実物日記 ~「客車急行アルプス:松本行き」2009~
今回はホットな話題を。
2009年6月20日~21日に中央東線を走った客車急行「アルプス」だ。
この列車は団体列車として企画された。
20日は新宿23:54発の松本行き(4:32着)、21日は松本16:10発の新宿行き(20:51着)だ。
基本的には乗車だけのフリーツアー。
現地オプションで、上高地または糸魚川への往復プランもあった。
私は、Bチームの「たかし」氏と一緒に、木曽の上松(赤沢森林鉄道)まで往復した。
これは後日ご紹介しよう。
さて、新宿駅に到着した私、たかし氏とホームで合流。
列車は7番線に入線するとのこと。中央線快速の東京行きホームだ。
これを企画した人、解ってるねぇ~♪
昔の夜行アルプスは、快速運転終了後の中央快速&特急ホーム全てを使って発車していたのだ。
それだけシーズン中は運転本数があったというコト。
もし今日が現在の5・6番線発車だったら、全然盛り上がれなかっただろう…。
で、ホームの案内板を見ると…
さぁ、もうすぐミッドナイト。週末のパーティータイムの始まりだ♪
監視カメラもバッチリ見てるゾ☆
(「団体」は英語では「PARTY」と表示される)
この直後、列車は池袋方面から入線してきた。
…あぁ、機関車が茶色い。orz
一瞬、ガッカリした。だって「EF64」でも「1000番台」ぢゃナイか!
でも待てよ。池袋方から来たというコトは機回しが必要だ。
だが、今の新宿駅では、それは不可能に近い。
…というコトは、もう1コ後ろに機関車が付いてるってコトだ♪
で、停車後に先頭へ見に行ったら、付いてました☆青いのが♪
…そうそう、これこれ♪(^o^)\
「青い0番台」ぢゃなきゃ。
先頭の機関車はEF6439。今や貴重な青い0番台。
隣の車両は…
「スハフ12」と思いきや、なんと「オヤ12」。高崎の、SL(D51・C57)用の控え車だ。
座席の一部を取っ払ってSL用の保安装置を搭載した以外は、スハフ12当時のまま。
当然、車内には入れないし、窓にはすべてカーテンが…。
この列車では「車販準備室」兼「スタッフ控え室」として使用していたようだ。
編成はEF6439+オヤ12+オハ12×3両+スハフ12+EF641001。
客室はオハとスハフの4両分で全席指定。(団体臨時列車だからね)
乗車は新宿・立川・八王子のみ。松本まで途中下車はできない。
側面の字幕はこうなっていた。
シンプルながら、キチンと作られている。シール製で、ガラスの上から貼ってある。
ひとつ残念だったのは、本来の字幕の柄が透けて見えてしまっていて、アルプスの字幕にカブッてしまっていること。
せめて真っ白な字幕まで回しておいて欲しかった…orz
その他にも、細かい演出もしっかりされていた。
「アルプス ALPS」サボや…
「指定席」サボや…
「急行」サボなど。
しっかりと国鉄時代の慣例どおりに設置してあった。
一応、出発前に証拠写真を。
これで新宿駅7番線ということが判るネ♪
出発前にはいろんな人がホームを行きかう。
憑かれた様に走って右往左往しながら写真を撮る、乗らずに撮りに来ただけの人。
乗車前に列車を一通りゆっくり眺めている乗客。
快速東京行きが終了したのを知らずに、ホームに来てしまった一般の帰宅客(酔っ払い)。
まぁ、あれだけ人がいれば、「まだ快速東京行きが走ってる」と思ってやって来る人は多いわな。うんうん。(笑)
先頭のEF6439の前は、ものすごい人だかりだったので、諦めて後ろのEF641001に行ってみる。
こちらは比較的少ない。
突然、目の前で機関車を撮りだした美女がいたので、失礼して盗撮。(ゴメンなさい!)
どうやらスタッフの関係者のようで、乗務員さんたちとハナシをしていた。
この列車には、JRの旅行関係のスタッフと、旅行会社のスタッフが乗車する模様。
(行きのアルプス車内では何もしないが)
発車直前まで、ホームはこんなカンジだった。
どう見ても、一般の帰宅客ばっかりだよねぇ…
ギャルもいるしぃ~。
さて、列車に乗り込もう。
少年時代のむかし、夜行アルプス(もちろん自由席)に乗り込んだら、いつも見ていた景色がある。
進行方向に向かって右の窓側に座るというのが、鉄ちゃんとしての「基本中の基本」だろう。(笑)
そうすると、新宿駅1番線(今の7番線)発車の列車だと、こう見える。
う~ん、このアングルはむかしと全~然変わってナイ☆
チョット嬉しい♪
今は横を埼京線や湘南新宿ラインが頻繁に通過していくが、昔はEF15やEF58の貨物列車が数本通るだけだった。
でも、発車までの退屈な時間のささやかな楽しみでもあった。
いよいよ列車は出発。
車内はにぎやかだ。
みんなのテンションはアゲアゲ状態☆
どの窓にも缶ビールがたくさん並んでいる。(笑)
乗客は老若男女混じっていて、ぜんぜんマニアの巣窟「カオス列車」ではナイ。
どちらかというと、一般の女性も多い「大人の列車」だ。…あぁ、良かった♪
立川・八王子で全員を乗せ、山線に突入していく。
むかしもそうだが、だいたい相模湖駅あたりからみんなのテンションは下がり、眠りにつき始める。
大月駅通過のころには、車内はこんなカンジになっていた。
荷物が半分以下だが、結構往年のアルプスの雰囲気が出ている。
当時は通路やボックス席の床部分にも寝てる人だらけで、歩けなかったよなぁ…
トイレに行くには、座席の肘掛を踏みながらつたって行くか、窓から出てホームを歩いてデッキまで行くかのいずれかだった。
乗客のほとんどが山男・山女だったので、肘掛をつたって行くのは慣れたもの。
今風に言えば「フリー(ロック)クライミング風の歩き方」だな。
…えっ?スパイダーマン?!
列車は真っ暗な山中を走る。
途中、突然明るくなる場所がある。それは駅だ。
大月駅の次、初狩駅を通過するシーンを撮ってみた。
これぞ「夜汽車」☆彡
天気はあいにくの雨だったが、ガンバって走行風景も撮ってみた。
イイねぇ~~♪
ディーゼル発電機の音がチト邪魔だが、機関車の吊りかけ音と、客車の車輪の静かな音が心地よい。
やっぱ電車とは違うねぇ~。
最近の電車は客車並みに静かになったが、「窓を開けて外を見る」ということが出来にくくなったからね。
さて、列車は甲府に到着。
ここでも撮影タイム。
地元のマニアが大勢ホームの端っこに待機していた。
停車して1・2分後、彼らは一斉に右往左往しだす。
わずかな停車時間中に、たくさんのアングルで撮影したいからだ。
私ものんびり数枚撮ったが、すぐ車内でまったり。
車内はクーラーがかかっていたものの、外のほうが涼しい。(笑)
おまけに、湿気がすごくて車内は蒸し暑い。
外は結構な雨なので仕方がない…か。
みんな窓を開けて、しばしの換気タイム。
発車後はまた窓を閉めて、おやすみモード。
この先は雨がひどく、窓を開けられない状態。
おまけにあまり停車はしないし、してもドアは開かず、ホームは真っ暗で何も見えない。
何だかんだで、空が明るくなり始めたころ、列車は松本駅に到着してしまった。
ここでも証拠の一枚。
新宿駅ではあまりの混雑で撮れなかったので、ここで列車全体を撮影。
カッコイイねぇ~~♪♪
そうだ、反対側も撮っておかないとね☆
これも証拠写真風に撮ってみた。
松本にEF641001が来るというのも非常に珍しいモノ。
昔からの「中央線LOVE♪」派にとっては1000番台には興味が沸かないが、貴重なシーンなのでね。
このあと、列車は塩尻に向けて発車して行った。そう、1001号機を先頭に。
アルプスよ、夕方にまた会おう♪
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コメント
窓際の写真、いいね~。
もぃっかい走ってくんないかな。
投稿: 二足歩行 | 2009年6月25日 (木) 12時28分
次は旧客がイイね



投稿: まりりん | 2009年6月25日 (木) 16時09分
私は急行アルプスと言いますと、電車時代を連想します。
もしかして当日の車内は、
いわゆる“大きなお友達”が多かったかと
機関車も客車も数少ない生き残りって感じですね。
どちらも、寡黙に働くいぶし銀無印象を受けました
投稿: CHIANTI | 2009年6月27日 (土) 16時36分
私にとっても「アルプス」といえば、急行形電車の列車ですねぇ~
夜行のうち1本だけは荷電(スカ色のクモニ83)が新宿寄りに付いていて、車掌のアナウンスの声に混じって吊り掛け音が聴こえてくるという、「鉄殺しの名列車」でしたよ。(笑)
この客車列車、銀色ではないのに「いぶし銀」・・・
車内には「大きなお友達」は比較的少なかったです。
まだ京急の「快特」先頭車のほうが…(以下略)
投稿: まりりん | 2009年6月27日 (土) 22時53分