なかなか「」心を得ていて好感が持てた。[ ]

そんな「ゲイシャ」の着物を脱がすと、チラッと見えるお豆がコリコリしていて魅力的だ。

そして、ゆっくりと味わった。


(画像をクリックすると拡大するよん)
ヨーロッパのチョコレート「GEISHA」-1001
えぇ女や

……実に美味しいチョコレートだった

| | コメント (21)

2012年4月 5日 (木)

レイアウト日記 ~「駅のある風景1」の巻~

今回は「集合式単線ミニモジュール」(略して「単モジ」)編を…。
01
これは、「特攻野郎Bチーム」の公開展示・運転会用に制作したもの。

コンパクトにまったりとローカル風景などを楽しむために、この「単モジ」が生み出された。
Bチームのオリジナル規格だ
02
ボードのサイズは200mm×200mm。高さは60mm

今回も作り方を詳細にご紹介していこう。
楽して作りたい方、必見だぞよ

まずは地面になる部分に茶色を塗ろう。
03
これは水性塗料の「マホガニー」(こげ茶)を使用した。
(塗料の詳細は後述)

木の地肌が見えている所には、線路(Nゲージ用)が置かれる。
茶色は、ボードの側面にも少し掛かるように塗るのがポイント。

次に、線路を固定しよう。
04
TOMIX(トミックス)製の線路を使用。
曲線の半径はR140mm(外側にはR103mmが1本入っている)。

ポイント部分以外の、レールのつなぎめにある金属ジョイントは外しておこう。(理由は後述)

線路はゴム系のボンドで接着した(ポイントを除く)。
釘は使用していない。
裏側に飛び出て危ないしね

線路がくっついたら、次は手前に駐車場を、奥にはを作っていこう。
でもその前に、隣接する予定のモジュールとの整合性を見ておこう。

今回のモジュールは「」。
それも「全3部構成」で計画されている。
コーナー直線(ホーム部)+コーナー」の組み合わせだ。
(組んだ状態は↓最後の写真を参照)

だが、直線を除いたコーナーどうしでも連結できるように柔軟性を持たせておいた。
05
このように、ホームが無くても違和感なく「信号所」っぽく見えるように配線。

…やるだろう、オラ

では、駐車場と丘の部分を…
06
駐車場はグレーの画用紙を切って、木工ボンドで貼った。

丘は、段ボールを使用。
テキトーに切って、ゴム系ボンドで接着(すぐくっつく)。
今回は2枚を重ね貼り。
固定できたら、段ボールどうしの段差(高低差を付けた場所)を、紙を貼って大雑把に整えておこう。
そうそう、段ボール部分にも茶色を塗っておくのを忘れずに…。

道路面は、この時点から触らないように注意
もし汚したら、もうキレイに落とせないからね。

次に、線路に安定して電気を流すために、レールの外側の側面をハンダ付けしよう。
072
赤い矢印の部分がそうだ。(写真はレール塗装後のお姿)

金属のジョイントにはハンダが付かないので、あらかじめ外しておいて線路を板に接着しておいたからね。
ポイントは、不具合発生時に取り外せるようにしたかったので、ハンダ付けしていない。

ハンダ付けが済んだら、レールを塗装する。
08
塗料は「水性ホビーカラー」を使用。これを筆で塗る。

色は、地面は「マホガニー」、レールは「ウッドブラウン」にした。
レールの色は、好みで「ラスト(さび)」などを使用してもイイ感じに仕上がる

水性塗料は害も少なく、臭くもないので、夜などでも思い立ったらすぐに塗装できるので、タイヘン便利
筆も、水かぬるま湯で洗えばカンタンに塗料が落ちる。
絵の具のような感覚だ
ただし、必ず換気はしておこう。

塗料は「半光沢」なので、「フラットベース」を少量混ぜて「つや消し」にしておいた。
(「ウッドブラウン」のみ。「ラスト」は元からつや消し。「マホガニー」は地面用なのでそのまま塗った)
09
レールの両端の金属ジョイント部分(隣のボードとつなげる、はじっこ部分)は塗らないこと
ジョイントの中に塗料が入ってしまうと、電気が流れなくなってしまうのでね

塗料が乾いたら、レールの上面を磨き出そう。
目の細かい、デザイン画用の砂消しゴム紙ヤスリ(1500番程度)で、優しく擦ろう。
曲線の線路は、外側のレールの内側面にも車輪が当たるので、この部分も電気が取れるように磨いておこう。
あまり擦りすぎると、レールに傷が付いて線路と車輪を傷めるので要注意

これで線路周りの加工は完了。
つづいて、地面の造形に移ろう

木の地肌に茶色を塗っただけだった地面に、「」を撒こう。
10
茶色い面に木工ボンドをそのまま薄く塗り(ゼッタイに水で薄めないこと)、地面用の「パウダー」を撒いた。

地面は好みで何色を使用してもOKだ。
私はTOMIXの「カラーパウダー・ブラウンミックス)」を愛用している。

撒き方のコツは…

1.木工ボンドを原液のまま、指でボードに薄く塗る。
2.大き目の空箱を用意し、箱の上にボードを置き、パウダーをドカッとかける。(ケチらない)
3.パウダーを指でかる~く上から押さえたら、ボードを傾けて、余分なパウダーを全部箱の中に落とす。
4.箱に落ちたパウダーは、タッパーなどの容器に入れておく。

これを、地面を作りたい各場所で繰り返す。
パウダーは、この時点では他のスポンジなどと混ざらないので、まったく無駄が出ない。

乾いた時点で「フーッ」と息をかけて、余分なパウダーを完全に落とす。
この時に上手く撒かれていない部分があったら、追加でボンドを塗ってパウダーを撒いておこう。

これで地面の「」の工事も完了。
いよいよ「緑化 」工事に入る

まず、丘の段差などの、あらゆる「(ふち)」の部分に大きめの草を植えていく。

草はスポンジの「若草色」を使用した。(「ウッドランドシーニクス(KATO)」製)
11
実物の景色を見ればよく解るが、草は大抵こんな「縁」に生えている。

スポンジは、小さくちぎってゴム系ボンドで接着した。
表現したい「季節」によって、草の色は選択しよう。

この時点で、駐車場には(KATO製)をゴム系ボンドで接着して、付近の草の茂みも表現しておいた。
だいぶ出来てきたカンジがするねぇ~~

さぁ、これで「道路」工事と「緑化」第1次工事が完了した。
続いて「植樹」工事に移ろう。
やっぱ、木があるとジオラマに「立体感」が生まれてイイね

木のベースは、製品を使った。
12
ウッドランドシーニクス(KATO」)製の樹木キット(広葉樹)だ。

これの枝を指でつまんで「くねっ」と曲げる。
葉を付けた時にキレイに見えるような曲げ方が宜すぃ。
(…コレは何回かやれば慣れるッス)

葉っぱはコレ。
13
緑色を2種類用意した。
(ピンク色は「(ソメイヨシノ)」。別のモジュールで使用した)

奥の緑色は、ドライフラワー売り場にあったものを流用。
チョー大量に袋に入って「500円」という破格の安さ
だいぶ使わせていただきましたわん

手前の緑とピンクは模型用の市販のスポンジ。

んで、これをゴム系ボンドで木に接着すると…
14
このように樹木らしく仕上がるのだ

さぁ、植樹しよう
15
立体~感~~~

木を植える場所にドリルで穴を開け、ゴム系ボンドで接着・固定した。
製品に付属していた木の土台(根っこの部分)は、仕上がりがリアルぢゃナイので使用していない。

よし、これで「植樹」工事も完了~~
最後に、「草(芝生)を植える」工事が残っている。

今度の草は、少し濃い目の緑色のパウダー(ターフ)を使用した。
緑色は、数種類使用したほうがリアルに見える。
ほんの一手間を掛けるだけで、仕上がりが全然違うよ
料理と一緒だよ。うんうん

草を植えたい部分に木工ボンドの原液を薄く塗り、緑のパウダーをパラパラと撒く。
今度は土と違って、焼きそばたこ焼きに「青のり」を掛けるような繊細さでだ

すると、こうなる。
16
う~~ん、びゅーちほーっ

出来てきたぢゃ~~~ん

木の根元あたりは、日陰で草が生えないので土の面を残しておこう。

これでほぼ完成~~~~

最後に「お化粧」をしてあげよう。
売り物のようにカッチョエェくなるでぇ~~~

おけしょーに使用するのはコレだ。
17
フローリングの補修用」として売られている、木目柄のテープ(シール)だ。

ホームセンターなどで手に入る。1個300円程度。
今回もシックな「ダークブラウン」をチョイス。
Bチームメンバーの単線モジュールは、ほぼこれに合わせてある。

これを「ぺろ~~~~ん」と剥がし、ボードの側面に貼っていく。
結構貼りやすくてカンタンだ。

すると…
18
カ~~~~チョエェ

どうよ?!

2つ上の写真と比べてチョーダイ
まるで完成品を買って来たみたい

んで、電車が走る区間なので、架線柱をゴム系ボンドで接着すれば…
19
どうだい?リアルだろう~

さぁ、これで全て完成~~~~~~っ
どうにかカタチになった

この時点では、90%の完成状態。
まだ駐車場を整備していないからだ。
あと、ホームも隣の直線モジュールから延長されてくるだろうし…

先日(2012年2月)の展示会にはこの状態で出展。
残りは、おいおい追加していくか…。

最後にカッコ付けて撮影してみた。
20
う~~ん。良い

電車は四国の「ことでん」だ。
実際にこんな風景ありそう…

一応、完成予想プランをお見せしておこう。
21
このように3台で1つの駅が出来るようになっている。

他の2台は後日ご紹介しよう

------------------

さて、いかがでしたかな?
参考になったかなぁ~~~?!

ではまた~~~♪♪

つづき「その3」はこちらーーっ!

| | コメント (17)

2012年4月 2日 (月)

プチ旅日記 ~「…電車来ないぉ。(・д・)ノ おーい 」2012~

前回「TOKYOすかいつりー2012」からのつづきー!

2012年3月20日、東京スカイツリーに出掛けた後、世田谷の温泉に行くことにした。

押上(おしあげ)」駅から地下鉄に乗り、「代々木上原(よよぎうえはら)」駅で小田急線に乗り換えるルートだ。

代々木上原駅に着くと、何やらホームがざわついている…

アナウンスを聞くと、小田急線の「町田(まちだ)」駅構内で電車が故障して止まってしまったらしい。
なので、手前の区間で折返し運転をしているとのコト。

…やれやれ。

町田駅は小田急線のちょうど中心。
人にも電車にとってもタイヘン重要な駅だ。
メインの路線と人の流れがココ一点に集まる。
人間で言えば「」の部分だ。

そこが機能しなくなる。
これは「ギックリ腰やっちゃった」に等しい。

とりあえず、電車は10分おきくらいに途中まで走っているらしい。
祝日の午後なので、悲惨な混雑状態にはなっていなかったのが幸い。

…まぁ、待ちましょう。

ホームの案内板を見る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
小田急・代々木上原駅列車故障で臨時の行き先2012-1001
おぉ全て「臨時

しかも、通常では見られない種別の列車が…。

急行」で「唐木田(からきだ)」行きというのは、通常では走っていない。
唐木田は「多摩センター(たませんたー)」駅の1つ先。
人間で言えば「腕の先」部分だ。

へぇ~~~。

アナウンスでは「頭(新宿)から腕の先(唐木田)」と、「両足(小田原・片瀬江ノ島)から腰(町田)」までは電車が走っているらしい。
新宿からは「急行:唐木田行き」と「各停:向ヶ丘遊園(むこうがおかゆうえん)行き」の2種のみらしい。

急行が来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
小田急・代々木上原駅列車故障で臨時の行き先2012-1002
証拠写真風に撮ってみた。

…うん、珍しい

電車の行き先だけ撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
小田急・代々木上原駅列車故障で臨時の行き先2012-1003
ほうほう、確かに…。

普段見られないわな

急行に乗ったほうが世田谷には早く着けるのだが、混むのは判り切っていたのでパス。
次の各停に乗った。
でも、その各停も混んでいたが…。
(帰宅時のラッシュほどではナイ)

この電車自体は何事も無く、あっさりと「祖師ヶ谷大蔵(そしがやおおくら)」駅に到着。
ココで商店街のお菓子屋へ行き、「うまい棒」を70本GET。
味の種類によってはなかなか手に入らないので、見つけたときに大量にキープしておくのだ

そして近くの天然温泉の銭湯「そしがや温泉21」に入ってのんびり。

入浴後は、居酒屋で豪快に飲み食いして(お会計も豪快だった…)、そのまま徒歩で隣駅の「成城学園前(せいじょうがくえんまえ)」に移動。
駅前の高級スーパー「成城石井」でお買い物。

このスーパー、少し前までは1本50万円くらいするワインもフツーに売っていた
値札のケタが違うんだよ、この街の店は…。
(成城は「日本一の高級住宅街」だからねぇ~)

飲んだくれている間に小田急線も復活したようなので、そのまま電車で帰ることにした。

成城学園前駅のホームに立つ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
小田急・代々木上原駅列車故障で臨時の行き先2012-1004
うんうん。フツーだ。

帰りは何事も無かったかのように、「当たり前」に電車は走ってくれた。

いやぁ~~、いろいろイベント盛りだくさんな一日だった
楽しかったぁ~

| | コメント (6)

« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »